二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- 目を、【カゲプロ】
- 日時： 2012/08/02 14:02
- 名前： 鷽月 （ID: r4kEfg7B）
カゲプロ大好き高２女子が夢小説書きますます←
一応オりリキャラとメカクシ団の話を書いていきたいと思います。
ぶっちゃけた話しメカクシ団の小説書いてる人がいて突発的に書きたくなった話しなんで完結するかは未定です！
途中で飽きたらスミマセン！←
ちなみに細かなストーリーや設定自体はオリジナルとなってます。
書くきっかけは確かに１つの小説ですが、パクリではないです(>_<)
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです！感想やリクエストはいただけたら泣ける←
コメントやリクエストをくださった方々
・モモ様
・素海龍様
・アルフェッカ様
・蟻様
・陽菜様
・姶良様
special thanks for you!!
今まで書いた話まとめました！
>>249
只今オリキャラ募集中！！
>>234
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- Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.89 )
- 日時： 2012/07/25 12:25
- 名前： 鷽月 ◆TLu.WncXKQ （ID: 4ejw0jz1）
そんなコトを話しているうちに、エレベーターが私達のいる一階につく。
私達はギュウギュウ詰めのエレベーターに足を踏み入れた。
７階につけばまず、家電コーナーが目に入った。
「うわ！めちゃくちゃ広いな！」
独り言だろうか。
私と喋る時よりも幾分もハッキリした話し方でシンタローさんはそう言った。
「確かに広いですよねー。ひょっとしてシンタローさん、来るの初めてですか？」
「え？ああ、まあ……」
『ご主人はデパートが初めてどころか外に出たのも久しぶりですよ！』
エネちゃんが張り切って答える。
- Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.90 )
- 日時： 2012/07/25 12:26
- 名前： 鷽月 ◆TLu.WncXKQ （ID: 4ejw0jz1）
外に出たのも久しぶりて……まさか引きこもり？
そう言われて見れば確かに、肌は白いしやたらひょろいし……有り得なくはないかも。
私がじっと見つめていれば、ふとシンタローさんと目があった。
あ、ヤバい。
エネちゃんの言葉鵜呑みにしたのバレたかな。
そう思いつつ私は、アハハ、と乾いた笑いでその視線を交わした。
「あ、シンタローさん！ほら、ありましたよキーボードとマウス！いっぱいありますけど、どれに———」
私はそこで感じとる。
得体の知れない“違和感”を。
- Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.91 )
- 日時： 2012/07/25 12:27
- 名前： 鷽月 ◆TLu.WncXKQ （ID: Gd7LnyXy）
小さな頃から時々、人の心以外にも“分かる”コトがあった。
隠された違和感。
きっと私が“目を暴く”者だから。
今までは分からなかったけど、それなら納得が行く。
私はどうやら“隠そう”という意志が働いた物を“暴く”らしい。
人が隠そうとした嘘。
絵に隠された、画家の気持ち。
キドさんが隠そうとした目。
そして……今、このデパートでは、何か不穏な物が隠されてる。
ああ、もどかしい。
それが“何”か分かれば。
対策の１つや２つ取れるかも。
- Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.92 )
- 日時： 2012/07/25 12:28
- 名前： 鷽月 ◆TLu.WncXKQ （ID: tVNOFy45）
———本当に分からない？
私が本当に“暴く”者なら。
何が隠されてるかも暴けるんじゃない？
私はギュッと拳を握りしめた。
目が、熱い。
「………？イチハラさん……？」
シンタローさんの声も、届かない程に、私の意識は隠された物へ。
その正体は……
「————っ！！シンタローさん、早くこのフロアから………」
私はグイッとシンタローさんのジャージを引っ張った。
『？ユリさん？ご主人？どうしました？』
私が持ったままの携帯から、エネちゃんの声が聞こえる。
と、次の瞬間。
- Re: 目を、【カゲプロ】 ( No.93 )
- 日時： 2012/07/25 12:30
- 名前： 鷽月 ◆TLu.WncXKQ （ID: k2zz/GQt）
フロア全体に、爆発音が鳴り響く。
それは、間に合わなかった合図。
皆はどうしてる？
いや、それより今は私とシンタローさんのが危険な状態。
エレベーターホールの方に目をやれば、フロアとエレベーター側で真っ二つに分裂するかのように現れたシャッター。
白いフロアには、女性店員が太ももから赤い血を出して横たわっている。
その近くに立つ無精ひげの男。
手には拳銃、腰には手榴弾。
隠されていたのは、
テロリストの犯行。
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