複雑・ファジー小説
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- 天地海戦 『自由参加型』
- 日時: 2012/08/01 23:21
- 名前: 結縁 ◆J6BQu6v9vI (ID: UNmuBzLD)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6481
お立ち寄り有難うございます。
この小説は自由参加型となっていますが、参加なさる前に幾つかのルールがあります。
そちらを見て頂いたうえで参加頂ければ嬉しい限りです。
※ルール※
1.参照にある投稿所にて自分のキャラを作成し世界観などを把握の上で参加すること。
2.時間軸は可能な限り合わせること。
3.恋愛要素やグロ表現などはやり過ぎないよう注意すること。
上記のルールを守って楽しく書いていきましょう!
*参加者の皆様*
結縁『空戦魔導師』
磁石『空戦魔導師』
浅葱『陸戦魔導師』
三月兎『海戦魔導師』
グレイ『海戦魔導師』
漆黒『陸戦魔導師』
焔錠『空戦魔導師』
篠崎葉月『海戦魔導師』
.+*鏡音×二宮×菫*+.『空戦魔導師』
maomao『空戦魔導師』
美璃夜『海戦魔導師』
magenta⇔path『陸戦魔導師』
璃亜(元:斑鳩) 『海戦魔導師』
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.19 )
- 日時: 2012/07/31 09:18
- 名前: 磁石 (ID: aVEiGj60)
- 参照: あー夏休みの宿題全然してねぇ・・・
「……で?見かけたのか、見かけなかったのかくらい答えろ(睨」
どうやらコイツは、「チビ」という単語が「死」という単語と同じくらい嫌いらしい。いや、ただ単に俺の解釈だが。
でもコイツかなり面白い。すっごいチビの癖に大人ぶった言い方(ま、いちよう18歳だしな。)する。が、時々10歳っぽく喋るからすべてが10歳児に見える時もある。・・・・・何コイツ。超面白いンだけど!!!!!!
「いい加減に答えろ。(睨」
短気だなぁ・・・・・。ウザいくらいに。牛乳ちゃんと飲んでないんだろうなぁ・・・・。背も小さいし。ま、そんな事どうでもよい。そろそろ質問に答えてあげないと、殺られちゃうしね。ま、コイツより強い自信は有り余るくらいあるけどwwwwww
【お前もいい加減答えてあげろよー。このチビ、ポケットのデバイズ握り締めてンぞ?殺られるぞ?】
「・・・お前、デバイズも性格悪いとか最悪だなぁおい!!!」
【うっせぇ。騒ぐなチビ。殺すぞ。】
「ちょーっとー、リリィ何また勝手に喋るンだよー。結局殺られるのは俺なんだからー。他人に喧嘩売るのやめてー?」
【なんだよー。お前らしくないなぁ。お前なら『喧嘩万歳!』だろーが。】
「あ、コイツはリリィ。俺のデバイズ。口悪いけど多分良いヤツだ!」
「あーもう!話が逸れてる!で!?書類は!?」
チビはやっぱり短気だ。今度牛乳買ってあげよう。
いや、話が逸れた・・・あれ?最初はなしてたのって書類の事だったっけ?ま、いいや。
「んー。さっき、拾った。そういえば、あの紙か。あれは燃やした。」
そう、さっき歩いているときグシャグシャになって落ちていたから、捨てた方が良いかなと思って魔法で燃やしたンだった。・・・・・これ、ヤバイかな?
