コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 彼は幼なじみ〜love1000%〜
- 日時: 2014/03/10 16:02
- 名前: リーファ (ID: w7/ouF32)
- 参照: http://mb1.net4u.org/bbs/kakiko01/image/1544jpg.html
こんにちは。リーファです(^^♪
この物語は、恋の物語にしようと思います。
『胸キュン&切ない』を狙っていきたいと思うので、よろしくお願いします♪
初めて、人物目線でいこうと思いますので、素人です。えへっ☆
こんなリーファの物語ですが、楽しんでもらえたらなと、思います!(^^)!
2013年 5月 3日 連載開始!
2013年 7月27日 参照 500突破!
2013年 9月 1日 参照1000突破!
2013年10月23日 参照1500突破!
2014年 3月 1日 参照2000突破!…かな?
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- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.57 )
- 日時: 2013/07/03 17:26
- 名前: 咲 (ID: 02MPxbPc)
咲でーすー
いいですねー、自分の好きな歌を歌えるのー♪♪♪♪
私も歌のテストで好きな歌を歌いたーい
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.58 )
- 日時: 2013/07/04 18:30
- 名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
咲様
ですよねー。憧れます^^*
結奈たちが羨ましいっ!www
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.59 )
- 日時: 2013/08/09 15:31
- 名前: 修羅 ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
「結奈ちゃんに言われてもなぁ」
「何それ!?」
「結奈歌上手いもんなー」
「海ちゃん!」
隣の席の朱音ちゃんと話していたつもりが、遠くの席から海ちゃんが乱入。
海ちゃんだめだよぉ。あ、蒼、が……。こっち見てるんだよ!
「はい皆静かにー。では、テストの人だけ、教室の隅に来て、先生の前で歌って下さい。1番だけですよ。
後の人は、このプリントをしておいてくださいね」
先生に言われるがままに、名簿1番から3番までの人が席を立った。
すると先生が、声を出したら100減点です、って怖い顔で言うもんだから、皆押し黙った。
次々と耳から入ってくる歌声。
そして、海ちゃんの番が回ってきた。
〜♪
春に咲く花 夏広がる空よ 心の中に 刻み込まれてきらめく
朝にふる雨 窓を閉ざす日にも 胸にあふれる光は 雲の上
「ほぅ……」
誰もが感嘆の息を吐く中、海ちゃんの歌声が聞こえる。
海ちゃんが歌う中で、私はこの歌が一番好き。
……海ちゃんうた上手だなー。
海ちゃんが終わると、また次々と席を立つ。
そして、私の番。
CDから曲が流れ始めると、私は歌いだす。
〜♪
こんなにも遠くへ二人は来てしまって あの頃の
幼いキミのほほえみにもう帰れないね
キミが笑う世界が好きで 側に居たい、それだけ
忘れかけた痛みを胸に
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.60 )
- 日時: 2013/07/05 23:10
- 名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
(蒼side)
あれから俺は、結奈とは喋っていない。
でも、いま俺の耳から入ってくる歌声は、結奈の声。
すごくきれいで、まるで……天使のような。
〜♪
time goes by
時の流れは二人を変えて行くけれど
なくしたものも夢見るものも
その手を取って思い出すよキミの側で
「おい蒼。すげーな日暮。めっちゃ歌うめぇジャン」
「……あぁ」
ぼそっと隣からささやく声に俺は静かに答えた。
変わらないな……結奈は。
昔から歌がうまい。悲しいことがあるといつも歌っていた。
今は……もうめったに聞くことはないけれど。
〜♪
悲しい事さえ覚えておきたいから
キミの地図に
私のためのページを残しておいてね
未来から吹き付ける風を
キミはあの日信じた
明日はもっと高く舞い上がれ……
「うわ…やべ。俺泣けてきそ」
「……」
「この歌詞ヤバすぎ」
龍介が言うとおり、俺も涙腺がゆるんできそうになる。
俺の勝手な推測だが……。
この歌、歌詞は…俺と結奈に似ている。
- Re: 彼は幼なじみ〜love1000%〜 ( No.61 )
- 日時: 2013/07/06 13:25
- 名前: リーファ ◆Y9jOiMvQls (ID: Au2wVmYz)
(麗華side)初
結奈、やっぱ悲しいんだ…。
この歌を聴いていると、嫌でもわかる。
「これ2番入ってるけど……」
「完璧お気に入りになっちゃったね」
私がボソッとつぶやくと、隣の菊代がぼそっと言葉を返してくれた。
〜♪
time goes by
時が過ぎてもきっと変わらぬものがあるの
届かないから、見つけたいから
夢の翼を探しに行く
側にいてね、ずっと……
側にいるよ、ずっと……
結奈の歌が終わると、いっきに教室が静かになった。
長い沈黙の後、皆が一斉に席を立つ。
「すっげ——————!」
「結奈歌うま———い!」
このような声が行き交う。
ちらっと結城に視線を向けると、さっきより表情ゆるんでる。
絶対なんか思ってるだろうな。
結奈も結城も絶対両想いだろ。
結城は自分の気持ちに気づいてるかもだけど、結奈は気付いてないんだから。
「結奈!」
「海ちゃん!」
「あんた凄いじゃん。めっちゃよかったよ!」
「そ、そんなことないよぉ」
可愛いなぁ結奈。超照れてるくせにぃ。
でも表情にはださん!
……やっぱかわえ——っ。
「結城に、届いたんじゃないか?」
「え?」
「この歌」
「……そうだと、いいね」
はにかむように笑った結奈は、今日の音楽の時間までずっと曲が決まらなかった。
何曲か持って来て、この歌を選んだ。
自分たちと似ているからって。
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