ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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生きとし生ける者達へ
日時: 2010/05/14 16:51
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

Loss Artificial Human       
>>3

タイトルは仮です

ぷろろーぐ                >>185
第1話  学校って何だ?          >>186
第2話  …洗脳              >>188


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第5話 協力者 ( No.68 )
日時: 2010/04/08 21:52
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

「それで…どうする?迂闊に攻め込もうものなら電磁銃の餌食だぞ」
「私はレールガン位では死なないよ」
「レイリー、お前は関係ない。ロゼの協力要請だ、私にはロゼを保護した以上協力義務がある」
「そのロゼの姉の私にも義務はあるよ」

流石は脳みそがコンピューター並なだけある、
否定のたびに正しい方向へと自分の発言を曲げていく。
そんなレイリーを見て
ロゼはうらやましいと思うが、
そうはなりたくないとも思う。

「研究機関の本部に私も用があるのだ、仕方ないが…ディンに協力を・・・」
「アイツはダメよ!氷漬けになってるし、暴れるかも・・・」
「そうか、ならばコイツしか居まい」

と言い、電話を手に取り何処かにかけている。

「悪いのだが、協力者が必要でな」
『報酬は弾むのか?我輩は金でしか動かん』
「もちろんそのつもりだ、内容を聞い・・・」
『我輩の千里眼からするに・・・研究機関の本部がどうとか言っているらしいな、机にある記録からするに・・・壊滅だろう。楽しそうだな、報酬の話は無かった事にしてくれ』
「どういうことだ?」
『こんな機会は滅多に無いだろう、我輩は楽しめればそれが報酬でもいいのだ』
「そうか、では頼む」
『承知した、すぐそちらへ向かうとしよう』

ブツン!
ツー…ツー

電話が切れた。
全員、会話の内容を聞き取れていたらしい、
既にその話へ突入している。

「ロゼ、協力者が決まった。協力者はウェダだ」

Re: Loss Artificial Human  ( No.69 )
日時: 2010/04/09 14:08
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

プロフィールを更新しました

Re: Loss Artificial Human  ( No.70 )
日時: 2010/04/09 15:07
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

この辺からたまにひぐらしとバイオハザード
足して2で割ったみたいになりますのでその辺よろしくです

Re: Loss Artificial Human  ( No.71 )
日時: 2010/04/09 15:21
名前: 羽鳥 (ID: mRkoAXHG)

おぉ、ひぐらしとバイオですか^^
羽鳥の好きなものですww
頑張ってください!

第6話  真夜中の訪問者 ( No.72 )
日時: 2010/04/09 15:33
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

バリィイン!

深夜12時、
会議室の29個上の階の窓が砕けて何者かが侵入する音がする。
その部屋の横に私は居た。
その窓を砕いた何者かの足音が近づいてくる
ゆっくりと、トーン・・・トーン・・・トー…ン
その音のたびに、凄まじい速さで10m近い間合いが3歩で詰められた。

「貴様か?我輩に協力を依頼したのは?」

協力を依頼?
ウェダか!

「そ…そうよ」
「よろしい、準備しろ。食事に行くぞ」
「しょ…食事?」
「ああ、我輩は精神体だ。定期的に大量の精神を必要とする」
「へー、ってことは」
「そう、ドッペルゲンガーと呼ばれるタイプの魔人だ」

魔人にも色々居る。
基本的に、人間の姿をした魔物が半数を占めるが
幻獣、神獣が元だったりもする
魔の性質を持った人間と言ってもいい。
元が人間でも、魔人にはなる。
コイツの場合は、ダブルの方に魂を持っていかれたらしい、
体が精神不足のためか透けている。
しかし何故・・・?

「なぜダブルに魂を移植したかか?我輩は、若さを欲したためにこのような姿になったのだ。結果として若返った。後悔はしていないが、死ねないのは辛いぞ」

考えを読んだかのように即答。
こいつ、かなりの力を持っている!

「早くしろ、お前の仲間も連れて行くには少々骨が折れる」
「ハイハイ、了解よ」

と言い、曲刀の入ったホルダーを体に巻く。

「準備は良いか?」
「オーケー!」
「では行くとしよう」


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