コメディ・ライト小説(新)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

下書きだらけ
日時: 2018/10/07 03:04
名前: モズ (ID: KG6j5ysh)



【意味を為さない目次】

「」>>1-2
「」>>18-19「」>>20「」>>21-22「」>>34-35>>37「」>>43>>45>>49-50「」>>62-64
「」>>69-70「」>>75-76「」>>84-86>>89-90「」>>96-99(不可)

「」>>160-162 途中
「」>>163
「」>>165
「」>>166
「」>>167
「」>>168


「」>>170 続く
「」>>171 供養
「」>>172

 初心を忘れずにごろり寝転んで初心者ぶって書く場所、
珠に溢したくなる、仕方ないやろ、なんてな。

Re: 短編集 ( No.118 )
日時: 2017/10/24 22:36
名前: モズ (ID: Ft4.l7ID)

 「風が冷たいなら」モチーフかもしれん



 十月もいよいよ終わろうとしている。秋はまだまだ深まり、そして冬へと近付いていく。
ビュオー、ビュオーと風が吹いている。ただでさえ気温が低いのに風が吹くと尚更寒い。
 だからこんな時に私はとある方法で風を遮って、そして温まっている。



 「寒い……。匠深たくみ、寒いからお願い」



 「はぁ、わかったよ……」



 「ありがと……寒くない、温かい」



 幼馴染みの匠深を使って風を遮り、温まる。匠深はやたら温かいから心地いい。
他から見たらカップルみたいに私の背中を包むように後ろから匠深に抱き締めてもらってる。
あまりにも快適でよく寝てしまうんだけど。
秋から冬にはこうして温まるのが普通。いつでも匠深は温かい。どうしてだろう。
 そして他愛ない話をするのがとても楽しい。学校とか彼女いないのとかそういう話。



 「最近、学校はどうなの? 」



 「楽しいよ。いつも笑わさせてるよ。しきみの学校はどんな感じだよ」



 「普通、かな。程々に友達と話したり遊んだり」



 「ふーん、彼氏とか作んないの、お前」



 「わかんないなぁ。他の男子といても友達感覚だし今、匠深にこうされてるのが凄い落ち着くー。
好きとかあんまりよくわかんないし」



 「……そうなんだ」



 「あ、匠深の方はどうなの? どーせモテるしいそうだよね」



 「彼女は……いないかな」



 そんな風にのんびり話して温まるのが凄い落ち着くし楽しい。

Re: 短編集 ( No.119 )
日時: 2017/10/28 16:11
名前: モズ (ID: MgJEupO.)

ぱーとわん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「はろうぃんぱーてぃー」



 軽快な音楽に乗せられ、仮装した人間共が歩いている。そんなもの、興味はない。
 ただ、吸血鬼もとい、ヴァンパイアもとい、ドラキュラの俺は誰かから血を吸わねばならぬ。
正直、こんな人間共から血を吸わねばならぬのかと思うととても悲しくなるが……。



 「あぁ、俺も可哀想な野郎……だな」



 道の脇に植えられた街路樹の枝に上に座って見ているから人間共から話し掛けられることはない。
というか、今日のような日なら俺のような格好でも警戒されることはないのだが……。
俺は人間は得意ではない、話すこともあんまり得意ではないから……。
 誰かが木の上にいる、俺の木の上に。それが気になり、見上げてみると、



 「おーい、デモリル。ようやく、気付いてくれたようだね」



 「カイルさん、どうしてこんな所にいるんだ? 」



 「ふふっ、さぁね。可愛い後輩のデモリルを見に来たってことにしようかな」



 何とも読めない先輩のカイルさんだった。本当に謎な人。



 「というか、俺が可愛いとかおかしいから。本当に意味わからない」



 「人間から血を吸えないなら僕から吸えば良いのに」



 「お断りします! 」



 カイルさんはとても良い人で頼りになるが自分をあまり見せてくれないように思える。
白くて長い髪には一切の汚れはなく、顔の半分はこれも白いマスクで覆われている。
同族の噂によると美形らしいが誰もマスクを取った姿は見たことがないとか。



 「僕のこの美貌にかかれば人間はすぐに血を吸わせてくれるよ。だから遠慮はしなくていいのに」



 「そういう意味じゃないんで! 」



 「ふーん、そうなのかい。まぁ、なら頑張ってよ。僕の可愛い後輩のデモリル」



 そんなカイルさんはシュン、と何処かへ行ってしまった。
 さて、ここからどうしようか。最近は新鮮な人の血も吸えていないからそろそろヤバイ。
新鮮な血を吸えていないといずれ死ぬとか。最近は頭痛や手の震えも出てきているからヤバイ。
もうすぐ死ぬんじゃないかと友人にも言われてる。誰かのを吸わなければ、それも生身の人の血を。



