二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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cross×world
日時: 2018/09/05 23:26
名前: 柊 (ID: PF4eFA6h)

こんにちは、柊と申します!
掛け持ちですが、またも小説投稿をさせていただきました!

下記は注意事項になります、大丈夫な方はどうぞお楽しみください!
・私得クロスオーバー
・オリキャラが主人公
・他作品同士のキャラのCP、オリキャラとキャラのCPがある
・主人公がキャラの子ども
・主人公以外にもオリキャラあり
・流血、暴力表現あり
・ところどころねつ造入る
・気まぐれ更新
・都合により、登場させられないキャラクターがいます。遅くて申し訳ありません
もしかしたら注意事項は増えるかもしれません。では、よろしくお願いいたします!

本日、2016/12/01に閲覧が1000突破しました!
いつもありがとうございます!しかも今日誕生日だから余計に嬉しくて…本当にありがとうございます、これからも頑張ってまいります!

登場作品、目次 >>1

お知らせ>>148

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Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.114 )
日時: 2016/12/26 20:40
名前: 柊 (ID: uEBl/Cwm)



「そう……じゃあ、その時、ピカチュウとサトシは一緒じゃなかったのね……」

「はい。お役に立てずに、申し訳ありません」

ハナコが気にしないで、と笑う。しかしその顔のやつれ具合などから彼女がサトシという息子をとても心配していることが分かって、つきりと心が痛んだ。

ピカチュウはハナコを心配そうに見上げている。近くにはバリヤードーーバリちゃんがいて、こちらもハナコを心配そうに見ていた。

「そのサトシって子は、いついなくなってしまったんですか?」

ナガレが聞くとハナコはそっと外を見た。その視線の先には、あの要塞がある。

「あの建物ができる、二週間くらい前だったわ。その時、サトシと一緒に旅をしていた女の子から連絡があったの。
サトシが夜になっても戻ってこないって。
それからずっとなのよ」

「そうだったんですか……」

「警察にも届けているんだけど、一向に見つからないの……」

「心配、ですよね……」

ファイアの言葉にハナコは寂しげに頷く。……たった一人の息子が突然消えて、彼女はどれほど悲しい思いをしたのだろう。

しん、と沈黙が流れる。声をかけるべきなのに、なんと声をかけていいのか分からなかった。

その沈黙を破ったのは、電話のベルの音だった。

ハナコが急いで電話を取り、相手と話し始める。だが、すぐに彼女の口から驚愕の声が上がり、彼女は電話を切ってリビングに駆け込む。

竜太たちが何かを聞く前にハナコがテレビを点けると、緊急ニュースが映っていた。

『突如、マサラタウン付近に建てられた要塞が赤く光り始め、何事かと見守っていた私たちですが、今はただ驚愕するしかありません!
あちらをご覧ください!』

キャスターの女性が指した方向へカメラが向く。そこには白い光が赤い光に変わった要塞。そして、その通路だろうか。そこでは何人かの人が何人もの人々を庇って戦っていた。

ズームによって彼らの顔がよく見えるようになる。

「なっ!?」

竜太が驚愕の声をあげ、目を見開く。薬研も同様に目を見開いていた。

『あの庇われている中にいる一人の少年は、行方不明になったサトシくんではないでしょうか!?』

「サトシ!」

ハナコが悲痛な声で画面越しに見える息子に叫ぶ。ピカチュウも悲しげな声で鳴いた。

……しかし薬研と竜太はそれどころではない。サトシと共に画面に映ったのは、自分たちの仲間だったから。

「……龍牙?」

「カイト、知り合いいたのか!?」

「ああ……大河の兄ちゃんだ!」

カイトとナガレも画面に釘付けになる。熱斗が竜太たちの様子にも気が付くと、カイトに聞いたように言葉を発した。

「竜太たちもか!?」

「ああ……」

薬研がテレビに近づき、一人の少年を指した。

「こいつは俺の弟の五虎退。こっちが骨喰藤四郎。兄だ。
この人が鳴狐。刀匠は違うが、同じ粟田口だ。
この人は長曽祢虎徹。浦島と蜂須賀の旦那の兄上。
そして、この人は三日月宗近。天下五剣に数えられる一振りで、かなりの強者だ」

五虎退と鳴狐が人々の前に立ち、それぞれの本体を構えている。骨喰、長曽祢、三日月は前線に立ち、次から次へと襲い来る敵を鋭い一閃で斬り捨てていた。

それでも敵の数は減ることはなく、むしろ増えているようにも見える。なんとなく分かっていたのだろうか。ある程度の距離の敵を殲滅し終えたらすぐに全員が奥へ逃げていく。

その中でも動かない少年ーーサトシが鳴狐に抱えられていた。

「助けに行かないと!!」

「ああ、すぐに向かおう!」

全員が立ち上がり、玄関へ向かう。リビングのテレビは、臨時ニュースを映し続けるままに。

Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.115 )
日時: 2016/12/26 20:45
名前: 柊 (ID: uEBl/Cwm)

