二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  
日時: 2012/06/10 09:00
名前: mk (ID: kI5ixjYR)

こんにちは!mkといいます!
実は前書いていた小説があまりにも気に入らなかったので新しいのを書いてみました!!

登場人物は前の薄桜鬼 Loyal −誠−とほぼ同じですが、もう一度書いておきます

−主人公−
叶 美波 (カノウ ミナミ)

黒髪、腰辺りまでの長さ。性格はやんちゃ、そして、仲間思い・・・時々沖田さん並に黒くなる
女としての自分をおし殺している

−仲間−

黎 (レイ)

銀髪、瞳は赤。性格は優しい。主人公と契約を結び、体の中に潜んでいる
戦闘時になると必要に応じて出てきたりする。


この二人と残り一人を中心にしてお話を進めていきます

薄桜鬼 ひとりぼっちの悪魔
これから頑張るので応援よろしくお願いします!





〜ご愛読者様〜
桜舞姫様
雛苺様
愛恋様
玉環様(元乙女様)
カノン様
ニョーコ★様

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Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.82 )
日時: 2012/02/16 20:51
名前: mk (ID: oUAIGTv4)

お、コメント来てた
始めましてカノンさんコメントありがとうございます
いいですよ、タメですねOKです
九尾ってなんかカッコいいですよね(^−^)
あとでカノンの小説を読みに行きます
あと、たまに私のグチもこぼしに行ってもいいですか?
とりあえず、頑張ります(^−^)/

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.83 )
日時: 2012/02/18 10:39
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

mk、更新頑張ってるね。
私も頑張らなくては!!

そういえば、この前私の小説を読んだ友人が、
「○○の小説の書き方ってすごいよね。なんて言うか、登場人物が
 本当に話してるみたいにセリフが読めるよ。」
…これは、褒め言葉なんでしょうか…?

駄作かもしれないけど、これからも宜しくね!

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.84 )
日時: 2012/02/18 20:33
名前: mk (ID: oUAIGTv4)

あ、桜舞姫!
来てくれてたんだ!
最近受験のストレスでイライラしてるの・・・
後期に回りそうだから勉強してるのにお母さんはグチグチ
なんか言ってるし頭にきたからそこら辺のものに八つ当たりしてた
多分だけど桜舞姫の友人の言った言葉はかなりの褒め言葉だと思うよ?
桜舞姫の書いてる小説はかなり自然な感じでその場面ごとのイメージがしやすいんじゃないかな?
分かりやすく言うと、小説を読んでいるうちに自然と登場人物に感情移入しちゃってる状態?・・・なのかな?
それに、桜舞姫の小説は駄作なんかじゃないよ!
自信持って頑張って!

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.85 )
日時: 2012/02/27 21:04
名前: mk (ID: AtgNBmF5)

どうも皆さんお久しぶりです
mkでございます

後期選抜が3日後にせまり・・・(←なんで小説更新してるんだ?

まぁ、軽い息抜きと言うことで小説を更新させていただきます
(受かるといいな・・・21人蹴落とせば受かれるんだよな〜・・・)



とりあえず、どうぞ(^−^)