 「どうにかならないかな……でも吸わないと死ぬし」



 木の下で呑気に歩いている、仮装をしている人間共を見ていても血を吸う意欲が湧かない。
ぼんやり下を見ているしかなかった。なにかを見ていたのかはわからない。
というか、どんどん景色がぼんやりしてきてる……気のせいか?
 そう思っている内に夜はどんどん深くなる。今が何時なのかは知らんが体が熱くなっている。
視界のぼやけ、キーン、とした耳鳴りも酷い。
そして体がぐらつく。ぼやけた視界の中でどんどん地面に近付いていく。



 ドン



 

 

Re: 短編集 ( No.120 )
日時: 2017/11/05 11:55
名前: モズ (ID: w4lZuq26)
参照: 三度目の更新……二回も消えた

 頭がズキズキ、とする。そんな風に意識が目覚めるなんて気持ちいいものではないが。
立ち上がろうとしたがふらふらしてたまたま近くにあった街路樹にもたれてしまう。
それでも何とか立ち上がれたが。未だに手の震え、そして頭痛も止まらない。
 空を見るとまだ夜が明けたばかりのようで人通りも少なかった。



 「どーすりゃ良いんだ……」



 そう呟いても誰にも聞こえない、意味のない独り言にしかならない。
 きっと、さっきまで倒れていたのだろう。体が少し痛い。本当にぼろぼろだな、俺。
服がそこまで汚れてないから昨日、つまりハロウィンから今まで倒れていたのだろう。
 まぁ、そんな状況がわかっていたとしても今の俺の状況は何一つ変わらないが。
そしてこんな時に思い出すのは俺にとって都合悪い話、カイルさんから聞いた話だ。
あれはいつの話だったか、数年前か? カイルさんが一方的に俺を気に入ってしばらくした頃か。
カイルさんは今も昔も変わらないな、ただあの話が本当だとするなら……俺はいずれ死ぬだろう。



 「ねぇ、デモリル。僕の可愛いデモリル。僕達は吸血鬼なんだよ」



 「それくらい知ってる。そんな馬鹿じゃないから」



 「本当、デモリルは可愛いなぁ。まぁ、少し大切な話をするんだけど……良いかな? 」



 「え……あ、良い、ですけど」



 そうして俺の了解を得てカイルさんは話し始めた。
 吸血鬼が新鮮な血を吸えなくなるとどうなるのかについて。
そもそも俺達吸血鬼は血を吸うことで生存することが出来る。
俺達の世界から血のパックも配られるがそれは仕事で忙しい者や病弱な者などに限る。
となると、他は人間たちから吸わねばならぬ。そして血を吸えなくなれば最終的には死ぬ。
ただ、死んだら遺体は残ることなく灰になって消える。何とも儚いものだが。
 そして死ぬ前に幾つかの症状が出る。そして幾つもの段階がある。  
初期症状として「手の震え」「頭痛」が出る。そして全身が震えたり、立ち眩みも出てくる。
そうしてしばらくすると突然倒れたり、立つことも困難になる。
そしてしばらくすると全身が痙攣して死ぬそうだ。



 これを思い出した。もしかしてもうすぐ死ぬんじゃないかと悟った。
それを知ったせいなのか、症状のせいなのか。手の震えは酷くなる、足もがくがく震えたまま。



 「本当に何もなかった、生涯だったな」



 街路樹にもたれることも出来なくなり、座り込む。そうして俺の意識は途絶えた。

Re: 短編集 ( No.121 )
日時: 2017/11/09 01:11
名前: モズ (ID: Kot0lCt/)

 久し振りに雑談。本当に単なる雑談なのでそこんとこ、よろ。



 はい、やって参りました、謝罪やその他諸々話すこーなー。
欅坂さんの最新シングルを聴きながら書いております。



【短編集】
 冬といったら恋ですか? リア充ですか? まぁ、恋愛を書く予定です。
実はあのハロウィン、終わってました。すみません。
ちなみにリクエストは来なさそうなので募集しません。のほほんと、書きます。


【私のスクールライフ……?】
 現在、最新回を執筆中。未だに文化祭回を更新中。残り2回くらいの予定。
ちなみにこの物語的なものが終わるのはあと2年後、遠すぎる。


【ファンタジーたち】
 忘れていた訳ではないです。今年はもう更新できないと悟ったのです。
なので、来年から書きはじめる予定です。あくまで予定です。
でもきっと書くでしょう。あれ、長期になりそう。
ただ、ネタ系の方は楽に書けそうだから更新ペース早めかもしれない。


 コメライでこんな状況なのに最近は二次創作、複合やダークでスレを建ててます。
もちろん、名義は変えてますが。なので、そちらも更新しているので……きっと。
なので、週一で何か書けたら頑張ってる方です。



 それでいて最近は本とか読みたい。から、ここのも読むようにしたいですし。
という訳で……もっと更新ペース落ちます。トト子ちゃん並みの察し、期待してます。
コメントも自由なので書いてる途中でなければカモンベイベーです。



 はい、雑談でした。

Re: 短編集 ( No.122 )
日時: 2017/11/13 18:24
名前: モズ (ID: RnkmdEze)

 メモ。



 クリスマス短編一本。
 年末用短編一本。
 日常系短編一本。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35