二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  
日時: 2012/06/10 09:00
名前: mk (ID: kI5ixjYR)

こんにちは!mkといいます!
実は前書いていた小説があまりにも気に入らなかったので新しいのを書いてみました!!

登場人物は前の薄桜鬼 Loyal −誠−とほぼ同じですが、もう一度書いておきます

−主人公−
叶 美波 (カノウ ミナミ)

黒髪、腰辺りまでの長さ。性格はやんちゃ、そして、仲間思い・・・時々沖田さん並に黒くなる
女としての自分をおし殺している

−仲間−

黎 (レイ)

銀髪、瞳は赤。性格は優しい。主人公と契約を結び、体の中に潜んでいる
戦闘時になると必要に応じて出てきたりする。


この二人と残り一人を中心にしてお話を進めていきます

薄桜鬼 ひとりぼっちの悪魔
これから頑張るので応援よろしくお願いします!





〜ご愛読者様〜
桜舞姫様
雛苺様
愛恋様
玉環様(元乙女様)
カノン様
ニョーコ★様

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Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.77 )
日時: 2012/01/31 17:32
名前: mk (ID: qRt8qnz/)

桜舞姫こんばんわ!
えっと、千姫について説明いたしますと
面倒くさくて省きました(^−^;)/
すみませんでしたm(_ _)m
トッシーはそう、銀魂の・・・←何でいるんだろうね?
とりあえず、実は千姫来たけどそのシーン省いたってことで・・・;
応援ありがとう!
今度2/14・15千葉県公立高校の受験なんだ・・・って前に言ったっけ?
これからもよろしくね

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.78 )
日時: 2012/02/05 11:35
名前: mk (ID: qRt8qnz/)

こんにちはmkです!
小説の更新をいたします!!

















