複雑・ファジー小説
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- 天地海戦 『自由参加型』
- 日時: 2012/08/01 23:21
- 名前: 結縁 ◆J6BQu6v9vI (ID: UNmuBzLD)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6481
お立ち寄り有難うございます。
この小説は自由参加型となっていますが、参加なさる前に幾つかのルールがあります。
そちらを見て頂いたうえで参加頂ければ嬉しい限りです。
※ルール※
1.参照にある投稿所にて自分のキャラを作成し世界観などを把握の上で参加すること。
2.時間軸は可能な限り合わせること。
3.恋愛要素やグロ表現などはやり過ぎないよう注意すること。
上記のルールを守って楽しく書いていきましょう!
*参加者の皆様*
結縁『空戦魔導師』
磁石『空戦魔導師』
浅葱『陸戦魔導師』
三月兎『海戦魔導師』
グレイ『海戦魔導師』
漆黒『陸戦魔導師』
焔錠『空戦魔導師』
篠崎葉月『海戦魔導師』
.+*鏡音×二宮×菫*+.『空戦魔導師』
maomao『空戦魔導師』
美璃夜『海戦魔導師』
magenta⇔path『陸戦魔導師』
璃亜(元:斑鳩) 『海戦魔導師』
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.4 )
- 日時: 2012/07/29 08:42
- 名前: magenta⇔path ◆7UgIeewWy6 (ID: EyrVLEam)
この世界はなんて壮大なのだろう。道に途切れは無く、空は青々と輝き、この世界に終わりなど無いように思える。
その世界の中に魔導戦育共同学校に通う僕、紅紫月梓馬とデバイスであるゼディアとヴィアラがいる。
「…………」
〔梓馬?どうしたの、ボーっとして〕
「やばい、どうしよう……」
[何があった?]
そして僕は重大なミスをしてしまった。僕はドジだ。いや、ドジなのは前々から自覚していたが、こうも目の前で大事な書類を落としてしまうとは……。これは本当に僕か?
「書類がぁ……」
〔嗚呼、なるほどね〕
[馬鹿が]
「馬鹿っていうな」
そうやってデバイス達に厭きられ貶されながら書類を探すことにした。
が、まったく見つからない。見つかる気配もない。どうしたものか。
とまぁ、うだうだデバイス達に言い訳を言いながら困っていると、すぐそこに人がトコトコと歩いていた。
あの人が同じ学校の人かは置いといて、書類を探さなくちゃいけない。とにかくその人に声をかけることにした。
「すみません、このくらいの書類……えーっと、3・4枚ホッチキスで止まってる書類落ちてませんでしたか?」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
駄文で申し訳ないです。
一応ALL宛てなので遠慮せずにどうぞ。
あと、梓馬とデバイス達のセリフ(かっこ)についてです。
梓馬は「 」
ゼディアは〔 〕
ヴィアラは[ ]
となってますのでご確認を。
あとは、ゼディアとヴィアラの性格(?)についてです。
ゼディアは
優しめで何も言わずに察してくれる感じ。
ヴィアラは
一言で言えば冷たいです。何か訊いても「そんなの自分で考えろ」みたいな。
一応ご報告をと思いまして。
よろしくお願いします。
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.5 )
- 日時: 2012/07/29 09:17
- 名前: 磁石 (ID: aVEiGj60)
- 参照: あー夏休みの宿題全然してねぇ・・・
「っしゃぁい!!勝ったぁー!俺の勝ちd・・・ブフェェェ!!!!」
此処は海のとある広場である。
海はショッピングモールや、遊楽場所が多い。
だから人もたくさん居る。(多分。)
だから、こういう馬鹿もたくさんいる。
そう、俺に喧嘩を売るって言う、馬鹿が。
「誰が・・・・誰が俺の負けを見たのかな?挑戦者君。」
そういって、馬鹿、酔っ払った紫色の髪のジジィの腹を思いっきり蹴り飛ばす。ジジィは遠くまで吹っ飛ばされて、白目向いて気絶した。
ギャラリーから拍手が沸く。
