二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!!【完結】
日時: 2020/05/26 22:10
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1332

どうもです、灯焔です。
マイペースに我が道を進んでいく逃走中#CR03!前回異世界のゲートが完全復活し、ボルテージも盛り上がりも限界突破中!
今回の舞台は、某カービィの大乱闘ゲーとも呼ばれる『カービィ バトルデラックス!』より『バトルデラックス会場』。デデデ大王がカービィを倒す為用意したエリアで、逃走者とハンターとの駆け引きが三度、始まる―――!

前回、遂に道化師が動き始め緊迫した様子の運営本部。どうやら彼ら、『JOKER』が生きていると断定し魂を消滅させようと動き始めているようで…。果たして『JOKER』、どこにいるんでしょうかねー。
ミニドラマはカービィ&バンワドがバトルデラックスで大暴れ!コピー能力を駆使して、逃走者の力も借りデデデ大王の罠をかいくぐって優勝せよ!
神々、人間、魔族。それぞれの思いが交差し世界は更に変化を遂げていく―――。



<ルール>
逃走エリア:『バトルデラックス会場』 
デデデ大王がカービィをコテンパンにやっつける為、自ら創り上げたアトラクションが豊富なエリア。
本来は10個のアトラクションに挑戦できるのだが、今回は逃走中verの為、デデデ大王と運営本部によって選ばれた5つのアトラクションとエントランスを繋いだ逃走エリアとなっている。
また、『地下には会場を創ったデデデ大王ですら分からない秘密』があるのだとか…?
エリア詳細 >>1
ミニドラマ紹介 >>2


逃走時間:80分

賞金:48万(1秒100円)

ハンター:初期4体(OPゲーム会場のハンターボックスに2体)


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>3
DTO
ハジメ
ジャック

【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>4
エリウッド
ヘクトル
リンディス

【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>5
チタ・チタ
クレア・スチーブンソン
シェリル・コーエン

【ハイキュー!!】より (3人) 詳細>>6
日向翔陽
影山飛雄
月島蛍

【ぷよぷよシリーズ】より (3人) 詳細>>7
アルル・ナジャ
アミティ
あんどうりんご

【作者枠】 (3人) 詳細>>8
おろさん
Ga.c=evo.
konakun.

【逃走中#02 MVP】 (2人) 詳細>>9
七海千秋
キュベリア

計20名



逃走中#CR04 次回作出場権(シード枠)争奪予想アンケート実施中!
※締め切りました


逃走中#CR04 次回参加者募集中! 逃走&確保MVP投票受付中! 
※締め切りました
作者枠発表 >>135

※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
 版権キャラ応募用紙 >>136 ※5/25(月) 20:00まで


◎AfterBreakTime

 ①『新しい希望の朝』 >>10
 ②『全知全能を司る神』 >>26
 ③『炎の紋章を掲げて』 >>39
 ④『その蒼き目は何を見る』 >>47-48
 ⑤『我ら、虚構の魔術師』 >>67
 ⑥『全知は語る、全能は悟る』 >>72
 ⑦『はじまりの作戦会議』 >>79
 ⑧『幼き姿の神』 >>82
 ⑨『救出作戦、始動』 >>98
 ⑩『道化師と呼ばれた男』 >>103
 ⑪『勝ってくるぞと勇ましく』 >>109-110
 ⑫『打ち上げパーティ』 >>141-142 >>145-146 >>149



以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

ABT⑤『我ら、虚構の魔術師』 ( No.67 )
日時: 2020/05/03 22:02
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

しっちゃかめっちゃかありましたが、無事逃走中も後半戦へ突入!
そんな中、わにゃわにゃしてる生物と不穏な影が…。

------------------------



~運営本部 住居区 果樹園前~



jun「えーっと。サクヤさんに頼まれたリンゴはこれで全部かな。いよぃしょっと。重いなぁ…」



『マモニス農場』こと運営本部の畑にある果樹園で、junがリンゴ狩りをしていました。
ワドルディに与える分と、打ち上げパーティの料理で使用する為、サクヤに頼まれていたのです。メモを見てみると結構な量。…1人で運べるんですか?



