二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!!【完結】
- 日時: 2020/05/26 22:10
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1332
どうもです、灯焔です。
マイペースに我が道を進んでいく逃走中#CR03!前回異世界のゲートが完全復活し、ボルテージも盛り上がりも限界突破中!
今回の舞台は、某カービィの大乱闘ゲーとも呼ばれる『カービィ バトルデラックス!』より『バトルデラックス会場』。デデデ大王がカービィを倒す為用意したエリアで、逃走者とハンターとの駆け引きが三度、始まる―――!
前回、遂に道化師が動き始め緊迫した様子の運営本部。どうやら彼ら、『JOKER』が生きていると断定し魂を消滅させようと動き始めているようで…。果たして『JOKER』、どこにいるんでしょうかねー。
ミニドラマはカービィ&バンワドがバトルデラックスで大暴れ!コピー能力を駆使して、逃走者の力も借りデデデ大王の罠をかいくぐって優勝せよ!
神々、人間、魔族。それぞれの思いが交差し世界は更に変化を遂げていく―――。
<ルール>
逃走エリア:『バトルデラックス会場』
デデデ大王がカービィをコテンパンにやっつける為、自ら創り上げたアトラクションが豊富なエリア。
本来は10個のアトラクションに挑戦できるのだが、今回は逃走中verの為、デデデ大王と運営本部によって選ばれた5つのアトラクションとエントランスを繋いだ逃走エリアとなっている。
また、『地下には会場を創ったデデデ大王ですら分からない秘密』があるのだとか…?
エリア詳細 >>1
ミニドラマ紹介 >>2
逃走時間:80分
賞金:48万(1秒100円)
ハンター:初期4体(OPゲーム会場のハンターボックスに2体)
<参加者>
【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>3
DTO
ハジメ
ジャック
【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>4
エリウッド
ヘクトル
リンディス
【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>5
チタ・チタ
クレア・スチーブンソン
シェリル・コーエン
【ハイキュー!!】より (3人) 詳細>>6
日向翔陽
影山飛雄
月島蛍
【ぷよぷよシリーズ】より (3人) 詳細>>7
アルル・ナジャ
アミティ
あんどうりんご
【作者枠】 (3人) 詳細>>8
おろさん
Ga.c=evo.
konakun.
【逃走中#02 MVP】 (2人) 詳細>>9
七海千秋
キュベリア
計20名
逃走中#CR04 次回作出場権(シード枠)争奪予想アンケート実施中!
※締め切りました
逃走中#CR04 次回参加者募集中! 逃走&確保MVP投票受付中!
※締め切りました
作者枠発表 >>135
※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
版権キャラ応募用紙 >>136 ※5/25(月) 20:00まで
◎AfterBreakTime
①『新しい希望の朝』 >>10
②『全知全能を司る神』 >>26
③『炎の紋章を掲げて』 >>39
④『その蒼き目は何を見る』 >>47-48
⑤『我ら、虚構の魔術師』 >>67
⑥『全知は語る、全能は悟る』 >>72
⑦『はじまりの作戦会議』 >>79
⑧『幼き姿の神』 >>82
⑨『救出作戦、始動』 >>98
⑩『道化師と呼ばれた男』 >>103
⑪『勝ってくるぞと勇ましく』 >>109-110
⑫『打ち上げパーティ』 >>141-142 >>145-146 >>149
以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。
- Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.87 )
- 日時: 2020/05/11 22:21
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)
【24:38】
~バトルロイヤル会場~
影山「…まさか、ここまで残れるとは思わなかったな」
そう言いながら会場を歩くのは『コート上の王様』と呼ばれるセッター、影山飛雄。
翔陽よりも長く逃げることを目標に掲げていましたが、ここまで来たら逃走成功も視野に入れている様子です。
影山「最初は日向の奴に勝てれば良かったんだが、こうみんなと協力してミッションを達成するごとに、『逃走成功したい』って欲が高まった。それだけのことだ」
…それでいいんです。影山は影山なりに動いて逃走成功を狙えばいいんですから。
最後まで走り切って、翔陽や月島に思いっきり自慢すればいいではないですか。
影山「それもいいかもしれないな。特に月島には普段皮肉ばかり言われてるから、言い返すつもりで自慢してやる。…その目標を果たす為、必ず逃げ切るぞ!」
その意気です!頑張ってください!