———慶応三年十一月

この日、伊東派についていったはずの斎藤が帰ってきた

その姿を目にした千鶴達は驚きに目を見張った

「どういうことだ?」

原田が首を傾げる

「斎藤君はな、トシの命を受けて間者として伊東派に潜伏していたのだ」

その話を聞いてようやく納得できたのか、原田が大きくうなずいた

「なんだ、一君。僕に内緒でそんな楽しいことしてたんだね」

沖田が笑いながら言った。永倉は近藤を軽く睨む

「極秘だったのでな。黙っていてみんなにはすまんことをしたなぁ」

近藤は申し訳なさそうに頭をかいた

「あ、お茶を入れてきます」

千鶴は立ち上がり急いで広間を出た

千鶴が出て行き、暫くしてから美波が入ってきた

「あれ?千鶴ちゃんが居ない・・・あ、斎藤さんお帰りなさい」

斎藤が居ることに対してリアクションが無い美波に疑問を持った原田が問いかける

「美波、驚かないのか?」

「え?ああ、はい・・・でも、それは置いといて斎藤さんの報告を聞いたほうがいいですよ」

美波は視線で斎藤に頷きかけると斎藤もそれが分かったのか、喋り始めた

「伊東派が新選組に対して明らかな敵対行動を取ろうとしている」

「敵対行動?」

井上が驚いて聞き返した

そこに土方が斎藤の言葉の続きを言った

「伊東の奴は幕府を失墜させるために羅刹隊の存在を公表しようとしてやがるらしい。坂本暗殺に原田が関与していると噂を流し
新選組を陥れようとしているのも奴らだ」

「なんだって!?」

永倉が声を荒げる

「・・・俺に罪をきせようって腹か」

「さらに差し迫った問題がもう一つ。伊東派は新選組局長の暗殺計画を練っている」

斎藤のその言葉に沖田が一気に殺気立った

その他の人も驚いた顔をした

「・・・という訳だ・・・残念だが、伊東さんには死んでもらうしかないな」

その言葉にお茶を持ってきた千鶴が固まった

「御陵衛士と事を構えるということか?」

原田の問いに近藤は頷いた


「平助はどうするんだ!?」


「刃向かうようなら斬るしかあるまい」

「土方さん!?」


土方の言葉に千鶴は驚愕の表情を浮かべる


「いいんですか!?皆さんは平気なんですか!?」

千鶴が取り乱したように声をあげた


「そんな分け無かろう!!!」
近藤の一喝により千鶴はようやく気付いた

自分だけじゃない・・・皆・・・平助を助けたいと思っているということに・・・

「俺たちだって・・・平助には戻ってきて欲しいさ・・・・・・」

原田はそう言い、広間を出て行った・・・

それに続くように永倉と沖田、そして井上が出て行った・・・・・

千鶴はただ一言・・・

「取り乱して申し訳ありません・・・・・・」

去っていった彼らの背に向かって深く頭を下げた・・・

広間に残ったのは美波と斎藤、そして千鶴だけだった

みんなが去って言った後、斎藤が口を開いた

「・・・・・・御陵衛士はこれで終わる・・・・・平助を助けるなら、今しかない・・・・・・」

その言葉に同意するかのように美波が頷いた

斎藤の言葉に千鶴は顔を上げた・・・・・・・・・・・・


Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.86 )
日時: 2012/02/27 21:04
名前: mk (ID: AtgNBmF5)

