二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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cross×world
日時: 2018/09/05 23:26
名前: 柊 (ID: PF4eFA6h)

こんにちは、柊と申します!
掛け持ちですが、またも小説投稿をさせていただきました!

下記は注意事項になります、大丈夫な方はどうぞお楽しみください!
・私得クロスオーバー
・オリキャラが主人公
・他作品同士のキャラのCP、オリキャラとキャラのCPがある
・主人公がキャラの子ども
・主人公以外にもオリキャラあり
・流血、暴力表現あり
・ところどころねつ造入る
・気まぐれ更新
・都合により、登場させられないキャラクターがいます。遅くて申し訳ありません
もしかしたら注意事項は増えるかもしれません。では、よろしくお願いいたします!

本日、2016/12/01に閲覧が1000突破しました!
いつもありがとうございます!しかも今日誕生日だから余計に嬉しくて…本当にありがとうございます、これからも頑張ってまいります!

登場作品、目次 >>1

お知らせ>>148

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Re: cross×world ( No.59 )
日時: 2016/06/10 19:51
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: RkLyPv1r)

お久しブリーフです(おい)前のパソコンが壊れてパソコン買い替えた琴葉姫です。



琴葉姫「6話冒頭の乱ちゃん・・・可愛いけど・・・(´・ω・`)」

メーア「やっぱりまる子ちゃんも罪悪感あったんだね・・・(´・ω・`)」

イオリ「ネネちゃんはっきり言うなあ・・・まぁその言葉があたしにとっても救いなんだけどね!(´;ω;`)」

琴葉姫「いやなんでお前が泣くんだよ←って紫の猿?と思ったらエイパムだった!?もしかしてリディの手持ち・・・?」

アーサー「それはわからねーよ。そんで乱の過去(?)だが・・・まぁそういうやつがいてもおかしくはないよなあ・・・」

マールーシャ「うちの場合そんなことを言うやつがいたら一期がお覚悟してるしなあ・・・」

ゼクシオン「だからなんで貴方のところの一期一振そんなにデストロイヤルなんですか?というか今は一期一振の話はいいんですよ」

タルトゥ「男の娘の何がいけないんですの!?可愛いは正義ですのよ!?」

菊「その通りです!そのようなことを言うから貴重な男の娘が減っていってるんですよ!?」

アーサー「おめーらは黙ってろ(#^ω^)」

琴葉姫「人の意見はそれぞれだからそんな人もいるさ。それで大分端折ってしまったが皆が知ってるピカチュウとは違うボロボロのピカチュウを見つけたところで・・・プリム!?確かスマブラの雑魚敵だったよな・・・!?」

前田藤四郎「しかし電さん達を助けるために恐怖をぬぐって戦った乱は流石です!吉光の名は伊達ではありませんね!」

琴葉姫「乱ちゃん可愛いしかっこいいよ!流石や!そしてドラえもん達もナイス!」

薬研藤四郎「そしてもも子嬢とも和睦・・・か・・・」

琴葉姫「完 全 和 睦 S」

アーサー「いちいちネタ挟まねえとしゃべれねえのかお前は」

琴葉姫「仕方ないね♂(ドクズ)・・・ん?まるちゃん達が「後方支援として戦う」方法・・・?なんだろう」

アーサー「あのマスターハンドをだろ?どうやって・・・」

琴葉姫「詳しくは次回を待て!って感じかな。どうなるのだろうか。次回も楽しみにしています」

こちらの小説に毎回コメントありがとうございます!励みになっております。先ほどの言いましたが次回も楽しみにしています。短くちぐはぐな文章で申し訳ありません・・・。
では。

Re: cross×world ( No.60 )
日時: 2016/06/15 01:48
名前: 柊 (ID: 8PZUrHKn)

琴葉姫さん
コメントありがとうございます!
ネネちゃんはあの中でも最年少ですから、多少大人びた視点でも子どもだからこその鋭い指摘ができるんじゃないかなー?と思いああ言わせてみました。
エイパムはリディの手持ちではないです(ネタバレ乙)← ただ誰かの手持ちであることは確かですので、誰なのか考えてみてください!
マールーシャの一期ェ…そんな一期も好きだぜ…!←
なお、タルトゥと菊には激しく同意です(自分で書いておいて何を言うのか)
乱に関してもありがとうございます! 『かわかっこいい』目指して書きました(^-^)!←
そうです、完全和睦Sですよ!
後方支援にしても次回をお待ちください…と言ってもそんなすごいことがあった訳ではありません、ある意味ではすごいかな?
あと、すみません。マスターハンドではなくクレイジーハンドです…;;
本当なら世界を管理しているのはマスターハンドとクレイジーハンドの共同作業ですが諸事情につき現在はクレイジーハンドだけが残っている、という状況です。そういえば書いてなかった…すみません;;

コメントありがとうございました!

