二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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cross×world
日時: 2018/09/05 23:26
名前: 柊 (ID: PF4eFA6h)

こんにちは、柊と申します!
掛け持ちですが、またも小説投稿をさせていただきました!

下記は注意事項になります、大丈夫な方はどうぞお楽しみください!
・私得クロスオーバー
・オリキャラが主人公
・他作品同士のキャラのCP、オリキャラとキャラのCPがある
・主人公がキャラの子ども
・主人公以外にもオリキャラあり
・流血、暴力表現あり
・ところどころねつ造入る
・気まぐれ更新
・都合により、登場させられないキャラクターがいます。遅くて申し訳ありません
もしかしたら注意事項は増えるかもしれません。では、よろしくお願いいたします!

本日、2016/12/01に閲覧が1000突破しました!
いつもありがとうございます!しかも今日誕生日だから余計に嬉しくて…本当にありがとうございます、これからも頑張ってまいります!

登場作品、目次 >>1

お知らせ>>148

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Re: cross×world ( No.49 )
日時: 2016/05/19 21:09
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: y2j3Fkfw)

更新待ってました!琴葉姫です!

琴葉姫「しんちゃん実際何度も世界の危機救ってるから行けそうな気がする(慢心)」

アーサー「慢心ダメ、絶対(確信)」

琴葉姫「まぁ今回強敵だよなあ・・・そんなことより皆・・・(´;ω;`)」

パシフィカ「マサオ君、風間君・・・(´;ω;`)」

マリー「家族や友達が捕まってて、助けたいのに自分は非力で・・・意味わからない気持ちになるよね・・・」

ミネルヴァ「難しいでしょうね。彼らは平和な世界で育ったまだ発達途中の子供です。幼い彼らに解れと言っても無理でしょう」

琴葉姫「一方厚君やリンク達はトビアスって人を助けたけど・・・あの人はこの話に何か大きく関わっていくんだろうか・・・」

アーサー「持ってた本が何か気になるが・・・」

ゼクシオン「話を端折ってしまいますが、短刀は短刀でも利点はありますよね。主に夜戦とか。あと小回りが効きますし」

イオリ「あとショタだもん!いいよね!(笑顔)」

ゼクシオン「ロリショタコンは黙っててくれませんか(^ω^#)」

琴葉姫「てか、まるちゃぁん・・・(震え声)」

マールーシャ「今の言葉をうちの一期が聞いてたらやばかった(確信)」

アーサー「お前のとこの一期一振なんなの?どんだけデストロイヤルブラコンなの???????」

レヴィ「オトコがオンナの格好するのはおかしいの?オンナがオトコの格好しても特に何も言われないのに?」

ヤイバ「世間一般だとそうだろうな。というか女子が男子の格好をしていても特に何も言われないことはないぞ」

朝日「ううん・・・僕は乱君の好きにすればいいと思うけど、周りの人の視線は怖いよね」←家の事情で男として育てられた

菊「可愛ければいいんですよ!・・・という私の持論はこういうことでは効かないのでしょうね」

前田藤四郎「・・・僕は乱が好きです。大切な兄弟ですから。例え別の本丸の個体でも。その乱が自分で決めて、笑っていられたら僕はいいと思います。・・・すみません、勝手なことを言ってしまって」

薬研藤四郎「まぁ、いつかは誰かが言うと思ってたことだしな。審神者の大将達はそれが当たり前だったから疑問に持たなかったんだろうが」

ゼクシオン「彼がどんな格好をしていようが、僕には関係ないことですし」

マールーシャ「乱は初鍛刀だからなあ・・・最初はびっくりしたが、それだけだったな」

琴葉姫「艦これにももがみんとかレーベたそとか木曾さんとか似たようなのいるしな!」←

アーサー「おいやめろ。そして乱のくだり言いすぎだろ」

琴葉姫「^p^」



感想と言えないようなコメント申し訳ありませんでしたorz乱ちゃんのくだりが長かったのはなんか自分ももやっとしてしまったからです(おい)
それでは、失礼致します。

Re: cross×world ( No.50 )
日時: 2016/05/21 16:56
名前: 柊 (ID: 0O230GMv)

