ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 復讐の娘
- 日時: 2009/09/02 17:38
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
社会問題系小説で書かせてもらってます、砂漠の薔薇です。
注意! 荒らしはお断り!
他にもいろいろあるけれど守って欲しいのはこれだけ。
以上!オリキャラも募集しているのでじゃんじゃんコメントください!
プロローグ 復讐の娘
ある町、それは人間界ではない所、1人の紫の髪の少女がいた。彼女はいま、パソコンであるサイトを開いている。「復讐サイト〜貴方の願いかなえます〜」
そして新たなメッセージを見てふっと微笑んだ。
「ああ、愚かな人たち、また仕事が増えたわ」
そしてよってきた白い毛に彼女と同じ紫色の目の猫を抱き上げ、「明日も忙しくなりそうよアイオライト。頑張って猫達を集めてきてね?」
彼女こそ、復讐の娘で名高いジェイド。今宵も猫を引き連れて復習のため人間界に降り立つ・・・
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- Re: 復讐の娘 ( No.145 )
- 日時: 2009/10/16 21:24
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
わぁーお!
その発想はなかった!使ってみようかなー?
んじゃ、下からいきまーす
- Re: 復讐の娘 ( No.146 )
- 日時: 2009/10/16 21:58
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
第4件目の依頼 1 嫉妬 (祐視点)
お姉ちゃん・・・!
お姉ちゃんは忘れちゃっているだろうけど、私は覚えているよ?施設に送られる前に貴方がいったあの言葉を・・・!
2年前
「すまない、真理奈、祐。お父さんとお母さんは離婚するんだ。祐はお母さんについて行きなさい。真理奈はここに残るんだ。いいね?」
きっかけはお父さんの離婚発言だった。
お母さんに引き取られる日は明日。どうせなら最後にこの家にいた思い出を残しておこうと思って、1つ1つ部屋を覘いて回っている時に聞いたの!
「ねえお父さん!悲しいけど、明日祐が行っちゃったら、私達の部屋は私だけの物になるの?」
「そうだよ、真理奈。祐がいなくなっちゃったらいきなり広くなるね!」
「そっか〜!それなら祐がこの家から出て行っても悲しくない!」
あれって私がいらなかったって意味でしょう?
私は早く明日が来る様に願っていたわ・・・
だけどその翌日、変なサイトのせいでお母さんは殺された!家に置いてくれれば一緒にいられたのに、お父さんは・・・!
「ごめんよ、もう荷物は取っ払っちゃったんだ。祐、一緒にきてくれ。新しい家を紹介する」
お父さんの後ろから一瞬だけ笑顔を見せるお姉ちゃんが憎い!いつか復讐してやる!
私をこの家から追い出した事、後悔させてやる・・・!
そういう現在、私は16歳。姉は20歳。
未だにあのことは恨んでいる。私はこんなにみすぼらしいのに、姉はいつも綺麗な服を着て男の人と毎回いる。
はあ・・・
思わずため息が出る。私は机の上のコーヒーを少しすすって、新聞を見た。
読み進めていくうちに、こんなものがあった。
『女子高生、ネットの彼氏に売られる』
この記事を読み進めていくと、その女子高生はサイトで知り合って遠距離恋愛をしていた彼氏に偶然会えることになって、彼氏の家に行ったら両手をガムテープで縛られて売られてしまったのだそうだ。
「あ!いい方法思いついたわ!」
やば!大声・・・
聞こえて無いみたい。
でも、復讐の仕方を教えてくれた神様にお礼を言わなきゃ!
だって、そうすれば私の事を毎回見下していたような感じのお姉ちゃんだって苦しむし、私に謝ろうと言う気持ちになる!
さーて、思い立ったら実行よね!
私はコーヒーを飲み終え、リビングのパソコンの前に座ると、姉にメールを送った。
- Re: 復讐の娘 ( No.147 )
- 日時: 2009/10/17 13:28
- 名前: b'`*)ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU (ID: ZQ92YvOU)
- 参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573
変なネタでごめんなさいなのですw
でもシリアスネタなら頭に詰まってまふ(え
- Re: 復讐の娘 ( No.148 )
- 日時: 2009/10/18 21:09
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
そういうのってなんかいいなぁ〜
ってことで
続きいっくどー!
- Re: 復讐の娘 ( No.149 )
- 日時: 2009/10/18 21:54
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
第4件目の依頼 2 新たな恨み言
祐がメールを送った直後、真理奈から返事が来た。
「いいよ!ちょうど私も言いたいことがあったの!んじゃ、久しぶりに牧の原公園に集合!」
祐はその文章を見てさらに苛立ち、傍にあった新聞をぐっと握って穴をあけた。
「お姉ちゃんはまた私から物を奪う気なの・・・?」
その直後、祐の彼氏からメールが来た。
「ごめん、俺はやっぱり真理奈と付き合うから別れてくれ」と。
祐は怒り狂った。施設に住んでいる子たちはとっくに学校に行ってしまった。
この中で16歳で高校も行かずにバイトしているのは祐だけなのだ。しかも今日は休みという事でゆっくりしていた。
祐は早速『復讐サイト』を検索してみた。
それが母親を死に追いやったサイトだとも知らずに。
祐は姉の情報を入れて『外国に売り飛ばしてください』という事を書き足して復讐サイトに書き込んだ。
「ふふふ、これは思いも寄らぬ人が来ましたよジェイド様!」
アイオライトが面白いものを見つけたように言う。
「よっし、次はこの子だ。今回はあの一家に私も恨みがあるからな。いがみ合ってくれたほうがいい」
なぜなら・・・桜野家は・・・
復讐屋として来たジェイドの相棒、ソードライトを人質にとっているのだ。
それも、真理奈が。
ジェイドは人一倍仲間想いだ。どんなに些細なことでも仲間を傷つけたり怖がらせたら怒る。
ましてや人質にとるなどジェイドの怒りの地雷を踏むようなものだ。
「「まってろ・・・!桜野真理奈・・・!」」
人間界と魔界で2つの声が響き渡った。
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