ダーク・ファンタジー小説

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人魚 終焉無き白夜
日時: 2012/11/16 02:18
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

序章

今からお話しするのは遥か、遥か昔……
この国が、まだ中世と呼ばれる時代に始まり。
今でも続いている数多の……
そんな、物語の内の一つで御座います。



ーー その若者は決して、
交錯する事の無い流れを
ただ、ただ、見て来ました。
幾つかの戦で倒れた戦友。
度々あった流行り病や飢饉で…世の中の不条理で、
酷く痩せて、米の一粒も無く息絶えた子供達……
みんなの最後を、彼は見届けてきたのです。

彼はその度に涙をこぼしました。
その終着点おわりが見えない……
孤独と苦痛の地獄を噛み締めて…………

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.46 )
日時: 2013/05/19 18:23
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: tVCgD/M1)  

前書き

作者は、ドラマで知った程度の土佐弁しか理解出来ません。
なので、高知県の皆様すみません!

番外編 通り過ぎていった永久 上

あれは確か、二年前じゃったか……。
わしは、ある飯屋で不思議な男とあったんぜよ。

「お侍はんのその言葉。
 さしずめ、土佐の方の者かね? 」

「おう、そうじゃが。
 江戸の方の言葉もまじっちょるが、京都ここのもんか? 」

擦り切れたわらじに長旅でくたびれた服……
身なりこそ、ただの行商人じゃたが……
良くわからんが、何かが…何かが、わしらと違う気がした。

そう、一言で言うなら
まるで、その世界から浮き立ったような存在感をしちょったんじゃよ。 あれは。

「んー……
 まあ、そんなところだ。
 そう言うお侍はんは、今有名な坂本竜馬だろう? 」

「ほぉ、よく知っちょるのう 」

「ま、風の噂程度だがな…… 」

まあ、そんなもんじゃろうて思った。

「黒船や異人はんをこの目で見た時は驚いたが……。
 よもや、こんなきな臭い事が起こるとは思わなかった 」

奴は言うた。
戦国の世も随分とゴタゴタしちょったが……
今回のゴタゴタは、天下統一なんぞとは違い……
幕府とわしらの目指す先の違えによる混乱じゃと。

「ようは、いつの世の中も多くの思惑があるって事さ 」

「ほぉ……
 まるで、大昔の出来事をその目で見てきたかのような言い方じゃのう? 」

「……実際に桶狭間の戦いに参加していた、と言ったらどうする? 」

まさか、桶狭間の戦いといえば今から三百年も昔の話しじゃけ。
八百比丘尼じゃあるまいし、三百年以上も生き続けている等あり得ない。

「まさか…あり得んじゃきに。
 おまん 冗談が上手いな! 」

「……まあ、そう思えばいいさ。
 兎に角、そう遠からず大きな事件が起きる事は確か
 お侍はんも気をつけたほうが良いぞ 」

そう言って奴は、かけ蕎麦代の十六文を店の者に渡して荷物をしょい。
振り返る事なく、その場を後にした……

「なんなんじゃ、あいつは……? 」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー 平成24年 冬 京都 ー

「ここが、あの坂本竜馬が暗殺された近江屋跡地のコンビニでございます。
 なお、坂本竜馬とーー 」

紺色の制服を着たバスガイドは、
そのコンビニの方へ左手を出し、坂本竜馬について簡単に説明していく。

「……?
 (何故だ?
  何故か昔ここに来たような気がする……? ) 」

その学生は生まれて初めて来た
京都に心を踊らせながらバスの窓の外を見る。
その一瞬、コンビニが時代劇に出てくるような古い建物に見えた。

「どうしたんだ坂本。
 何か、具合でも悪いのか? 」

「一瞬、コンビニが江戸時代の建物に見えたんだ。
 まさかな。 前世が坂本竜馬なんてあり得ねぇし 」

「ははは、そうだろな。
 いくら、名前が一緒だからって前世はマジあり得ねー 」

クラスメイトとふざけあう彼は、ごく普通の中学生だ。
父親は中小企業の専務。 母親は専業主婦の普通の家で、
兄が一人、姉が三人の五人兄弟の末っ子に生まれた。

成績は体育と国語が苦手だが、
悪くも無いそんな、普通の少年である。

「うるせ! 」


続く

後書き


教科書を読んで思いついて、書いたお話し。
それだけです。

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.47 )
日時: 2013/05/21 17:17
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: tVCgD/M1)  

番外編 通り過ぎていった永久 中

楽しい、楽しい修学旅行の最終日。
嵐山にある土産屋で何を買おうかと、悩んでいるうちに班からはぐれてしまった坂本少年は、
一刻も早く班に合流しようとサブバッグに入っているはずの地図を探す。