美波は千鶴を抱えると一気に屋根に飛び乗った

そのまま土方達のもとへと飛んでいく

そこでは、各々が戦闘を繰り広げていた

二人は、地面に降り立つ

「なっ・・・千鶴が二人・・・!?」

原田が驚愕を顔に浮かべる

「なんだと!?」

他の人も驚いて風間が連れて来たほうの千鶴と美波が連れて来たほうの千鶴を見比べる

すると、役目を果たした偽の千鶴の姿が段々薄れていく・・・

しばらくすると幻影のほうは跡形もなく消え去った

「風間・・・早く此処から立ち去れ!千鶴は貴様に渡さない!」

美波は風間に言い放つ

風間はふんと鼻で笑うと口を開いた

「貴様に何が出来る・・・貴様など千鶴と共に連れ去ることも容易い・・・」

今度は美波が笑う番だった

「前に一度私から千鶴を奪えなかった貴様が大層な口を利くんだな」

そんな美波に風間は不機嫌なオーラを放ち始めた

『地獄斬剣!』

そう叫ぶと美波の手の上に一つの大きな剣が現れた

それは紅く、妖しく光り輝いていた・・・

それを手にすると風間に向かってそれを構える

「自分の守りたいものは全力をかけて守る」

「面白い・・・ならば、その実力・・・試してやる・・・!!」

二人が同時に駆け出す・・・

刀と視線が交差する・・・

金属が激しく擦れ合う音が屯所内に響き渡る・・・

それから暫く斬り合いは続いた・・・

ちょうど、鍔迫り合いになったとき・・・風間の刀に集中しすぎていたせいで足元が油断しきっていた・・・

それに気付かないのをいい事に風間はニヤリと口角を上げると脚を使い美波の鳩尾を強く蹴った

「ぐぁっ・・・!?」

急なことで何がなんだか分からなかった

唯一分かるのは鳩尾に伝わる痛みだった・・・

暫くして、ようやく自分が蹴られたのだと分かった美波は悔しさに顔を歪ませた

口の中の血を吐き出すと再び立ち上がった

「相変わらずムカつくことをしてくれるな・・・」

美波は忌々しそうな表情を浮かべた

「千鶴は我らが連れて行く・・・貴様も一緒に連れて行く・・・人間などと一緒にいさせるわけにはいかないからな・・・」

風間が言った

「それは貴様が決めることではない・・・千鶴が自分の意志で決めることだ・・・!」

美波は声を荒げた

既に体力は限界で、いくら鬼といえどやはり男と女という力の境界線は簡単に超えられるものではない・・・

美波は最後の力を振り絞り風間に斬りかかるが、そんな美波を風間は意図も容易く跳ねのけ、そして美波の持っていた

剣を弾き飛ばした

「なっ・・・!!」

美波は終わりを悟って目を瞑る

だが、いつまで経っても衝撃は来なかった

そっと目を開けると目の前には土方の後姿があった

「土方さん!」

「一人で無茶すんじゃねぇよ!」

土方は風間の刀を受け止めながら美波を怒鳴った

「・・・すみ・・・ません・・・」

息を切らしながら美波は項垂れた

「これ以上好き勝手はさせねぇ!!」

「貴様らにこいつらの価値が分かるまい・・・」

風間と土方の斬り合いが始まってから暫くして、土方の刀が弾き飛ばされた

そして、風間が刀を振り上げ土方に止めを刺そうとしたとき・・・

「やめてっ・・・!!」

叫び声と共に土方と風間の間に小柄な影が飛び込んできた

それは千鶴だった・・・

風間は振り下ろした刀をギリギリのところで止めた

「馬鹿が!余計な真似を!」

「なぜ人間などに与する?最後は裏切られるだけだぞ・・・まがい物を作り出す愚かなやつらと共に居る事に何の意味がある?」

「それでも———信じているから・・・」

千鶴は風間から目を逸らさずに言った

「・・・・・・卿が削がれた・・・行くぞ・・・」

暫くの沈黙の後、風間はそう言って闇に消えていった

「すぐに、被害の状況を調べろ」

風間が去った後土方は的確に指示を出す

「千鶴、美波!大丈夫か?」

「はい、私は大丈夫です」

千鶴が答えた

「・・・・・・」

「美波、どうした?」

原田が美波の顔を覗き込んだ

その顔は真っ青で今にも倒れそうな勢いだった

「おい、大丈夫か!?」

「・・・・・・ま・・・魔力と体力を消費しすぎた・・・気持ち悪い・・・死ぬ・・・」

美波はそう言って地に倒れていった・・・・・・

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.79 )
日時: 2012/02/15 19:30
名前: mk (ID: qRt8qnz/)

更新いたします・・・

















目を覚ますと木で出来た天井が目に入った

美波はゆっくりと体を起こした

「叶君!起きたの?」

声のしたほうをむくと扉のほうに千鶴が立っていた

「・・・・・」

千鶴が近づいてくる

その瞬間、美波は布団から飛び起き布団の枕元においてあった愛刀の金色夜叉を鞘から抜くと千鶴に切っ先を向けた

「きゃあ!」

千鶴は驚いて悲鳴を上げた

「叶君・・・どうして・・・?」

千鶴は目の前にいる美波に視線を向けた

その瞳にはいつもの優しい感情はなく、冷たい・・・凍りつくような鋭い目だった

「千鶴っ!大丈夫か!?何があった!!」

千鶴の悲鳴に気がついたのか土方達が走ってきた

そして、部屋に入り驚愕の表情を浮べる・・・

「おい!美波!!何してやがる!!」

土方は我に返ると刀の切っ先を千鶴に向けている美波を睨み付けた

「どうしたんだよ!刀を下ろせ!」

「・・・・・・・・・」

原田の言葉にも美波は応じない・・・終始無言のままだ

土方達は訳が分からず・・・どうしていいかも分からず立ち尽くしていた

しばらくたっても美波が刀を下ろす気配は無い・・・

だが、ここで美波を力尽くで押さえ込んでもその騒ぎで誰か他の隊士達が来てしまうかもしれない・・・

土方がどうしようか迷っていると、突然美波の胸元のクロスが光り始めた

『・・・を・・・れ・・・』

脳内に小さな声が流れたような気がした・・・

「気のせいか・・・?」

土方が首を傾げた

『こい・・・の・・・胸元・・・クロス・・・を・・・斬・・・れ』

今度は先程よりもはっきりとした声が脳内に響き渡った

クロスがなんなのか分からないが恐らく美波が首からさげているあれだ・・・

そう確信した土方は刀を引き抜くと美波に躊躇なく斬りかかった

とっさに美波も後退する・・・

その時に浮いたクロスのチェーンを土方は斬った

すると、土方と美波の間に見知らぬ男が現れた

「誰だ!」

土方は刀を構えた

『まぁ、落ち着けって』

黒い服を身に纏った男は美波にゆっくりと近づいていく・・・

『おい、美波・・・』

男の呼びかけに美波は警戒心むき出しの表情で男を睨み付けた・・・

『チッ・・・面倒くさいな・・・』

男は舌打ちをすると一気に美波との間合いを詰めた

さすがの美波も狭い部屋の中で男がそんな行動を取るとは思っても見なかったのでとっさに動けなかった

『戒めの風となれ!『鎖風』!!』

男がそう唱えると美波の体は見えない何かに縛られているように動かなくなった

そして、男が美波の鳩尾を強く殴ると力を失った美波の体はゆっくりと地に倒れていく

『あああー・・・めんどくさかった・・・』

男は気を失った美波を布団に横たわらせてから土方達の前に座った

「どういうことか説明してもらおうか・・・」

土方達は見知らぬ男に視線を向けた

『俺の名前は黎・・・人間ではない・・・』

「人間じゃない・・・だと・・・?」

土方は首を傾げた

『俺は悪魔という存在なんだ・・・悪魔って分かるか?説明が面倒くさいんだが、地獄の住人みたいなものかな?』

黎が若干疑問系で聞いてきた

「まあ、よくわからんが・・・で、美波がどうしてあんな風になったのか教えてくれ」

続きを促すと黎は少し沈黙してから言った

『・・・先日の戦いで・・・最後に美波が気持ち悪いと言って倒れただろう?』

黎は言葉を続ける

『その時に体力も魔力もかなり消耗してしまった・・・そんなこと滅多に無いからな・・・
美波の体が反応できずにそのまま気絶してしまった・・・。それだけならいい・・・滅多に無いことのせいでいま、美波は一時的に記憶を
失ってしまった・・・。暫くすれば元に戻るらしいが、戻るまでが大変なんだ・・・』

