二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  
日時: 2012/06/10 09:00
名前: mk (ID: kI5ixjYR)

こんにちは!mkといいます!
実は前書いていた小説があまりにも気に入らなかったので新しいのを書いてみました!!

登場人物は前の薄桜鬼 Loyal −誠−とほぼ同じですが、もう一度書いておきます

−主人公−
叶 美波 (カノウ ミナミ)

黒髪、腰辺りまでの長さ。性格はやんちゃ、そして、仲間思い・・・時々沖田さん並に黒くなる
女としての自分をおし殺している

−仲間−

黎 (レイ)

銀髪、瞳は赤。性格は優しい。主人公と契約を結び、体の中に潜んでいる
戦闘時になると必要に応じて出てきたりする。


この二人と残り一人を中心にしてお話を進めていきます

薄桜鬼 ひとりぼっちの悪魔
これから頑張るので応援よろしくお願いします!





〜ご愛読者様〜
桜舞姫様
雛苺様
愛恋様
玉環様(元乙女様)
カノン様
ニョーコ★様

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Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  第弐拾七話 ( No.72 )
日時: 2012/01/27 22:09
名前: mk (ID: qRt8qnz/)

こんばんわ
mkです
小説を更新いたします















慶応二年六月——

ただ今、部屋で寝転がっている最中・・・

千鶴ちゃんは斎藤さんと巡察に行っており不在

やることも無い私は部屋でゴロゴロするしか時間をつぶす方法が無かった

「いや、あるな・・・」

私はある事を思い出し、立ち上がって部屋を出た

爽やかな風が木々を揺らす

私は廊下を真っ直ぐ歩きある部屋の前で立ち止まる

「へいすっけくーん!遊びましょっ!」

大声を出しながら平助君の部屋の扉を思いっきり開けた

だが、平助君は不在で部屋の中は誰もいなかった

「なんだよー・・・つまんないなー・・・」

次に向かったのは左之さんのお部屋

「左之っさーん!遊びましょっ!」

しかし、左之さんも不在・・・

私は少し不満だったがかくれんぼ感覚で残りの人たちを探してみることにした

「永倉さーん!遊びましょっ!」

だが、そこも不在・・・

「なんだよ!ああ、あの三人組だからどっかに固まって行ってるのか!」

一人でぶつぶつと言いながら次の部屋へ向かう

「トッシー!遊ぼうぜ!」

そう言って思いっきり扉を開けるとそこには鬼の形相をしたトッシー・・・ではなく土方さんがいた

「だ・・・」

「だ?」

私は訳が分からず首を傾げる

「だーれーがー・・・トッシーだァァァァァァ!!」

「ギャァァァァァ!!」

その後、土方さんの怒りを買った私は千鶴ちゃんたちが帰ってくるまで長々とお説教されました・・・

—————

慶応三年三月——

夜、寝る前に私は千鶴ちゃんに言った

「千鶴ちゃん、今日は僕が廊下側に寝ていい?」

そういうと千鶴ちゃんは少し困ったような表情を浮かべた

「でも・・・廊下側は寒いし・・・叶君が寒くなっちゃうよ?」

「大丈夫だよ、男は女の子を体を張って守るために生まれたってなんかの本に書いてあったからね」

私がそういうと千鶴ちゃんは笑った

「何言ってるの、叶君はちゃんと女の子だよ」

「ありがとう、でも今日は廊下側で寝させて?」

「わかった」

そう言って布団を敷き終わった後、私達は就寝した

———夜中

夜、廊下の軋む音で目が覚めた

戸を見ると、誰かがそこに立っていた

私は小声で千鶴ちゃんに言った

「千鶴ちゃん、下がってて」

千鶴ちゃんは頷くと素直に後ろに下がった

私は枕もとの刀を取ると一歩後ろに下がって刀を構えた

その瞬間・・・戸が吹き飛ばされ、羅刹が現れた

「・・・・・・・・・血を・・・血をよこせええ!!」

私は刀で相手を斬った

「ああ、めんどくさい・・・これ刺してもいいのかな・・・?」

私は再び刀を構える

そして、また羅刹を斬る

返り血が私に降り注ぐ

その返り血が目に入ったせいで視界が悪くなってしまった

そして次の瞬間・・・

腹部に激痛が走りその部分がだんだん熱を帯びてくる