「無い!? 」

慌ててサブバッグの中身をひっくり返せど、やはり見つからない。

「まさか……旅館に忘れちまったのか?
 ぱねえよ。 地図忘れて、班からはぐれて迷子なんて!
 ケータイは家だし、マジどうしよう!? 」

どうして、こうなった?
お土産選びに夢中になって、班長の声を聴かなかった自分のせいだ。
それ以前に、学校で配られた地図をうっかり忘れる等。
間抜け以外の何者でもないと、自虐的な言葉が坂本少年の心に突き刺さる。
そして、諦めかけたその時だった。

「お前、修学旅行生か……
 何で、班行動をしないで一人でいるんだ?
 もしかして、不良か何かか? 」

「うわっ! ビクッた!!
 つっ……お前こそ、誰だよ!? 」

声のする方向に思わず振り返ると、
そこには、さっきのお土産屋の制服を付けた青年が不思議そうな表情をしながら立っていた。

「いや、あの……
 オレは不良じゃなくて。
 お土産選びに夢中になっているうちに…… 」

「班からはぐれたのか?
 はぁ……呆れた奴だな、お前 」

予想の少し斜め上をいく坂本少年の返答に、
やや驚いたお土産屋の店員の青年は呆れた声で言う。

「普通、もっと早く気付くものだろうに…… 」

何かがおかしい気がする。
見た目こそは、平均身長よりやや背が高く
さぞ、腹が立つほど女性にモテるだろうイケメンである事以外は普通。
だが、どこか普通じゃない気がする。

自分の父親や祖父よりも、ずっと年上のような雰囲気と
まるで、この世界から浮き立ったような
そんな、不思議なオーラを漂わせているのだから
坂本少年は不思議で、不思議でしょうがなかった。

(……デジャブ?
 前にもこんな感覚を感じたような違和感が……??
 わからない。 でも、そんな気がする )

ー ……実際に桶狭間の戦いに参加してたと、言ったらどうする? ー

(……誰の声? )

ー まあ、そう思えばいいさ ー

ー おのれ! 坂本、覚悟せいや!! ー

ー お命、頂戴つかまつる!! ー


続く

後書き

窓から侵入してきたウザいハエに怒っ!のカササギです。
ハエとり線香は効かない。 殺虫剤は小鳥がいるから出来ない。
その上、すばしっこいので上手く叩けない……

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.48 )
日時: 2013/05/21 22:17
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: tVCgD/M1)  

番外編 通り過ぎていった永久 中 「謎の青年編 」

それは、今から凡そ百五十年も昔の事だ。

当時の俺は、西から東へ。 東から西へと
各地を旅をしながら薬や日用品や飴等を売り歩き生計を立てていていた…
その前はある金持ちの家の門番、そのさらに前は銭湯の雑用等。
いろんな仕事をしたっけな。

堺から江戸への道中だった。
当時は西の方ではマイナーだったかけ蕎麦屋にて、
大海の外に夢を見る後の英雄…坂本竜馬と出会ったのは。

「ほう、よく知っちょるのう? 」

自分の事は言えないが、あの下士は身なりは
強いくせっ毛をオールバックにして後ろに纏めただけ。
おまけに土佐藩から脱藩し、平民を見下さないと。
おおよそ、武士らしくない人物というのが印象だった。

「……いつだって、犠牲になるのは弱者なんだ。
 そして、それを奪うのは何も知らない馬鹿な権力者達 」

幾度が起こった疫病、飢饉、戦の不条理で多くの人間が死なねばならなかった時。
俺は彼らに何も出来ず。 ただ、その死を見届ける事しか出来なかった。
しかし、権力者や金持ちの殆どは……
米の一粒も無く隣の人間が泣いているのに、しゃしときょう楽を貪る……
民に一瞥もしない腐った馬鹿ばかりだった時代もあった。
戦国乱世には、略奪や殺戮や女をなぐさみものにする
人間の尊厳を踏みにじる事を繰り返すクズもいた。
ガリガリに痩せて草や木の根を食べ、泥水を啜り
やがて、果てていった子供達もいた。
そして、いつだったか……
天然とうで命を落とした人々に涙を流し、うち捨てられた遺体を丁寧に弔う旅の尼僧もいた。

千年という時間は、恐ろしいまでの人間の浅ましさや人生の空しさ。
沢山生まれ、沢山死ぬという…
塵より小さく儚い命が消えていく様子を、数え切れない時間と共に見てきた。