【22:53】
~ぽいぽいトレイン会場~
DTO「これ以上ハンターに追われるのは嫌だからクレアと分かれたけど、あいつハンターに見つかってないよな…。大人として少し心配になって来たうへ」
シェリルが確保された後、クレアと分かれて行動していたDTO。ハンターを警戒しつつ、隠れられそうな物陰を探しています。
流石にここまで残っており、先程ハンターに追われたのならば体力を消耗してしまっても仕方ありません。
DTO「そーだぞー。そもそもこういうのはハジメの得意分野だろー?なんでアイツ先に捕まってるころ」
悪態をついても仕方ないと思いますよ。生徒達の為に頑張るんでしょ?
DTO「格好悪いところは見せられないし、『こんごー力』を世間に知らしめないとな」
…ところで、『こんごー力』って何なんです?他人とポップンバトルする時も結構仰ってるみたいですけれど。
DTO「『こんごー力』は『坤剛力』うへ。『ULTRA BUTTERFLY』ころ」
英語で格好良く言おうとしても意味が分かりません。本人ちゃっかり半端な筋肉を見せつけポーズまで見せています。この人、普通はまともなんですけれどたまに変な事しだしますからね。
満足したのかポーズをするのを止め、改めて逃げようとした彼の近くに――――――
ハンターBW「…………!!」
ダッダッダッダッダ!!!!
ROCK ON 【DTO】
ピーーーーーーーーーーーー
DTO「うっそだろオイ」
見つかったーー!ある程度距離が離れている為すぐに逃げ出します!
幸いエリアには障害物が多い為、その間を潜り抜けどうにかハンターから離れようと走ります!
DTO「このっ…!障害物でも駄目ころかー!」
ハンターBW「…………!!」
ダッダッダッダッダ!!!!
しかし、いくら知恵を振り絞りルートを定めてもハンターのスピードが圧倒的に早く、距離を詰められてしまいます。
走力があまり無いながらも頑張って走っていたDTOでしたが、ハンターの猛追に適わず……。
ポンッ
【20:40】
DTO 確保 残り6名
DTO「ぜーぜー…。もう駄目だ…。体力つけなきゃな…」
最後は体力を使い果たし確保!もう少し体力があればと後悔する彼でした。
ピリリ ピリリ
ジャック「…なんだ?『DTO 確保 残り6名』 待ってくれ。ポップンの残り俺だけ?!」
クレア「せ、先生まで捕まってしまいました…!やはり離れるべきではありませんでした!私の馬鹿ー!」
アルル「わわわ、どんどん逃走者が捕まっちゃってるよー!どうしよう、捕まりたくないよー!」
DTOが確保されたことで、各ジャンル残り1名となりました!さて、どうなることやら。
次回、ドラマパート進展&最後のミッション発動!
- Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.88 )
- 日時: 2020/05/12 15:13
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
どうも。おろさんです。
コメントしてない間にミッション③を無事クリアしたり自分のペアが確保されてしまったり色々ありましたが・・・次回は最終ミッションですか・・・
ヴィーシャ「そちらのMZDさんたちは大丈夫なんでしょうか・・・・・・それにしてもトリプルデラックスデデデンケーキ・・・おいしそうです・・・」
望原「ヴィーシャ君、そこらへんの最初の話を持ってくるな;」
そんなわけで、いろいろ無事を祈るだけです・・・
それでは、失礼しました。
- Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.89 )
- 日時: 2020/05/12 22:03
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)
どうもです。灯焔です。
只今次回の募集枠(※特に手伝い枠)をどうしようか考えている最中です。
…流石に応募だけしてそのまま放置するのはいかがかなぁ、と思っている次第です。
>>おろさん 様
どうもです。コメントありがとうございます!
無事ミッション③クリア。カービィ達が通報部隊になることを阻止できましたね!そして、七海さんが確保…。色々事態も変化しています。
えむぜさん達は現在救出を待っています。きっと本部の精鋭たちが助けてくれますよ。信じて待っていましょう。カワサキ監修のトリプルデラックスデデデンケーキ。シェフの一品なのだから、美味しいに決まってます!