「痛いなぁ・・・」

「叶君!!」

千鶴ちゃんの泣きそうな声が聞こえた

そして羅刹が刀を振り上げる・・・

だが、いっこうに刀を下ろす素振りが見えない

それどころか、刀が腹から突き出ているようだ・・・

「ぐあっ・・・」

「土方さん!」

気付くとそこには土方さん達がいた

「こっちへ来い!」

私は痛む腹を押さえ千鶴ちゃんの手を引っ張り土方さん達のもとへと走った

「血を寄越せええ!」

刺されてもなお羅刹は立ち上がった

「どうしてこいつが・・・」

平助君が驚愕の表情を浮かべていると横から声が掛かった

「申し訳ありません・・・私の監督不行き届きです・・・」

そこに現れたのは山南さんだった・・・

「山南さん・・・」

「雪村君、叶君・・・大丈夫ですか?」

「はい」

「深手なのでは?」

そう言って山南さんが私の傷口に手を伸ばした・・・その時だ

「くっ・・・」

山南さんが不意によろめく

「ぐあああああ!!」

山南さんの髪は白くなり瞳が赤くなる

「血・・・血です・・・血がほしい・・・あなたの血が!!」

そう言って手についていた血を舐める・・・。

「ちっ・・・仕方ねぇ」

永倉さんが刀に手をかけたとき・・・

「待て!」

突然土方さんが止めた

「ぐ・・・ぐぅぅぅ・・・がああああ!!」

山南さんの様子がおかしくなったと思ったらもとの姿に戻って行く

「・・・わ、私は何を?」

山南さんが完全に戻ったとき廊下から声が掛かってきた

「なんですか!この騒ぎは!?」

何がおきたか分からないまま伊藤さんが部屋に入ってきた

「さ、ささ・・・山南さん!?あ・・・あなた死んだはずじゃ・・・!?」

部屋の床に座り込んでいる山南さんを伊藤さんに見られてしまった

山南さんは公には亡くなってしまったと言われている為、驚くのも無理はない

でもまさかこんな形で見つかってしまうなんて思わなかった

「ま、まあ伊藤さん落ち着いて・・・」

「これが落ち着いていられるものですか!!きちんと説明してください!!」

完全に錯乱状態になってしまった伊藤さんを近藤さんがなだめながら別の部屋に連れて行った

「バレましたよ・・・斬っちゃいます?」

沖田さんが変わらない口調で土方さんに目を向ける

「・・・今夜は俺の部屋を使え。それと、その腹は山崎に手当てして貰うといい」

土方さんが私の方を向いた・・・

「気にしないで下さい。こんな傷・・・」

「だが・・・」

尚も食い下がる土方さんに私は腹を抑えていた手を離し傷口を見せる

そこは既に傷が塞がり始めていた

「治りが早いのは分かっていただけましたか?心配要りません」

「そうか・・・」

土方さんは頷くと千鶴ちゃんと私以外の人たちと一緒に戻っていった・・・・・・

















お久しぶりでございます!
mkでーす
今日は滑り止めに受けた私立高校の合格発表で
なんとか合格できました(^−^)/
できれば特待とか欲しかったけど・・・
まぁ、受かったのでいいです!
次は本命の公立高校に向けて勉強頑張ります!
これからもよろしくお願いします

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.73 )
日時: 2012/01/27 22:16
名前: 雛苺 (ID: jFJOmttq)  

お初です
雛苺です★

大ファンになりました!!頑張ってくださいね^^


あと…暇だったら私の小説見てくれると嬉しいです////

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.74 )
日時: 2012/01/28 11:50
名前: mk (ID: qRt8qnz/)

雛苺さん!
初めまして
コメントありがとうございます!
もう早速読みました!
面白かったですよ
私の駄文読んでくれて嬉しいです
正直友達に痛い目で見られています
でもめげずに頑張るので応援よろしくお願いします
あ、私のことはタメでいいですよ

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  第弐拾捌話 ( No.75 )
日時: 2012/01/28 11:54
名前: mk (ID: qRt8qnz/)