jun「結構きつい量だけど、戦闘をミミやニャミばっかりに頼っている訳にはいかないからね。こういう日常的な訓練で力を身に付けなきゃ…!」



そうはいいますが、相当無理をしているように感じるのですが。
ここは素直に近くにいる人を頼って半分こにして持って行った方がいいと天の声は思います。このままでは転んでしまいますよ。



jun「大丈夫だよ!これくらいへいk―――うわっ!」



…言わんこっちゃない。バランスを崩したjunrisは地面へと頭からぶつかる―――はずでした。
身体の痛みは全身に広がるものの、頭がぶつかった感触がしない…。実は。



ワドルディ「わにゃ」

jun「わっ、ワドルディだ!助けてくれたの?ありがとう!」



なんと、通りすがったワドルディがいつの間にやらjunrisの頭を支えていたのでした。むにむにとした感触のお陰で一番ダメージの大きくなりそうな箇所を回避できたjunrisは、すぐに体勢を整えワドルディと向き合います。
かわいいなぁ、と呟きながらワドルディを優しくなでる彼。そんな彼の元に、ワドルディではない別の声が聞こえてきました。



????『クックック。マルクの気配がしたからチョット顔を覗かせてみたら、トンダ面白いモノが見れたヨォ!』

jun「な、なんだぁ?!人の失態を見て笑うとは失礼な人だなぁ!」

????『おっと、これは失敬したネェ。…ところで、『この施設の責任者』はドコにいるンダイ?』

jun「ん?なんか聞き覚えのある声…。もしかして、『マホロア』?」

マホロア「ワーオ!ボクを知ってるんだネェ!ご指摘の通り、ボクは『マホロア』!カービィのイチバンのトモダチダヨォ!」



なんと、声の主はマホロア。…アポを取ってやって来た訳ではなさそうですね。サクヤのことを知らなさそうな雰囲気を醸し出していましたし。というか、どこから入って来たんですか貴方。
マホロアはニヤニヤとした表情を崩さないままマホロアはjunrisに先程言ったことを再度訪ねます。



jun「サクヤさんにアポ取ってないの?」

マホロア「そんなメンドクサイことしてられないヨォ!それに、ボクだって『この世界に来て、長い間地下を彷徨っていた』ンダカラ!地上に出てこれたのはつい最近なんダヨォ」

jun「(地下…?地下って、『魔界』のことなのかな?それにしては随分と濁した話し方をするけど…。こいつを連れて行っていいんだろうか…)」



表向きは善人っぽく喋るマホロア。しかし、『それだけではない』。そんな思いがjunrisの頭の中に渦巻いていました。
…ふと、ワドルディがマホロアの目の前に立って、彼の耳をむにむにと触り始めます。



マホロア「な、何するんダヨォ!ボクの耳は食べ物じゃないんだぞ?!」

ワドルディ「わにゃ…」

jun「もしかして、お腹が空いてるのかな?…仕方ない、一度サクヤさんのところにリンゴを届けに行くか。…君の素性は分からないけど、来たければ一緒に来ると良いよ」

ワドルディ「わにゃ!にゃんにゃ~」

マホロア「恩に着るヨォ!キミのコト、覚えておくネ!」

jun「(やっぱり胡散臭いなぁ…)」



ワドルディ、どうやらお腹が空いている様子。このままだとマホロアを食べてしまいかねないと思ったのか、収穫したリンゴを一旦サクヤのところまで持っていくことにしました。
よいしょ、と改めて背中のカゴを背負い直す彼。…しかし、先ほどまで感じていた『重み』が感じられません。背後では―――。