いつも暖かいコメントありがとうございます。執筆の励みになります。
- ドラマパート ④ ( No.90 )
- 日時: 2020/05/12 22:06
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)
突然会場へと現れ、襲ってきたコピーカービィを、カービィ達は1体ずつ確実に撃破していきます。
表情もなく、まるで人形のように扱われる彼らを倒すことに少し罪悪感はありましたが、そんなことは言っていられません。やらなければこっちがやられてしまう…。そう頭を切り替え、次々にカービィを消滅させていました。
カービィ「キリが無いよ!あと何体いるの?!」
バンワド「でも結構倒したよ?もう少しで会場に入った分は全員倒せると思う!」
メタナイト「これでは全て何とか出来たとしても、試合続行は無理だろうな…」
カービィ「そんなのどうでもいいじゃん!ボクのニセモノを全員何とかしたら、デデデに聞きに行けばいいんだから!」
メタナイトはカービィと真剣勝負が出来ないかもしれない可能性を示し、少し残念そうにしました。そんな彼に、ソードの能力で戦っているカービィが答えます。
カービィ、未だにデデデが操られていることに気付いていません。だから『聞きに行こう』なんて呑気なことが言えるのですが…。コピーカービィをあんな風にしたのも、きっとデデデ大王のしわざにちがいありません。カービィはそう思っていました。
バンワド「大王さまが答えてくれるかは分からないけど…大王さまのところに行くのはボクも賛成!コピーカービィがおかしくなった原因も分かるかもしれないし!」
カービィ「試合はその後やればいいでしょメタナイト!今はこいつらを全部やっつけることだけを考えてよ!」
メタナイト「ならばお前よりも多く倒して騎士の名を上げるとしよう!」
カービィ「なにおう?!だったらボクはメタナイトよりもいっぱい倒すもんねー!」
バンワド「そんなことで対抗心剥き出しにしてないで早くやっつけてよー!」
アックスナイト「今はカービィと張り合ってる場合じゃないダスよ~!」
バンワドとアックスナイトのツッコミも空を切り、それ以降カービィとメタナイトの動きは格段にパワーアップ。試合にあるまじき速度で残りのコピーカービィを倒してしまったのでした。
『ふぅ』と一息つき、未だ煙の上がっている窓をカービィは見上げます。
カービィ「あの煙のせいでボクのニセモノがおかしくなっちゃったんだよね」
バンワド「うん。試合外で襲ってくることなんてなかったから…。あの煙が原因だと思う。そして、あの煙が出ている場所に…『大王さまがいる』」
カービィ「だったら!すぐ行くしかないよね!よーし、すぐエントランスに戻ってデデデのところに行こう!」
メタナイト「アックスナイト、お前は他のメタナイツと共にエントランスに残り、観客の避難の援護を頼む。私はカービィ達と共に大王の元へ向かう」
アックスナイト「分かったダス!メタナイト様、お気をつけて!」
メタナイトがアックスナイトに観客の避難の援護指示を出し、彼が会場を後にしたのを見守った後…3人は顔を見合わせデデデ大王の元へ向かう為エントランスへと走り出したのでした。
エントランスに到着すると、そこでは混乱したワドルディ達や観客でごった返していました。彼らをなんとか押しのけながら、バンワドの案内で上に昇れそうな装置を探します。
バンワド「優勝賞品を持ってくる為に上下に降りられる装置が必要なはずだから…エントランスに『エレベーター』みたいな装置があるはずだよ!見つけたらそこから大王さまの元へ行こう!」
カービィ「分かった!ドアみたいな場所を探せばいいんだね!」
カービィが逃げ惑うワドルディ達を避け、エレベーターを探します。頑張って足を延ばし、彼らの間から目を見やります。すると…受付の近くに、何か『大きな扉』があるのを発見しました。
カービィ「バンワド!あった!多分アレが『エレベーター』じゃないかな!」
バンワド「ありがとうカービィ!早速行ってみよう!」
