ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 復讐の娘
- 日時: 2009/09/02 17:38
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
社会問題系小説で書かせてもらってます、砂漠の薔薇です。
注意! 荒らしはお断り!
他にもいろいろあるけれど守って欲しいのはこれだけ。
以上!オリキャラも募集しているのでじゃんじゃんコメントください!
プロローグ 復讐の娘
ある町、それは人間界ではない所、1人の紫の髪の少女がいた。彼女はいま、パソコンであるサイトを開いている。「復讐サイト〜貴方の願いかなえます〜」
そして新たなメッセージを見てふっと微笑んだ。
「ああ、愚かな人たち、また仕事が増えたわ」
そしてよってきた白い毛に彼女と同じ紫色の目の猫を抱き上げ、「明日も忙しくなりそうよアイオライト。頑張って猫達を集めてきてね?」
彼女こそ、復讐の娘で名高いジェイド。今宵も猫を引き連れて復習のため人間界に降り立つ・・・
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- Re: 復讐の娘 ( No.60 )
- 日時: 2009/09/22 22:42
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
確かに〜
私は好きな人いないけど家族が皆猫になっちゃったら怖いよ〜
- 復讐の娘 ( No.61 )
- 日時: 2009/09/22 22:58
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
第3件目の依頼 登場人物
竜建 夏夫<りゅうけん なつお>
姉の紫苑に恨みを抱く、女の子っぽい少年。
竜建 紫苑<りゅうけん しおん>
夏夫に家庭内暴力を振るっている張本人。親からはえこひいきされている。
竜建 涼香<りゅうけん すずか>
夏夫、紫苑の母親。世にも恐ろしい教育ママ。
飛田 啓子<とびた けいこ>
唯一夏夫の家の事情を知っている人物。
幻想さんありがとう!!『こんなことで恨みを持っている』ようなこと一覧に書いていなかったんで適当に書いちゃいましたがいいでしょうか?
修正版オリキャラ用紙はこちら。↓
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
オリキャラ応募
名前『 』
性別『 』
性格『 』
容姿『 』
得意技(猫、ジェイドの仲間のみ。)『 』
復讐理由(依頼人キャラクターのみ。特になければ書かなくても良い。)『 』
その他『 』
ありがとうございました〜!!
- Re: 復讐の娘 ( No.62 )
- 日時: 2009/09/22 23:47
- 名前: 北斗七星 (ID: wnkXBzTQ)
ちーっす!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
オリキャラ応募
名前『鬼柳 魔幻(きりゅうまげん)』
性別『男』
性格『冷静。ジェイドの仲間だけど人間。つまり地球に住んでる。けど猫とかにまけないことをできる。』
容姿『いつも黒のコート。黒い目に銀の髪。』
得意技(猫、ジェイドの仲間のみ。)『地球にいるということで、魔界にいける。猫の技も全部できる。』
復讐理由(依頼人キャラクターのみ。特になければ書かなくても良い。)『 』
その他
『こっちにもかいてたんだwwこっちでもよろしく』
ありがとうございました〜!!
- Re: 復讐の娘 ( No.63 )
- 日時: 2009/09/23 11:10
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
おお〜!!来てくれたか北斗七星!!
オリキャラありがと〜!!
