二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- cross×world
- 日時: 2018/09/05 23:26
- 名前: 柊 (ID: PF4eFA6h)
こんにちは、柊と申します!
掛け持ちですが、またも小説投稿をさせていただきました!
下記は注意事項になります、大丈夫な方はどうぞお楽しみください!
・私得クロスオーバー
・オリキャラが主人公
・他作品同士のキャラのCP、オリキャラとキャラのCPがある
・主人公がキャラの子ども
・主人公以外にもオリキャラあり
・流血、暴力表現あり
・ところどころねつ造入る
・気まぐれ更新
・都合により、登場させられないキャラクターがいます。遅くて申し訳ありません
もしかしたら注意事項は増えるかもしれません。では、よろしくお願いいたします!
本日、2016/12/01に閲覧が1000突破しました!
いつもありがとうございます!しかも今日誕生日だから余計に嬉しくて…本当にありがとうございます、これからも頑張ってまいります!
登場作品、目次 >>1
お知らせ>>148
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- Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.124 )
- 日時: 2017/01/19 17:32
- 名前: 黒猫δ (ID: .3t6TJMo)
どうも、黒猫δです。お久し振りですね
さて、刀剣男士の方々の動向と、合流。そして、敵との対峙ですか……
テオさんが登場しましたが、アームをつけていない。付いていたことすら知らないのは確かに妙ですね。……もしかして、真亜空軍内部でも何かあるのでは……
黒猫δ「何か……妙ですね」
ミズキ「そうだね。建物内にいたなら知ってそうなものだけど、それを知らないのはおかしい……」
レオナルド「とりあえず、刀剣男士の方々と合流できて良かった!」
ルフレ「しかし……なんでポケモンがポケモンに毒ガスをはかれていたんだろう……?」
黒猫δ「『トレーナーがいる』ことが鍵なのでは?」
コメント失礼しましたm(__)m
- Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.125 )
- 日時: 2017/01/21 23:48
- 名前: 柊 (ID: /IDVKD3r)
黒猫δさん
お久しぶりです!
おお、いい線行ってますね…!←
テオがアームのことについて知らない理由は後々明らかになります。でも内部で何かあるというのは大当たりです(ネタバレ乙)←
そうですね、カイリキーたちに関しては…トレーナーが誰かなのか分かれば、分かるかも?←
コメントありがとうございました!
- Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.126 )
- 日時: 2017/01/23 19:27
- 名前: 柊 (ID: /IDVKD3r)
※本編の前に注意です!(念のため)
第19話から版権キャラ×版権キャラのクロスオーバーのカップリングが露骨に出てきます!
今更感たっぷりですが、それでも苦手な方は注意してご覧ください!
それでは、次から投稿致しますので少々お待ちください。
- Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.127 )
- 日時: 2017/01/23 19:32
- 名前: 柊 (ID: /IDVKD3r)
第19話
「す、すみません、いきなり取り乱して……」
「いやいや、構わんさ。突然何かに掴まれてどこかに連れて行かれることに恐怖を感じるのも無理はない」
「そうだぞ、恥じることなど何もない」
「はい……」
ルイージは長曽祢と三日月に挟まれて、顔を俯かせている。頬が少し赤いのは、先ほど見せてしまった取り乱した姿のせいだろう。
