二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  
日時: 2012/06/10 09:00
名前: mk (ID: kI5ixjYR)

こんにちは!mkといいます!
実は前書いていた小説があまりにも気に入らなかったので新しいのを書いてみました!!

登場人物は前の薄桜鬼 Loyal −誠−とほぼ同じですが、もう一度書いておきます

−主人公−
叶 美波 (カノウ ミナミ)

黒髪、腰辺りまでの長さ。性格はやんちゃ、そして、仲間思い・・・時々沖田さん並に黒くなる
女としての自分をおし殺している

−仲間−

黎 (レイ)

銀髪、瞳は赤。性格は優しい。主人公と契約を結び、体の中に潜んでいる
戦闘時になると必要に応じて出てきたりする。


この二人と残り一人を中心にしてお話を進めていきます

薄桜鬼 ひとりぼっちの悪魔
これから頑張るので応援よろしくお願いします!





〜ご愛読者様〜
桜舞姫様
雛苺様
愛恋様
玉環様(元乙女様)
カノン様
ニョーコ★様

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Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.7 )
日時: 2011/06/27 19:02
名前: mk (ID: PMHGkQdB)

本当ですか!?
いや、自分でも表現が気に入らなかったから
他の人も見ていてつまらないかな?とは思っていたので
とてもうれしいです
いや、本当にありがとうございます
これから頑張ります!

愛恋さんの作品も私ずっと見てました
とってもおもしろかったです!!
頑張ってください

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.8 )
日時: 2011/07/05 17:29
名前: mk (ID: PMHGkQdB)

こんにちはmkです!!
最近テストが多くて・・・更新が遅れてしまいます
次に更新するのは7月12日以降だと思います・・・

これからもよろしくお願いします!!

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  第弐話 ( No.9 )
日時: 2011/07/16 15:48
名前: mk (ID: PMHGkQdB)

お久しぶりです
mkです!!
テストも終わってあと2日学校に行けば夏休みです!!
今年は受験生なので、小説を更新できる時間がないほどに忙しくなると思います!!
でも、時間を見つけて更新しようと思っているのでこれからもよろしくお願いします!!

では、ひとりぼっちの悪魔第弐話 どうぞ!!


今日も羅刹たちが町を徘徊している・・・

「最近、毎日羅刹たちが動き回ってるね・・・」

『やつらは血に飢えているからな・・・』

黎の声が頭の中に響く・・・

「しばらく様子見だったけど・・・倒しちゃう?」

『好きにしろ』

「じゃあ、力をかしてね?」

私は黎の力を引き出す・・・

自分でも、体の中で力がみなぎってくるのを感じた・・・

そして、高く飛び上がる・・・

冬の冷たい風が凶器のようだ・・・

羅刹たちの背後に回りこみ、一人・・・二人と倒していく

最後の一人を倒そうとしたときに不覚を取ってしまった

「・・・っ!!」

羅刹の振り下ろした刀が逃げ遅れた左腕を裂いた

血が腕を伝って地に滴り落ちる・・・

私は刀を構え、羅刹の心臓を貫く・・・・・・

刀を抜くと支えを失った羅刹の体は前のめりに倒れていった

と、そこで後方から複数の気配を感じた

「こんなに遅く来て、人がいたら手遅れなのにね・・・」

私は近くの路地に身を潜め、様子を窺った

「誰かが——・・・ってことだな・・・」

よく聞こえない・・・そう思って補聴器をつけた

「副長・・・これを殺したやつはまだ近くにいるはずです・・・」

「あれー?」

急に出されたデカイ声に驚いた

「どうした、総司?」

「なんか、あそこに誰かいるような気がするんだけどな〜♪」

なんだよアイツ!!黙っとけよマジで!!

「なんだと!?」

「おい、斎藤」

あ、ヤバ・・・

段々気配が近くなってくる・・・もうこうなったら・・・

逃げるが勝ちでしょ!!

全速力で走り出す

「待て!!」

後方を振り向く。

土方さんと斎藤さんはメチャクチャ真剣なのに沖田さんだけニヤニヤと笑いながら追って来る・・・

そして・・・とうとう行き止まりに当たってしまった

「いいか?逃げるなよ?」

土方さんが刀を突きつけてくる

自分の命が危険なのに、逃げない馬鹿はいません!!