「戦国の世も、今もゴタゴタしているが……
 今回は天下統一なんかじゃなくて、二つの意見の違え(たがえ)による混乱 」

そして、あれこれ話している内に冗談半分で大昔の戦の話しをした。
そしたら、竜馬は目を剥いて驚き。
八百比丘尼伝説じゃあるまいし、あり得ないと半信半疑で言葉を返してきた。

「ほんまに、おまんは若狭の比丘尼のような存在なんか?
 まさか…あり得んじゃきに。
 おまん 冗談が上手いな! 」

「まあ、そう思えばいいさーー 」

普通は…そう思うだろうな。
永遠をひたすら生き続ける事を運命つけられた人間など、
常識から考えて、まずあり得ない話しだし
そんな人間は恐らく、この世界で俺一人だろうし……。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーー 平成二十四年 冬 嵐山のとある土産物屋にて ーー

「…………?
 あれは、修学旅行生か…どうしたんだろうか?
 まさか、不良じゃ………? 」
もう、そろそろ昼時かと思いながらふと、店の外を見ると。
店前のベンチに、平凡な顔立ちで面長の少年がいたのだ。


続く

後書き

本日、二本目です。

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.49 )
日時: 2013/05/23 22:57
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: tVCgD/M1)  

番外編 通り過ぎていった永久 下

かの、坂本竜馬が暗殺という悲惨な形で去って
凡そ、150年……
その長い、長い時間は全ての人々を入れ替えるのには十分であった。

記憶にある人々や現存する多くの写真に写っている人々は、
もう、墓の中で誰一人残っていない。
恐らく謎の青年と八百比丘尼のただ二人を残して……

(……この子供は道の迷子だが。
 俺は、さしずめ時代の迷子といったところだな…… )

例え仲間がいても、いつだって彼は一人ぼっちだった……。

遠く、膨大な過去を道連れに終着点ゴールの無い道を
その答えすら見つから無いまま、ひたすらさ迷うしか選択肢がなく。
幾ら仲間や友人を得ても、みんなすぐに道の途中でいなくなってしまう。
そんな、孤独で道しるべすら無い道を歩く自分を皮肉り…
“時代の迷子”と称するのは、自虐的ではあるが真実でもあった。

「(感傷か…… )
 ……それで、何故。
 迷子になる程、土産物選びに夢中になってたんだ? 」

「すみません……
 一つの事夢中になると周りが見えなくなるもんで…… 」

坂本少年はしょんぼりとしながら、出された暖かい緑茶を啜る。
某バラエティー番組で「現在の京都では、帰って欲しい客に茶を出す」という事を知っていた少年は、
「ああ、冷やかしは帰って欲しいのか 」と思う。

「…………そうか。
 それで、さっき名前は何て言ったっけ? 」

「坂本………竜馬っす 」

「昔在った近江屋で死んだ。
 あの坂本竜馬と同じ? 」

「は、はい。
 死んだひいお爺さんが付けてくれたんです……
 竜馬のように、柔軟な思考と立派な志を持つ人間になるようにって 」

「へぇ…… 」

いつか、かけ蕎麦屋で出会った
大海に大志をいだいていた武士もののふと同じ名前。
彼と彼は顔立ちも、性格も似ても似つかないが
名前以外にどこかが似ている。

「店員さんは、えっと……
 リュウ…龍咲というんですか 」

ジィと制服の左胸に付けられた
ネームプレートを見ると、漢字で龍咲。 ローマ文字でリュウザキと書かれている。

「龍咲って……
 あのものすごい大きな会社と学校を運営する大金持ちで、
 議員や自衛官や学者等を輩出してる あの…… 」

「ああ。
 だが、俺は分家だ。 それも、遠い昔に別れた…な 」

「そーなんですか。
 それで、アル「ーーおい!
 坂本!! やっぱし、ここにいたんだ 」あ…… 」

「どうやら、お迎えが来たようだな
 速く行ってやれ。 相当探していたみたいだぞ 」

「え、あ、はい。
 美味しいお茶を頂き、ありがとう御座いました! 」

班長らしき眼鏡の少年に呼ばれた坂本少年は、慌ててサブバッグを背負い。
さっきレジを通したばかりのお土産を手に、してペコリと頭を下げながら店を出て行った。

「やれやれ……
 それにしても、竜馬…か。
 全然似てないのに、どこか似ている気がしたが気のせいか? 」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「マジでゴメン! 」

「全く……
 君が忽然と行方不明になるなんて、予想もしなかったよ 」


続く

後書き


あと、あと一話で終わります。

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.50 )
日時: 2013/05/24 16:45
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: tVCgD/M1)  

前書き

これで、番外編は終わりです!

