二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

目を、【カゲプロ】
日時: 2012/08/02 14:02
名前: 鷽月 (ID: r4kEfg7B)

カゲプロ大好き高2女子が夢小説書きますます←

一応オりリキャラとメカクシ団の話を書いていきたいと思います。
ぶっちゃけた話しメカクシ団の小説書いてる人がいて突発的に書きたくなった話しなんで完結するかは未定です!
途中で飽きたらスミマセン!←

ちなみに細かなストーリーや設定自体はオリジナルとなってます。
書くきっかけは確かに1つの小説ですが、パクリではないです(>_<)
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!感想やリクエストはいただけたら泣ける←


コメントやリクエストをくださった方々
・モモ様
・素海龍様
・アルフェッカ様
・蟻様
・陽菜様
・姶良様
     special thanks for you!!


今まで書いた話まとめました!
>>249


只今オリキャラ募集中!!
>>234

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75



Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.134 )
日時: 2012/07/27 07:40
名前: 鷽月 ◆TLu.WncXKQ (ID: gNDvmwjP)  




しかし、シンタローさんはただ震えているワケじゃなかった。


よくよく考えれば彼には無精髭の声なんて、“片耳”しか聞こえてない。

………もう片方の耳から聞こえる“声”が彼に勇気を与えたのか、はたまた彼は私が想像していた程ヘタレじゃなかったのか……



「…………ろよ……」


「あ?なんか言ったかよ。小さくて聞こえねぇなぁ」


「お前みたいなクソ野郎こそ、一生牢屋に引き籠もってろよ!!」



シンタローさんは、無精髭の目を見てハッキリそう口にした。


ふにゃふにゃした喋り方のシンタローさんはいない。



少しだけ、見直した。

Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.135 )
日時: 2012/07/27 07:41
名前: モモ ◆J9gnOsFy/g (ID: ewri1wGo)  

いっけぇ!!
シンタローの名言!!

Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.136 )
日時: 2012/07/27 07:41
名前: 鷽月 ◆TLu.WncXKQ (ID: qiixeAEj)  





次の瞬間、男のすぐ斜め後ろの壁に掛かっていた大型テレビがものすごい音と共に床に叩き付けられた。


それと同時に、そっちに一気に集まる“目”。



………色々あったけど作戦通り。


無精髭も驚いたように、シンタローさんから手を離した。

次に商品陳列棚が、次にPC関連の棚が……


誰もいないのに倒れる。


ように見えてるんだろう。

皆には。


勿論これはキドさんによって“隠されている”あの3人の仕業。



………やっぱり完璧な“隙”になった。

Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.137 )
日時: 2012/07/27 07:43
名前: 鷽月 ◆TLu.WncXKQ (ID: lZW180hm)  




「 それじゃあよろしくね。期待してるよ〜。 」



カノさんはやはり悠長に、そう言って、無精髭の気が逸れた時にシンタローさんの手をほどいた。


シンタローさんはそれを合図にするように、走り出す。


もう、やる事は決まっていたから。



シンタローさんが走り出してすぐ、カノさんは私の手も解放してくれた。



シンタローさんはただ真っ直ぐに大型テレビの方へ、そして携帯を取り出し、『あの子』の名前を呼んだ。



「頼んだぞ……エネ!」


『終わったら遊園地、ですよ!?』



次の瞬間、エネちゃんが一瞬にして『すべて』のディスプレイを駆け抜けた。

Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.138 )
日時: 2012/07/27 07:45
名前: 鷽月 ◆TLu.WncXKQ (ID: 9Zr7Ikip)  




私は安心してそれを見届けようとした、しかし、

シンタローさんに銃を向けてるヤツが目に入って——



私は迷わず駆け出す。



「イチハラちゃん!?」



私の行動が予想外だったらしいカノさんの声が聞こえたが、私はただ真っ直ぐ走る。



——間に合え……間に合え………!!




———パアンッ!




乾いた銃声。

思わずシンタローさんの身体をスゴい勢いで押してしまい、シンタローさんは銃撃を受ける事はなかったが、頭を床に打ったのか、気を失ったようだった。


そしてその、シンタローさんが倒れた床に広がるのは、



私の血。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75



この掲示板は過去ログ化されています。