黎の言葉に全員が首を傾げた

「なにが大変なんだ?」

『さっきも見ただろう?美波はもともと警戒心が非常に高い・・・そのせいで、暫く一緒に居てやらないと心を開いてくれない・・・
俺が初めて会った時もそうだった・・・。初めて会った日、俺が美波に近づこうとしたら刀を俺に突きつけてきたんだ・・・
とりあえず、俺は『大丈夫だ、危害は加えない』って言ったんだ・・・それで多少マシになったのかな?』

黎の言葉に全員が深刻そうな顔をする・・・

『ま・・・まぁ、とりあえず美波の警戒心を解くためにまずはここに居ても大丈夫なんだって事を分からせてやれば
多分大丈夫だろう・・・』

黎はそう言って美波のクロスを自分のポケットの中に突っ込んだ・・・

『暫くの間、美波は起きないだろうから・・・じゃあな』

黎は立ち上がり、一言残すと一瞬のうちに消え去ってしまった・・・・・・

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.80 )
日時: 2012/02/15 19:32
名前: mk (ID: qRt8qnz/)

続けて更新

















目が覚めた美波の視界に映ったのは見たことのない部屋だった・・・

『ココハドコ?』

その問いが心の中でぐるぐると渦巻いていく・・・

「あ、起きたの?」

声のしたほうを見ると小柄な少年が立っていた・・・でも、多分男じゃなくて女だな

美波はそう確信すると布団から勢いよく飛び起き目の前にいる少女の背後に回った

そして腕を後ろで組ませ、そのまま布団に押し付けた

「きゃあ!!」

いきなりのことに千鶴は驚いて悲鳴を上げた

その悲鳴に気付いたのか何人かの男達が部屋にやってきた

「千鶴!大丈夫か!?」

(既視感・・・)

美波は心の中で思った

前にもこんな光景を見たことがある

「おい、美波!千鶴を放してやれ!」

目の前にいるポニーテールの男が言った

美波は腰に差してあった刀を鞘から抜くと男達に突きつけた

「来るな!近寄るな!!」

美波は冷たい瞳で目の前の男達を見つめた

そんな美波にポニーテールの男は優しく・・・静かに微笑んだ・・・

「大丈夫だ・・・俺達はお前に危害を加えない」

ポニーテールの男がそういうと美波の瞳が一瞬揺らいだ

「そうだよ、叶君・・・私達はあなたを傷つけたりしないよ・・・だって・・・仲間だもん!」

目の前の少女も優しく微笑んだ・・・

「な・・・」

美波は予想していた反応と違うことに驚いていた・・・

「なんなんだ・・・なんなんだよ!!」

そう叫ぶのと同時に頭痛が起こった・・・

「・・・っ・・・!?」

あまりの痛みに美波はうずくまる

『・・・ち・・・ちゃ・・・ん』

痛みの中、脳裏に浮かぶのは自分の中にあるはずの記憶だった・・・

「・・・これは・・・・・・この記憶は・・・私の記憶・・・?」

暫くすると、頭痛も治まり美波は前のめりに倒れた・・・

「美波!」

倒れるギリギリのところで土方が美波の体を支えた

「・・・すみません・・・」

ようやく失った記憶を取り戻した美波は小さく呟いた

「気にすることはねぇ・・・」

土方の言葉にその場に居た全員が頷いた

「あぁ、でも思い出せてよかったです・・・」

美波は少し安心したように微笑みを浮べた

「ありがとうございます・・・」

美波がそう言った時、どこからか黎が現れた

『お、美波・・・もう記憶戻ったのか?』

「うん、まぁね・・・」

『そうか、ならよかった』

黎はそう言ってポケットから美波のクロスを取り出した

『ほら・・・』

「ん・・・ありがと」

美波はクロスを受け取ると、立ち上がりクロスを腕にぶら下げ始めた

『彼の者の力を封印したまえ!!』

そう唱えると、美波の足元に妖しく光り輝く魔法陣が現れた

クロスが光を放ち、黎の体を包んでいく・・・

光が消え去った後には黎の姿は無かった

「あの男は・・・?」

その場にいた全員が辺りを見回した

「此処ですよ」

美波はそう言ってぶら下げていたクロスを指差した

「そうか・・・」

そのクロスは妖しい光に包まれていた・・・

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.81 )
日時: 2012/02/15 20:50
名前: カノン (ID: L0v6OTPI)

はじめまして、カノンと申します。
薄桜鬼大好きなバカです。

本当にバカですよ、この子(九尾)

九尾は出てくるなって。
あ、こいつは九尾といいまして・・・・
私の心の中に封印されている尾が九本ある狐です。
まあ、妄想ですが・・・・・
おっと、話がそれました。
あの、タメいいですか?私はおkなので・・・・
最近時間がないので、読むのには時間がかかると思いますが
頑張ってください!!


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