Re: cross×world ( No.61 )
日時: 2016/06/27 19:16
名前: 柊 (ID: ak9ikTR3)

第8話
とある世界、とある港。ザザァ、と鳴く海はとても穏やかに太陽の光を反射していた。

ああ、なんと素晴らしい景色だろう。普通ならそう思えた。そう、普通なら。

「……ぶち壊しですね」

「あはは……」

竜太の呟きに、マリオが苦笑いしている。そんな彼らの視線の先には……明らかに幽霊船としか思えない船が一隻。港にいる者もそれに慣れてはいてもそこまで近づきたくはないようで、さりげなく離れている。

竜太の後ろには、顔を青くしてガタガタ震える電やこのは、漁馬が。他にも一心と乱、山伏がいるが一心と乱は顔を青くしながらその船から目をそらし、山伏はポカンとしてしまっていた。唯一、目を糸にしたゲッコウガだけは無反応だったが。

それも無理もない反応だ。何故なら。

「よお久しぶりだな!」

船には、どこからどう見ても幽霊である生き物?の巨大な骨がいるのだから。

さて、少し時間を遡ろう。さりげなく乱が未だに決めあぐねていたメンバー全員を後方支援として残しておくことが決まった後日。

上記のメンバーがクレイジーハンドに呼び出されたのだ。

真亜空軍の存在が確認された世界から連絡があり、その世界へ行くことになったためだ。その世界、というのがマリオが住んでいた世界だった。

そこの真亜空軍はトロピコアイランド、という島にほど近い(と言っても双眼鏡などを使っても見えはしないほどの距離がある)島にいるらしく、マリオの知り合いにトロピコアイランドまで乗せてくれるという人物がいる、ということでここ、ゴロツキタウンの港に来ていたのだ。

「久しぶりだね、コルテス。早速なんだけど相談があるんだ」

「おう、あんたの頼みなら聞いてやる。で、後ろのは?」

骨ーーコルテスがそう言って視線を移すと電が短く悲鳴を上げ、漁馬は固まり、このはは泣き出した。

「やー!! おばけー!!」

「こら、このは」

こら、と言いながらも優しい声でこのはを抱き上げる竜太。このはからコルテスが見えないようにして背中を優しく叩き、宥める。

その間にもコルテスに対し、すみません、と頭を下げた。

「まあ今はこんなナリだしな。仕方ねえ」

「あはは……」

マリオはまた苦笑いしてから竜太たちの紹介をし始める。その最中にピリリ、と何かが鳴った。

竜太がこのはを下ろし、ポケットから小型の機械を取り出し、それに付いているボタンを押す。このははコルテスがまだ怖いのか近くにいた乱の足に抱きついた。

「こちら陣ノ内。どうかしたか?」

『こちら風間です。クレイジーさんから到着したかを確認するようにと』

「ああ。マリオさんの世界には到着したが、トロピコアイランドとやらにまではまだだ。
まあそれくらいはクレイジーさんも把握しているだろうが……」

『はい、了解です。トロピコアイランドの方に到着次第、連絡をお願いします。
ぼくらは引き続き、こちらで支援します』

「よろしく頼む」

『はい。せっかく乱さんがクレイジーさんを説得してくれましたから』

トオルの最後の言葉に微笑んでいると通信は切れた。ポケットに機械、もとい通信機をしまう。

「あっちは順調そう?」

「ええ。乱さんがせっかくクレイジーさんを説得してくれたのだから、と張り切ってます」

「……説得、うん、まあ、間違ってはないけど……」

乱がつい遠い目をする。確かにクレイジーハンドを説得したのは彼だ。説得、というよりは後方支援の大切さを説いてみただけなのだが。

しかし乱曰く「あの人ボクらより上位の神様なんだよね?」とつい疑問に思ってしまうほどすんなり説得できたのだそうだ。

Re: cross×world ( No.62 )
日時: 2016/06/27 19:21
名前: 柊 (ID: ak9ikTR3)

「クレイジーは神様の中でも、素直だからね」

コルテスとの話を終えたのか、マリオが話に加わった。

「どうもマスターがクレイジーを生み出したはいいけど過保護すぎだったみたいでね。数いる神様の中でもとても素直なんだ。
でも今はマスターがいないから、少しでも神様らしく振る舞おうとしているみたいだけど……」