ーー疲れたな……

少年は朦朧とした意識の中、一つだけ思った。

旅をしている途中、珍しいポケモンに誘われるように森の中へ入り、そこで真亜空軍なる者たちに捕まった彼は、ある学者のような男にこう言われた。

お前は、ポケモンに好かれる体質。その体質を持つ人間がもう一人必要だった。ワタシの実験台となり、ポケモンたちをこの真亜空軍のために働かせろ、と。

ポケモンが大好きな少年はそれを拒んだ。ポケモンを道具のように扱うなど、彼には考えられないことだったから。

その答えが気に食わなかったらしい学者は、少年を柱に縛り付けて放置、時折、ストレス解消のために暴力を振るった。

少年は強かった。決して学者のあの誘いに首を縦に振らず、それどころか学者の目を盗んで相棒であるピカチュウを逃したのだ。

長きに渡る暴力。それを少年は耐え続けた。しかし……心はともかく、体は限界に近かった。ポケモンを利用してまで助かろうとは彼は思わない。けれど、もう疲れてしまっていた。

少年の目は光なく床を見つめている。

少年の耳に、聞き慣れたドアが開く音が届いた。

またか、そう思い、そっと目を閉じる。

「おや……こんなところに人の子か」

耳に入る声はあの学者の声ではない。穏やかな低い声だ。

足音がいくつか聞こえた後、視界に入るのは青い布。何とか少年が顔を上げる。

「なんと惨い……。どれ、この爺が今助けてやろうな」

そこにいたのは、目に三日月が浮かぶ美青年だった。

美青年は少々苦戦しながら少年の自由を奪っていた縄を解くと、そ、と少年の体を支えた。そしてにこりと笑む。

「どれほど耐えたのか、俺には分からない。けれど、よくぞ耐えたな。えらいえらい」

美青年に頭を緩く撫でられる。不思議と視界が滲み、頬にはつぅ、と何かが流れた。

「もう我慢せずとも良い。俺たちがここから連れ出してやろう」

なあ、と美青年が後ろに声をかける。そちらを見れば滲んだ視界には何人もの人がいた。

これは、少年ーーサトシが美青年ーー三日月宗近と出会った、臨時ニュースに映る少し前の話。

Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.116 )
日時: 2016/12/26 21:01
名前: 柊 (ID: uEBl/Cwm)

要塞前。竜太たちはその扉の前にいた。

扉の前では熱斗がPETでロックマンに指示をしている。

扉は固く閉ざされており、どうにか侵入できないかと探していたところ、PETでロックマンなどのペットナビを送れる機器があったらしくそれを使ってロックマンが扉の鍵を解除するために電脳世界を動き回っているのだ。

「どうだ?」

『あと少しで解除できるよ! 思っていたより構造は簡単だったから』

「そうか、良かった」

熱斗が振り返って「あと少しだ」と言う。竜太たちの後ろには、複数人の少年少女がいた。

彼らは皆、かつてサトシと冒険をした仲間たち。カスミ、タケシ、ケンジ、ハルカ、マサト、ヒカリ、アイリス、デント。そして今、サトシと冒険をしているセレナ、シトロン、ユリーカだ。

セレナとユリーカは涙を流していて、シトロンは辛そうに顔を俯けている。そんな彼らをかつての仲間たちが慰めていた。

彼らはサトシの行方不明の報を聞いてハナコを心配し、マサラタウンにやって来たのだ。そして、臨時ニュースを聞いてこの場所まで来てくれた。

「よし、開くぞ!」

熱斗の言葉と共に、扉が開く。その瞬間、中から機械の腕がいくつも現れた。

全員の驚愕の声を物ともしないそれは、的確に竜太たちだけを捕らえて扉の中へ引きずり込んでいく。

慌ててタケシやケンジ、デントが手を伸ばしたがその手は届くことはない。

竜太たちは中へ引きずり込まれ、扉が閉まった瞬間にそれぞれ別の場所へと連れられて行った。
第17話-END-
今年最後の小説投稿になります。
来年もよろしくお願いします!

Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.117 )
日時: 2016/12/27 09:37
名前: 黒猫δ (ID: .3t6TJMo)

どうも、黒猫δです。お久し振りですね

マサラタウンに到着。ポケモン世界の人物達がサトシを助けるために集まってくれた……
そして、サトシを助け出し、逃げる刀剣男士の方々……
1日でたった城とは一体……


ミズキ「1日で城を建てるのは……僕の能力を使えば出来るだろうけど、どうやったのかな……」

黒猫δ「おじいちゃん……?なんですかね、三日月さんって。そうは見えないんですが」(資料片手に)

ラビ「電脳って便利さね〜鍵がなくとも、電子的に開けることができるんは」



コメント失礼しましたm(__)m
短くてすみません!

Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.118 )
日時: 2016/12/31 21:10
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: RkLyPv1r)

お久しブリーフ&今年最後に失礼します琴葉姫です!