ワドルディ「わにゃ!」

jun「支えてくれてるのか…」



…どうやらこのワドルディ、junrisにすっかり懐いてしまったようですね。
そのまま彼は、マホロアを連れてメインサーバへの道を歩き始めたのでした。







~運営本部 メインサーバ~



jun「只今戻りましたー」

サクヤ「お帰りなさい。…うわぁお、沢山収穫したんですねぇ。これ程までとは思いませんでした」

マモニス「私の育てたリンゴは今が収穫の時期ですからね!想像以上に沢山あったでしょ?」

サクヤ「ところで何故マモニスさんは黒焦げなのですか?」

MZD「他人に迷惑をかけようとした『罰』?」

サクヤ「何故疑問形なのです?」

ヴィル「……さてな?」

霊歌「(これが『オシオキ』なのね…)」



メインサーバに入ると、カゴに大量に入ったリンゴを見て驚いているサクヤが待っていました。何故かマモニスが黒焦げのままリンゴについて力説していますが、今は放置しておきましょう。
…机に置かれたカゴをソティスがまじまじと見つめ、『いっぱいじゃのう』と漏らしてします。こういう経験も初めてなのですね。
そして、『彼』を見つけたマルクが叫びました。



マルク「あーーーっ!!!『マホロア』!!今の今までどこで何してたのサ!何度探しても見つからないから、チョットだけ心配してたんだからな!」

マホロア「チョットー?!ソンナに大きな心配だったのカイ?キミのコトだから心配なんて1ミリもしてないと思ってたヨォ!」

マルク「いちおーボクも『ドリームフレンズ』の一員としての意識と正義感はあるよ!『ボクのイチバンのフレンズダネェ』ってカービィの場所ぶん盗ったオマエよりはじゅーぶんマシなのサ!」

マホロア「旅してまた『銀河全体にいたずらしほーだい』ってつい最近言ってたのはドコのピエロダッタカナァ?キミはボクのこと言えないヨォ!同罪同罪!」

リピカ「言い争いのレベルが底辺さ…」

サクヤ「それで…。マホロアさん、と言いましたか。どのような御用件で本部にいらしたのですか?」



このままではキリが無いと思ったのか、サクヤがマホロアに提言を促します。
すると……彼は、しばらく黙った後先程junrisに見せた顔より『怪しく』笑い、こう答えました。





マホロア「『ヨウケン』ネェ……」

マルク「マホロア…?」





マホロアの『影』が蠢いたのに、マルクは見逃しませんでした。
彼は、『影』が動き出したと同時に、叫びます。





マルク『―――!!!みんな、しゃがんで!!!』



サクヤ「?!」

ソティス「な、なんじゃ?!」





―――一瞬でした。先程までマホロアを形作っていた『影』は、彼の数倍はある大きな『黒い両手』となり、運営本部に攻撃せんと襲い掛かって来たのです!
マルクが叫んだお陰で初撃は避けられた一同でしたが、間髪入れずに次の攻撃が襲ってきます!



ミミ「な、なんなのこれー!」

ニャミ(j)「そっちのあたし達!うちの作者と霊歌さん達と一緒に後ろに下がって!この手、多分『ただ者じゃない』!」

ニャミ「うん!攻撃が来なさそうな場所まで下がってるよ!」

タイマー(j)「なんなんだあれは…!」

ニア「…邪の力?いえ、違います、わ。それとは似た、別の『邪悪な力』…」

マルク「ハッキリ言えるコトは、『アイツ自身の力』じゃないコトサ。…つまり、裏で誰かと手を組んでる可能性が高いよ!」

サクヤ「裏…。もしかして…」



戦えない面子を後ろに下げ、各々戦闘態勢に入ります。どうやら彼、『何か』と手を組んで行動していることが確実そうです。
マホロアはそんな光景を見て『クックック』といたずらに笑うだけ。そして、巨大な手を休みなく襲撃させます!