よし、早速更新しよ
- Re: 復讐の娘 ( No.64 )
- 日時: 2009/09/23 12:00
- 名前: 砂漠の薔薇 (ID: RGtt012g)
第3件目の依頼 1 格差一家
「只今ーお母さん!」
「只今。」
2つの声が極普通の竜建家から聞こえる。
表向きは普通の家なのだが・・・
「お帰り紫苑!待ってたわよ〜」
ここまでは普通。
「それから・・・なんだ、帰ってきたの夏夫。いつになったらちゃんという事を聞くいい子になってくれるのかしらね?」
この家には父親がいない。父親は夏夫の良き理解者であった。
夏夫に辛くあたる母親をおさえ、夏夫を励ましてくれた父親が、心筋梗塞でなくなったのが1年前。
邪魔者のいなくなった母親と紫苑は待ってましたとばかりに夏夫に暴力を振るい始めたのだ。
「お母さん!今日のテスト、100点だったのよ!凄いでしょう!」
「本当。凄いわねぇ。うちの馬鹿な坊やとは大違いよ。」
笑いあっている母と娘をよそに夏夫は自分の部屋へと駆け込んだ。
扉の前に紫苑、母親よけのバリケードを築き、1人パソコンに向かい始めた。
向かったサイトは復讐サイト。そしてその中のチャットルームへと入っていった。
———夏夫さんが入室しました。———
啓子「今日もやられたの?」
夏夫「いいや、今回は危ない予感がしたから来ただけ。」
富加「そのきもち、分かるよ。虐待って酷いよね。」
こんな会話をしている。毎日のように。
夏夫は辛いことがあると父親が内緒で残してくれたパソコンで毎日のように復讐サイトで慰めてもらっていた。
「夏夫!開けなさいよ!いるんでしょう?」
紫苑の声が扉の外から聞こえる。夏夫はパソコンを暗がりに隠し、音があまり聞こえない用に布でくるんでしまった。
お構いなしに紫苑はバリケードを壊し、悠々と部屋の中を歩き回る。
「ねえあんた、今日のテスト何点だったの?」
「100。」
「んじゃあ、その紙お母さんに見せてあげるから貨しな!!」
鞄の中をあさり、夏夫の点数をじっと見てから、修正液を取り出した。
「何するんだよ!罪をこれ以上擦り付けるのかよ!」
「いいじゃない!私の楽しみを取らないで。」
頭をスリッパとはいえないような靴でごりっと踏みつける。
夏夫はうなるばかりで何も出来なかった。
紫苑は何をするかと思えば、100点の1を消して、00だけにしてしまった。その後に丸だった所を全部×だらけにして、答えをでたらめか書いていなかったかのようにあしらった。
そして、さっきの00の所に.1と書き足して0.01点にしてしまった。ははは・・・と笑って去っていく紫苑。
その後、夏夫は母親に呼び出された。傍にはにやついている紫苑がいる。
「夏夫、アンタテストをなめているのかい?こんな点数を取るなんて竜建家は滅んだようなもんだね。」
「心配しないでお母さん、こんな奴、唯の召使でしかないのよ?もしくは奴隷か何か。」
その言葉にイラついた夏夫は水道の水を最大限に出し、2人に向けてぶっ掛けた。
「夏夫!いい加減にしなさい!」
水浸しの中を母親がばしゃばしゃわたってきて夏夫の手をつかむ。
ぐいっと捻じ曲げて夏夫を地に伏せてしまった。
紫苑は水を止め、得意の嘘泣きでお母さんに飛びついた。
「うわぁぁぁっ お母さん・・・夏夫がいじめた・・・」
「そうね分かっているわ、夏夫、来なさい!」
つれてこられたのは風呂場。並々と注がれたお湯の中に夏夫は顔を突っ込まれた。
苦しそうに足をばたつかせる夏夫を母親と紫苑は笑いながら見ていた。
足をばたつかせるのが弱くなっても、まだやり続けた。そして、夏夫は動かなくなってしまった。
「お母さん!!夏夫の奴、死んだんじゃないの?」
「そうだとしたらやばいわ・・・一応部屋に運んでおいて。」
大急ぎで弟を部屋へ運ぶ紫苑。ベッドの上に寝かせると、ふうとため息をついて下へ降りていった。
気絶した振りをしていた夏夫はそろそろとパソコンを引っ張り出して書き込みした。
夏夫「なんかごめん。今日は風呂の中に頭を突っ込まれて殺されかけた。」
書き込みした時、誰かが入ってきた。
———管理人さんが入室しました———
夏夫「え!?管理人さんも来るんですか?」
富加「しらなかったの?ここ管理人さんに復讐したいとまでは行かないけど悩みがあるって言う人がくるんだよ」
管理人「それは酷いですね。復讐する気持ちはないんですか?」
夏夫「あります!だけど怖くて・・・」
管理人「だとすれば、私が特別に復讐を遂げましょう。ただし、代償として貴方の友達、飛田啓子さんを猫にしますよ?」
夏夫「かまいません。それで僕が傷つかなくなるのであれば。」
管理人「わかりました。これは長い年月をかけて復讐しようと思いますので、毎日朝の6時、メールを確認してくださいね」
夏夫「わかりました」
それだけ書いてネットを終わらせ、明日に少し自信を持って眠りについた。6時に来るメールを待ち望んで。
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