二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  
日時: 2012/06/10 09:00
名前: mk (ID: kI5ixjYR)

こんにちは!mkといいます!
実は前書いていた小説があまりにも気に入らなかったので新しいのを書いてみました!!

登場人物は前の薄桜鬼 Loyal −誠−とほぼ同じですが、もう一度書いておきます

−主人公−
叶 美波 (カノウ ミナミ)

黒髪、腰辺りまでの長さ。性格はやんちゃ、そして、仲間思い・・・時々沖田さん並に黒くなる
女としての自分をおし殺している

−仲間−

黎 (レイ)

銀髪、瞳は赤。性格は優しい。主人公と契約を結び、体の中に潜んでいる
戦闘時になると必要に応じて出てきたりする。


この二人と残り一人を中心にしてお話を進めていきます

薄桜鬼 ひとりぼっちの悪魔
これから頑張るので応援よろしくお願いします!





〜ご愛読者様〜
桜舞姫様
雛苺様
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玉環様(元乙女様)
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ニョーコ★様

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Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.127 )
日時: 2012/05/09 06:52
名前: 雛苺 (ID: fxhCNxuy)
参照: 冬眠・・・いや春眠に入りたい・・


 mk

 誕生日おめでとう!!^^

 人生、幸と不幸のくり返し・・・って聞いたことがある
 それだけ不幸なことがあったら今度はイイコトあるよ!
 
 がんばれ!mk!!
 私はいつでも味方だからねー!!

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.128 )
日時: 2012/05/09 20:54
名前: mk (ID: kI5ixjYR)

>雛苺お久しぶり!

いつもありがとね!(^−^)/
これからも頑張る!
応援よろしく♪

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.129 )
日時: 2012/05/12 09:45
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

mk、5月7日が誕生日だったんだね!
おめでとう(御座います)!

もし新選組に居たら、土方さんと一緒に祝ってもらえる
かもね!(土方さんは5月5日)

まぁ、鬼の副長の生まれた日が子供の日って、少し面白い
話だよね。

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔   ( No.130 )
日時: 2012/05/13 08:19
名前: mk (ID: kI5ixjYR)

桜舞姫!お久しぶり(^-^)
いつも来てくれてありがと!
私が予定通りに生まれて来てたら土方さんと同じ誕生日だったのに(泣
これからもよろしく(^-^)/

Re: 薄桜鬼  ひとりぼっちの悪魔  第肆拾肆話 ( No.131 )
日時: 2012/05/19 11:28
名前: mk (ID: kI5ixjYR)

お久しぶりです!
いやー・・・高校始まってから毎月小テストがあり宿題たっぷりだされ・・・
まさかこんなに忙しいとは思いませんでした(笑

まぁ、言い訳はこれくらいにして本編どうぞ!







土方、斎藤、原田、新八が一枚の地図を囲むようにして座っている

千鶴は松明を掲げ広げられた地図を照らす

美波はその様子を隅のほうからじっと見ている

「甲府城に敵が入っているだと?」

「本当か?そりゃ!?」

問いかけた新八の言葉に島田は答える

「はい、敵将は甲斐武田の流れを汲む者らしく、甲州の地元部隊を味方につけて進軍の準備を整えている模様です」

「なんてこった・・・此処じゃ戦えないぜ・・・」

ため息をついた原田に土方は険しい表情で頷く

「ああ、戦うにせよ、退くにせよここはまずい・・・街道沿いに陣を張る。島田」

呼ばれた島田が返事をすると土方は指示を下した

「すぐに近藤さんへ伝令を出せ」

「はい!」

島田は踵を返すと闇の中へと消えていった

————

報せを受けた近藤が甲州街道で馬で駆けて土方達と合流したのは夜が明けきってからのことだった

陣を移した幹部達は一つに集まり板の上に広げられた地図を緊張した面持ちで見つめている

「先を越された以上、俺は退くべきだと思うぜ」

「俺も新八に賛成だ。城攻めってのは相手を遙かにしのぐ兵力があってこそ成し遂げあられるもんだ」

新八の言葉に原田が同意する

「・・・俺は隊の方針に従う」

斎藤は一言、そういった

僅かな沈黙の後・・・近藤はようやく口を開いた

「撤退はしない」

「!?」

その言葉を聞いた途端原田と新八は驚愕の表情を浮かべた

「御上から支度金を頂いて出陣したのだおめおめと逃げ帰ってきては面目がたたんではないか!」

「この人数で奴らを相手にするなんて・・・正気なのか!?」

「・・・・・・臆したのか?」

近藤が言ったその瞬間・・・新八は床机を倒して立ち上がる

「あんたは鳥羽伏見の戦を経験してねぇから・・・そんなことがいえんだよ・・・あの戦で・・・何人の隊士が死んだと思ってるんだ・・・」

悔しそうに言った新八を見て、近藤は口を開く

「永倉君。君は勝てる勝負しかしないつもりかね?その腰に差しているものは、一体なんだ?」

近藤の言葉に激しく怒った新八は近藤に掴みかかる

「落ち着け、新八!」

原田がとっさに新八を抑える

「近藤さん、僕も今回は撤退したほうがよいと思っています・・・」

「撤退はしない!」

頑なに意見を変えようとしない近藤にため息をつくと、美波は再び言った

「近藤さん、相手は私達の持ってる刀や槍と違って最新の銃です・・・僕達が接近戦でしか戦えないのに比べてあちらのほうが遥に勝ってい
る・・・そんな状態で戦えば、僕達に勝ち目があるとは到底思えません」

今度は力強く訴えかけるように言った

「どんな戦であろうと、我々は御上の期待に応えてみせる!!」

「・・・これ以上!隊士を失って、僕達に何の利益があるんですか!?これじゃあ、負け戦も同然です!」

「なんと言われようが撤退はしない!!」

近藤は力強く言い放った


美波も必死になって口を開こうとした、その時・・・

「俺が江戸へ行って援軍を呼んでくる」

土方が静かに言った

「援軍?」

聞き返す新八を見て土方は頷いた

「待ってください・・・土方さんだって大事な戦力です!」

美波は言った

「それに、援軍を呼びに行かせるなら私が幻影を作り上げれば・・・」

「これは俺がやる・・・それに、考えてみろ・・・お前が幻影を作り上げたとしても俺が二人いたと後々分かれば全体を混乱に招く恐れがある」


「・・・っ・・・わかり・・・ました」

「近藤さん、それでいいな?」

近藤が頷くのを見届けた後、土方は静かに陣営を出て行った・・・・・・












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