続き〜












———翌日


近藤と土方が屯所の門まで来ると、原田、永倉、沖田、美波の四人が見送りに来ていた

「後はよろしく頼む・・・」

近藤の言葉に原田と永倉が頷いた

「ところで、僕は誰を斬ればいいんですか?」

沖田が笑いながら言った


「おめぇは、寝てろ。その身体で何が出来る」

土方の答えに沖田は笑った


「恨みますよ・・・土方さん・・・・・・」

近藤と土方が屯所を去った後、沖田は自分の不甲斐無さに悔しそうな顔をし、拳を強く握り締めていた

そんな沖田の様子を美波は横目でじっと見ていた・・・・・・

———————


七条通と油小路を物陰からでも見渡せるような場所に原田たちは数名に分かれ息を潜めていた

暫くすると、数人の御陵衛士が走ってきた

「伊東先生!!」

何も知らずに伊東の遺体の周りに集まってきた御陵衛士を一瞬のうちに取り囲む

「貴様ら!騙まし討ちとは卑怯な!」

「こっちは売られた喧嘩を買ったまでだ」

そう言って槍を構えた

「伊東先生の仇!!」

御陵衛士の一人が叫んだのを合図に斬り合いが始まった・・・・・・



何とか御陵衛士達を斬り伏せて一息ついたその時・・・

辛うじて意識があった御陵衛士の一人が原田の足を掴んだ

それに止めを刺すため、原田が槍を上げた瞬間・・・・・・


———— バァァン

乾いた音が響き渡り足を掴んでいた衛士は絶命した

「よう、人間。遊びに来てやったぜ」

そう言って現れたのは不知火だった


続いて天霧も現れる


「何でお前らが此処に?」

原田が訝しげに眉を顰める

「なんでって、仕事だよ、仕事。頭の悪いお前らが罠にはまるのを見物しに来たってことさ」

不知火はそう言うと手で合図を出した

その合図を受け、数十名の侍が原田たちを囲む

「よくもまあ、こんだけ集めたもんだ・・・風体からすると薩摩の連中だな?」

侍達を見ながら永倉が天霧たちに言った

「・・・不意を突くような真似は詫びましょう・・・。だが、我々も藩命に従う必要がありましてね・・・」

天霧は静かに言った

「不知火、お前は長州じゃなかったか?宗旨変えでもしたんなら笑うとこだけどな」

そんな原田の言葉に不知火は不敵に笑った

そして、暫くにらみ合いになる・・・・・

「でやーっ!!」

薩摩藩士が刀を振り上げ斬り込んできたのを合図に激しい斬り合いが始まった















激しい斬り合いの最中に天霧が薩摩藩士たちに合図する

その合図に従い薩摩藩士たちは一旦辻の手前まで退いた


睨み合いが続く中、天霧が一歩進み出た

「新選組の方には一つ提案があるのですが・・・」

息切れをしながら天霧の言葉に永倉と原田は頭に疑問符を浮べた


「そこに居る雪村千鶴君、そして、叶 美波くんの二人をこちらに預ける気はありませんか?
そうしていただければ皆さんを見逃しましょう」

永倉と原田はそのの言葉に驚き天霧の視線の先を追った

そこには、呆然と立ち尽くす平助がいて、そして、その後ろには千鶴が立ち竦んでいた

だが、美波の姿はどこにも見えない・・・

その時だった

「さすがだね、よくここに居るのがわかったね」

上から声が降ってきたかと思うと、美波が飛び降りてきた


「決して悪い提案ではないかと・・・。この戦力差・・・戦うのはお勧めしません」

天霧の言うとおり、敵のほうが数が多い

「我々の提案を受け入れるか否か・・・」

「わ・・・私は・・・」

千鶴が口を開いたときだった・・・

「何故?どうして戦うことが勧められない?数が居ても貴様らのようなザコなど、僕一人で片付けられる」

美波の放った一言が藩士達の神経を逆なでしたのか藩士たちが刀に手をかける

天霧はそれを手で制すと千鶴と美波、両方を静かに見た

「分かりました・・・・では、僕はそっちへ行きましょう・・・」

そう言って美波は一歩、また一歩と歩きだす

「な・・・美波!?」

原田と永倉、平助も驚愕を顔に浮べる

天霧たちの下に着いた美波はその周りを数人の藩士達に囲まれる

「なんでだ・・・美波・・・?」

四人が信じられないという表情で美波を見つめる

「なんで・・・?それは愚問ですね・・・こういうことですよ・・・」

美波はフッと薄ら笑いを浮べると一瞬にして周りの藩士達を斬り殺した

「だって、敵は少ないほうが楽ですし・・・」

不敵に笑って見せた美波の表情はこれまで誰にも見せたことが無いくらいに黒かったそうだ・・・・・・

「貴様ァァ!!」

藩士の何人かが美波に斬りかかる

だが、美波はその藩士達を一瞬にして斬り伏せてしまう

美波は地を蹴り高く飛ぶとひらりと舞いながら原田たちのところに着地した

「さぁ、掛かって来い!!」

美波の声を合図に原田、永倉、平助の三人が千鶴を背にそれぞれ武器を構えた・・・・・・


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