コメディ・ライト小説(新)
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- 下書きだらけ
- 日時: 2018/10/07 03:04
- 名前: モズ (ID: KG6j5ysh)
【意味を為さない目次】
「」>>1-2
「」>>18-19「」>>20「」>>21-22「」>>34-35>>37「」>>43>>45>>49-50「」>>62-64
「」>>69-70「」>>75-76「」>>84-86>>89-90「」>>96-99(不可)
「」>>160-162 途中
「」>>163
「」>>165
「」>>166
「」>>167
「」>>168
「」>>170 続く
「」>>171 供養
「」>>172
初心を忘れずにごろり寝転んで初心者ぶって書く場所、
珠に溢したくなる、仕方ないやろ、なんてな。
- Re: 恋愛とかなんかさらっと書くコーナー ( No.63 )
- 日時: 2017/06/11 04:31
- 名前: モズ (ID: qO10t4WB)
リクエストストーリー1
好きになるなんて、思わなかった。
だって、今までそんな風に思ったことなんて、
一度もなかったから。
今までただのお人好し、そんな風にしか
思ってなかったのに。
「お前の……馬鹿っ……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「百合華、それやめてよ~!」
「ほんとー、百合華マジでイジワルじゃん!
可愛い顔して悪魔かよ~!」
イタズラが好きなだけ。
いわゆる、イジワル女子とかって言われる。
でも、イタズラが好きなだけだし。
正直、そう言われても嬉しくない。
でも、イタズラは好きだし否定するなんて
ちょっと、無理かもね。
「ふふっ、本当に百合華は誰にでも
イタズラするよね」
「そうかな、香紫?
男子に嫌われても全然いいからね」
香紫は本当に良いやつ。
イタズラ大好きな私に協力してくれる。
私の唯一無二の親友。
大人っぽくて可愛いのに彼氏がいないから
私は不思議に感じてるんだけど。
「本当、変わっているよね。
女子なのに、そういうの気にしないとか」
「次のターゲット、決めたよ」
「えっ、誰?朔折とかまだ、やってないよね」
香紫、察し良すぎるでしょ。
「そうだよ、朔折だよ。
まだ、やりがいはないけどー。
軽いイタズラ、してみるかー?」
「そうだねー。その方が良いよー」
「じゃあ、考えよっかー」
「だねー、百合華ー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は朔折へのイタズラ決行日。
いつもより早く学校に集合して
セッティングしてる。
「百合華、頭良すぎだよー。
普通、こんな発想、ないもん」
セッティングしながら
香紫が聞いてきた。
「まぁ、実際学年でも10位以内だしね」
今回のイタズラの内容はこうだ。
机の下、椅子の下、そして椅子の裏。
そこに計6つのスイッチがある。
それぞれで様々な音を鳴らす。
お腹が空いた音など恥ずかしい音。
スイッチは私と香紫で3つずつ持っていて、
好きなタイミングでアイコンタクトを取って
そうして、押す。
精神的にツラいかな?
でも朔折なら気にしなさそう。
「あっ、もうすぐで誰か来そうな時間だし
この3つよろ、百合華」
「マジでありがとー、香紫。
じゃあ、今日もある意味、頑張ろー」
そうしてみんながどんどんやって来る。
あぁ、楽しみ過ぎて笑いが漏れそう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「マジであり得ない、リアクションうすっ」
「だよね、本当になんなんだろうね。
朔折、意味不明だよね、百合華」
リアクションが薄すぎた、というか
反応がなかったの方が表現として正しい。
スイッチを押して音が出ても、
周りがざわざわしていても、
話し掛けられても大した反応もない。
見ていて、少し気味が悪い。
「また、してみよっかな」
「それ、いいんじゃない?」
そうして、一ヶ月に渡って
朔折へのイタズラが続いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あの、姫川さん。みんながいなくなったら
ちょっと、話したいんだけど」
放課後にまだ、みんながいるなかで。
もう、イタズラも面倒になって
ターゲットを変えてしばらくした。
そんなときにどうして、朔折が?
でも、朔折の話を断る理由もなかったから
みんなが教室から消えるまでずっと待ってた。
「どうかしたの、朔折さん」
私から切り出してみた。
私的に今の対応、完璧だと思う。
何も知りませんよー、そんな態度で。
「今までのイタズラ、姫川さんたちが?」
やっぱり、それだったんだ。
でも、どうして今さら?
そんな疑問は心の底に放り投げた。
「まぁ、そうだけど?
嫌だったら言ってくれれば良かったのに。
何にも反応しなかったじゃない?
