複雑・ファジー小説

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天地海戦 『自由参加型』 
日時: 2012/08/01 23:21
名前: 結縁 ◆J6BQu6v9vI (ID: UNmuBzLD)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6481

お立ち寄り有難うございます。

この小説は自由参加型となっていますが、参加なさる前に幾つかのルールがあります。

そちらを見て頂いたうえで参加頂ければ嬉しい限りです。

※ルール※

1.参照にある投稿所にて自分のキャラを作成し世界観などを把握の上で参加すること。
2.時間軸は可能な限り合わせること。
3.恋愛要素やグロ表現などはやり過ぎないよう注意すること。

上記のルールを守って楽しく書いていきましょう!


*参加者の皆様*
結縁『空戦魔導師』
磁石『空戦魔導師』 
浅葱『陸戦魔導師』
三月兎『海戦魔導師』
グレイ『海戦魔導師』
漆黒『陸戦魔導師』
焔錠『空戦魔導師』
篠崎葉月『海戦魔導師』
.+*鏡音×二宮×菫*+.『空戦魔導師』
maomao『空戦魔導師』
美璃夜『海戦魔導師』
magenta⇔path『陸戦魔導師』
璃亜(元:斑鳩) 『海戦魔導師』

Re: 天地海戦 『自由参加型』  ( No.9 )
日時: 2012/07/29 19:32
名前: 篠崎葉月 (ID: 0T0BadNT)

「うっへぇ・・。こんなにいるのかよ。」


海上に浮かぶ幾つもの島。その島々から構成される『海』の都市。その中のとある島、立ち入り禁止区域に指定されている湿地帯の島に、希月涼一は独りでいた。


現在、彼は大木の陰に身を隠している。そこから見えるのは、この島を埋め尽くさんとするほどの大量の魔力思念体、『ウィプス』である。青白く揺らめく、炎のようなウィプスが、所狭しと浮遊してる。


「まったく、朝一番で討伐の任務が入ったと思ったら。独りで、しかもこんな大量の下級思念体をあいてにせにゃならんとは。今日はついてないな。」
[魔法使ったら?
涼一ならこのくらいさっさと終わるでしょ。]


背中にかけている大剣、アーベルトがそんな提案をしてきた。涼一は少し考えてから、ため息交じりに答えた。


「いや、この後学校で授業しなきゃいけないし、疲れたくないから魔法は使わない。それに、これくらいならなんとかなるだろ。」
[お仕事熱心だね。今日は中等部の数学だっけ?]
「あぁ。壊滅的にできないやつがいるからな。真面目に仕事しないと、怒られるのは俺なんだよ。」
[ふーん。その子、どんな子なの?]
「黒髪蒼目の女の子。デバイスは・・十字架だったかな。能力持ちだしAAランクだから、見込みはあるんだがな。」
[なんだか厨二病っぽいね。それより無駄話してると、授業に遅れるよ?]


アーベルトがにやついた声で言う。そうだな、と言って涼一はデバイスを構えた。しかし彼はどこか納得のいかない表情である。


「それにしても・・・・・。」
[どうしたの?
浮かない顔してるけど。]
「いや、あんなに大量のウィプスが一か所に発生するなんて、珍しいなと思って。」
[魔力思念体が何考えてるか、なんてわかんないよ。誰かが仕組んでるとかね。どっちにしても、討伐することには変わらないし。]


しばらくの沈黙。


いまいち腑に落ちない涼一だったが、アーベルトの正論もあり、討伐を決めて木の陰から身を出した。大剣が日光に照らされ、眩しく光る。


数学のことと、大量のウィプスのこと。それらを頭の隅に追いやって、涼一はデバイスをウィプスの大群へと向けた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

テスト期間なのであまり参加できないかもしれませんが、時間を見つけて頑張ります。よろしくお願いします。

Re: 天地海戦 『自由参加型』  ( No.10 )
日時: 2012/07/30 01:12
名前: 焔錠 ◆c/OV8PkLoA (ID: cFOglNr/)

「……これで終いだ」

冷酷に響く声とともに、真紅の焔が鎖の形となり、白衣を着た男を捕縛した。

「くそっ! くそーーーーっ!」

男は捕縛されながらも抵抗するが、少し暴れた程度で煉獄焔の鎖の拘束から逃れるのは到底無理な話だった。

【今回の仕事も俺の出番はなしか。流石だが……能力の乱用はどうかと思うぞ】
「……問題ないだろう。それより、そいつをさっさと拘束施設へと転移させろ」
【はぁ、了解】

腰に刺さった二本の長剣、焔蓮華とのやり取りを終えて、思う。
 ……数ヶ月ぶりに魔導戦育共同学校へと戻ることになるのか……。正直、気はすすまないが、新たな任務に行くとしても一度は寄らなければならない場所だ。報告も含めて、な。

「転移は終わったようだな……行くぞ」
【あそこに戻るのも久しいな】
「あぁ」
【なぁ、本当にこれ以上ランクを上げる気は無いんだな?】
「何を今更。制限つき、しかも自由に動けないそんなランクに興味はない」

そう、今ある力で俺には十分だ。俺は独りで歩めれば、良い。
 例え、“煉獄の魔導師”などと呼ばれ、誰からも嫌われていてもな。それすら、人を幾人も手にかけてきた俺にはお似合いなのだから。