息を一つ吐き、ルイージはようやく顔を上げる。いつまでも過去を恥じていたって変わることなどない。正直しばらく三日月と長曽祢の顔を真正面からは見れないが(三日月は取り乱した時に子供にやるように「よしよし」と頭を撫でてきて、長曽祢に至っては受け止められて近くにいたからと縋ってしまったためである)それ以外の人々の顔なら何とか見られる。
そうして見てみれば、刀剣男士たちと合流した者、それから龍牙以外の人々の顔は不安に染まっている。無理もない。
長い間、ここに閉じ込められていたのだろう。それを何があったかは分からないが意を決して逃げてきたとは言え、不安というのはどんどん溜まっていくものだ。
その不安を取り除くには、自分がしっかりしなくては。ルイージが自分の頬をパチンと叩く。
「あの、ルイージさん、でしたよね?」
と、急に話しかけてきたのは白い髪の少年、五虎退だ。彼と目を合わせるために、ルイージは屈み込む。
「どうしたの?」
「その……もしかすると、あのからくりが貴方たちを連れてきた道、覚えてないかな、って……」
「え?」
「あの、皆さんは入り口からいきなり連れて来られたって聞きました。それなら、ここまでの道を辿れば、出られるんじゃないかなぁ、って……」
「ああ!」
すっかり混乱と恐怖で失念していた。覚えていれば、すぐとは言わずともスムーズに彼らを連れ出せたのに。
つい頭を抱えそうになると、薬研が口を開いた。
「それなら俺が覚えてるぜ、バッチリとな」
「本当ですか!?」
「ああ。幾分か余裕があったんでな」
薬研の言葉に全員が沸き立つ。中には早くここから出よう、と急かす者もいるが、それは苛立ちではなく出口が分かった喜びからか声は明るかった。
「よし、行くか!」
薬研を先頭に、全員は歩いていく。薬研の足取りは迷いがなく、皆に安心して着いていけると思わせた。
- Re: cross×world【閲覧1000突破!】 ( No.128 )
- 日時: 2017/01/23 19:37
- 名前: 柊 (ID: /IDVKD3r)
やはり、と言うべきか。出口までは相当距離がある。最初は浮かれ気味だった者もだんだんと静かになっていた。
「薬研兄さん、今どのくらいですか?」
「ようやく半分と言ったところだろうな」
それを聞いて何人かが息を吐いた。まだ出口に行けるという喜びがあるからいいが、さすがに憂鬱になってきたようだ。
ひやり、とした風が吹く。ふと薬研が横を向けば、少し離れた場所に大きな飛行船とその飛行船に乗せられていく人々が見えた。
「あ……!」
「なんと! 他にも捕まっている人々がいようとは!」
お供が大きな声を張り上げると薬研だけでなく全員がそちらを見た。
「飛行船……?」
「は、早く助けに行かないと……!」
五虎退が走り出そうとするのを骨喰が止める。
人々の周りにいるのは明らかに敵だろう。複数のプリムやそれ以外の敵の姿も見える。
外には隠れられそうな場所が何処もなく、すぐに出て行けば見つかってしまう。そうなれば袋叩きにされ、こちらにいる人々もまた捕まってしまうはずだ。
「あ」
しんのすけの声が、イヤに響いた。しんのすけの視線は飛行船に乗せられる人々に釘付けだ。
よく見てみれば、しんのすけが二人の男女を凝視していることが分かった。……どことなく、しんのすけに似ている気がした。
「父ちゃん、母ちゃん!」
次の瞬間、しんのすけは走り出していた。あまりに突然のことで、誰もがしんのすけを止めることはできない。
それでも薬研だけは、すぐに追いかけた。
もう少しで飛行船に乗せられそうだった二人はしんのすけの声に気付いたらしい。こちらを見て目を大きく見開き、しんのすけ! と名前を叫んだ。
何度も、何度も。敵に阻まれながらも必死に叫んでいた。
「父ちゃん、母ちゃーん!」
しんのすけも走っていく。距離が縮まっていく。
半分まで走ったくらいだろうか、飛行船の入り口から一人の青年が降りてきた。彼は黒い翼を広げ、二人の男女を隠してしまう。
ぞわり。青年の黒い翼を見た薬研に悪寒が走る。
スピードを上げて、何とかしんのすけに追いついてしんのすけを抱えるも、遅かった。翼がしなり、いくつもの羽が薬研たちに向かって飛ばされる。
ーーしんのすけだけは。
薬研がしんのすけを守るように抱きしめる。……折れることを、覚悟しながら。
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