なんか、ごめんね?」
普通に聞いたらムカつくだろうけど、
一応、謝ってるんだよねー。
それに、私の言うこと、何も間違ってない。
いじめってほどのじゃないし。
なのに、解答は予想外だった。
「そうなんだ、どうして俺に?」
「……は?」
間抜けみたいに口から出たのはそれだけ。
本当に馬鹿みたい。
「えっと、それは……やっぱり私って
イタズラ好きで仕掛けたくなってさ
それで今まででないのが朔折さんだから。
理由なんてそんなもんよ。
嫌っても構わないから」
そう言って去ろうとした、のに。
動けなかった。
私が動くのをやめたからじゃない。
私は去ろうとした。
けど、止められていた。
半分気づいていたけど、
一応、後ろを振り向いた。
「まだ、話があるんだけど……いいかな?」
大人びているのに可愛さの残る顔で
擬音をつけるなら「キュルン」みたいな。
そんな小動物みたいな顔で見つめられた。
私だって女子らしくないと自負していた。
けど、さすがにその顔には目を逸らした。
それだけじゃない。
腕を捕まれていた。
やっぱり、男子なんだって思わせるような、
強いけど優しい力で私の腕を掴んでいた。
「……わかったから、手を離して」
「あ、ごめん。つい……ごめんね」
「いいから、話をして」
冷たく言いすぎたなと思っている。
「たぶん、本当の姫川さんはもっと優しい。
そんなに冷たくなんてないと思う。
キャラを作ってる、悪い姫川さんを。
本当の姫川さんを見せてよ。
変態みたいかもだけど、
その方が姫川さんのためになるよ」
最後は自信なさげに小声で言っていたけど。
凄く心が揺れた。
一つ一つの言葉に心がぐらつく。
だから、何にも反応できなかった。
「別に。これが私なの。
イタズラ好きな悪い人間だよ。
朔折さんが関わる必要なんてない。
それが私みたいなクソ人間だから。
香紫は本当に良い人だよ、
私なんかといてくれるんだからね」
そしてそのあとは朔折……さんは、
ただただ黙り込んでいた。
だから、私は朔折さんのみの教室を去った。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
あれから朔折さんの言葉が脳裏によぎる。
優しいとか、冷たくないとか。
そんなわけない。
イタズラが好きなのは変わらないけど
自然と行動は変わっていったかも。
今までみんなに冷たく反応してたり
そんな言葉を投げていた。
でも、そんなことが出来なくなった。
上手く返せる訳ではないけど、
言葉が柔らかくなっていた。
イタズラも本当に大したことじゃない。
ブーブークッションとか驚かせるとか。
程度の低いものに変わっていた。
そうしたら自然と友達が増えていった。
それでみんなから言われる。
「どうしていきなり優しくなったの?」
「イタズラなんてしてたのはなんで?」
「キャラを作ってたの?」
これらの質問に答えるのが難しかった。
から、わからないって言って誤魔化してる。
「ねぇ、百合華。
今さら良い子ぶんないでよ。
お前はそんなキャラじゃねぇだろ?」
「男子にモテてえからキャラ変かよー」
そんな風に言われて苦しかった。
今までのがキャラだったの?
今もキャラなの?
正直、自分でもわからなかった。
男子にモテたいなんて思ってない。
そんな欲なんて持ち合わせてない。
でも、そんな気持ちなんて
誰にも届かないよ。
言ったとしても信じてもらえない。
私の今までの行動か仇となるんだ。
仕方ないこと、私が選んだことなんだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
季節は巡り、進級した。
嬉しいことに香紫と一緒だった。
何かの縁なのか、朔折さんとも一緒。
けれど、やっぱり良いことばかりじゃない。
あれからのようにしていたしょーもないこと。
それをみんなにやっぱりしていた。
「ウザ」
「かまちょですかぁー?」
そんなつもりないのに、そんな言葉が。
イタズラが好きでそれが行き過ぎたんだ。
わかっているつもり。
でも、制御しなきゃだ。
そうしたらその言葉はなくなったけど。
心はモヤモヤしていた。
そんなとき、
「俺で良かったら、相談に乗るよ?
また、クラス一緒だね。姫川さん」
ふんわりとした笑みを浮かべた、朔折さん。
頼らずにはいられなかった。
- Re: 恋愛とかなんかさらっと書くコーナー ( No.64 )
- 日時: 2017/06/17 00:44
- 名前: モズ (ID: /yMGlo86)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そうかぁ、それが姫川さんの欲なら、
俺にイタズラをすればいいじゃん」
「相談している人にそれは……ダメ」
「でも、みんなに嫌われたくない。
そうなんでしょ?」
「そ、それはそうなんだけど。
でも、でも……」
「うーん、ならいつでも話を聞く。
それでストレスが溜まっちゃうなら……
どうしよっか~」
真剣に考えてくれて、嬉しいな。
香紫にはなかなか相談できないから。
大切な親友だから
これ以上負担は掛けられない。
「話を聞いてよ。それだけで嬉しい。
私の話を真剣に聞いてくれるだけで。
私、そういうの男の人だと初めて」
「んー、まぁ。
俺でよかったら相談とかどうぞ!」
「ありがたく、相談させてもらうね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからは香紫と朔折さん。
このメンツでいることが多くなった。
それは私と朔折さんの仲を知ってた。
そんな香紫がいるからなんだけど。
「ところで百合華は……
朔折さんとはどんな仲なの?」
わざわざ小声。
朔折さんがいないときに。
耳元で言われたからちょっとびっくり。
「はぁっ!?」
これが最初のリアクション。
大声ではなかったから
誰にも見られなかったけど。
「どうしてそんなこと聞くのかな?」
それに
キョトンとした表情で
ただただ私を見て、
「だって、時々二人で話し込んでるし
みんなも二人が付き合ってる?
