コメディ・ライト小説(新)

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下書きだらけ
日時: 2018/10/07 03:04
名前: モズ (ID: KG6j5ysh)



【意味を為さない目次】

「」>>1-2
「」>>18-19「」>>20「」>>21-22「」>>34-35>>37「」>>43>>45>>49-50「」>>62-64
「」>>69-70「」>>75-76「」>>84-86>>89-90「」>>96-99(不可)

「」>>160-162 途中
「」>>163
「」>>165
「」>>166
「」>>167
「」>>168


「」>>170 続く
「」>>171 供養
「」>>172

 初心を忘れずにごろり寝転んで初心者ぶって書く場所、
珠に溢したくなる、仕方ないやろ、なんてな。

Re: 短編集 ( No.133 )
日時: 2017/12/21 22:15
名前: モズ (ID: Kot0lCt/)

 柊はクリスマスを麻白と適当な女子と過ごしたらしい。俺はその誘いを断っていた。
その日……



 「特別衣装に身を包んだ二人は戦場を何色で染め行くのか」



 「二人のサンタがお届けするのは、君の死。目指すは勝利のみ」



 つまり、咲ことqulemとゲームをしていた。そもそも、恋なんて考えてするもんじゃない。
よくわからないが、一緒にいたいと思ったりときめいたり何かするんだろう。
そんな見解を持ってゲームに臨んでいた。



 「……くはっ、すまん、vam。全然当たらない」



 「どうしたんだ? 今日は調子が悪いだけど」



 いつもなら百発百中並みに相手に弾を当てられるのに……よく外している。
集中できてないのか? LINEではいつも通り話していたと思う。学校でも。
では、何がそうさせてるんだ?



 「お前、何か悩みとかあるのか? それについて考えてたから集中力がないのか? 」



 「……ん、悩み? な、ない。そんなもの、存在するわけないっす」



 「ま、調子悪いとお前も後味悪いだろうしこの試合で今日は切り上げるか」



 「……あ、あぁ。ごめん、迷惑を掛けて」



 「良いよ、もし悩みがあるならゲームさせるの申し訳ないし、俺は何も出来ないから……」



 ゲームが終わるとLINEで会話をした。



 「ゲームの時はすみませんでした。紫緒の言う通り、悩みがあります。」



 人の悩みを聞くことは殆どなかった。柊はバカだから無いし、麻白は完璧人間タイプだからだ。
残りとはそこまでの関係を築いてなかった。何か協力できるならと……返事を送った。



 「俺で良ければ、聞くけど。」



 ずに既読が付き、返信も来た。それを見て驚いた。眠気眼も見開いた。



 「好きな人がいる、ただそれだけっすよ」



 これは俺には無理だ。そう感じた俺は、恋愛経験の無さを長文にして送りつけた。



──クリスマスとは聖なる夜。サンタは何を届けるのか?
これは紫緒のクリスマス。

Re: 短編集 ( No.134 )
日時: 2017/12/24 20:24
名前: モズ (ID: MgJEupO.)

「好きな君は溶けちゃった(冬)」



 あれからどれ程の時が過ぎたのだろう。心は空白を抱えたまま、冬休みに突入していた。
いきなりの出会いに戸惑っていたものの、雪野零のことを忘れることはなかった。
むしろ、頭にはしっかりと焼き付いていた。姿、話す様子、笑顔とか。
気付けば、もう年末は近付いていた。あの夏の日か
らいつもの日常がスカスカとしていた。
もちろん、学生故に体育大会や文化祭とかたくさんの行事はあった。
クラスでの日常もきっと楽しかった。しかし、何処か空白が生まれている。
頭の中から思い出を取り出そうとしても、笑顔や悲しみは出てこない。
友人が○○楽しかったね。そうだとしても、私はほの感覚を掴むことは出来なかった。
いつもの日常はあの日から無くなっていった、日常のシーンに時折生まれるのは空白である。



 「期末試験は学年で一桁か。そうなんだ」



 いつもならしていたゲームもLINEも動画視聴も無意味に思えてきた。
そしたら夜にすることは寝るか、勉強しか選択肢はなかった。
そうしてたら、いつまよりも点数が格段に上がっていた。親は何があったのと大喜びしていた。
点数を覗き見た友人は謎の悲鳴をあげたり、やはり何があったのと私に聞いてきた。
いつもなら平均より少し上くらいなので、異常だと思ったのだろう。
一切話さない担任、教科担当の先生からも心配された。そして褒められた。
 そんなことを自らの部屋で考えていた。しかし、もう冬休みか。何もすることがなかった。
もちろん、ここに食事や勉強、睡眠など。生活の時間は省いている。
だが、友人と遊ぶ予定も入ってなかった今日は何もすることがなかった。
幾ら暇だとは言え、ずっと勉強をしているのもそれはそれでつまらない。
 そんな時、ふと目についたのは新品で黒い表紙をしたノートであった。
新品だからハラリハラリとページを捲れども、真っ白と薄らい罫線しか見えない。
シャーペンを持って、机の上で寂しく、冷たく放置されていたスマホをいじった。
そして気に入ったキャラを見つけると、それを模写し始めた。
暇潰しとして見つけたのは、絵を描くことであった。
日常に空白が生まれてから、私自身の思考も変化していった。
自分からではなく、他から見たような視点。そんな風に物事を考えていくようになっていた。



 「鈴華、夕食が出来たけれども……」



 下の階から母の声が聞こえてきて、いつの間にかぼんやりとしていた思考は覚めた。
ただ、ぼーっとして何かを描いていたのだろう。



 夕食を取り、お風呂に入り、髪を乾かして。するべきことを終えたら、部屋にまた戻る。
何もすることがなく、眠り他なかった。


Re: 短編集 ( No.135 )
日時: 2017/12/25 17:49
名前: モズ (ID: RnkmdEze)


