コメディ・ライト小説(新)
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- 下書きだらけ
- 日時: 2018/10/07 03:04
- 名前: モズ (ID: KG6j5ysh)
【意味を為さない目次】
「」>>1-2
「」>>18-19「」>>20「」>>21-22「」>>34-35>>37「」>>43>>45>>49-50「」>>62-64
「」>>69-70「」>>75-76「」>>84-86>>89-90「」>>96-99(不可)
「」>>160-162 途中
「」>>163
「」>>165
「」>>166
「」>>167
「」>>168
「」>>170 続く
「」>>171 供養
「」>>172
初心を忘れずにごろり寝転んで初心者ぶって書く場所、
珠に溢したくなる、仕方ないやろ、なんてな。
- Re: 短編集──気の向くままに書くのだよ ( No.83 )
- 日時: 2017/07/20 19:45
- 名前: モズ (ID: w32H.V4h)
>>82
ひなた殿へ
どうぞ、来てくださいまし。
本当に来てくれたことに感謝!
なんかそういう傾向すね
自分が汚れているから、
そういうのを書きたくなるのか
褒めていただき、光栄ですよ
李空については……
あんまり覚えてません!
李空、ごめんな!
ありがとうございます!
- Re: 短編集──気の向くままに書くのだよ ( No.84 )
- 日時: 2017/07/22 03:46
- 名前: モズ (ID: MgJEupO.)
……お久し振りですな。
書くのが久し振りで、
いつも以上に駄作の予感が……
ーーーーーーーーーーーーー
「アサガオ」
キャスト・青野彩華・日高陽介
小学生のときに育てたアサガオ。
どうしてかわからないけど、
その鉢を君と交換した。
本当にどうしてだろ?
覚えてないんだよね。
「なんでだっけ?
私と陽介のアサガオを
交換した理由って」
「えー、覚えてないよ。
もう、十年も前の話だし」
「あ、そっか。
じゃあ、いっか」
「適当で良いなら
聞くなよ!」
「あはは、ごめん。
でもそれがなかったら
こんな風に話せてなかったかも」
「それはそうだな。
こうして話せて嬉しい」
アサガオ。
それがなかったら、
私と陽介はほぼ他人同士だった。
アサガオが私と陽介を絡めた。
それがほんのたまたまだとしても。
私はこれが運命なんだと思う。
それほどまでに今が充実してる。
episode1、END
- Re: 短編集──気の向くままに書くのだよ ( No.85 )
- 日時: 2017/07/24 13:39
- 名前: モズ (ID: KZRMSYLd)
小学生の時。
私と陽介はそこまで仲良くなかった。
たまに話して笑うくらいの関係。
でもアサガオを交換してから
花咲く頃にはお互いの家に行って、
そしてアサガオを見てた。
そして駄弁ってた。
いつしかそれが二人の夏の恒例、
そんな風になっていた。
だから、それには驚いた。
当時は何度も思い出して泣いた。
アサガオを見ると涙が浮かんできた。
そしてアサガオの花を摘んで
めっためったにしたこともあった。
──四年生の夏
「え、行っちゃうの?」
「うん、お父さんの出張で……」
陽介が父親の影響で転校、
そして引っ越しをした。
その頃には学校でもよく話してた。
普通に友達として。
私はこれでも人見知り。
だから話せる人がいるのは、
ただただ、嬉しかった。
それに、陽介は明るく優しい人気者。
それで陽介に話に来る人とかと
たまに話してた。
人見知りなのは今でもだけど、
その頃はたくさん友達が出来た。
……友達がたくさんいても。
私の一番の友達は陽介だったから
すごい悲しかった。
「じゃあな、彩華」
その言葉が終わり、
陽介らを乗せた車が去る。
なんとか笑顔でいた。
前から引っ越しの話は聞いてた。
けど、車が見えなくなったら
泣いていた。
道の真ん中で小さく泣いた。
陽介にこの姿を見ないで欲しいから。
見える訳なんてないのに。
「また、会いたいな……」
その願いは叶うかわからない。
けど、願うしかなかった。
- Re: 短編集──気の向くままに書くのだよ ( No.86 )
- 日時: 2017/07/28 10:18
- 名前: モズ (ID: qXcl.o9e)
地味にepisode2は終わってました。
ーーーーーーーーーーーーーーー
手紙で文通していた。
小学生のときは一ヶ月に1回は。
でも部活で忙しかったり
勉強に必死だった中学生になったら
文通のこととか覚えてなくて。
毎日に必死で。
そのお陰で君のことは忘れていたかも。
でも一人になると思い出しちゃう。
君がいなくなったあの夏を。
じんわりと涙が出てくるけど、
無理矢理拭ってた。
けど、手紙を書く気になれなくて、
結局また、忘れていて。
それのエンドレスだった。
受験には見事合格した。
大好きな友達も合格した。
受験のあとはすることがなくて、
君の手紙がふと、目についた。
……ずっと、書いてなかった。
だから、書いた。
今まで書かなかったことを謝ったり、
受験に合格したこととか。
中学は楽しかったこととか。
書いても書いても止まらない、手。
書いていくと君とのわずかな思い出も
どんどん浮かんできてくる。
そして視界がぼやけてくる。
泣いているんだ、私。
ポタッ
そうして便箋に染みちゃったよ。
これは捨てないとじゃん。
そうして書いた手紙。
翌日にはポストにいれた。
そして、ただただ待ってたのに。
卒業式が来てしまった。
もうみんなと別れるんだ。
少ししか泣けなかった。
君から手紙が来ないから。
住所が違ったのかな?
引っ越ししちゃったのかな?
そんな風に考えていたら、
卒業式が終わってた。
友達にも「どうしたの?」って。
そこにも答えられなかった。
episode3END
- Re: 短編集──気の向くままに書くのだよ ( No.87 )
- 日時: 2017/07/28 10:43
- 名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: w1J4g9Hd)
おはようございます、四季です。
モズさんの書かれる回想的な文章はとても綺麗で凄いなぁといつも思って読んでいます。アサガオ素敵なお話でした。
また覗かせていただきます!
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