焔蓮華と話しつつも転移魔法を使い、一瞬にして魔導戦育共同学校の正門前に到着する。

さて……誰とも会わなければいいが。
 そう思いながら歩みを進めていたが、やはり、この昼間の時間帯だ。誰とも出会わないというのは無理な話。正門をくぐり、建物の中に入ってそうそう、出くわしてしまった。


+ + + + +

補足

焔蓮華エレンゲについて

見た目:二本の長剣
性格:口数は朱鷺に似て少ないが無茶ばかりする朱鷺を心配している。自分以外に朱鷺と組めるパートナーを求めている。

口調:口調は俺口調で、どこか気を使っている。そして、基本は無口であり、朱鷺が認めた相手とデバイスとしか話そうとはしない。

その他:朱鷺が“煉獄の魔導師”と呼ばれていることに少し不満がある。何故なら、朱鷺は今日まで一度も焔蓮華を武器として扱わず、自らの能力だけで、任務をこなし続けているから。なので、焔蓮華がしていることは、常に魔導服の装備を朱鷺にしているだけなのだった。

Re: 天地海戦 『自由参加型』  ( No.11 )
日時: 2012/07/30 14:54
名前: magenta⇔path ◆7UgIeewWy6 (ID: COEfQkPT)

嗚呼、案の定子供と間違えられてしまった。だからあまり人に聞きたくはなかったんだが、今回ばかりはしょうがない。
だが、改めてこう……馬鹿にされると無性に腹が立つものだ。

とか、なんとか相手を睨みながら考えれば、相手のポカンとあいた口から物凄く大きくて五月蠅い声が発せられる。

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?!?」

「ちょ、人の鼓膜破る気か……!!あのさぁ、人を見た目で判断するの止したほうが良いよ。後で酷い目に遭うから」

「え?」

不思議そうな目でこちらを見てくるので地味に言葉攻めを繰り出してみようかなと面白半分で発する。

「例で言えば……その判断した人から蹴られたり?殴られたり?脅されたり……?」

「え……?」

というか僕……、話逸らしてしまってるではないか。早く話しを戻さなければ……!!

「……ってのは冗談で、兎に角書類、見かけませんでしたか?」(10歳みたいに戻る←)

「18?……の割には、ちっこいなぁ。いや、見えないって言ってるわけじゃないから(汗」

こっちは質問してるのにまた話を戻す相手に対してじろりと睨めば、相手はすぐさまニコニコと微笑みながら少し後ずさりをする。

「……で?見かけたのか、見かけなかったのかくらい答えろ(睨」(そして18歳に戻る←)

だから僕より背が高い相手は嫌なんだ。全くこっちの身にもなってくれ。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
磁石様、絡みありがとうございます。
gdgdすぎて申し訳ないです;;

というか、梓馬キレ過ぎww
極稀にキレる設定だったのに←馬鹿w

Re: 天地海戦 『自由参加型』  ( No.12 )
日時: 2012/07/30 17:50
名前: .+*鏡音×二宮×菫*+. ◆7em7NnpvBY (ID: NPAG/Rk4)

パァンッ・・・・!

銃から、目にも見えない速さで剣が飛び出し、浮かぶ巨大思念体の体を貫く。

「これで・・・死んだかなー。」
『ご愁傷さまでーす』
「てかこいつマジで臭かったんだけどー」
『けっこうな至近距離だったわー・・・ってあんた眠いでしょ』
「バレたかー。ってことで寝させてー」
『死体の隣で寝るつもり?』

そんなことを、デバイスのフレアと話しながら魔導戦育共同学校の正門へ転移魔法で移動する。
そして、任務をもらい、ついでに散歩でもしようかと話しながら廊下を歩く。

『あら、煉獄の魔導師さんじゃない』
「こんにちはー!」

「こんにちは^^;」

煉獄の魔導師こと鳳焔朱鷺さんは、私を見て笑った。
・・・嫌そうな感じがにじみ出ている。

「ってことでさようならー!」
『今気づいた。顔が超眠たそう』

私は無言で、寮に転移魔法を使った。


________________________________


駄文失礼。

絡ませてもらいましたー!
すごい少しだけ・・w


あとフレアも性格変わる方のキャラです。
ちなみに待機状態はペンダントが多い。

Re: 天地海戦 『自由参加型』  ( No.13 )
日時: 2012/08/01 19:20
名前: 漆黒 ◆kuB5mqYaRs (ID: lVgLIAaO)






「ていっ」


 何処かヌけた声を発しながら、女——黒崎漆は男に回し蹴りを放った。受けた相手はそのまま勢い良く吹っ飛ばされる。
 場所が路地裏だからか、ヤケに薄暗いこの場所には複数の人間が血みどろの状態で寝そべっていた。
 対する彼女は全く血の跡が見当たらない。ましてや、傷一つ無い。


「《ボルティックベルト》」


 自身を中心に、肩幅程度の大きさの黒い魔法陣を開く。
 そこから、『何の前触れも無しに』地面から黒い帯状の光が伸びていく。あまりの速さで伸びるソレは、地に伏した男達を締めつけた。
 その様子を無表情で見つめると、残った左手で指を鳴らす。その途端、彼らの姿は「消えた」。


『これで仕事は終わったな』

「ッたく、何でこんな面倒臭いことを……」

『仕方ないだろ。この職に就かなかったらお前は一生ニートだ』

「ハイハイ、分カッテマスヨー」

『……』


 彼女の腰辺りに刺さる一本の刀——名を朔月という。漆のデバイスである彼は、口も無いのに深い溜息を零した。






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