サクヤ「…貴方の目的は本部の襲撃ですか?」

マホロア「冷静にボクに質問を投げかけるとは随分と余裕があるんダネェ?マァ、そうでなければ『支配しがいが』ナイってモンダヨォ」

マルク「お前っ…!やっぱりこの世界でもそんなこと企んでたんだなッ…!」

マホロア「『利害の一致』と言ってほしいナァ?相手の求めるモノが全然違うし、アイツら『世界』には1mm程もキョーミもってなさそうダッタシ。ある程度目的が一致しているナラ、協力してあげない手はナイト思ってネ!この力も『その人』から教えて貰ったモノなんだヨォ!」

MZD「―――やっぱり『道化師』が絡んでたか…!」

マホロア「オットォ?ソンナ話し続けてイイノカイ?キミ達が大事な…『オトモダチ』が怪我しちゃうヨォ…?」

MZD「『お友達』……? ミミ!!ニャミ!!」



マホロアは両の手をつばぜり合いを行っているサクヤの刀とMZDの槍から離し、後ろで隠れている戦闘できないメンバーに向かって突進させました!なんて卑怯なー!!



ニャミ「ぎゃーーーっ!!こっちに来たーーー!!!」

ミミ「せ、せめて霊歌さんとjunさんは守らないとぉ!!」

ニャミ「影でもパンチでもキックでもかかって、かかってきなさーーい!!身体張って守るんだからーーー!!」

ミミ(j)「この距離じゃ私達の『コスプレ拳』が届かないー!」

マホロア「…………『モクテキはオマエラじゃないヨォ』」

ベレス「――――――! はぁぁぁぁっ!!!」



ふと、彼女達を襲おうとしていた両手が霧になって消えてしまいました。
『目的はお前らじゃない』…?ミミ達を襲う手筈では?
マホロアの言葉に一瞬混乱する一同でしたが、『ベレスが天帝の剣をソティスの方向に向け蛇腹を放った』ことにより、彼の『本来の目的』が一同に伝わるのでした。




















MZD「なっ…!…なんだこれ、力がっ…!」

ソティス「離せ!離さんか!…ぐぅぅ、神の力を吸収しておるのか…?力が、出ない…」

マホロア「そこの綺麗なオネーサンは咄嗟に気付いたみたいだケド、一足遅かったミタイダネェ。本来の目的はコイツラダヨォ。『連れて来い』って、言われてるんデネェ」

ベレス「遅かったか…!」

ヴィル「―――っ!!」



そう。彼の…マホロアの目的は、『MZDとソティスの身柄を拘束する』ことでした。ベレスの蛇腹剣はマホロアに弾かれ、仕方なく元の鞘に戻します。
先程まで影から伸びていた『両手』は、現在はMZDとソティスの身体に茨となって捲き付き、彼らの神の力を奪い取っていました。
神の力を失った2人はただの子供同然。今のマホロアになどお茶の子歳々の相手でした。



ヴィル「その子達を離せ『魔術師』!!」

ベレス「ソティスを、神様を、返して!!!」




ヴィル/ベレス『せぁぁぁぁぁっ!!!』




力を失っていく2人を助けようと飛び出しそれぞれ魔法と剣技を繰り出すヴィルヘルムとベレス。しかし―――





マホロア「周りを良く見ないと…怪我するヨォ?」



―――死角からの、マホロアの魔法…。零距離で発射された為、直撃は免れませんでした。



ヴィル「ぐぅっ…!」

アクラル「無茶すんなよ全く!」

ベレス「うっ…!」

サクヤ「大丈夫ですか。―――駄目です、攻撃が出来ません」



青龍と朱雀がそれぞれ彼らを受け止めた為、最大ダメージは何とか回避できましたが…。
―――既にマホロアは『技を吸収する障壁』を創り上げてしまっていました。
最早立っていることもままならないのでしょう。茨に囚われた2人は膝から崩れ落ち、マホロアにただ引っ張られています。

そして、メインサーバの入口まで引っ張った彼は、『ディメンションゲート』を開いて宙に浮かびました。





マホロア「ナンダァ、アイツから『気を付けろ』って言われてたケド、大したことないネェ『運営本部』ってノハ!ア、キミ達に『メフィスト』カラの伝言を伝えるのを忘れてたヨォ。ボクよりキミ達の方がカレノコト知ってるデショ?





