ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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生きとし生ける者達へ
日時: 2010/05/14 16:51
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

Loss Artificial Human       
>>3

タイトルは仮です

ぷろろーぐ                >>185
第1話  学校って何だ?          >>186
第2話  …洗脳              >>188


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Re: Loss Artificial Human   ( No.133 )
日時: 2010/04/21 17:57
名前: 獅堂 暮破 ◆iJvTprGbUU (ID: D0RCrsH7)

しばらくインフルでダウンしてました!!
やっと熱が下がってカキコに来れた^^
話、めっちゃ進んでてびびったよ。
続き、楽しみにしてるさァ♪

Re: Loss Artificial Human   ( No.134 )
日時: 2010/04/21 21:00
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

まだ2日は油断は出来ませんよ!
お大事に

第9話 潜入  ( No.135 )
日時: 2010/04/21 21:25
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

「まったく、とんでもない馬鹿共だ」
「言うな紅破、だから人間やってんだ」
「もういいから、今後は何処行くか決めない?」

5人が考え込む。
当然逝く所の当てなど無いが、
素晴らしいアイデアを思いつく奴が
5人も居れば誰かが思いつく。

「あのさ、唐突だけどあのヘリ、オートパイロットだよな?」
「そうみたいだけど…それがどうかしたの?シュイ」
「政府の研究機関を潰しに行くのはどうだ?」

5人も居れば、無茶を言う奴もいるが
5人も居れば無茶ではない場合もある。
その提案を全員が呑み、ヘリに乗り込むと
エンジンがかかった。

『目的地は、第2研究施設。到着予想時刻、午後6時』

へりが喋った!
…ワケではなく、音声案内だ。
慣れない手つきでパネル操作をするロゼ
それを見て
マリアが電撃で遠隔操作をしたらしい、
ヘリがプロペラを回し始めた。
プロペラはどんどん速さを増し、
機体が浮き上がる。

『目的地、第2研究施設。到着予想時刻、午後6時です。出発しますか?』
「もちろん」

シュイがパネルの横についていたEnterキーを押すと
ヘリは飛び立った。

Re: Loss Artificial Human   ( No.136 )
日時: 2010/04/21 21:26
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

4章、『魔術の威力』終わりです

第1話 シドルア諸島  ( No.137 )
日時: 2010/04/23 16:44
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

ヘリが飛ぶ。
ヘリの行く先は第2研究施設だが、場所までは分かっていない。
ヘリはただ、南へと飛んでいく。

「まさか、シルドア諸島の方へ向かってるのか?」
「その様ね、紅破」
「冗談じゃねえ、シルドアの魔物は北の雑魚とはワケが違うぞ!その様ね、じゃねえ!マリア!」
「マリアに言ってもどうしようもないでしょう?文句ばっかり言ってると、このヘリから突き落とすよ?」

この世界は、5つの地域に分けられる。
赤道付近のエデンと呼ばれる都市部
北のアイスバーグ諸島
西のシェリア大陸
東のヘルディア都市部
そして南のシルドア諸島。
人類は北で誕生し、南下していったが
魔族は逆に南で誕生し、北上していったのだ。
そのせいか、南の魔物はとてつもなく古く強力な術を使い、力が全ての無法地帯である。
この世界の人類は、赤道付近までしか行った事が無い。
ハズなのだが・・・。

「政府の馬鹿共が、隠してやがったな?」
「その様ね・・・!何かに掴まって!」
「どうしたんだ?ロ・・・」

ドン!ドン!ドン!

ヘリが何かに攻撃されている。
怪鳥らしいが・・・デカイ!
怪鳥を肉眼で確認したマリアが窓の近くまで歩いてくる。
そして・・・

「焼き鳥にしたら美味しいかしら?」

と言う言葉と共に、怪鳥を雷が貫いた。
美味しいかどうかは別だが、確かに黒く焦げている。
今は怪鳥だけだったものの、シルドア諸島は怪鳥だけではない。
場合によっては龍すら現れる危険区域
ヘリの墜落だけですんでラッキーだった。

「ここ何処だ?」
「あれ?みんな何処?」
「何か地面が上に・・・」
「・・・・・・・・・あの猪、美味しいかしら?」


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