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復讐の娘
日時: 2009/09/02 17:38
名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)

社会問題系小説で書かせてもらってます、砂漠の薔薇です。

注意! 荒らしはお断り!

他にもいろいろあるけれど守って欲しいのはこれだけ。

以上!オリキャラも募集しているのでじゃんじゃんコメントください!




プロローグ 復讐の娘

ある町、それは人間界ではない所、1人の紫の髪の少女がいた。彼女はいま、パソコンであるサイトを開いている。「復讐サイト〜貴方の願いかなえます〜」

そして新たなメッセージを見てふっと微笑んだ。
「ああ、愚かな人たち、また仕事が増えたわ」

そしてよってきた白い毛に彼女と同じ紫色の目の猫を抱き上げ、「明日も忙しくなりそうよアイオライト。頑張って猫達を集めてきてね?」

彼女こそ、復讐の娘で名高いジェイド。今宵も猫を引き連れて復習のため人間界に降り立つ・・・

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Re: 復讐の娘 ( No.1 )
日時: 2009/09/02 17:51
名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)

登場人物紹介

ジェイド・ユナカイト(女)

魔界の住人で復讐サイトを開き、人間達の復讐の手伝いをしている。たくさんの猫を引き連れていることで有名。容姿は美しく、紫色の長髪に黄色い目をしている。


復讐サイト

ジェイドが作ったサイト。このサイトに悩みを書き込むと復讐を遂げられるという。ただし、代償がある。


アイオライト(♀)

魔界に連れてこられた人間界の猫で人間の言葉を話せる。真っ白な毛に紫の目が特徴。


ラリマー(女)

ジェイドの頼れる秘書。依頼主の情報などをつかんでくる。実は、本当は大きな鷲。

レピドライト(♂)

アイオライトとは違い真っ黒で目が黄色い子猫。かわいい人間語口調で喋るが残酷。


フローライト(♀)

最近来たジェイドの手先。主に猫を集めてくるのはこいつ。

以上!依頼主のキャラクター募集しています。宜しくね!

Re: 復讐の娘 ( No.2 )
日時: 2009/09/02 22:02
名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)

第?件目の依頼 ジェイド視点

深夜2時。人通りが全く無くなってしまった町で・・・

「う・・・あぁ・・・ぐっ・・・」

今日も私は依頼道理に仕事をする。

「こいつが気に入らないから消して欲しい」とか
「あいつが憎いからこんな目にあわせて欲しい」とか

そんな人の愚かな依頼を聞いてやっている。これは仕事なのだから仕方がない。

「アイオライト、こいつを依頼主の望みどうり惨たらしくしておやりなさい。」

隣にいる真っ白だが今はターゲットの血で体が汚れたアイオライトに声をかける。

「はい、主様。おい皆、主様の命令だ、やるぞ!」

みゃあみゃあと後ろの何10匹もの猫が鳴きだす。下手をすれば100匹を超えているのではないかという様な凄まじい猫の数。

そしてその猫達は私の命令どうり、依頼主の命令どうりにそいつを引き裂き、見るも無残な形にしていく。

これが、私の仕事。仕事といっても私が勝手に決めた仕事。依頼主から命令を受け、午前2時に猫をたくさん引き連れて夜の闇へと消えていく。これが私の仕事スタイル。

私は猫達を集め、魔界から出てきた穴のところへ戻る。途中1人の女の子に驚いた目で見られたけど、こんな深夜に何をしているのかしら?もう2時よ?


そして、今日も依頼を終えた私は、猫を解散させ、依頼主の所に愛猫3匹を連れて向かうのだった。

Re: 復讐の娘 ( No.3 )
日時: 2009/09/03 08:55
名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)

第1件目の依頼

登場人物

牧 麗佳(まき れいか)
狩宮 美知に弱みを握られパシリにされている。


狩宮 美知(かりみや みち)
麗佳を使いパシリにしているクラスのリーダー。他の人たちは美知の存在を恐れている。

清野 沙希(せいの さき)
麗佳に復讐サイトを教えた親友。

Re: 復讐の娘 ( No.4 )
日時: 2009/09/03 09:16
名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)

第1件目の依頼 1 事の発端

今日は麗佳たちの学校で始業式があった数週間前の事。

「沙希、本当にやるの?ばれたらやばいよ。」
「いいのいいの!こんな万引きするわけじゃあるまいし、第1宿題を2人で片付けたからって何があるの?」
「いや、先生ダメだって言っていたし・・・」
「平気だってば!ほらやるよ!」

ああ、このときこういうことしなければ、私はいつもどうりの学校生活がおくれたかもしれないのに。

「沙希、なんか窓の外に誰かいたような気がするんだけど。もしクラスの人だったらどうしよう。」
「大丈夫よ、近所の人か何かでしょう?もう!本当に麗佳は勇気がないんだから!」

そういって沙希はクラスの犯罪を進めていく。仕方なく麗佳もやることにしたのだが・・・


「いい情報が入ったわね。久々に貢がせてもらおうかしら・・・」

と外で1人の女子が悪魔のように笑って写真を見つめていたのを麗佳は知る由もなかった・・・



そして、始業式の日。麗佳は安心しきっていた。
「よかった・・・私達の事ばれてない。」

「あら、ばれてないって、このことが?」

後ろからクラスのリーダーである美知が写真を見せた。そこには、沙希にノートを渡している麗佳の姿が映っていた。麗佳が驚いて震えるのを見て美知は満足したように笑った。

「この事がばれたら先生がどんな処罰を下すでしょうね?」

そして麗佳の耳元でそっとささやいていってしまった。

「ばらされたくなかったら、この美知様に忠誠を誓う事ね・・・」という言葉を残して。

その夜、麗佳は明日が怖くてベッドの中でがたがた震えていたという。


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