『彼らを助けたければ、『JOKER』の首を持ってこい』





     ……ッテネ!『JOKER』だか何だか知らないケド、アイツらヒト探ししてるみたいだったヨォ?協力してアゲレバいいんじゃナイ?ソレジャ、ボクの仕事はココマデダカラ。ジャアネェ~!!」




マホロアはそう言い残すと、茨に囚われた2人ごとディメンションゲートに落ちて姿を消してしまいました。
……床に落ちた、MZDのサングラスを残して。






ミミ「MZDが……ソティスちゃんが……さらわれ、ちゃった…」

ミミ(j)「ごめん。私達…何も出来なかった…」

マルク「……アイツ―――、何考えてんのサーーー!!!」

ワドルディ「わにゃ…」




メインサーバに残ったのは、恐怖に震えたミミの声。そして、マホロアに怒り心頭のマルクの叫び。そして―――一同を取り巻く、『静寂』だけでした。

Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.68 )
日時: 2020/05/04 11:37
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。おろさんです。

ミッションは失敗ですか・・・って、そっちのマホロアー!!(# ゚Д゚)

ターニャ「おのれ!今すぐにでも駆けつけて消し炭にしたいところだな!!(# ゚Д゚)」

大地「同感だ!つーか何が目的だよおい!?(# ゚Д゚)」

ラフィソル「見つけたら500回くらいゼロオールをくらわしてやろうか・・・」

ロボット「あの野郎・・・・絶対につぶす・・・(# ゚Д゚)」

百鬼姫「今すぐにでも助けに行きたいところじゃが・・・」

アインズ「今は我々は見守るしかないようだ・・・」


不二咲「・・・君はそんなことしないよね?」

マホロア(こっちの)「あ、当たり前ダヨォ・・・;;;(そんなことしたら上記の化け物達にkillされるでしょ;;;」


まり花「それにしても、あのワドルディって何なんだろう・・・?」

ゲムヲ「わかりませんが、後々わかるはずデス。」


そんなこんなで次回は一体どうなるのでしょうか・・・

それでは、失礼しました。

Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.69 )
日時: 2020/05/04 21:14
名前: junris (ID: sThNyEJr)

どうも、junrisです。

久しぶりに感想と行きますが...



チクショウ!!そっちのマホロアのやつふざけた真似を!!!

烈「くそっ!あいつを今すぐにでも…」
ジャック「落ち着け!今は祈ることしかできないんだ!」
バンワド「そうっす!今はワドルディ館で癒すっす!」
烈「えっちょ、うわーーーーーー!!」(ワドルディ大軍に呑まれる)
ジャック「烈ーーーーー!!」

とまあ、運営の手伝いに来た者達、諦めるな!まだ、方法はある!!

それでは!!

Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.70 )
日時: 2020/05/04 21:58
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

どうもです。灯焔です。
無事ドラガリコラボでチキちゃん引けました。クロムもしっかり引けました。
ピアニーは石とチケットが全部溶けました。ガチャって怖いね。



>>おろさん 様

どうもです。コメントありがとうございます!

ミッション②は残念ながら成功とはなりませんでした…。作者陣の1人であるGa.様が犠牲に。
今後で巻き返せるよう頑張ってくださいね!

そしてマホロアの暴挙でえむぜさんとソティスさんがさらわれてしまいました。マホロア本人の目的ではなく、今回は『メフィスト』の頼みを聞いたらしいですが…?
流石にどの世界のマホロアでも同じことはやらないと思いますよ。ワドちゃん?うーん…。エリアの観客の仕事ほっぽって本部に遊びに来たのかもしれませんね。



>>junris 様

どうもです。コメントありがとうございます!