「お、お兄さんアリガトウ!」
あのジジィに何故か殴られそうになっていた子供が近くに駆け寄ってニコニコして言った。が、俺は子供が嫌いなので一歩下がった。
「う、・・・あー、うん!じゃな!ば、バイバイ!」
後ろで「あ、おにいちゃ・・・」と声がするが猛ダッシュ。こういうことになると、助けてくれた人に懐いてしまうのが子供だ。そんなのゴメンだ。
が、猛ダッシュしてたら逆に目立ってしまったらしく、また子供に声をかけられてしまった。
「すみません、このくらいの書類……えーっと、3・4枚ホッチキスで止まってる書類落ちてませんでしたか?」
「え!?あー・・・^^;」
今度の子供は栗色のふわふわの髪のザ・男の子。ま、さっきの子供より背は大きいし、口調も大人っぽい。(自分より口が良い・・・)が、子供は子供。逃げよう!とは思ったものの、助けてあげよう。なんか可哀想だしね。俺はしゃがんで目線を同じくらいにした。
「ねぇ、君?なんで小さい君が書類なんて捜しているのかな?」
あえて、怖がらせないようにニコニコして言った。うん。めっちゃ笑顔で話した。なのに・・・
その子はドス黒オーラを発して言った。
「僕、一応18歳なんだけど。…………見えないとか言うなよ?(睨」
「は・・・・・?何言ってるのーw大人ぶっちゃダメだy」
「煩い。」
あー、頭が痛い。多分、頭の回線イカレたんだろう。
あー・・・頭が痛い・・・・・。
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?!?」
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.6 )
- 日時: 2012/07/29 12:18
- 名前: 浅葱 ◆lwS8VnhnDw (ID: vOB0vHGS)
- 参照: 国語の問題集しか終わってないよ…ああ
魔道戦育共同学校。
半妖精のとある天然系生徒は、今日も校舎内で迷子になっていた。
「とわらぐ……中等部の教室ってどこだっけ」
『……お前なぁ、いい加減覚えろその位。あと名前を略すな、柄にリボンもつけるな』
「だってとわらぐの本名長いんだもん、兄さんにつけてもらうんじゃなかった」
『それはお前のネーミングセンスが酷すぎるからだろう…。俺、まさか『抹茶』とか『ロイツマ』とかつけられそうになるとは思わなかった』
うーるーさーい!と一喝して、胸元の十字架、もといデバイスを黙らせる。
戦闘時は銀のレイピア。普段は銀の十字架。このデバイスの本名は『トワイライト・ラグナロク』。
自分と同じく妖精の血を引く兄につけてもらったら、こんな長いのになってしまった。中二病かなぁ。
とりあえず呼びにくいから、最近は『とわらぐ』で通している。
『あとな、能力のムダ使いは止めろ。この間も初等部の奴らの朝顔を踊らせていただろう』
「え、ダメなの?皆喜んでたよー。『アサガオのコサックダンスなんて初めて見た!』って言ってたし」
『んなもん誰も見たことない。そんな事する暇があったらさっさとAAAに昇進しろ』
ほほえましいのかどうなのか、いささか微妙なラインの会話。
大体二人(?)はいつもこんな感じだ。
「だってさ、とわらぐ?私まだ十四なんだよ?今AAAに昇進したら、仕事とか一杯で遊べなくなるよ」
『あのなぁ浅葱。仮にもお前は陸戦魔導師なおかつ能力持ちだ。もうちょっと技を磨こうとかそーゆー努力を……』
「……三秒以内に黙らないと、踏んづけるよ?」
あくまでも笑顔で、胸元の十字架に小さく囁く。
天然な割には、たまにSな面が現れるのが、この娘、浅葱だ。
「私を止めるならばね、人にでもならないと無理なの」
『……黙れ馬鹿葱、始業まであと十分も無いぞ』
「〜馬鹿じゃない!……で、結局中等部の教室はどこに……」
今日も、遅刻決定。
*
馬鹿な子…もとい葱ですが、どうかよろしくお願いします(爆
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.7 )
- 日時: 2012/07/29 16:18
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
魔導戦育共同学校の職員室の一角にて。
黒く立派なイスをくるくると回しながら、黒縁の眼鏡を掛け、帽子を被った人がいた。