琴葉姫「あああああああああ友蔵達もそうだけど乱ちゃんんんんんんん。゜(゜^ω^゜)゜。」

デージー「おじいちゃん達にひどいことをさせてまで、タブーって奴は何がしたいのだ・・・?デージーにはわからないのだよ・・・」

ヒガンバナ「何がしたいのかはわからないけど、そいつがそうすることを望んでいるのだから、としか言いようがないわね。でもこれは胸糞悪いわね」

琴葉姫「しかしこのはちゃんやゲッコウガのおかげで乱ちゃんは危機を脱出!やったぜ!(?)」

マールーシャ「そしてこのはの力で歌仙、蜂須賀、獅子王が顕現。獅子王が黒い糸を切ってくれたおかげで、彼らはなんとか救われたな」

獅子王「そっちの俺すげーな!そんな力持ってんのか!?」

アーサー「世界観の違いなんだろうなあ(適当)」

琴葉姫「一方カカカと操られているまんば君と堀川君の戦い。兄弟同士の戦い、か・・・」

マールーシャ「って山姥切と堀川に酷い仕打ち?














は?????????(威圧)」

山姥切国広「Σお、落ち着け!あの俺や兄弟は確かに酷い仕打ちを受けたかもしれんが兄弟が救っただろう!!!」

マールーシャ「・・・そうだな。堀川も和泉守の一番の相棒で、お前が国広の最高傑作なことには変わりないからな」

琴葉姫「そうだよそうだよ!まんばくんも堀川君もカカカも最高だろ!国広兄弟万歳!」

ゼクシオン「何髭切みたいなこと言ってるんですか」

琴葉姫「実際そうだから(震え声)(クズ)そしてこちらは竜太君とゴンババとの戦いか。思ったよりゴンババが腐った奴で草も生えない((琴葉姫が)クズ)」

響(シンフォギア)「やっぱりマリオはかっこいいなあ!ヒーローってマリオみたいな人のことを言うんだね・・・」

十四松「ビッキー大丈夫っすよ!ビッキーもヒーローにならなくてもかっこいいから!」

響(シンフォギア)「えっ・・・あ、ありがとう十四松くん(微笑)」

琴葉姫「(さらっと見せつけやがって←)そして白露達無事だったのか!よかったあ!(竜太君とでんちゃんとのやり取りが可愛いと思ったのは言わない方がいいな(ドクズ))」

シトロン「白露さんの会話でも出たテオさんって人、やっぱり悪い人ではなかったんですね・・・」

チェレン「テオさんのお姉さんのレベッカさんと、妹のリディさんはタブーに幸せな生活を壊されたのかな・・・」

琴葉姫「ってあの時のトビアス君ってテオさん達の兄弟だったのかよォ!?(驚愕)ここからどうなっていくんだ・・・」

イオリ「・・・ん?リディちゃんのありとあらゆる箇所に痣を嘲笑いながら・・・





















は?????????????????処す?処す??????????????(威圧)」

アーサー「ロリコン殺意高杉ィ!!!」

白澤「いやこれは僕も激おこどころじゃないんだけど(#^ω^)」

琴葉姫「気持ちは分かるが私らが同行できることじゃないから(震え声)囚われたレックウザって本編の亜空の使者にもあったよな。この話ではレックウザを解放して一緒に戦うルートがいいです(震え声)(クズ)」

アーサー「それを決めるのは柊さんだから(論破)」

琴葉姫「知ってる!!!知ってるから!!!ってア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛鶴じいだああああああああああああウワアアアアアアアアアアヤッタアアアアアアアアアア(’ω’ )三(’ω’)三( ’ω’)」

ゼクシオン「ノ ル マ 達 成」

アーサー「い つ も の」

琴葉姫「ああ^〜こんな非常事態だけどニャースとプリンにびっくりする鶴じい可愛いんじゃ^〜こころがわぼわぼするんじゃ^〜」

アーサー「塵になれ(蔑)それは置いといて←・・・今度はマサラタウンか。つか一晩でマサラタウンに要塞とかマジか・・・」

琴葉姫「うちのオリキャラ勢なら出来るけどな(クズ)(琴葉姫の管理する世界限定で)ってあの傷だらけのピカチュウサトシのだったのかよ嘘ダルォ!?(驚愕)」

シトロン「さ、サトシは無事なんでしょうか!?」

琴葉姫「しかもサトシと一緒に刀剣男士達まで映ってるしどういうことだってばよ!?(困惑)」

アーサー「落ち着け、てか刀剣の三日月かっこいいな」

三日月(琴ムネ)「別世界の方とは言え流石司令官です!見ず知らずの少年を助けるなんて・・・」

三日月宗近「そうか?年寄りは若い奴の助けになりたいと思っているぞ?現にお前達を助けたように、そうだろう?」

磯風「・・・そうだな。磯風達も、司令に救われたからな」

琴葉姫「そしてサトシ達を助けようと竜太君達が要塞に潜り込もうとしたらなんかやばいことになった!?どうなる!?」

アーサー「次回を待て、ってことだな。気になる終わり方だぜ」

竜太君達はどうなるのか、サトシや宗近お爺ちゃん達に会えることはできるのか、次回も楽しみにしています!
2017年もよろしくお願いします!こちらも審神者コラボ後編なんとか投稿できるように頑張ります(震え声←)
相変わらず語彙力も文章力もないグダグダな感想とも言えないものですみませんorzでは、よいお年を!


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