すると、チビはさっきの俺のように口をポカンと開けた。・・・多分叫ぼうとしているのだろう。いかん。耳を塞がn・・・・
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?」
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.20 )
- 日時: 2012/07/31 10:31
- 名前: 篠崎葉月 (ID: 0T0BadNT)
「足手まといになるなら要らん。後はお前達次第だ」
煉獄の魔術師、鳳焔朱鷺は表情をわずかにも崩さずに、そう言い放った。アーベルトが腕の神経を伝い、脳に直接語りかけてくる。
[[デバイスは双剣だね。やっぱり持ち主と性格は似るものなの?それにかなりの強気ね。よほど自信があるようだけど。]]
「「実力は絶対的だろう。いろいろ話は聞くし。それにこれくらいの自信がなけりゃ、この歳でSランクは難しい。」」
[[随分彼を評価するね。で、結局どうするの?閉鎖区域なら何回か行ってるじゃん。]]
「「だいぶ昔の話だけどな。でも今あそこは・・・。」」
脳内で素早く会話を終えて、涼一は考える。現在の閉鎖区域には、若干の問題があるのだ。それを偽っても仕方ないので正直に話す。
「閉鎖区域なら何度か任務で行ってる。ただ、最後に行ったのは5年くらい前かな。2年くらい前にそこは地盤沈下で大幅に地形が変わってる。俺の情報も、あまりあてになるかどうか・・・。おっと、嘘ではないからな。」
いまいち心の読めない朱鷺に対して、両手を挙げて言った。偽る必要がないのも事実である。
「あと、足手まといになるつもりはないよ。もともとこっちからの頼みだし。生命力には、そこそこ自信はある。そうだ、それと・・・。」
そう言って視線をあげるとドアから出ていこうとする女性、依田月黄泉が目に入る。話を中断して、涼一はとっさに声をかけた。朱鷺は少し驚いたような表情になる。
「あー、ち、ちょっと依田さん!」
彼女は涼一より年上の海戦魔導師だ。最近のあの区域に行っていても、不思議ではない。なにか教えてもらえば、と思ったのだ。あそこの魔物や思念体は、異様に強い。情報があって損することはない。
月黄泉がこちらに反応するのを確認せず、再び朱鷺に顔を向け、
「それと、任務の前に聞きたいことがある。最近各地で大量に発生してるウィプス、もとい魔力思念体についてだ。噂くらいは聞いてるかな?さっきもウィプスを狩ってきたが、量が異常だった。『ただの偶然』で済むなら一番だが。どうもキナ臭く感じてな。」
先ほどの笑顔を顔から消し、いたって真面目な表情で涼一は言った。
その時、
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?」
と言う全力の叫びが、遠くから聞こえた。何だか、真面目な雰囲気を持って行かれた気分になった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>焔錠さん
自分としてはペアで行くことを望みます。
あと、襲撃、イベントですがタイミングはどのくらいがよいでしょうか?
任務の前か後か、すぐ起こすかとか。
>>美璃夜さん
勝手ながら絡ませていただきました。すみません。
自分一人で勝手に張ったウィプスについての伏線、使っていただいて嬉しいです。ありがとうございます。
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.21 )
- 日時: 2012/07/31 13:56
- 名前: 焔錠 ◆c/OV8PkLoA (ID: 8R/poQo9)
閉鎖区域に行ったという話。嘘には聞こえない。
それに俺に偽りを述べた所で何ら意味も無いしな。足手まといにならないと言うのも信用してみる価値はあるな。
……ただ、こいつが危険にさらされ様と助ける気はないのだが。そんなことを考えていると、何やら、もう一つの受付に居た女に話を伺っているようだった。ほんの少しだが呆然と立ち尽くしてしまう。
【おい、そんで返事はどうするんだ?】
焔蓮華の声で正気を取り戻し、結論として出た返事を伝えることにした。
「足手まといにならないと言うならペアを組もう。……ただ、自分の身は自身で守れ。言うなら形だけのペアだ」
それだけ告げると相手の出方を待つことにする。
そういえば、こいつの名前を聞いていないな。向こうは俺のことを知っているようだが。まぁ、良い。どうせ短い付き合いになるのだろうから。
+ + + + +
ペアの件は了解だ。
タイミングは、行く前か、任務から戻って来てからか、どちらでも良いぞ。任務前なら、今、起こしても良いかも知れんな。
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.22 )
- 日時: 2012/07/31 14:21
- 名前: magenta⇔path ◆7UgIeewWy6 (ID: 1QppuERs)