そう思いながら私はそのまま屋根の上へと飛び移る

「なっ・・・」

多分、私の顔は夜だからってこともあって完全には覚えられてはいないはず

「じゃあね!」

そういい残して去ろうとしたときだった・・・

  グサッ

「ぐっ・・・」

背中を見ると刀が深々と刺さっていた

私は痛みでその場にうずくまった

多分、これは沖田の仕業だろう・・・

「今だ斎藤!捕まえろ!!」

「よ・・・くも・・・やってくれたな!!クソ沖田ァァアァ!!」

背中に刺さった刀を抜き力一杯沖田さんに投げつける

「おっと♪」

軽々とよけられたことでさらにイラっとしてしまった私は次の攻撃を仕掛けようとした

『よせ、早く引き上げたほうがいい。このままでは捕まって殺されてしまう』

が、しかし黎の言葉で私は冷静な判断力を取り戻した

「わかった」

私は再び背を向けて闇へと溶け込むように姿を消した

「逃げられたか・・・次こそ捕まえてやる!」

残された土方は空を見上げた・・・・・・




ありがとうございました!
では、またお会いしましょう!

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  第参話 ( No.10 )
日時: 2011/07/18 15:34
名前: mk (ID: PMHGkQdB)

こんにちわ!mkです
私の学校では、後2日で夏休みを迎えます
いやー・・・早かったなー一学期

と、まあどうでもいい事は置いといて
小説の更新をいたしまーす(^−^)/

では、お楽しみください









私は、いつも通り京の町を歩っていた

甘味屋さんの前で立ち止まりそして、再び歩き出そうとしたとき私は前方に浅葱色の羽織を発見した

「ヤバ・・・」

くるりと回り、反対側に行こうとした・・・が、そちらからも浅葱色の羽織が向かってくるところだった

「もう、路地を使おう」

そして、私は狭い路地へと入っていった

『見つかったら絶対に捕まえようとするだろうな・・・』

「大丈夫・・・だと思う。昨日は夜であまり顔を見られていないと思うから・・・」

『ならいいが・・・』

私はそのまま浅葱色に見つからないくらい遠くへ逃げた

————夜————

「どうしよう・・・」

私はとてつもなく困っていた・・・ホントにマジで困っていた

今日は偶然羅刹に遭遇してしまったのだ

『遭遇してしまった以上、倒すしか・・・』

「わかったよー」

黎の力を引き出し、戦闘体勢に入る

一人、二人と倒れていく

倒した後、私はなるべく早めに逃げた

だが、それは無駄だった

なぜか、前方から浅葱色の羽織が現れたのだ

方向転換し反対方向に逃げる

だが、反対からも浅葱色が挟み撃ちにするように現れた

こうなったら、路地を使うしかないでしょ(泣

回れ右して路地へと入り込む。が、しかしそちらからも浅葱色が現れる

「なんでぇ!?」

思わず声をあげてしまう

『ちっ・・・罠だったか』

「卑怯だ!!」

気付くと回りは囲まれており、逃げ道といえば上しかないわけで・・・

「もう逃げられねーぞ」

土方さんが昨日と同じく私に刀を向ける

多分これは全員幹部だろう・・・羅刹の正体は知られるわけにはいかないから・・・

「まだ上がある!!」

私は飛び上がった

屋根の上に着地したときだった

物凄い力で私の体は組み伏せられた

「んなっ・・・!!」

どうにかして首を曲げてみるとそこには沖田さんがニヤニヤと笑いながら私が動けないように抑えていた

「残念だったね♪」

そういえば、沖田さんの存在すっかり忘れてた・・・よく考えてみればさっき挟み撃ちされた時点でいなかったことに気付けばよかった

「こいつがあいつらを倒したってやつ?」

「ちっちゃ・・・」

逆行で顔が見えないがシルエットが小さいので多分平助君だろう・・・

「お前に言われたくねぇよ!!俺はちっちゃくなんかねぇからな!!」

平助君が拗ねたように言った

「うっ・・・うぇぇ・・・」

取りあえず、泣いたフリ・・・

「嘘泣きは通用しないよ?」

沖田さんが笑った

「そいつを屯所へ連れて行け」

「いいのかよ!?」

「詳しい話は屯所で聞く」

そういうと土方さんは他の人と一緒に先に行ってしまった

私は物凄い握力で腕を握られながら私は屯所へと引きずられていった

途中、何度も逃げようとしたが結局沖田さんの握力が強すぎて逃げられなかった・・・・・・








ここまで読んでくださってありがとうございました〜!!

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  第肆話 ( No.11 )
日時: 2011/07/20 20:33
名前: mk (ID: PMHGkQdB)

こんばんはmkです
いやーようやくあしたっから夏休みだと思ってたらその矢先、
塾の夏期講習はあるわ、学校の補習授業はあるわで・・・
夏休みじゃありません!!
どーでもいいことは後で・・・では第肆話をお楽しみください!!