メタナイト「あの場所はワドルディ達が少ない。移動すれば状況もここよりは詳しく確認できそうだぞ」
カービィの声の方に向かいながら、彼らは扉がある場所まで移動しました。素早くワドルディが扉の周辺を確認し、『間違いなくこれはエレベーターだ』と彼らに伝えました。
早速上に昇ろうと近くにあったボタンを押しますが、扉が開く気配がありません。カチカチと何回かボタンを押しても動きません。
バンワド「扉が開かないよ~!」
カービィ「勝手に上に昇らせない為にデデデのやつ、もしかして仕掛けとか作ってんじゃないのー?あいつ妙なところ用意周到だからさー」
メタナイト「それならば、何か解除できるヒントの様なものがあるはずだ。…この真ん中にある『6つの穴』が怪しくないか?」
カービィ「6つの穴ー?…あれ、1個だけ白く光ってる」
バンワド「穴…。1つだけ白く光ってる……」
メタナイトの声に2人は扉の中央にある『6つの穴』を見やります。
確かに、6つの穴のうち一番左にある穴が白く光っています。これはどういうことでしょうか。
…何か解決の糸口があるはずだと一生懸命考えるバンワド。しばらく考えた後、『とある可能性』が浮かんだ彼は、2人にそのことを話してみることにしました。
バンワド「ねぇ!さっきコピーカービィ達を倒した時、『メダル』を手に入れなかった?」
カービィ「メダルー?確かに何枚かゲットしたような…。これかな?」
メタナイト「私も1枚持っているぞ。バンダナ、これと扉とがどう関係するんだ?」
バンワド「ボクも何枚か持ってるんだけど…。もしかして、この光『カービィのソード能力』に反応してるんじゃないかなって思って。それで、ボク達が手に入れた『メダル』…。これに、それぞれ違う模様が描かれてるでしょ?これ、多分『カービィのコピー能力と同等の力を持っている』と思うんだ」
カービィ「あーっ!わかったー!これを穴に近付ければいいんだね!」
バンワド「うん!…ボクの推測が正しければ、それでエレベーターは動くはず!」
メタナイト「そうと決まれば時間が惜しい。早くメダルをかざしてみよう」
どうやらバンワドは、この光の正体が『ソードの能力』に反応しているものだと推測していたようです。そして、先程コピーカービィ達を蹴散らした時に手に入れたメダルも同じ効力をもっているのではないかと…。その考えを彼らに示し、カービィが『近づけてみよう!』と提案しました。
急いで3人はメダルを取り出し、穴へかざしてみます。すると―――『メダル』はまるで魔法のように彼らの手から勝手に離れ、光っていない穴に嵌ってしまいました。その瞬間、エレベーター全体が淡い光を放ちます。
カービィ「わっ!なんか様子が変わった!バンワド、ボタン押してみて!」
バンワド「分かった!」
いけるかもしれない。そう思い、バンワドが先程と同じようにエレベーターのボタンを押してみます。すると…先程まで頑なに開かなかったエレベーターが、簡単に開いてしまいました。
これでデデデ大王の元まで行けますね!早急にエレベーターに乗り込み、『上』ボタンを押し3人は彼の元まで向かうのでした。
カービィ「待ってろよデデデー!」
そんな言葉を残して。
ベリト『(なっ…?!どうして封じていたエレベーターが動いているんだ…?!監視は誰もつけなかったのか?!軟弱な部下達メ!)』
デデデ「どうしたゾイ。何を焦っておるゾイ?」
ベリト『…陛下。どうやらカービィ達がこちらに向かっているようデス。封じていたエレベーターが動き出しました』
デデデ「そうゾイ。…安心するゾイ。アイツらが来てもこの『壺』が壊されない限りワシらに敗北は無いゾイ」
一方、カービィ達がこちらに向かっていることに気付きベリトが焦っているようです。管理をワドルディ達に任せていたようで、彼らはコピーカービィの暴走でみんな逃げ出してしまいました。詰めが甘い。
対して、デデデはカービィ達が来ることに微塵も焦りを見せることは無く余裕を見せています。
会場に煙を撒き散らしたあの『壺』…。どうやら特殊な素材で出来ているようで、デデデは『カービィには壊せない』と謎の自信を持っています。