琴葉姫さん
またもありがとうございます!
ミネルヴァの言う通り、風間くんとマサオくんは平和な世界の生まれです。それこそ、世界を揺るがす事件は劇場版くらいでしか起きないしそれのすべてに関わっている訳ではない。その上、今回はおそらくそれらすべての上を行く事件ですので、精神的にやられるのも無理はありません。マサオくんは泣けたけど、風間くんはまだ悩んだままです。
軽くネタバレになりますがトビアスは今後も出ます。ただどういう風に登場するかはお楽しみに!←
本当にそれです← 夜戦では短刀たちにお世話になりっぱなしですよ、てかイオリwww
まる子の発言については自分でもあーこれちょっとなぁ、と思いながらも書きました← ただまる子の世界の舞台は昭和なので、男の娘という言葉がなく、女の格好をする男もマンガなどを含めてそう目にしないのではないかな、と思ったので不快には思わずとも不思議には思うのでは?と考えた結果がこれです←
なのでまる子に悪気はあまりありません←
もやっとさせてしまって申し訳ありません…(´・ω・`)

コメントありがとうございました!

Re: cross×world ( No.51 )
日時: 2016/05/26 08:04
名前: 柊 (ID: YrPoXloI)

第6話
昨日の騒動があって、まる子は乱に対し気まずさを感じていた。お茶会の空気を壊してしまったのもあるが、一番の理由は……。

「どう? 似合うかな?」

乱があの格好から、薬研たちのような服装に変えたのだ。フリルはなく、肩の部分は膨らんでいない。下もスカートではなく短パンになっている。(黒のオーバーニーだけはそのままだった)

髪は長いままだが、一つに纏めておりそれがしっぽのように揺れた。

とてもよく似合っている。似合っているのだが、あんなことがあった後だ。明らかにあの自分の言葉が原因だと分かり、ちょっとした言葉すら出てこない。

けれど、何も言わなくては彼は不安なままだろう。まる子はただ一回だけ頷く。すると乱はパァ、と顔を明るくし、ありがとう、と本当に嬉しそうに言った。

その後も、乱はまる子にべったりだった。彼女がたまえとともに居ても、だ。しかも、何かと彼女らの世話を焼いているようにも思える。

その乱の態度に、あのお茶会のメンバー以外は首を傾げていた。しかし、竜太や薬研と言った乱と同じ世界にいたメンバーは少しばかり顔を曇らせていた。

Re: cross×world ( No.52 )
日時: 2016/05/26 08:09
名前: 柊 (ID: YrPoXloI)

「はあ、どうしよう」

「あれ、まる子さん?」

ちょっと一人にしてほしい、と乱から離れたまる子は、庭に出ていた。

その庭の一角にある花畑で桜田ネネと電が話していたらしく、まる子の姿を見つけたネネが声をかけてきた。まる子がそちらへ視線を向けると……あの時、口論を繰り広げたハナ、カナ、モナ、しずか、それとたまえ以外で同意してくれたメイルが。

「ええ、と。どうしたの? こんなところで」

「今から、お茶会をしようと思って。もも子さんも良かったら」

電がにこり、と笑う。が、彼女とネネは昨日の出来事を知らない。このはを見ていたらしい。

あー、うー、とまる子が悩んでいる。と、ふとピーチたちがいないことに気付く。

「ぴ、ピーチさんやたまちゃんは?」

「ピーチさんたちは他の用事があって、たまえさんは今から来るはずなのです」

「そ、そっか」

ああ、せめてたまえが参加しなければ「たまえが参加しないなら」と断ることができただろう。だがその言い訳はもう使えない。

ちらりとハナたちを見れば彼女たちも気まずそうにしている。それはそうだ。昨日あれだけ口論しておいて、今日何もないように振る舞うことなんてできない。乱が何もないように振る舞っていたならまだできたかもしれないがあんな風に服装を変えてきたのだから無理に決まっている。

