ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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生きとし生ける者達へ
日時: 2010/05/14 16:51
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

Loss Artificial Human       
>>3

タイトルは仮です

ぷろろーぐ                >>185
第1話  学校って何だ?          >>186
第2話  …洗脳              >>188


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第2話  ドス黒い視線 ( No.163 )
日時: 2010/04/30 17:38
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

コーン…コーン…コーン…コーン…コーン

規則正しく施設内に澄んだ綺麗な音が木霊する。
2人の魔王が同時に空間断絶魔法を使用した結果、
研究施設ごと異次元へ引きずり込んでしまったのだ。
その音が鳴るたび、
人間の研究員が次々と耳から鮮血を噴出してぶっ倒れていく。

「参ったな、次元断絶種の魔法は同時発動してはいけないのに・・・」

サタンがぼやく。


一時中断

Re: Loss Artificial Human   ( No.164 )
日時: 2010/05/01 10:56
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)
参照: http://star.ap.teacup.com/yellowboy02/img/1272636822.jpg

↑がちゃぴんさんに書いて貰ったアリソン

第2話  ドス黒い視線   ( No.165 )
日時: 2010/05/01 12:35
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

コーン…コーン…コーン…コーン…コーン

規則正しく施設内に澄んだ綺麗な音が木霊する。
2人の魔王が同時に空間断絶魔法を使用した結果、
研究施設ごと異次元へ引きずり込んでしまったのだ。
その音が鳴るたび、
人間の研究員が次々と耳から鮮血を噴出してぶっ倒れていく。

「参ったな、次元断絶種の魔法は同時発動してはいけないのに・・・」

サタンがぼやく。
そのぼやく合間に透明で巨大な何かが空間の中をとび回っている。
その何かは周囲を破壊し、
回りの人間という人間を殺す。
一通りの人間が死に絶えると、姿を現した。
巨大な黒い龍、
1世紀昔に絶滅した、
暗炎種の成体らしい。
しかし何故それが今ここに?

「見事だハデス、魔海戦争以来だな」
「ミゲルもね」

魔王が同時に言い放つ。
ミゲルと呼ばれた龍も姿を現した。
シルドアの島であったあの龍のはずなのだが、
ハデスと同じような大きさだ。
何故!?

「ハデスか・・・80年ぶりだな」

しかもミゲルが喋った!?
それに反応するようにハデスのドス黒い視線が向けられた。

「貴様か・・・二度と会いたくなかった顔だな」

覚醒した2匹の龍は仲が悪かった

Re: Loss Artificial Human   ( No.166 )
日時: 2010/05/01 12:54
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

ハデスを出してみた

第3話  ギター…? ( No.167 )
日時: 2010/05/01 17:40
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

空間断絶魔法の効果が切れ、
9人は元の空間へと放り出されるが、
そこにもまだ、巻き込まれなかった武装兵が待機している。
それを見た魔神は魔法道具のギターを発動する。
何故?

「何故ギターかって?死ぬほど簡単、シルドアの魔物は音波攻撃が聞かない。それに、」
「爆炎が出ない」
「その通り、モンスターには優しい武器ってワケよ。そものもこれは、」
「対人間用に開発された物だからなッ・・・モガモガモガ!モガ〜!」

アリソンの説明をことごとくブラッディが途中から解説していくのをフィオが黙らせる。
それを見たサタンが、耳を閉じろと軽く小突く。
その直後
ビィイィイィイイン!
と音が周囲に響く。
正確には音がしただろうという推測だ、
周囲の人間が耳から血を噴出して次々と倒れていく。

「さて、最深部を攻めますよ」

ヴァムが言った。


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