ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 復讐の娘
- 日時: 2009/09/02 17:38
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
社会問題系小説で書かせてもらってます、砂漠の薔薇です。
注意! 荒らしはお断り!
他にもいろいろあるけれど守って欲しいのはこれだけ。
以上!オリキャラも募集しているのでじゃんじゃんコメントください!
プロローグ 復讐の娘
ある町、それは人間界ではない所、1人の紫の髪の少女がいた。彼女はいま、パソコンであるサイトを開いている。「復讐サイト〜貴方の願いかなえます〜」
そして新たなメッセージを見てふっと微笑んだ。
「ああ、愚かな人たち、また仕事が増えたわ」
そしてよってきた白い毛に彼女と同じ紫色の目の猫を抱き上げ、「明日も忙しくなりそうよアイオライト。頑張って猫達を集めてきてね?」
彼女こそ、復讐の娘で名高いジェイド。今宵も猫を引き連れて復習のため人間界に降り立つ・・・
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- Re: 復讐の娘 ( No.95 )
- 日時: 2009/09/30 20:40
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
上の間違い
ジェイドがソードライト呼びつけてますがあれフローライトです
ジェイド「ほんとだ」
ソードライトは猫を帰しに行ったため不在w
- Re: 復讐の娘 ( No.96 )
- 日時: 2009/09/30 22:54
- 名前: やよい ◆kcCWTh.zwQ (ID: B9PxCLY9)
なんかに似てる内容だね!読んだことありそうな…
- Re: 復讐の娘 ( No.97 )
- 日時: 2009/09/30 23:03
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
第3件目の依頼 5 声を返して
ジェイドは、気絶した紫苑をチラッと見て何かを唱えた。
それはあっという間に教室に広がり、学校全体にいきわたると紫苑の中に吸収されていった。
「そのうち紫苑は幻覚に犯される」
皆はその様子を静かに笑いながら見ていた・・・
紫苑視点
誰もいない部屋、何もない教室。
私はいつの間にか見たことのない部屋にいた。
出ようとするけど、扉が開かない、窓も開かない、ガラスが割れない。
するとどこからか
「お姉ちゃん、出して欲しいの〜?」
いやみったらしい声が聞こえてくる。昔の夏夫にそっくりだ。それが原因で家族でいじめてたんだけど。
「ねえ、無視しないでよ〜」
あのいやみったらしい声に助けてもらうしかここから出る術はない。
「無視したのは悪かったから!早くここから出して!」
「それじゃあ〜、僕の大事なものを探してくれる〜?」
「そ、そんなの無理に決まってるじゃない!私怪我してるし、出られないし・・・」
「その傷も治して上げるからさ〜頼むよ〜」
「嫌よ!得体の知れない貴方についていくほど甘くはないわ!」
「出して欲しくないんだね〜?」
「・・・ったく、分かったわよ!やればいいんでしょ!?」
そういうとすっと教室のドアが開く。
「僕が見つけて欲しいものは僕の声。制限時間は午後0時。いい〜?そうじゃないと、僕家に帰れないの〜」
ちっ、うるさい子供・・・
そう思いながらも声を探す。あの子によると赤い光の結晶なんだそうだ。
今、11時。声は全く見つかりません。
そもそもこの外、なんかおかしい!
人が誰もいないの!猫も鳥も車もないの!
どうなっちゃっているの・・・
再び現実
幻覚に取り付かれた紫苑は、教室の扉に勢いよく頭をぶつけ、急いだ様子で教室の中を歩き回る。真ん中にジェイドたちは避難していた。その様子を皆は
「馬鹿じゃん、紫苑」
「何やってんだよ」
と笑いながら見ていた。
夏夫はと言うと変わり果てた姉の姿をじっと見ているだけだった・・・
もうすぐ、0時になろうとしている・・・!
紫苑視点
後5秒・・・4、3,2,1,0・・・
とうとうあのことの約束を果たせなかった。
「お姉ちゃんって嘘つきだねぇ〜」
あの声がする。すぐ傍にあの子がいた。
「ごめん、見つからなかった。ほんっとうにごめん!」
「許さないよ〜だっておねえちゃんが僕の声を取ったんだもの〜」
ぱちんと指を鳴らすと口の中から何かが・・・ってあ!
赤い・・・結晶・・・!
「おねえちゃ〜ん、ひどいよぉ〜、騙すなんてぇ〜だから、ぼくが・・・」
「お姉ちゃんの声を使ってあげるよ〜〜〜!!裏切った罰さ!あはははは!!」
あの子がすっと手を上に上げると結晶が飛んであの子の喉へ入る。
「あんた、なに・・・って、え!?え、え・・・」
今出ている声・・・私の声じゃない!とっても醜い・・・
「当然の報いだろ〜う?僕の声を奪い取った罰さ!嘘をつかなければ声が取られずに済んだのにね〜!」
そういってすうっと消えていく。
「嫌・・・ヤダヤダヤダァ!コンナコエ、イヤァ!カエシテ・・・ワタシノコエ・・・カエシテェ・・・ウッ、ウッ」
押さえきれない感情がこみ上げる。あんな声聞かれたら私が不利になる。
そんなの嫌!私はいつだって人の上にいたのに・・・私の声は皆に愛されてきたのに・・・
「ウワァァァァァァァアアアアア!ワタシノコエェェェェ!!カエシテェェェェェ!!!」
現実
突如泣き崩れた紫苑。皆が気味悪がって遠ざかる。
「私の声・・・返して・・・」
幻覚だから、ここでは普通の声になっている。それも知らずに紫苑は唯泣くばかり。
「これが僕の姉?笑っちゃうよ。今まで僕を苦しめてきた分・・・思い知るがいいよ・・・」
そこにはあの少年と同じ声を出す夏夫の喜びに満ち溢れた笑顔があった。
恐ろしいほどの、悪魔のような笑いに・・・
- Re: 復讐の娘 ( No.98 )
- 日時: 2009/09/30 23:06
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
やよいs
すみません、いいアイデアが浮かんでこないので・・・
と言うわけで何かアイデアくださーい!(蹴殴
- Re: 復讐の娘 ( No.99 )
- 日時: 2009/10/01 07:14
- 名前: 北斗七星 (ID: wnkXBzTQ)
北斗「気配遮断ブレスレットと遠耳イヤホン。これを使えばやつらの作戦盗み聞き可能!!さっそくためす。」
翔の家
翔「ぁ・・て・・て・・・」
北斗「やってみるか。」
翔『あーやってこーやってかくかくしかじかで。』
「おー。」
北斗の家
北斗「ありゃ?また猫だ・・・僕猫好きなんだよね♪よし、この子も飼うか」
ソードライト(な、なんだってー!!ここ,地球だよね。しゃべらないほうがいいよね・・・?)
ソードライト「み・・・みゃあ」
北斗「泣き声もかわいいな。」
ソードライト(ジェ、ジェイド様ー!)
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