 今日はクリスマスなんだ。そんなことをぼんやり思いながら、朝食を食べた。
朝のテレビではクリスマスに関したことのコーナーがあったから、そう感じさせたのだろう。
部屋に戻ってスマホをいじると、LINEに気付いた。一人の友人からメッセージが送られている。
トークを開いて見てみると、



 「ねー、鈴華。イルミネーション観に行こうよ! 暇だったら良いからさ」



 ついさっき来たようだった。それにすぐさま、返信をした。すると、



 「あ、本当!? ありがとうー。じゃあ、○時に○○に集合しよ」



 そんな適当なやり取りをして、また暇な時間が出来上がった。
することもない、ならば音楽を聴こう。親の持っているCD、私の好きなアーティストのCD。
適当にセットして、イヤホンして机に肘つけて聴くだけだ。
たまたま入れていたのは今、人気のアイドルのアルバム。流れてきたのは、クリスマスの曲だった。
 何もない、冬休み。空白に侵食されていく思い出。それをえぐられるようだった。
それでも聴いていた、することがないから。



 「あ、もうすぐ。準備をしないと……」



 気付けば、寝ていた。起きたら、約束の時間までそこまで時間はなかった。



 イルミネーション。わざわざ観に行くものなのかと思っていたけど、思ってたより綺麗だった。
寒い中、多くの人で溢れていた。カップル、友人同士、そして一人者。
歩いていくと、イルミネーションによってその空白が少しずつ埋まってくれるような気がした。
癒され、感動した。その友人の笑顔にこちらも笑顔になった、と思う。
 さっさとこの空白が無くなっちゃえばいいのに。あの夏の日さえ無ければ、良かったのかな?


Re: 短編集 ( No.136 )
日時: 2017/12/31 15:32
名前: モズ (ID: FpNTyiBw)


 年越し。それはもうやってきてしまった。私はいかなければならない。
心にまとわりついたのは何だ、雪野の思いか?



 「着込まないと……面倒」



 雪野が日常にもやを加え、空白をもたらした原因だと勝手に決めつけていた。
どう考えても仕方ない、今日雪野と会えるか会えまいかで全ては決まる。
寝巻きの癖にやたらカジュアルな服、そこにコートを着てマフラー、ニット帽。
家族はテレビに夢中で私が外に出るだなんて気付かないだろう、むしろありがたい。
ガチャリ、ドアを静かに開けると冷たい風がなだれ込み、家を、私を冷やしていった。



 「着いた……確か、この辺りかな」



 夏、近道にと通った辺りを正確に覚えていた訳ではないから不安だった。
しかしたくさんの人達が神社に集まるこの時だから少し安心が生まれた。
しばらくそこにいると、ふいに何かの存在に気が付いた。
そこを目を凝らして見ると、すぅーとそのなにかが浮き上がってきた。
それはあの夏に見た、あいつの姿だった。



 「本当に来てくれたんだね……ありがとう」







 年を越した。雪野はやたら便利になった。幽霊だというのに、使い勝手が良い。
いつのまにか私の部屋に居候していた。同世代だから話も合う、勉強を教えてくれる。
便利すぎて使い勝手が良くて、幽霊なんだということも忘れちゃうくらいに。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ごめんなさい! 失礼します!



 これからはちゃんと書けるようにします。






Re: 短編集 ( No.137 )
日時: 2018/01/02 11:47
名前: モズ (ID: Kot0lCt/)

【作者からの新年のご挨拶】

 さて、どうも。気付けば、年末かよ。そして気付いたら元旦は過ぎ去った……のかな?
とはいえ、仕事や学業の始まりが迫っていると思うと憂鬱にもなるんですがね。
あ、では本編に参りましょうか。あけましておめでとうございます。



【今年のモズの更新度合】

 他の物を見ている方もいたら……というかモズ、または別名義で書いている物について。

《モズ名義》


 短編集→更新、気紛れ


 クオリティーを意識して、書きたいなと。ブツブツ切るのも申し訳無いので。
ヒマワリぐらいに書けたら良いかなと思っております。
あと、少しファンタジー雰囲気を纏ったものも書きたいなとか。


 私のスクールライフ……?→月3はしたい


 巻きで更新は出来なさそうなので、のんびりと。うん、まだ続いてることに驚け。


 fantastic story→更新はする


 更新はしますね、ただ気紛れを越えた気紛れになります。これは一年くらいで終わりそうな予感。


 桜は綺麗ですね→ロック済み、打ち切り


 元々、めっちゃ英語が書いてある題名の奴です。やめた理由は先が見えないからです。
ストーリーが思い付かず、闇に突入しました。


 綺麗な人は眺めてる→複合ファジーを進められるかによる


 こんな感じのタイトルだったと思います。複合ファジーのと別視点で作りました。
ファンタジーが何かわからないですが、書きます。


 街を出る→更新する


 綺麗な人は眺めてるの別視点、いや本編となります。
複合ですので、あぁいう表現も使いますが。自分的には凄い楽しみに書きたいです。


 ちなみに別名義でダークの方も書いてます。そちらはちまちま書くだけです。
名前を明かすつもりは当分無いです。



【その他の御話】

 とりあえず、相談・リクエスト掲示板みたいな所でスレは建ててあります。
頭のなか、だったかな。リクエストもたぶん書きます。気分でですが。


 とか言いつつ。二次創作も好きなので書いてしまっている始末でございます。
故に更新ペースだけは知らせておこうかと思いまして。


 さて、そろそろおいとましますか。


 


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