ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 復讐の娘
- 日時: 2009/09/02 17:38
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
社会問題系小説で書かせてもらってます、砂漠の薔薇です。
注意! 荒らしはお断り!
他にもいろいろあるけれど守って欲しいのはこれだけ。
以上!オリキャラも募集しているのでじゃんじゃんコメントください!
プロローグ 復讐の娘
ある町、それは人間界ではない所、1人の紫の髪の少女がいた。彼女はいま、パソコンであるサイトを開いている。「復讐サイト〜貴方の願いかなえます〜」
そして新たなメッセージを見てふっと微笑んだ。
「ああ、愚かな人たち、また仕事が増えたわ」
そしてよってきた白い毛に彼女と同じ紫色の目の猫を抱き上げ、「明日も忙しくなりそうよアイオライト。頑張って猫達を集めてきてね?」
彼女こそ、復讐の娘で名高いジェイド。今宵も猫を引き連れて復習のため人間界に降り立つ・・・
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- Re: 復讐の娘 ( No.120 )
- 日時: 2009/10/03 21:42
- 名前: ニコル (ID: 6XpHmYt9)
そうですウィンドは緑な子です(笑)猫はいいですよね〜、自宅で白猫二匹飼ってます!
- Re: 復讐の娘 ( No.121 )
- 日時: 2009/10/04 12:18
- 名前: シア ◆oQwO6pOV0U (ID: vBQZrbVQ)
猫だったら最近野良猫が;;
リリって名前つけてバームクーヘンあげましたw
ちょっと悲しくなっちゃった(・ω・`)
- Re: 復讐の娘 ( No.122 )
- 日時: 2009/10/05 18:10
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
ぎゃあああ!返信遅れた〜!
ニコルさん家すごいな〜!白猫2匹か〜
こっちは灰色と白のラグドールっていう種類の子猫がいます!その子もらったんですけどなぜか・・・
眉毛がありましたwww極太のww
今はなぜか消えていますが・・・
それと、シアさん見たいに家の周り野良猫多いですよ〜
名前付けてみたらかるーく40超したよ〜
恐るべし野良猫!
- Re: 復讐の娘 ( No.123 )
- 日時: 2009/10/05 19:48
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
番外編 ジェイドの過去 4 強制収容所脱出計画1
「海の事って・・・お前!まさかいたのか!?」
よく襲われなかったな、とジェイドは内心思いながらたずねた。
「いたよ!途中でグリーンビレッジの奴らに捕まったけど」
その次の言葉は、ジェイドを驚かせた。
「やっぱ、緑の人間は何も出来ぬって言うのは本当なようね!だって、私たちみたいに超能力がないなんて馬鹿みたい!」
「え!?超能力って・・・」
「そう、他の町とかそういうところが私達に酷く当たるのは容姿に表れた魔力を恐れていたからなの」
赤い髪の子は、馬鹿じゃん!といきなり自分の頭を殴りつけて自己紹介をした。
「もう、やだ私ったら!私はベリル・オニックス!私の超能力は炎!貴方の髪が紫ってことは貴方、全ての力を兼ね備えた、『総力』類よ!きっと!特に、ひきつけ能力が高いようね!」
分かりきったようにジェイドの力を見つけて喜ぶベリル。
「でも、動物をひきつける能力っていったって・・・」
「それはある種類の動物しか発動しないの!貴方の場合は猫みたいだけど。他にも犬とか、中には人間だって操れる人がいるの!」
「なるほどなぁ・・・」
ジェイドはそれだけいって考え込んでしまった。
ジェイドが今思っていること。
私の髪が紫色なのは突然変異じゃなく、魔力だったのだろうか?
私の力は『総力』と言ったが他に何が出来るだろうか?
それから何より、ベリルのほかにも能力者がいるのか?
そんなことを考えていると・・・
「悪魔共!外に出ろ!これからちょっとしたゲームをやる。来い!」
ジェイドとベリルの鮮やかな髪をつかんで外へと引きずっていった。
「いたたたたた!何するのよ!」
叫ぶと、兵士の周りに赤っぽいもやがかかった。それは一瞬にして形を変え、炎として勢いよく燃え盛ったのだ!
兵士は叫び、他の人を呼ぼうとした。
ジェイドは、このままじゃ酷い目に合うと考え、後から来た兵士をまとめて猫にしてしまった。
みゃ〜みゃ〜と可愛い声で鳴いてどこかへ逃げ去ってしまった。
その後のゲーム・・・雑用はとても厳しく、将校室担当になったジェイドが真っ先に見たものは・・・
「お母さん!?お父さん!?どうしちゃったの?」
ボロボロの服を着て傷だらけの両親を見てジェイドは怒りがこみ上げてきた。
そんな時、将校が入ってきた。
将校は、働いているジェイドの両親を見て怪しく笑い、母親を蹴飛ばした。
「なんだ、その床は!?まだホコリが残っているぞ!
