ダーク・ファンタジー小説

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人魚 終焉無き白夜
日時: 2012/11/16 02:18
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

序章

今からお話しするのは遥か、遥か昔……
この国が、まだ中世と呼ばれる時代に始まり。
今でも続いている数多の……
そんな、物語の内の一つで御座います。



ーー その若者は決して、
交錯する事の無い流れを
ただ、ただ、見て来ました。
幾つかの戦で倒れた戦友。
度々あった流行り病や飢饉で…世の中の不条理で、
酷く痩せて、米の一粒も無く息絶えた子供達……
みんなの最後を、彼は見届けてきたのです。

彼はその度に涙をこぼしました。
その終着点おわりが見えない……
孤独と苦痛の地獄を噛み締めて…………

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.79 )
日時: 2013/08/24 01:01
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: c.8q4OQv)  

コメント返し

珈琲猿さん
えっと、どこがですか……?
もちろん、頑張ります!

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.80 )
日時: 2013/08/27 20:42
名前: 珈琲猿 (ID: jF5f2bDU)

こんばんわ。

FFぽいところでふ。
あと、キャラがwww
あい、首を長くしてまってましゅ

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.81 )
日時: 2013/09/01 03:33
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: e65Hbqlh)  

コメント返し

珈琲猿さん

………。
私としては、単に東西南北に分けただけですが……
そう言われてみれば。
そんな気が……

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.82 )
日時: 2013/10/12 13:49
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

お知らせ

最近、祖母が亡くなった為。
ここに来るまで随分と時間がかかってしまいました。
今後は、これまでのように更新は遅いですが……。
出来るだけ早く此方の創作も再開したいと思っております。


追伸

これからも、よろしくお願いいたします。
作品にかんして、何かご意見がありましたら。
遠慮なくお願いいたします。
ただし。
荒らし、悪口、過激な言葉は固くお断りいたします。

Re: 人魚 終焉無き白夜 ( No.83 )
日時: 2013/10/19 05:11
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: khvYzXY.)  

番外編 悪魔は笑わない

魔界……。
そこは、悪魔や魔物と呼ばるる闇のけん属の世界 ーー

力こそが、ものを言い。 力がある者が支配する。
人間界の秩序、理、常識が一切通用しないその世界は、
あまりに広大で……。
人間や、とうに滅びた恐竜の黎明より遥かに古く。
一体、どこにあるのかさえ。
とんと見当も付かない その異世界に住まう彼らが悪魔は。
吸血鬼やハルピュイアのように人間に近い者もあれば。
人喰いマンティコア九頭蛇ヒュドラのように獣の姿の者。
そして、己が姿を自在に変じさする能力を有する者と実に様々である。

そんな世界に生まれ落ち、力にものを言わせて。
ひたすら戦いと血を欲し。
時に、叶えらるる範囲内で願いと同等の対価を支払わせる。
狡猾と殺戮の兄弟悪魔は、そこにいた。

「人間をその気にさせて、破滅を招く邪悪な種族で。
 それらと契約した魔女へは、裁きと死あるのみ、か……。
 最近の人間はそんな、わけがわからない事を言ってんのかよ? 」

短髪の、如何にも血の気が多そうな荒い口調の魔族は。
羊皮紙の、本物のものとは大きくかけ離れた。
淫らで、猟奇的、悪辣とした魔法使いや魔女と
様々な悪魔との集会サバトの挿し絵が描かれた
「魔女の鉄鎚」という題名の本を、乱暴に閉じ火炎魔法で一瞬にして灰塵に変える。
その問いに、虚無的で寡黙と思わるる魔族は。
その沈黙を破り、静かに、表情を変える事無く答える。

「……そうだな。
 我らのように、等価交換で契約する者もあれば。
 人間の詐欺師と同じ手段を取る輩もいる…。
 故に、当たらずとも 遠からずとしか言えん事は確かだ…… 」

それ以上でも、それ以下でも無い。
ただ、それだけの事。
しかし、人間にしてみてば。
どちらにしても、都合が悪いのだ。

「まぁ、そんなもんか。
 平たく言えば正当か詐欺のどっちかで、どっちもタダじゃねぇしな。
 つまり、そういうのが気にいらねぇんだよな奴らにして見れば。
 てめぇの都合で、その地域の土着神も悪魔だとか言うしさ。
 そのうえ黒死病も、干ばつも、みぃんな俺らの責任らしいぜ? 」

呆れたといわんばかりに、肩をすくめる。


「……理解し難いな。
 いつか、真実は明るみに出るやもしれんというのに。
 ……くだらん 」

「嘘はバレるから、嘘ってか? 」

「…………… 」

続く?


後書き

また、短い……。
呆れるほど、短い。


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