「ふぁーあぁ…疲れた—、仕事止めたい」
【いやいや、ダメだから。仕事止めるなんてさ。路頭に迷うのは僕さんじゃ無くてグレイなのさー】
背もたれに抱きついて、脱力する変な人。
と言うのが、ここに入ってきた生徒や先生の印象だろう。
【大体、グレイは責任とかそういうこと嫌いなクセにさー、良くSSSの魔導師になったのさ。僕さんとしてはどうだっていいけどもさー。赤米が楽しくて笑ってるし】
「うけけけけけけ、大丈夫だよみーや君。何かあったらランクとか今までの事とか投げだして、みーや君と海の底に逃げるだけだしね」
冗談にも本気にも聞こえるような言葉に、周りに居た教師達は思わず顔を潜めた。
そんな様子を楽しんでいるのか、グレイこと赤米はニヤニヤと意地の悪い笑顔を浮かべて周りを眺めている。
周りの教師達は、関わりたくない。と言ったように目線を逸らし、仕事をし始めた。
小さく何かを呟いたグレイは、腕を伸ばして机に置いてあった厚さ30センチほどの書類に、目を通す。
「そう言えばさ、ここに結構良さそうな人材が居たんだよね。AAAの人でさー。能力持ちじゃ無いのに凄そうだったよ。海戦じゃなくて空戦希望だったのが悲しい」
【へーぇ、今度悪戯でもしてみたらどうなのさ−?】
「考慮しとこ。生徒でも良さそうな子が居たよ? ランクAAの子だったかな…デバイスが十字架だった」
【なんか厨二病を感じさせるデバイスなのさ…】
「そういうこと言わない。みーや君もデバイスでしょーが」
【でも眼鏡でモップなのさ】
「良いじゃないかモップ、感謝してるよモップ」
そんなことを言いつつも、着々と書類に目を通して場合によってはハンコを押している。
目を通している様子は、ぶっちゃけ読んでねぇんじゃないのかと言うくらいに早い。
すると、突然ふとグレイの動きが止まった。2枚の書類を持って固まっている。すると突然笑顔になった。
「あらららららららららら? 書類が足りなく無いかなぁ?」
そう言って、近くにいた教師に詰め寄ると、教師は顔を伏せながら
「えっと…事務員さんに聞かれては…」
「あー、そう」
上がっていた口角が、すぐに下がって無表情になる。
すぐに職員室の扉を開き、廊下に出ると
【めんどくさそうだね、グレイ】
「面倒だよ。どうしようかな」
【もうサボって何処かふらつくのもありなのさ】
「それ良いね。まぁ、事務員さん見つかったらその時は仕事する」
【律儀さ】
そのまま、校舎の中にフラフラと消えていったのであった。
- Re: 天地海戦 『自由参加型』 ( No.8 )
- 日時: 2012/07/29 18:32
- 名前: 三月兎 (ID: 96KXzMoT)
「あれは……」
魔導戦育共同学校の職員室から出てきて、ふらふらとした足取りで歩く人物に対し、碧は怪訝そうに眉をよせた。
だんだんと遠くに消えていく人影。
彼の名前は確か赤米。でもグレイって呼ばれている。
碧と同じ海戦魔導師であった。
「あんな感じなのにトップクラスなんだな……」
碧はグレイの背中を見つめて呟いた。
確か教師の中でも1,2を争う実力者というが、今の彼にそんな威厳は感じられなかった。
デバイスもモップらしいし、一般の強い印象を覆している。
『おい碧!失礼極まりねーこと考えてんじゃねーよ!』
突然、碧の握っていた日本刀から声が放たれた。
「火影……」
『あんなー、あの人はそこがいいんじゃねーか!普段ひょうひょうとしてるのに、いざとなったら強いなんて最高だろ!』
熱く語り出だす自分のデバイスに、碧は冷たい視線を浴びせる。
そして小さく口を開いた。
「お前……あの人のファンか?」
『……』
火影は答えない。図星のようだ。
碧は慌てたように声を荒げた。
「や、やめとけよ!あんな変わった人!」
『うるせぇ!お前俺に指図すんな!誰のおかげでSまでのし上がれたと思ってんだよ!』
「Sになれたのはここ最近だし、俺の実力ですー!」
『んだとっ!お前のそのうざい獣耳ぶった切るぞ!』
「な、お前人のコンプレックスを堂々と口に出しやがって……!」
ぎゃあぎゃあと校内で大ゲンカをする武器と、まだ依頼ももらえていないなりたてSランクに周りの人々は苦笑いを浮かべていた。
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