番外編 通り過ぎていった永久 下2

その少年は、何の偶然か同じ家族構成と名前を持って転生した人間だ。
それは神仏の計らいなのか、それとも偶然なのか…
本人は勿論。 謎の青年“龍咲”とて、預かり知らない事である。
そんな輪廻転生を経験した。 している事さえも……。

「ねぇ、坂本君。
  あの店員さんさぁ。 マジ、イケメンだったね! 」

ボブヘアがチャームポイントの班の女子が、
キラキラした眼差しで坂本少年に語りかける。

「あぁ、腹が立つくらいのな。
 てか、何で写メってるんだ。 有田!? 」

「うん、そうだよ!
 だって、あんなミステリアスでいい声のイケメンは。
 そうそう、めったにいないもん!! 」

こっそりケータイを持って来ていた有田という少女は、
まるで、白馬に乗った王子を前にした乙女の眼差しで班のみんなにケータイの画面を見せてける。

「はあ?
 お前、この間はカフェのインテリ眼鏡の外国人がどうの。
 アメ横で喧嘩してた目つきが悪い高校生とかこうのって言ってなかったか? 」

「何、悪い? 」

「悪いってゆーよりさ。
 勝手に取るのは相手にも失礼だし、一々撮らなくていいだろ? 」

この有田という少女は、イケメンに目が無く。
見かける度にデジカメやケータイで写真を取り、それをプリントして部屋の壁に飾る趣味の持ち主だ。
坂本少年の記憶にある限りでは、
いつも、商店街のカフェで分厚い本を読む長いブロンドで
宝石のような紫の瞳の眼鏡をかけた柔和なイタリア人。
アメ横で喧嘩をしていた目つきとガラが悪い高校生くらいの青年。
あと、近所の焼き肉屋で骨付きカルビを頼みまくっていた
銀のウルフカットの青年と、
おとなしく黙々と焼き肉と野菜を食べていた
肘まであるやや天然パの無口、無表情の青年のドイツ人兄弟の写真。

有田少女 本人の趣味はともかく。
勝手に撮るのは如何なものかと、班のみんなも賛同する。

「えぇー?!
 それって、悪い事だったの?!! 」

「当たり前だ。
 本人達に断りを入れねーで、撮るか普通 」

「同感だね。
 彼らにも、プライバシーというものがあるんだ。
 断りを入れるくらい常識だろう? 」

「むぅ、学級委員長までぇ…… 」

「今度、彼らに会えた時に謝っておきなよ。
 そして、次からは断りを入れろ 」

写真の話しはともかく。
こうして、彼らと彼女らの楽しい修学旅行は終わり。
その思い出と共に、たくさんのお土産を抱えながらそれぞれの家へと帰っていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ただいま! 」

坂本少年は元気に玄関のドアをあけ中に入り。
靴を脱ぎながら廊下をあるいていると、新聞を片手にした祖父が前を歩いてきた。

「おう、お帰り。
 で、修学旅行はどうだったんだ? 」

「ん。 ちょっと、班とはぐれたけど楽しかった!! 」


坂本は靴下を洗濯籠に入れ、手を洗うと少年は。
修学旅行のお土産を広げながら、その出来事や感想を次々に話していく。

「ほぉ……。
 それで、その龍咲という店員さんは何ていったんだい? 」

「……呆れたって言ってた。
 普通、そこまで夢中になるなんて有り得ないって…… 」

「だろうな。
 お前は小さい頃から、そうだったもんな 」

「えぇ、そうね。
 それで、その人は……
 そんなに、ひいおじいちゃんの写真の人にそっくりだったの? 」

あの後、新幹線で思い出した婿養子だった独身時代のそう祖父と一緒に写る
友人だった青年と昨日の青年は今、思えば。
年代が近ければ、本人じゃないかと思える程よく似ていた。
しかしながら、その写真は戦前のもの……

「多分、そのひいじいさんの友人という人の孫がひ孫なんじゃないか?
 ほら、よくあるじゃないか。
 おじいちゃん似とか、ひいおじいちゃん似とか 」

「んー。
 そーなんだろうけど、変な感じがしたんだよな。
 何か、この世界から浮き足立ったような…… 」

普通とは、何かが違うと坂本少年は言う。

「へぇ……
 ひいおいじいさんも、そんな事を言ってたな。
 “わしの友人は、カワッテた”って…… 」

「そーだな。
 (普通に考えたら、そうだよな…でも、まさか…な…… )」

一瞬。 姉が遊んでいた百年をかけて予言と戦う主人公を思い出すが、あり得ないと首を振る。

番外編 終わり

後書き

漸く、主人公の姓が決定しました


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