大変なことになってしまいました。えむぜさんとソティスさんが捕まってしまいました。
烈くん、怒るのは分かりますが今はお二人の言う通り大人しくしててください。きっと対策を練ってくれているはずです。
必ず勝機はやってきます。それに、2人共『神』なんでね。そう易々とやられはしませんよ、きっと。




いつも暖かいコメントありがとうございます。執筆の励みになっています。

Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.71 )
日時: 2020/05/04 22:01
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

【39:20】





~こたえて!アクションシアター会場 ステージ~





おろさん「アトラクションには失敗しちゃったから、次は挽回したいなぁ…」



ハンターがいないか確認しながらエリア内を動き回るおろさん。
アトラクションでコピーカービィ達に勝てなかったことを悔しく思っているようです。



おろさん「そうだよ!唯一クリア出来なかったアトラクションが『vsロボボンカース』だったんだから。僕と七海さん、それからシェリルさんと影山さんが挑戦して勝てなかったんだよ。あの競技、きっと実際はもっと難しいんだろうなぁ…」



確かに今回は『逃走中ver』で簡易的に調整したルールを採用していますからね。今回起用した5つのアトラクションの内、実は一番ルールが複雑で難しかったのが『vsロボボンカース』なのです。後半に回してしまったのは判断ミスだったと言えるかもしれません。



おろさん「完全に初見の僕達が難易度なんて見分けられるわけないもんね…」



最悪5人以上リタイアする可能性があった以上、犠牲を1人で抑えられたのは優秀だと思います。
それでも逃走中は止まってくれない。そう思いながら進んでいる彼に近付く影が―――
























ハンターBW「…………!!」





ダッダッダッダッダ!!!!






ROCK ON 【OROSAN】





ピーーーーーーーーーーーー






おろさん「げっ、ハンター!!」



ハンターがおろさんを視認!幸い距離がある為今から逃げれば撒けるかもしれません。
おろさんは素早くハンターが来た方向とは反対方向に走り始めました!





おろさん「まだ追いかけてきてる…!隠れ場所は―――」



ハンターBW「…………!!」





ダッダッダッダッダ!!!!



徐々にではありますがハンターとの距離を詰められているおろさん。このままでは捕まってしまいます。





~あつめて!リンゴマッチ会場~





おろさん「ハンターはまだ前の会場…。今のうちにミニスピーウッズの後ろに隠れよう!」



エリアの境目の暗闇を利用し、ハンターが来るまでの間でミニスピーウッズの影を利用し隠れる作戦に出ました!
おろさんが隠れた直後、ハンターが彼を確保せんと走ってきます。



おろさん「見つからないでくれよ……!」





ハンターBW「…………?」



おろさん「お?」



ハンターはおろさんが見えなくなったことにより追跡を止め、バトルロイヤル会場まで歩いて行ってしまいました。
黒い影が消えたことを確認し、ミニスピーウッズから出てくるおろさん。



おろさん「ハンター…こわい…」



ハンターの恐怖をしかと味わったおろさんなのでした。後半戦も頑張れ!









【37:11】





~牢獄ルーム~





翔陽「おれが捕まる前、そんな美味しそうなプリンを食べてたのか?!いいなー、おれも食べたかった!」

月島「なら積極的に確保されれば良かったんじゃナイノ?」

翔陽「それとこれとは話が別だ!プリンも食べたいけどハンターには捕まりたくない!」

りんご「なんて強情なんですか…」



ここで牢獄ルームの様子を見てみることにしましょう。
どうやらプリンのことをヘクトルが確保者に話したようで、一部の食べていない面子が羨ましそうに話をしていました。
…いつもならばここらへんで本部からの2回目の差し入れが来ますが、今回ばかりは別。
マホロアにMZDとソティスが攫われてしまった今、彼らの捜索に本部の対応は追われていました。
当然逃走者と確保者にはそんなことなど知らされていない為、呑気に差し入れを待っています。



キュベリア「がー…ぐー…」(熟睡)

Ga.「身近で見ると本当に熟睡してるんだな、キュベリア…」

ハジメ「俺が牢獄に来た時からこうっすよ。この人『究極の引きこもり』名乗ってるっすからね」

アミティ「シグと特技がにてるんだね!あたしも長時間寝るの特技にしようかなー」

チタ「それじゃイメージだだ下がり、的な?…………ん?」

ヘクトル「どうしたんだよ?」

チタ「んーーー。遠目に何か見える…?」

Ga.「『見える』?何が見えるんだよ」



キュベリアの変わらぬ爆睡っぷりに呆れていると、ふとチタが目をこさえて『何かが見えた』と知らせてきます。
何が見えるのかとGa.が問うと、彼は少し考え込んだ後こう答えました。