「そうだったんですか……」

竜太はふと、あることを思い出した。それは彼にとって忌まわしい記憶で……つい眉間にしわを寄せてしまっていた。

爪が手のひらに食い込む。しかしそれは竜太の手を優しく包んだ手によって解かれる。

「竜太」

優しい電の声がして、そちらを見た。彼女はまっすぐに竜太を見ている。

「……大丈夫。ここには、貴方に『ひどいこと』を言う人なんていないのです。
言われて嫌なことを言う人なんていないのです。
だから、ね?」

「……ああ。すまない。それから、ありがとう」

竜太が笑えば、電が少しだけ頬に赤みを帯びた微笑みを返してくれた。

「……えっと、いい雰囲気のところ悪いんだけどいいかな?」

マリオにそう言われて、二人はハッとし、顔を赤くしながら慌てて手を離し、竜太が咳払いをして話を促す。

それを見てマリオは「まあもう少しいちゃいちゃしててもいいよ?」とからかった。と、ほぼ同時に二人の顔が先ほどより赤くなる。

「い、いや、ちがっ!! い、電とはまだそんな……!!」

「そ、そうなのです! ま、まだそんな関係じゃなくて……!!」

「まだ? これからなるのかい?」

「〜〜っ!! あ、こ、コルテスさんとの交渉はどうでしたか!!」

「ありゃ、かわされちゃった。
いいって。今からトロピコアイランドに向かって、そこで調査していたリュカと合流してから向かうよ。
その島までコルテスが船で送ってくれるから、手段も問題ない。唯一問題とするなら、コルテスの船……あ、ブラックスカル号っていうんだけど、それだとかなり目立ってしまうんだよね」

それはどうにかならないから、仕方ないけど。そう言ってマリオは笑った。

「もし、護衛が必要そうな時は言ってほしいのです。私がやります!」

「え? でも、大丈夫かい? 一人なのに……」

「う……が、頑張るのですっ」

少し小声だったが、電の言葉にありがとう、とマリオは言う。そこでコルテスから早くしろ、と声がかかり、船に乗るためそちらを見ると……まだ乱がまだ乗っていない。

足元を見ればこのはががっしりとしがみついている。

「やー!! おばけやー!!」

「はぁ……」

竜太がため息を吐き、乱に歩み寄ってこのはを抱き上げる。そのままこのはを抱いたまま、竜太は船に向かう。

「おばけぇえ! やぁああ!!」

「兄ちゃんがこうしてやるから」

「うー、やー、やぁあ……」

「まったく……お前なら別に幽霊怖がる必要ないんだがな……」

「こあいー……」

「はぁ……」

竜太は普通に、このはは竜太に抱かれたまま目をキツく瞑って船に乗り込む。二人の後に恐る恐る電と乱が船に乗り、全員が乗り込んだことを確認すると船は港を離れた。

Re: cross×world ( No.63 )
日時: 2016/06/27 19:26
名前: 柊 (ID: ak9ikTR3)

波の音、カモメたちの鳴き声だけ。そんな海上で、竜太は船に乗り合わせたトロピコアイランド行きの乗客たちを見ていた。このははそんな竜太の腕の中で泣き疲れたらしく眠っている。

見事に全員男。中にはいかにも引きこもっていたであろう肌の白い男までいた。その男はついさっき船酔いしたとのことで船内にこもったが。

トロピコアイランドには様々な食材があるという。さらには財宝伝説があったともされていた。(乗客は知らないようだが、その財宝伝説の船がまさにこのブラックスカル号なのだが)ロマンや食材を求めているならまだ分からなくもない。

が、何か違う。彼らの話を遠巻きに聞いていた限りではあるが、ほぼ必ず“ゆうちゃん”という名前が登場するのだ。

「……いったいなんだって言うんだ」

「竜太」

「ああ、漁馬か。どうした?」

「ちっくとばかし空気を吸いにの。
それに、役には立たんと思うがこの乗客たちの目的が分かったき、伝えに来たぜよ」

「目的?」

竜太がそう単語だけ鸚鵡返しをして首を傾げると漁馬がそうじゃ、と頷いた。

「どうも、この船の船長であるコルテスの知り合いのマルコっちゅーんが今トロピコアイランドにおると」

「……」

マルコ、と聞いて思い浮かんだのは今中央館で与えられた資料のまとめに悪戦苦闘しているであろうまる子が浮かぶ。多分、ゼルダたちが手伝っているので大きな失敗はないと思うが。

それに気付いたのか漁馬は言いたいことは分かる、と言わんばかりの顔をする。

「でもそっちのまる子じゃのうて、なんちゅーか……マルコ・ポーロみたいな……」

「冒険家か?」

「そうそう! マリオ殿とも知り合いだとか。
そのマルコが、トロピコアイランドで宿屋の商売をしちょるらしい。飲食店も含めての。
そこの看板娘が“ゆう”で、その“ゆう”目当てに遠いトロピコアイランドに客が殺到、毎日大繁盛と」

「……本当に役には立たないな。だがこれでようやくスッとしたよ」

つまりこの乗客たちはその“ゆう”という娘目当てなのだろう。

きっと多くがトロピコアイランドに着くのを待ち切れない気持ちに違いない。

「しかし、これほどの男たちを夢中にさせるとは……相当可愛らしい子なのか、ゆうとやらは」

「ん? 竜太殿には電が」

「だからあいつとはそういう関係じゃない!!」

軽くからかわれただけだと言うのに顔が真っ赤になっている。そんな竜太に対し、漁馬は大笑いするだけだった。


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