ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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生きとし生ける者達へ
日時: 2010/05/14 16:51
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

Loss Artificial Human       
>>3

タイトルは仮です

ぷろろーぐ                >>185
第1話  学校って何だ?          >>186
第2話  …洗脳              >>188


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第4話 計画 ( No.122 )
日時: 2010/04/19 20:06
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

「これから新戦力が加わり一段と忙しくなる頃だが、私はしばらく別世界へと行かねばならない」
「はぁ?何言っているんでしょうなこのシャチョさん」
「死ぬほど簡単な話、この会社に政府の検察官が来る。その間は社長をアルトにやってもらうことになる」
「僕が社長代理のアルトだよ」

サタンの言葉と同時に少年が天井を歩いて現れた。
魔力の量は半端ではないが、強いかどうかは不明
なぜなら、魔力の量がいくら多くても使い方が
成っていなければたいした意味が無いからだ。
しかし、強いだろう
天井を歩くのは結構高度な魔力のコントロールが必要だ。

「で、私は史上最高レベルの賞金首だ。私を1番隊の蟷螂と日暮が襲いに来るが、助けには来るな」
「何故だ?」
「貴様等も私の仲間と政府に認識されたら厄介だろう?」
「そういうことね、納得した」
「社長、僕はどうすれば…?」
「お前はディン、つまりアレスを襲って転送ポッドまで誘導しろ。多分それくらいは出来るだろう、まだ魔力のコントロールが上手くないからな、お前だけで十分だ。不安なら大蛇を連れて行け」
「了解」
「貴様等はこのビルを早く出ろ、来た時の洞窟から外に出れば良い」

第5話  脱出・ビル編   ( No.124 )
日時: 2010/04/20 16:09
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

ドォオォオォオォン!

この爆発音がビルを揺るがし、
全ての階のガラス窓を粉砕する。
サタンが上級魔法でも放ったのだろう
爆発のあった階の何かに吸い込まれるようにビル全体が歪む。
それはどんどん強さを増し、ビル周囲の建物まで引き寄せられる!
もちろん、私達6人も凄い力で吸い寄せられる
その力が周囲の木をも根こそぎ吸い寄せるようなレベルに達した時だ
黒刃のサタンに捻られた左腕が千切れ、飛んでいった。

「…危険ね、皆、飛ぶよ?」
「飛ぶ!?どういうことだ?」
「話してる暇は無い、こうしてる間にも確実に魔力が吸い取られていってるんだから」

その言葉と同時に、黒刃が右腕で何人かをビルとは反対方向へ投げ飛ばした。

「誰!出てこないとこの辺一帯吹き飛ばすよ?私はこの辺の連中と違って甘くはない」
「良くぞ見破った…と言いたいが、君は魔王だ。当たり前か」
「黙っていろ、愚か者。消されたいのか?」
「酷いな、俺は勇者だ」
「・・・・・・・・・自称な、私から見たらただの無謀な馬鹿だ」
「フン、余裕だな魔王。しかし、コレを見たら余裕ズラは出来まい」

自称勇者の後ろから無数の聖騎士が現れた
持っている剣は恐らく魔力を無効化するレプトン剣だろう。
少し表情が変わるがまったく関係ない
苦笑いだ。
まだ投げ飛ばしていない仲間は2人居る、
聖騎士の一個中隊位はどうといった事は無い。

Re: Loss Artificial Human   ( No.125 )
日時: 2010/04/20 16:10
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

魔王だけだと寂しいので勇者を出してみた
次回は爆風の中でのデスマッチです

第6話 脱出・地区内編  ( No.126 )
日時: 2010/04/20 17:11
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

「私が合図したら皆できる限り高くジャンプして」

黒刃がロゼとマリアに耳打ちする。
何かヤバイ魔法でも使うのだろう、
飛ばなければ死にはしなくとも確実に大ダメージを喰らう
ここは言う事を聞いた方が良さそうだ。

「じゃあ、飛んで」

合図早いな!
そんな事を考えつつ出来る限り高く飛ぶ。
もちろん、身体能力のやや低いマリアを持ち上げて飛ぶが、
もの凄く睨まれた。
顔が冗談抜きで怖い。
飛んだ直後、地面が氷で覆われ
勇者達は足を封じられた。
氷を割ろうと苦戦するが中々ヒビすら入らない。

「じゃ、みんなここで吸い込まれるのを待つんだね。持って精々2〜3分…かな?」
「では、残りわずかの余命をお楽しみくださ〜い」


ロゼがそう言った直後、鎖鎌が飛んできた。
ただ飛んできたのではない、
見事なコントロール能力だ。

「最後の足掻き?身の程を知りな」

黒刃の首を狙ったらしいが、途中でコンクリートか何かに固められたように
空中で止められた。
それを逆に鎖鎌で攻撃を仕掛けてきた聖騎士を雁字搦めにし、
首の骨を捻り切った。

「あのさ、いい加減くたばってくれる?私達はもうここから出ないといけないんだ」

そう言うと、ロゼたちをシュイ達と同じ方角へと力一杯投げ飛ばした。

Re: Loss Artificial Human   ( No.127 )
日時: 2010/04/20 16:57
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

少々抜けていたので書き直しました


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