そんな風に思っているみたいだよ?
鈍感すぎだよ、百合華」
「いや、付き合ってないし。
相談してるだけだし」
「ふぅん。でも、意外に
初恋とかしたことないの?」
「……まぁーね」
話が盛り上がることは
それ以上、なかった。
けど、考えてなかった。
朔折さんについて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「っ、そんな話があったんだよ」
そうしてこの話を
朔折さんにしている。
「朔折さん、モテるよね」
「え、たまに告白される。
これってモテるなの?」
「いや、モテてるじゃん!」
やっぱり朔折さん、モテる。
ちょっと嫌だな。
「……姫川さん?
ボーッとしてるけど、
どうかしたの?」
気がつけば、
朔折さんの顔が近くにあった。
少し、いやだいぶ、
恥ずかしかった。
「……あっ、なんでもない」
「なら、良かったけど」
朔折さんが鈍感で助かった。
香紫には見透かされるよ。
私の嘘なんて。
「最近の姫川さん、好き。
あっ、なんか変な意味じゃなくて
えっと、わかる?」
「本当の私って感じ?」
「そう、それっ!」
そして笑う。
こんな時間がずっと続けばな。
……あれ?
もしかして、朔折さんのこと、
好きなのかな?
だから、ちょっと、
聞いてみたかった。
「ねぇ、私が朔折さんのこと
好きだったらどうする?」
「俺じゃ気付けないと思うよ」
「違う、そういうのじゃなくて。
じゃあ、私が告白したら?
断るでしょ」
ふざけ半分というか、
ふざけ少々みたいな感じ。
そんな風に聞いたはずなのに
「俺は今の姫川さん、好きだし。
それなら付き合うのかな」
そんな風に言われたら、
困るよ。
本当に好きになっちゃうじゃん。
というか、もう好きなんだろうけど。
なら、イタズラしないと。
朔折さん、待っててね。
「朔折さんをイタズラする。
この私の気持ち、わかる?」
なんて、朔折さんには。
わからないか。
「え、嫌い?」
「そんなわけない。
逆だよ、逆だし」
「普通?」
「もう、教えないからっ」
やっぱり、イタズラはやめられない!
朔折さんが気づくまでずっと!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「私が恋する訳がないっ!」END
月桜さんへ
モズ自身で満足してないので
もしかしたらまた書くかもしれません
- Re: 恋愛とかなんかさらっと書くコーナー ( No.65 )
- 日時: 2017/06/17 03:18
- 名前: モズ (ID: /yMGlo86)
唐突なお知らせというか報告
・わしには夢があります。
それは自分らしい仕事をする。
すなわち、自分の表現が出る仕事。
そう思ってもらえれば幸いです。
そして小説家もその一つ。
書くことが好き、まぁ好きなことを。
それはころころ変わりますが。
で、以前から他のサイトも利用。
さらに増えそうです。
みなさんも知っているサイトですが。
そんな訳でここにはあんまり……?
苦手を無くすために来るかもですね
拙いくせに……?
チャレンジすることは誰でもできる、
ならいいだろ?
そんな感じですがよろです
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
月桜さんのリクエストをかきおわる。
もう、無理。
書けない。
これで満足していただけたら
いいんですけどね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここにリクエストを書かないこと
ちゃんと一番上を見よう
- Re: 恋愛とかなんかさらっと書くコーナー ( No.66 )
- 日時: 2017/06/18 10:44
- 名前: 萌夏 ◆IrmWJHGPjM (ID: oS7lpet2)
読みにくるの遅くなって
ごめんよぉぉぉ((
面白かったー(´∀`*)
丸くなった百合華が可愛い
低出没でもまた見に来るっす!
- Re: 恋愛とかなんかさらっと書くコーナー ( No.67 )
- 日時: 2017/06/19 12:56
- 名前: モズ (ID: qO10t4WB)
毎回、ありがとな
本当にありがと!
リア友よりここで話してるのが萌夏だよ
言い切るよ、うん。
リクエスト、ここでもいーや。
誰も来ないし
感想がないと俺も書かねぇから、
リクエスト
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