」
ジェイドはいきり立って魔力を出そうとしたが、ベリルにとめられた。
「今出したら、貴方も死ぬわ。今ここで死ぬより、両親と逃げて幸せに死んだほうがいいでしょ?だったら今はやめておくのよ」
ジェイドは納得して母親が暴行を受け、父親が罵られているのを歯を食いしばって耐えているだけだった。
夜。ここの強制収容所は分厚い壁で囲まれ、逃げ出すことは100パーセント不可能と言われ続けてきたほどだ。囚人達にも友達ぐらい作ってやろうと言う将校の娘のおかげで、夜8時になると囚人達だけのお茶会みたいなものが開かれるのだ。
「新入りか?どんな魔力を持っている?」
「かっわいい〜!名前、なんていうの?」
いろんな質問にあいながらジェイドとベリルは答えた。
「ジェイド・ユナカイト。10歳。魔力は総力」
「ベリル・オニックスです!16歳!魔力は炎よ!」
おお〜!と言う歓声の中、ベリルがいきなりこんな話を持ち出した。
「ここに、とうちょうきは何個仕掛けられている?」
「ここは数え切れないほどっす!」
ひょろりと背が高い青い髪の人が言った。
「もしかしたら囚人に成りすましている人がいるのかもしれないわ」
ベリルと同じくらいの年の茶髪の人が辺りを冷たく見ながら言った。
「ふーん、じゃっ、ジェイド。総力なんだから、風能力使って盗聴機浮き上がらせてみてくれない?」
「あ、僕もやります!」
さっきの青い髪の人がジェイドの横に立った。
あたりには突風が吹き荒れ、家具が浮き上がった。
「あったわ!壁の所!」
赤茶色の髪のさっきの子が声を上げた。
「こっちもだ!」
灰色の髪の毛の幼い子が天井に手をついていった。
その他にも、あっちも、こっちも、と言う声が聞こえ、集まった盗聴機は合計153個となった。
「私にいい考えがあるの」
黄色い髪の女性が前に出てきて、はっと念を入れると・・・
ジジジ・・・ブチッと音がして、盗聴機のくっつけるコンセントが壊れた。
「そして、そのかわりに・・・!」
赤茶色の髪の子が青い髪の人をドンと押して前に出て、壊れた盗聴機を全て拾い集めるとぱくっと口の中にいれてもごもごとした。
皆が唖然としている中、その盗聴機を出すと、息を止めて隣のテーブルに。その後はいた息は徐々にあの盗聴機と同じようになっていたのだ。
違っていたのは性能がよく、その声を聞く機会もついていたという事のみ。
「思っていたよりも革命なんて簡単じゃない!」
ベリルはそういって喜んだ。
革命家・・・悪くはないかも。
ジェイドは、皆が笑い合っているさなかに1人、怪しい笑みを浮かべて立っていた。
- Re: 復讐の娘 ( No.124 )
- 日時: 2009/10/05 20:19
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
ジェイド「ここで、収容所の囚人を紹介するとしよう。結構少ないぞ」
砂漠「一応町などの説明もなかったのでここに〜」
グリーンビレッジ
緑を敬い、その他のものを憎む種族の集まり。
食べ物は緑色の水につけてから食べるらしい。ジェイドのような能力者を恐れている。
レッドタウン
海に面する町だが、違う国との間にあるため、沖のほうではいまだに争いが続いている。グリーンビレッジ同様、能力者を恐れている。
ブルーシティ
海向こうでレッドタウンのある国とは対立。レッドタウン、グリーンビレッジの人間を嫌っている。後々にジェイド達がお世話になる第2の故郷。
ブラウン市国
ジェイド達が後に大きな役割を果たす国。
グレーイト強制収容所の囚人達
カイアナイト
この囚人達の中で最年長。と言っても25歳。青い髪が特徴で、魔力の種類は風と水系。
ターフェアイト
この中で最年少で5歳。灰色の髪をしていてフライング能力と無限パワーの持ち主。
ヘリオドール
囚人達のアイドル的な存在。黄色のカールしたロングヘアーが特徴。魔力は電気系。
コランダム
ターフェアイトの姉。暴力的で兵士達も恐れている。
赤茶色の髪の毛で、魔力は時間操作と復元能力。
ユークレース
異国から来たが突然つかまった哀れな人。白い髪が特徴。魔力は無効化。相手の能力を打ち消したり、持っている人の能力を暴走させることが可能。
サフィリン
無口だが実は・・・
魔力は無限破壊。
カルサイト
真面目な人で皆の憧れ。魔力は幻覚。
ジェイド「これで全員」
北斗(勝手に出した)「すくなっ!楽勝だったんじゃないの?」
アイオライト「・・・」
ラリマー「よくこれだけの人数で・・・(感動)」
アイオライト「ラリマーさんは天候操作なんだ!感動して泣いているとしたら・・・」
砂漠「うわ、外土砂降り」
ジェイド「泣き止め!」
泣き止ませるのは無理でした〜
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