「お前は何者だ?長州の間者か?」

広間のようなところに連れてかれ、座らせられた直後にそう聞かれた

「間者・・・って、ああ・・・スパイのことですね」

「す・・・すぱい・・・?」

「すみません何でもありません。てゆーか、僕がそんな長州の間者に見えるんですか?」

私が聞くと土方さんは眉間に皺を寄せた

「こっちが聞いてるんだ!答えろ!」

「違うよ?僕は単独行動してるだけだし・・・てゆーか羅刹!毎晩町を徘徊しちゃってさー・・・死人が出たらどうするの?」

『羅刹』その言葉を発した瞬間、皆の目つきが鋭くなった

「ちなみにー、羅刹の情報をどこで手に入れた?って聞いても無駄だからね?僕は幕府の密命で新選組の隊士さん達を羅刹にしてるのは
前から知ってるしー、あ・・・ちなみに僕はここに来る一年ほど前からこのことは知ってたから」

「てめぇ・・・」

土方さんが私を睨んだ

「ちなみに、僕を殺そうとしても無駄だよ?逃げるから」

「いってくれるじゃねぇか」

その時だった・・・私は横からとてつもない殺気を感じた

「なんですか?沖田さん・・・そんなに僕を殺したいんですか?」

「うん」

にこやかに答えた沖田さんは私を早く殺したいとでも言うようなオーラを出している

「総司!いい加減にしろ!!」

「いいですよ?どっちが強いか勝負してみませんか?」

沖田さんを挑発する

「お前もだ!!やめろ!」

「じゃあ、今日は眠いからどこかてきとーに部屋空いてませんか?あ、なんならここにいる皆さんの誰かの部屋でもいいですけどね?」

「そいつを空き部屋に連れて行け・・・」

土方さんがため息をついた

私は空き部屋へと連れて行かれた

そして、酷いことに部屋に入った瞬間突き飛ばされたのだ・・・沖田さんによって・・・

「痛っ!何すんですか?」

「逃げようなんて思わないことだね。部屋の前で見張ってるから」

黒い笑みを浮かべながら沖田さんは部屋を後にした

私はしばらくたってから部屋の戸を開けた・・・

「逃げるなといわれたはずだが・・・」

静かな声で・・・簡単には感情を読み取らせてくれないような声で斎藤さんが言った

「ヒマだからちょいと外をお散歩しに行きたいなー・・・?」

「駄目だ・・・部屋へ戻れ」

「行ってきまーす」

外へ一歩踏み出そうとしたとき、私の体の動きが止まった

「部屋へ戻れ・・・」

斎藤さんが私の首根っこを掴んでいたのだ・・・

「分かりましたよー・・・」

私は向きを変えて部屋へ戻る・・・・・・なわけないでしょ!

懐から睡眠スプレーを取り出し斎藤さんに吹きかける

斎藤さんはそのまま倒れていく

完全に落ちるギリギリのところで体を支え持ち上げる

『やるな・・・』

「仕方ないじゃん・・・」

私は斎藤さんを空き部屋に連れて行く

布団に寝かせた後、手を縛り動けないようにした

口も塞ごうかと思ったけど、ガムテープを張ると剥がすときに痛いだろうから止めておいた

そして、部屋を出て私は脱出しようとした

塀に足をかける・・・その時だった・・・

「逃げるなんて許さないよ?」

そう、あのパターンだ・・・背中に刀がグサッってやつ。マジで痛いんだけど

「酷くないですか?僕は弓とかの的じゃないんですよ?」

私は刀を抜き取り沖田さんに投げ返す

「捕まえられるなら捕まえてみろ!」

私が挑発するとすぐに沖田さんが殺気を発した

「へぇ・・・殺されたいの?」

「なわけないでしょ?てゆーか、僕に勝てるとでも思ってるの?」

私は飛び降り沖田さんの正面に立った

「手加減してあげようか?」

クスリと笑った・・・。怒りと殺気を視線にこめてくる

その瞬間、刀が振り下ろされた

すばやくよけ、私は刀を抜く

耳障りな金属音が静寂な闇に木霊する・・・

「へぇ、やっぱり強いね」

私は沖田さんの背後に回りこむ

「お褒めの言葉・・・ありがとう・・・」

沖田さんが黒い笑みを浮かべる

暗い闇の中、金属音が反響していた・・・






では、またお会いしましょう

by mk


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