チタ「丸っこいのがふわふわ浮かんでて、そいつの影から茨が伸びてて…。ガキンチョを2人縛って引きずっているような…?あれ、ガキンチョ見たことある的な?」

月島「日向なら何か分かるんじゃナイノ?」

翔陽「おれを野生児扱いするな!…まぁ、見てみるけど。―――あれ?ノヤさんが言ってた『本部の人』に特徴似てないか?」

アミティ「えっ?えっ?本部の人が引きずられてるの?」

ハジメ「―――遠目だからぼやけてわかんねっすけど…。ん?引きずられてる片方『神様』?」

Ga.「『神様』って…確か本部は神だらけって話を聞いたけど。ハジメ先生が『神』っていうなら…MZDのこと?」

ハジメ「…いや、間違いない。Ga.の言っている神様、『MZD』で間違いないっすよ!」

ヘクトル「それに、もう片方は『ソティス』っぽくないか…?あの緑色のクリスマスツリーみたいな髪の毛…絶対そうだぜ!」



MZD?ソティス?ということは、彼らが見た影は『マホロア』ということになるのでしょうか。
ディメンションゲートを通った後、マホロアはバトルデラックス会場にワープしてきたんですね。
―――2人が大人しく引きずられていることに、確保者は不穏な気持ちが生まれます。



月島「…本部に何かあったんじゃないデスか?」

チタ「チャングレ、大丈夫かな…?戦闘沙汰になってないといいけど…」

アミティ「クルークも心配だよー!」

ヘクトル「あの帽子被ったガキもソティスも、相当な実力者だってリンから聞いてるからな。大人しく引きずられてるって考えたくねーんだが…。本部に何があったんだ?」

翔陽「分からない。けど、2人を引きずってる奴が逃走エリアに向かっているってことは…」

Ga.「『ゲームの妨害』が確実に起こるってこと…?!」



ま、またですかー?!確かにマホロアはメフィスト達と手を組んだことが分かっています。
それに、確保者の目撃証言で逃走エリアである『バトルデラックス会場』に向かっているのは明らかです。
道化師が一枚絡んでいる…。そして、テントカントが話していた『バトルデラックス会場』の地下にある『処刑場』の話…。
あらぬ想像を浮かべてしまい、不安な感情が一気に強まる確保者。…そんな中、マイペースに起き上がる女神が1人。



キュベリア「―――ふぁ~あ、良く寝た…。ん?どーした。神妙そうな顔をして」

りんご「あ、起きた。おはようございます…って!そんなこと言っている場合ではないんですよ!本部にいるはずの人がバトルデラックス会場に連れ去られそうなんです!」

キュベリア「……は?見せろ。―――音神と『はじまりのもの』がイカタマに連れ去られてる…?逃走エリア…。会場……あっ」

翔陽「何か心当たりがあるんですか?!」

キュベリア「―――昔、地位の高い魔族…。『JOKER』も、悪魔だった頃に私も使ったことのある『処刑場』。あの会場の地下にはそれがある」

月島「処刑…?」

キュベリア「ああ。魔族の処刑とか、拷問とか、魔術とか。闇に関する知識は今の時代と変わらない程に…当時から地上より盛んだったんだ。……もし、連れ去ってる奴が『処刑場』のことを知っているのなら―――」

Ga.「な、なら?…俺、嫌な予感しちゃったんだけど」



したくもない想像をしてしまい顔が青くなるGa.。
そんな彼をキュベリアは真顔で見つめ―――彼女は小さく、頷いたのでした。





キュベリア『あいつら、2人を地下で『処刑する』つもりじゃないのか?』



確保者『……えーーーーーっ?!』





またまた逃走中に波乱が起きそうな展開?!本部も大丈夫なんでしょうか。
それでも逃走中は止まらない!次回、ドラマパート進展&ミッション③開始!


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