嗚呼、大声を上げてしまった。いや、それどころじゃない。あの書類を燃やしただと?呆れたものだ。中身はちゃんと確認したのか此奴……。
「んっんん。失礼、僕から変な声が発されてしまった」
完璧18歳になったのもつかの間、ポケットに入っているデバイスのゼディアとヴィアラが口を開いた。
〔梓馬、ちょっと幼くなりなさい。あなたキレ過ぎよ?というか大人びてるわよ?〕
「いや、幼くってゼディア……違くない?」
[キレるとお前、煩いから嫌なんだ]
「し、失礼な……!!」
と、小声でデバイス達を話していれば、相手から問われる。
「でー…あれって燃やしてよかった感じ?」
相手はポリポリと頭を掻きながら言っているがそんな呑気なことじゃない。僕は言い返そうと口を開いた……のだが、
「そんなわけないじゃん!!もう……どうしてくれんの」(10歳)
子供っぽくなってしまった。
案の定、相手に笑われるわ、デバイス達にはそれでいいと頷かれるわ、僕の顔は真っ赤だわ……
僕は神に味方されていないのだろうか?どうして僕は背が低いんだ……。両親どっちも背が高いくせに。
「あの書類、難しい言葉とかグラフとか書いてあったでしょ?書いてあったんなら燃やさないでその場に置いとくとかするでしょ、普通は」
「あー、うん、あー…」
僕は餓鬼っぽいまま10分くらい説教を永遠としたのではないだろうか。
すると相手が口を開く。
「でー…俺、もうあっち行っていい?」
何言ってるんだ此奴。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
磁石様
再びありがとうございますノノ
色々キャラ崩壊してますが、お相手してくださり有難う御座います。
どうぞこのチビをいじめてやってください。
あ、歳ってどっちが上なんだろう←
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.23 )
- 日時: 2012/07/31 18:41
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
「おう、池だよみーや君」
【ん? こんな所に池なんてあったんだねぇ】
とことこと廊下を歩きながら、当てもなくグレイは歩いていた。
その歩き方は結構危うく、酔っ払いのようにも見えるが。道を通る人をきちんと躱している。
渡り廊下を通ったとき、綺麗に透き通った大きな池を発見して、新たにお昼寝スポットが出来たと内心グレイは喜んでいた。
【そう言えばさ、グレイの家の海も綺麗だったよね】
「あぁ、まぁね。だって俺等が清掃活動してるもん、海の中をね」
【流石魚人なのさー…】
「正確にはハーフだけど」
【微妙だよね。クオーターでも良かったんじゃ?】
「それだと色々と怖いことになりそうだから止めてー」
【具体的にどうぞなのさ】
「水中で息でき無さそう」
【それは痛い。海戦魔導師なグレイには痛いのさ】
「水中でも戦えるところが長所です」
【しかも息できるとかね。海戦魔導師にうってつけじゃん】
グダグダと会話をしていると、視界の端に人影が映った。
2人で両方とも男、片方は見覚えがあり、もう片方は身長が低めである。
すぐさま気づかれないようにグレイは壁に背を向け、隠れ、ニヤニヤと笑いながら様子を眺める。
【…アレってさー、磁石とかいう奴だよね】
「うん。弄り甲斐があるよね」
【うん。悪戯しがいもあるし】
すると、突然背が低い人が「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?」と叫んだ。
グレイはすぐさま反応し、手で耳を塞ぐ。多少距離があっても、絶叫は苦手のようだ。
そのまま苦々しい表情でした唇を噛む。
【…グレイのことは割と理解してる前提で言うよ。僕のこと解除して殴りかからないでね】
「…大丈夫、やるとしても鳩尾一発」
【ウン落ち着こう。クールダウンなのさ。まぁ、アレはあっちのが悪いけどさ】
「今なら密林に行って森林伐採できるかも」
【止めて。それってグレイの死亡フラグなのさ。密林って言う時点でアウトなのさ】
暫く謎な会話が繰り広げられたが、ここは一応割愛する。
グレイが落ち着いたと分かった頃、みーやは訪ねた。
【そういえばさ、最近ウィスプが大量発生してるって言う報告、多くないかい?】
「そうだね、何か嫌な予感がするなぁ。何てさ」
【グレイの勘って当たる気がする。動物の勘?】
「あながち間違いじゃ無いと思う」
再び、2人の方に意識を集中させると、何やら書類やら何やらという声が所々聞こえた。
みーやが不味いな。と思ったときにはもう遅く、グレイは2人の元へ気配を立って近付くと…
「やあ! 何をしてるのかな! 後、俺の所の書類が2,3枚足りないよ! どういうことかなっ!」
不自然なほどの笑顔で背後から話しかけていた。
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