コメディ・ライト小説(新)
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- 下書きだらけ
- 日時: 2018/10/07 03:04
- 名前: モズ (ID: KG6j5ysh)
【意味を為さない目次】
「」>>1-2
「」>>18-19「」>>20「」>>21-22「」>>34-35>>37「」>>43>>45>>49-50「」>>62-64
「」>>69-70「」>>75-76「」>>84-86>>89-90「」>>96-99(不可)
「」>>160-162 途中
「」>>163
「」>>165
「」>>166
「」>>167
「」>>168
「」>>170 続く
「」>>171 供養
「」>>172
初心を忘れずにごろり寝転んで初心者ぶって書く場所、
珠に溢したくなる、仕方ないやろ、なんてな。
- Re: 短編集 ( No.148 )
- 日時: 2018/01/31 22:50
- 名前: モズ (ID: Ft4.l7ID)
──帰ろうか
シュークリームを食べた。店内の空間があまりにも気持ち良くて、眠くなりそうで。
もう少し長居するつもりが、彼によって早めに切り上げられてしまった。
「冷え込む前に帰った方が良いじゃん」
彼はその持論を押し付けて私を連れ出して寒い外へ。
「今だって寒いよ」
私が本心を述べると、彼は横を歩きながら
「知ってる。寒いよね」
ほぼ同じようなことを返してきた。帰路を急ぐ中、寒い風が顔にぶち当たる。
「やっぱり、寒い。これ、あげるから使ってよ」
「ストール……なんで? 」
「もうすぐ誕生日でしょ」
「そっちも寒いでしょ」
そんな平和的なやり取りを続けて一人でストールを被った。
これほど温かいものはない。
それに感動して私は思わず、笑みを浮かべた。
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>>146-148
強制終了。以上。ばいなら。
- Re: 短編集 ( No.149 )
- 日時: 2018/02/05 23:02
- 名前: モズ (ID: qXcl.o9e)
──春夏秋冬、誰が、どの景色が、どの光が、どの気持ちが……。
この世にある一つでも欠けたら、本来なる筈だった未来とは異なる未来を進むのかもね。
俺が屋上であったその少女は初対面にも関わらず、そんな風に述べた。
口癖のように「永遠なんて有り得ないの」そう、呟いていた、不思議な、不思議な少女だった。
近日始動、『斜め上型思考』
複数回に分けての更新予定。
- Re: 短編集 ( No.150 )
- 日時: 2018/02/10 10:26
- 名前: モズ (ID: Kot0lCt/)
『斜め上型思考』──俺って何なのかわからない
俺とは、『神代大貴』であり、普通科高校の何処にでもいる、高校生である。
言葉で自分を説明しろ、これ程に難しい問題はないと思う。国語並みに難しい問題だと思う。
言葉で自分を説明しろ、と言われても。自分なんて自分がよく分かってる、とかあるが。
自分で自分の全てを理解しているとは思えない。イメージしている自分と他から見た俺は違うのだ。
主観か客観か、自分が重要視するのは客観だ。主観なんて自分の考えでしかない、真実ではない。
現に俺自身のイメージと友人からのイメージは正反対であるのだから。
『神代大貴は自分では普通の高校生とか言っちゃってるけど、まず成績が異常。
国語、というか感情を読み解くことはこよなく苦手だが他はほぼ満点。
噂によると数学はずっと満点を取っていて数検では大学生並みのレベルを取得済み。
あと、ハイスペック。身長あるのに細いし、女子みたいに色白だし。
顔まで良いし殴りたくなる。それでいて、良い奴なんだよ』
友人にそう言われても、実感が沸かないものだ。成績なんて努力すればある程度何とかなる。
顔は整形すれば良い、色白? 日焼け止めか外に出なければ良い。
良い奴のつもりなんてない、こんな発言をするとクラスの女子に凄い否定される、俺の何を知ってるんだよ。
自分の価値を自分で見いだせるなんて、そういう人を俺は凄いと思う。それだけだ。
- Re: 短編集 ( No.151 )
- 日時: 2018/02/18 01:48
- 名前: モズ (ID: OypUyKao)
『斜め上型思考』──屋上、はひょっとしなくてもフラグ立つ
屋上、には偏見しかない。現実ならば入ることは殆ど許されてない方が多いと思う。
だからドラマやマンガである、屋上で飯を食うとかあり得ないし、そこから自殺って面倒じゃん。
そもそも自殺したいなら勝手に死ねば良い、注目されたくて自殺をしたいなら生きなよって思う。
しかし、何故だろう。自分の通う学校は屋上は解放されてま……せん。
それでも同級生に鍵のコピー作るのが得意な奴、ピッキングが得意な奴がいたから度々立ち入ったことはある。
そいつから譲り受けた鍵を学ランのポケットに入れる。そのまま、手を突っ込んだまま、歩き出した。
いっちにー、いっちにーさんし。野球部だろうか、男らしい野太い声の束は校内にまで聞こえてくる。
黒い染みを持った変哲のない床は中靴とは相性が悪く、パタンパタンと音を立てていく。
本来なら部活の時間、しかし今日は部活をサボることにした。決して部活が嫌いな訳じゃない。
そこまでして向かった先は鍵の使い場所、屋上に繋がる汚い階段だ。
辺りに先生がいないことを厳重に確認して大切な鍵を鍵穴に差し込む。
カチャ、カチャカチャ……
乾いた音が廊下全体に響き渡るようで心臓の跳ねる音までもが響いてしまったんじゃないかと幻聴した。
しかし、さすがは信頼する同級生だ。カチャリ、とさらに乾いた音に心を震わせながら扉を開けた。
期待違いだった、期待していたのは誰もいない秘密の楽園。
実際に見えたのは知らない少女が屋上の端っこに片足で立っている姿だった。
さらにその少女は振り向き様に俺を確認すると、わざとだろうか?
「春夏秋冬、誰が、どの景色が、どの光が、どの気持ちが……。
この世にある一つでも欠けたら、本来なる筈だった未来とは異なる未来を進むのかもね」
訳も分からぬ言葉をほんのり笑顔で呟いた。
- Re: 短編集 ( No.152 )
- 日時: 2018/02/28 00:38
- 名前: モズ (ID: XnbZDj7O)
『斜め上型思考』──不意なる終わりでも良いじゃないか
彼女の言葉に俺は戸惑うことしか出来なかった。それを気にしたのかしてないのか。
彼女は独り言のように、いや実際にそうだったかもしれないが。
「永遠なんて有り得ない、人なんてそんなもの」
哲学的にも、感覚的にも思えるよくわからない言葉を溢すだけだ。
唖然して去ることさえ、頭の中から選択肢から消えていたのが俺の現実だった。
「棒立ちしてどうしたの、自殺しようとしたの? 何もない人生を終わらせに来たの? 」
彼女にそんな言葉を投げ掛けられた。俺を否定した、なにも知らない癖に。
そんな彼女は何者か、学校で知るものは居なかった。
「私の二の舞にならないこと、人は永遠なんて有り得ないのだから」
その言葉を残して屋上から飛び降りたようにように消えた。落ちた付近には何もなかった。
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申し訳ありません。糞みたいなもので。もう片方を頑張ります、自分で自分を苦しめてるnow。
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