彼らがそんな話をしている折、目の前の扉から『チーン』という音が響きます。それと同時に、今まさに言っていたカービィ達が現れました。
カービィ「やいデデデ!大会を台無しにしてくれちゃって!キミ達の部下も逃げちゃったんだぞ!何とかしろよ主催者!」
バンワド「大王さま、大会を滅茶苦茶にしないでください!試合が成り立ちませんよー!」
カービィとバンワドが声高らかにデデデに伝えたいことを口にするも、デデデは彼らの言葉に対し何の反応も見せません。普段の彼ならばカービィの言葉に対抗して我儘を言うはずですが…。
ここで、彼の様子がおかしいことにカービィもやっと気づきました。
カービィ「…あれっ?いつもならデデデと言い合い合戦になってるはずなんだけど…。おかしいなー。もしかしてまた操られてる?」
バンワド「やっと気づいてくれたんだねカービィ!…大王さまに何をしたんだ、後ろのヤツ!お前の仕業なんだろ?!」
メタナイト「以前渋谷を襲った『べリア』という少女に服装や雰囲気が似ているな。まさか、貴様『道化師』の仲間か!」
3人がデデデの後ろの人物―――ベリトに目を向け威嚇します。…彼はその姿にくすくすと笑い、名乗り始めたのでした。
ベリト「そうですネ…仕方ないノデ自己紹介しまショウ。僕の名前は『ベリト』。メフィスト様に付き従う双子の『道化師』が1人。…ソウダネ、彼を操っているのは僕。そう答えればいいのカナ?」
バンワド「やっぱり…!『洗脳を解け』って言っても絶対に解いてくれなさそうだし、力づくでお前を倒してやる!」
ベリト「おおっト。『僕を倒しても大王は助けられないヨ』。操っているのは確かに僕だけど、『僕自身じゃナイ』。……ククク、頭に血が上っている君らに大王が助けられるのカナ?」
カービィ「頭に血が上ってるのはバンワドだけなんだよねー?…仕方ない、相手しながら怪しいアイテム片っ端から壊していくかー」
メタナイト「大王には悪いが、多少動けないように痛めつけなくては…」
バンワド「あ、あんまり痛くしすぎないでくださいね?!操られてるとはいえ大王さまなんだからー!」
------------------------
進捗が一旦切り替わると共に、『エントランス』にあるエレベーターが使用可能になった!
サクヤ「よし、これで準備は完了です。…ヴィルさん、貴方のタイミングで『地下の処刑場』への通路も開拓してください」
ヴィル『随分と無茶な要求だが…やってやろう。この世の理を覆す魔法…『永久』を使えば何とかなるやもしれん。任せておけ』
- Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.91 )
- 日時: 2020/05/12 22:06
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)
【20:00】
ピリリ ピリリ
クレア「通達ですね!えーっと…ミッションです!時間的に最後かもしれません!」
おろさん「『残り5分を経過すると、操られたデデデ大王が残っている逃走者から『1人以外を全員』強制失格にさせてしまう。』うーんと…。つまり、ミッションがクリアできないかつ誰も捕まらなかった場合…『5人』強制失格になっちゃうってこと?!」
影山「阻止する為には、『天空のデデデマッチ会場』にある『操りの壺』を破壊し、デデデ大王を洗脳から解放しなくてはならない。』…洗脳されやすいって噂を聞いたことがあるが、本当だったんだな。それはともかく、壺を壊せばいいんだよな」
アルル「『デデデ大王がいる場所に向かう為には、『エレメントメダル』を6種類集め、エレベーターのロックを解除する必要がある。』最初から挑めるわけないか…。そりゃそうだよね」
エリウッド「『また、『操りの壺』は、強い魔力と共鳴させないと破壊出来ない為注意すること。』強い魔力…?突入する人を考えないと、クリアに時間がかかってしまうかもしれないね…」
ジャック「ミッションに必要な枚数が6枚?メダルは前のミッションで手に入れたものでいいと思うが、全部使わないのか…?」
さあ、デデデを助ける為最終ミッション開始!
