ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 復讐の娘
- 日時： 2009/09/02 17:38
- 名前： 砂漠の薔薇 （ID: RGtt012g）
社会問題系小説で書かせてもらってます、砂漠の薔薇です。
注意！ 荒らしはお断り！
他にもいろいろあるけれど守って欲しいのはこれだけ。
以上！オリキャラも募集しているのでじゃんじゃんコメントください！
プロローグ 復讐の娘
ある町、それは人間界ではない所、１人の紫の髪の少女がいた。彼女はいま、パソコンであるサイトを開いている。「復讐サイト〜貴方の願いかなえます〜」
そして新たなメッセージを見てふっと微笑んだ。
「ああ、愚かな人たち、また仕事が増えたわ」
そしてよってきた白い毛に彼女と同じ紫色の目の猫を抱き上げ、「明日も忙しくなりそうよアイオライト。頑張って猫達を集めてきてね？」
彼女こそ、復讐の娘で名高いジェイド。今宵も猫を引き連れて復習のため人間界に降り立つ・・・
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- Re: 復讐の娘 ( No.45 )
- 日時： 2009/09/17 21:15
- 名前： b'｀*）ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU （ID: rr7rOhbW）
- 参照： http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573
涙腺イカれるかも・・・
- Re: 復讐の娘 ( No.46 )
- 日時： 2009/09/18 18:13
- 名前： 砂漠の薔薇 （ID: RGtt012g）
なんてったってシリアス・ダークだもん
んじゃ、続き書きますよ〜
目指せ！涙腺崩壊！！（←ひでぇ）
- Re: 復讐の娘 ( No.47 )
- 日時： 2009/09/18 18:54
- 名前： b'｀*）ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU （ID: kYMQpD9Q）
- 参照： http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573
視界が揺らぐ 悲しみが広がる 画面見た瞬間に涙腺崩壊（なに
↑星間飛行替え歌（勝手に）「涙腺飛行（笑）」
- Re: 復讐の娘 ( No.48 )
- 日時： 2009/09/18 20:10
- 名前： 砂漠の薔薇 （ID: RGtt012g）
第２件目の依頼 ５ 悲しみ、滝の如く フローライト視点 中編
すべての指示をひととうり出した後、ジェイド様の手に早速出てくる傷跡。
まず１番目。警察にばくろする。これはアイオライト先輩が言ってくれたらしい。あっという間に手の傷が消える。
「よしフローライト、あいつらそろそろ公園で麻薬吸ってる頃だと思う。場所はカモシカ公園の噴水近くの茂み。あいつら腕っ節が強いから気をつけて行動しろ。」
同じ指示をもう１回出す。僕ってそんなに頼りない？
「仰せのままに、ジェイド様」
僕は文句も言わず魔界猫独特の跳躍力で魔界との境界線を飛び越し、民家の屋根の上を１軒飛ばしに跳ねて行った。
がさがさと公園の茂みが動いている。あそこにいる様だ。声が聞こえる。
「はぁ〜気持ち良い〜これだから麻薬はたまらない」
「しかもこんな４０グラムで１０００円だぜ？普通の麻薬業者だったら２万ぐらいはするってーの」
ははは・・・と陽気に笑っている。馬鹿じゃないのかこの人間。確か、斉藤篤志と嶋頭結城といったな。ジェイド様がおっしゃっていたとうりだ。
「おい、そこの馬鹿な人間、篤志と結城。」
覚悟を決めて前へ出てきた。
「なあ見ろよ！猫がしゃべったぜ！」
「本当だ！なんだ〜このアホ毛。これがあるから喋れるんじゃないのか〜？」
ま、まずい。捕まった。必死にもがいて出ようとする。が、出られない。
「お前ら。なぜ麻薬を吸っている？それに由香っていう子に手を出したんだろう？何故だ。口外はしない。猫を信じろ。お前らより役に立つぞ。多恵子の情報をたくさん知っている。」
「そうか。んじゃ、教えてやるよ。馬鹿な猫」
解放されて傍にちょこんと座って話を聞いた。信じられない、人間の世界をまた知った。
「俺らは前の学校でいじめられたり、親に虐待された奴らばかりだ。中には普通の奴もいたが俺らが麻薬を勧めて普通じゃなくした。まだ不満だった俺らは多恵子のルックスを売って他の女から彼氏を奪ってそいつら共々貢がせたのさ。逆らったりしたらいじめるし、それはそれで面白いんだよね。」
「女には嫌われているみたいなんだけどこれからじゃんじゃん他の子と遊んでくれれば俺らの分け前が増えるし、彼氏がいなくなった彼女に言い寄って彼女にすることも出来るし、さいこ〜ってカンジ！！」
そうか。分かった。さっき言った事を尻尾の先についた白くて丸い毛玉に埋め込んだ。後はこの情報を学校で流すのみ。
「そうか。わ「その前に多恵子の情報を教えろ。」
僕の言葉はふさがれ、欲に駆られた２人が聞いてきた。
「そうか、教えよう。多恵子には２０人以上彼氏がいるってことと、」
「「え！！？彼氏って俺だけじゃ無かったのかよ！」」
おお、２人同時か。それほど驚いていたのだな２人とも。
「それから、こととって続けたよな。もう１つ教えてくれるのか？」
食って掛かってきた２人からまんまと逃れ、
「もうじきお前らの罪は暴かれる。今のうちに死ぬか生き続けるかはっきりするんだな」
そういって僕は消えた。その場で。
「ひいいっ！！幽霊猫だ！！」
と言う２人の情けない言葉を聴きながら。
魔界のジェイド様のお城に着くと、皆はもう報告の準備をしていた。皆早いな〜
僕の憧れ、１歳年上のアイオライト先輩が最初に報告をする。
「第１項目、警察に通報する任務終わりました。」
てきぱきと答える。次は、僕より３つ年下の子猫、レピドライト。
「第２きょうみょきゅ、親友ちょわきゃりぇしゃしぇりゅにんみゅ、おわりまちた。（翻訳 第２項目、親友を別れさせる任務、終わりました。）」
舌足らずで何言ってる分からない。
次は僕。うう〜キンチョ〜
「だっ、第３項目、ま、麻薬の奴らから情報を得る、終わりました。」
「おい、汗かいてるぞ。そんなに怖かったか。よしよし、よく頑張ったぞフローライト。少し休んでなさい。」
ジェイド様は優しい。新入りの僕を受け入れて幹部員にしてくれた。指示に従って、傍のソファーで横になる。
全員の報告が終わってジェイド様が代償をとりに行く。
心なしか、ジェイド様がまた泣いているように見えた。
「また泣いているの？」
しまった、タメ口聞いちゃった〜また大失敗・・・
「泣いてなんかない。余計な口出しするな」
僕の頭に軽くデコピンして魔界を出て行く。
「ジェイド様心配ですか？フローライト。」
ラリマーさんが声をかけてくれた。滅多にいないので声を聞くことが無かったがジェイド様のハスキーボイスとは違って少し高くて聞き取りやすかった。
「はい、とても」
「そう。なら玲無をつけさせますね。連絡しておきますからゆっくりしてください。」
そう言って魔界通信機を取り出して玲無と喋り始めた。
ジェイド様、心配だな〜
- Re: 復讐の娘 ( No.49 )
- 日時： 2009/09/18 20:48
- 名前： b'｀*）ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU （ID: W6T4l4di）
- 参照： http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573
薬中がいるのです!
ジェイド…本当に可哀相だなぁ。
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