こんにちは!mkです
小説更新いたします

















夜中の新選組・・・

門のところには篝火が焚かれ門番が立っている・・・

それはいつもと変わらぬ風景・・・

だが、今日は違った・・・

急に銃声が響き、凄まじい悲鳴と共に門番がそこに倒れこむ

負傷していない隊士の一人が抜刀し身構えようとしたその瞬間、侵入者の拳が隊士に炸裂し

そのまま隊士は吹き飛んだ

「全く歯ごたえがねぇな・・・」

笑いながら現れたのは不知火だった

その後から天霧、風間と続く・・・

「お待ちしておりました」

ふいに山南の声が聞こえ、それと同時に倒れていた隊士達が立ち上がり羅刹化する・・・

「あなた達鬼のお相手は我ら羅刹隊がいたします・・・さあ!思う存分、力を振るうのです」

その言葉を合図に羅刹化した隊士達がいっせいに風間達に襲い掛かる・・・・・・

—————

その頃、千鶴の部屋・・・

千鶴はハッと目を覚ました

夢現の中で銃声を聞いたような気がしたのだ・・・

そして千鶴はバッと勢いよく布団から飛び起きた・・・

隣では騒ぎに気付かないのか、美波がぐっすりと寝ている

(叶君を起こさないわけにはいかない・・・でも・・・)

千鶴が迷っているとき・・・急に部屋の戸が開いた

千鶴は驚いて縮こまった

「ああ、ごめんね・・・今片付けるから・・・」

そういいながら現れたのは紛れも無い・・・美波だった

「え・・・叶君が二人・・・え?」

完全にパニック状態におちている千鶴に美波は苦笑を浮かべる

「ごめんね、これは幻影・・・」

そう言いながら美波は左手を千鶴に向ける

何をされるのかと驚いて千鶴は目を瞑った

『彼の者の幻影を作りたまえ・・・』

そう唱える声が聞こえ千鶴は恐る恐る目をあけた

すると、隣にはもう一人の千鶴が立っていたのだ

「わ・・・私!?」

「しばらく時間稼ぎをしてもらう、何をすればいいかは・・・分かるよね?」

美波が問うと千鶴の幻影は頷き、部屋を出た

「え・・・叶君・・・何をするの・・・?」

千鶴は頭にはてなマークを浮かばせる

「君を部屋から出すなとの副長命令です」

部屋の外で島田の声が聞こえた・・・

「千鶴ちゃんはこっち・・・」

そう言って美波は千鶴を襖の中に押し込んだ、そして自分も入ると襖を音を立てないように閉めた

「千鶴ちゃん、絶対に動かないでね」

美波の言葉に千鶴は頷く

「迎えに来たぞ」

その時、風間の声が聞こえた

「おのれ!」

そして、鈍い音がして島田の苦しそうな声が聞こえた

「島田さん!・・・やめてください、もうこれ以上———」

外で偽者の千鶴の声が聞こえていたがそれは途中で途切れた

それからしばらくして、美波は辺りの気配を探り風間がいないのを確信すると千鶴の口に当てていた手を離した

そして、襖を開ける

「ごめんね、苦しかったでしょ」

そう言って美波は千鶴を襖から出した

「何をしたの?」

千鶴は不思議そうな顔を見て美波は言った

「千鶴ちゃんの幻影に働いてもらったんだよ、私の作る幻影は本物と全く同じだからさすがの風間も見破れなかったみたいだね」

美波は安心したように笑う

そして次の瞬間、顔を引き締めた

「でも、風間を追い出すには千鶴ちゃんが動かないといけない。少し危険だけど・・・」

「うん、でも・・・危険でも大丈夫」

千鶴の瞳に決意の色を見た美波は頷いた

「じゃあ、行こう・・・」

そう言って二人は部屋の外へ出た・・・・・・

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.76 )
日時: 2012/01/28 15:07
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

mk久しぶり!桜舞姫だよ♪あ、それと……

合格おめでとう御座いますっ!!!
こういう言葉は敬語の方がなんとなくいいかなって。

トッシーて、アレ?もしかして○魂の…←(多作なので一応○する)

美波、千鶴の幻影も作れるんだ…すげ。
えっと、これって風間襲来だよね?突っ込んじゃうけどさ。
千姫様何処行った〜〜〜!!?
私の記憶じゃ確か、千姫が『千鶴は東北を占める鬼一族です』って
新選組の皆に報告した数日後に襲来される予定だった様な…?

ともあれ、頑張ってね!楽しみにしてるよ♪


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