現在デデデ大王はドラマパート通り『道化師』に操られている状態にあります。彼を洗脳から解放しないと、残り時間5分に『ランダムに選ばれた逃走者1名』以外が全員強制失格。全滅への道が開かれてしまいます。
それを阻止する為には、デデデのいる『天空のデデデマッチ会場』に赴き、『操りの壺』を壊す必要があります。エレベーターを動かす為には、先のミッションで手に入れた『エレメントメダル』が6枚必要。…確か全部で12枚あったと思うんですが、残りの6枚はどうなるのでしょうかね。
また、『操りの壺』は普通に壊すことが出来ません。何か『強い魔力』と共鳴させなければならないようです。
強制失格なんて嫌ですよね。逃走者の皆さん、本部の為にも、逃走中の為にも、デデデの為にも!ミッション、クリアしてください!
ミッション④ 『操りの壺を破壊せよ!』
残り5分を経過すると、操られたデデデが残っている逃走者をランダムに(残っている人数-1)人強制失格させてしまう。それを阻止する為には、『天空のデデデマッチ会場』にある『操りの壺』を破壊し、デデデを洗脳から解放しなくてはならない。デデデがいる場所に向かう為には『エレメントメダル』を6種類集め、エレベーターのロックを解除する必要がある。また『操りの壺』は、強い魔力と共鳴させないと破壊出来ない為、注意すること。
アルル「強制失格なんてやだよー!それに、デデデ大王を助けなくちゃ!操られてるままなんて駄目だ!」
エリウッド「彼を洗脳から解放してあげないとね。ミッションのクリア関係なく、それが最優先だ」
クレア「とにかく作戦会議が必要そうですね!一旦集まった方がいいかも…」
おろさん「最後のミッションだ!参加して爪痕を残すぞー!あ、あとデデデも助けないと」
ジャック「洗脳…か。いまいち聞きたくない言葉だが、なんとかしてやらないとな」
影山「いつもの大王に戻ってもらうか。勿論参加だ」
全員参加するようです!さあ、動き出せ逃走者!
【19:52】
~バトルロイヤル会場~
おろさん「デデデが洗脳されてるのには驚いたけど、そんなこと思ってる場合じゃないや。…ミッションが通知されたはいいけど、どう動こう」
周りをうろうろしながらこれからどうしようか考えているおろさん。
そんな折、彼のスマホが『ピロン』と鳴り響きます。
おろさん「この音…ってことは、誰かチャットを使ったのかな?」
そう思い、おろさんはスマホのチャット画面を出します。そこには、こう文面が映っていました。
------------------------
クレア:クレアです!最後のミッションのことで話し合いたいので、皆さん『エントランス』に集まってください!返信は不要です!よろしくお願いします!
------------------------
クレアが召集のチャットをかけていました!おろさんはすぐにスマホを仕舞い、エントランスへの道をひた走っていきます。
おろさん「作戦会議かな?…バラバラだとクリアできるものも出来なくなっちゃうからね」
小さくそう呟きながら、彼はエントランスへ走って行きました。
~エントランス~
クレア「おろさんさんー!こっちです!みんな集まっています!」
おろさん「僕が最後だ!待たせてごめん…」
エリウッド「大丈夫だよ。幸い全員エントランスに近い場所で逃げていた様だからね」
ジャック「…雑談は後にしてくれ、時間が無いんだろ。クレア、みんなを集めてどうしたいんだよ」
クレア「はい!バラバラに動いてもミッションクリアは絶対に無理だと思ったので、一旦集まって『作戦会議』を開こうとチャットを送らせていただきました!それで、ですね―――」
おろさんがエントランスに到着した時には、既に彼以外の逃走者が全員集まっていました。どうやら全員エントランスの近くで逃走を続けていたようです。
全員が集まったのを確認した後、クレアが自分の考えを口にしようとしたその時。
ピリリ ピリリ
アルル「あれっ?また通達だ。『地下の処刑場に現在MZDとソティスが囚われている。』えっ?どういうこと?どうしてこの2人が?処刑場?えーっ?」
影山「『現在エリア内にヴィルヘルム、ベレス、マルスが現れ『エントランス』に向かっている。彼らは別の目的で、エレベーターの封印を解く為に動いている。封印解除の鍵は、『逃走者の持っているエレメントメダル』だ。』……どういうことだ?」