「……参加したら? 私、まだ話したいことあるの」

ハナの言葉にう、と何故か縮こまってしまう。トゲなんかないはずなのに、トゲがあるように感じてしまう。

電とネネが首を傾げる。

「何かあったのですか?」

「ええ、と」

「今日、乱くんが男の子の格好してたでしょ?
あれ、昨日彼女が「変だ」って言ったの」

「え? どうして変なの?」

ネネがさらに首を傾げた。しかし全員が驚いたように彼女を見る。

「だって、女の子だって男の子の格好をするでしょ? それにお芝居とかで女の人の格好をする男の人だっているじゃない。
どうして乱くんだけ変なの?」

そう言われてまる子はハッとした。が、乱のあの格好は芝居のためではない、と返そうとした時、またネネが口を開く。

「それにどんな服を着たって、その人の自由だと思うの。もちろん、似合う、似合わないはあるけど、それって人に言われるようなことかしら?」

……そこまで言われて、まる子は返そうとした言葉を失くした。

純粋な子ども故の、純粋な視線。時にそれは大人に気付かせることがある。

……きっと、あの言葉は乱を容赦なく傷つけたはずだ。謝らなければ。

まる子がそう考えた時。ヒュン、と音を立ててネネの髪が解けた。ネネがえ? と髪を触ると髪留めがなくなっている。

「あれ、あれ!?」

「い、いったいどうして」

メイルの戸惑った声にくくく、と笑い声がして全員が見るとそこには紫の猿がいた。猿の手のようなしっぽには、ネネの髪留めが握られている。

「あー!! ネネの!!」

ネネが叫ぶと猿はすぐさま逃げていく。全員で猿を追いかけるが猿がすばしっこく、捕まらない。とうとう門を出てすぐの森に入っていき、まる子たちもそこへ入って行ってしまった……。

Re: cross×world ( No.53 )
日時: 2016/05/26 08:14
名前: 柊 (ID: YrPoXloI)

少しして。乱は結局、いつもの格好をして庭を歩いていた。

「……」

落ち着きはするけれど、気分は沈んだまま。少し気分を切り替えよう、と目を瞑る。

ーー変なのよ、あんた!!

「っ!」

それは、ここにはいないはずの女の声。“自分”に向けられなかったけれど、“自分”に向けられた言葉。それを思い出して、やはり着替えてこようと振り返り……息が止まる。

そこには、たまえがいたから。

「……っあ」

「み、乱くん」

「あ、え、と、ごめ、すぐ」

「あ、い、いいの! それより、昨日は」

「あれ、乱にたまえ?」

声に振り返ればそこには厚が。厚はいつものズボンに、黒のタンクトップを着ていた。汗が流れていて、何かしらトレーニングでもしていたのだろう。タンクトップは借りたに違いない。

「どうしたんだよ、こんなところで」

「ぼ、ボクは散歩」

「私は今からお茶会なんだけど、電ちゃんたちが見つからなくて……」

どこに行ったんだろう、とたまえが辺りをキョロキョロ見渡す。

「今日は外だったのか?」

「うん。あそこで花がたくさん咲いてるでしょ? あそこの中にテーブルがあるらしいからそこでお茶しようって」

「? あの隅でか?」

厚が見た先には花畑がある。薔薇や可愛らしいポピーなど、色とりどりの花が咲き誇り、遠目から見ても素晴らしい。

よく見ると奥の方に白く小さなテーブルが二つある。何人でかは分からないが少人数のお茶会にはもってこいの場所だろう。

「うん、あそこで」

「そうなのか……。でもあいつら、なんか紫の猿追っかけて外の森に入って行ったぞ?」

「……え? あ、厚、今なんて」

聞き間違いであってほしい。その乱の願いはあっけなく壊された。

「いや、門を出てすぐの森があるだろ? そこに入って……」

「……! な、なんで止めないの、厚のバカ!!」

乱がそう叫び、走っていく。背後からバカってなんだバカって! と厚が叫んでいたが気にしていられない。

ーー何があるか分からないから!

そのマルスの言葉だけが、乱の脳内で響き渡る。とにかく今はまる子たちを助けに行くため、乱は走った。


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