ジャック「本部に何かあったんだろ。緑髪のチビはどうか分からんが、神は俺より強い。あいつが捕まるなんて余程のことだぞ。で、上司が動いてるのか…。鉢合いたくねぇ」
おろさん「そんなこと言ってる場合じゃないよジャックさん!通知でこれが来たってことは…ヴィルヘルムさん達の手伝いをしてあげれば、何か僕達に有利に出来る気がする」
エリウッド「このタイミングってことは、おろさん殿の考え方で正しそうだね。彼らの通知も達成することを織り込んで作戦を立てよう」
再び通知の音が。MZDとソティス救出の為、本部が遂に動き出しました。
現在ヴィルヘルム、ベレス、マルスの3名が先行して地下へ向かう為の手段を探っています。文面を解釈すると、『彼らの手助けをしろ』ということですね。
自分達のミッションもクリアしなければなりませんが、彼らは3人を手助けすることに決め、今後どうするかを話し合うことにしました。
通知② 『地下の処刑場への封印を解け!』
地下の処刑場にMZDとソティスが囚われていることが分かった。現在エリア内にヴィルヘルム、ベレス、マルスが現れ、エレベーターの封印の解除をする為に動いている。封印の解除の鍵は、逃走者達の持っているエレメントメダルだ。
クレア「この場合だと6人を半分に分けないといけませんねぇ…」
アルル「ボク達のミッションを遂行するチームと、ヴィルヘルムさん達の手伝いをするチームだよね?うーん…どうしよう?」
エリウッド「『操りの壺』の破壊には、強い魔力が必要だと言っていた。だから、デデデ大王の方に向かうのは『戦闘が出来る人』が行った方がいいね」
影山「そうなると…『俺』と『おろさんさん』は、必然的にヴィルヘルムさんの手伝いになりますね」
ジャック「ああ。あと、こんな時ですまんが上司に会いたくない。俺は壺を破壊しに行くからな」
クレア「分かりました。では、私とアルルさん、エリウッドさんで残りをどうするか決めましょう!」
話し合った結果、逃走者達は以下のチームに分かれて行動することを決めました。
<ミッション④遂行>
ジャック エリウッド クレア
<通知②手伝い>
影山飛雄 アルル おろさん
アルル「…あっ、そうだ。今の6人で合計何枚メダルがあるんだっけ?」
エリウッド「確認してみよう。各自、メダルの枚数を教えてくれるかい?」
とにかく、先にミッション④クリアの為のメダルを用意する為、生き残っている逃走者達は各々メダルを取り出しました。枚数は……
ジャック 1枚
エリウッド 1枚
クレア 1枚
アルル 1枚
影山飛雄 2枚
おろさん 2枚
合計 8枚
ジャック「一応エレベーターを起動させる枚数はあるんだな。振り分けはどうする?」
エリウッド「とにかく、失敗すると僕達に影響が出る『ミッション④遂行』チームに6枚預けよう。…クレア殿、メダルは君が持っててくれるかな?」
クレア「は、はい!分かりました!ルーントレインの名にかけて慎重に預からせていただきます!」
影山以外のメダルをクレアに渡す逃走者。彼女はそれを受け取った後、確実にポーチにメダルを仕舞いました。
そして、改めて6人で話し合います。
アルル「ところで、通知にも『エレメントメダルが必要』的なことが書いてあったけど…。ヴィルヘルムさん達もエレベーターを動かす為に動いているのなら、こっちもメダルが6枚必要だね…」
エリウッド「『メダルを持っているまま捕まった逃走者』がいるはずだから、一度牢獄ルームに行ってみた方がいいかもしれない。彼らに話を聞いてから向かうと二度手間かもしれないからね」
おろさん「うん。顔を出してみるよ」
クレア「それじゃあ…双方、クリア目指して頑張りましょう!」
全員『おーーー!!!』
~牢獄ルーム~
七海「メダル、取りに来てくれるかな?」
Ga.「大丈夫、きっとクレアたそ達が気付いてくれる!信じて待ってよう!」
牢獄ルームの面々もメダルが必要なことに気付き、逃走者を待っています!
2チームに分かれて動くことにした6人。さて、その決断は吉と出るか凶と出るか!
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