二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!!【完結】
日時: 2020/05/26 22:10
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1332

どうもです、灯焔です。
マイペースに我が道を進んでいく逃走中#CR03!前回異世界のゲートが完全復活し、ボルテージも盛り上がりも限界突破中!
今回の舞台は、某カービィの大乱闘ゲーとも呼ばれる『カービィ バトルデラックス!』より『バトルデラックス会場』。デデデ大王がカービィを倒す為用意したエリアで、逃走者とハンターとの駆け引きが三度、始まる―――!

前回、遂に道化師が動き始め緊迫した様子の運営本部。どうやら彼ら、『JOKER』が生きていると断定し魂を消滅させようと動き始めているようで…。果たして『JOKER』、どこにいるんでしょうかねー。
ミニドラマはカービィ&バンワドがバトルデラックスで大暴れ!コピー能力を駆使して、逃走者の力も借りデデデ大王の罠をかいくぐって優勝せよ!
神々、人間、魔族。それぞれの思いが交差し世界は更に変化を遂げていく―――。



<ルール>
逃走エリア:『バトルデラックス会場』 
デデデ大王がカービィをコテンパンにやっつける為、自ら創り上げたアトラクションが豊富なエリア。
本来は10個のアトラクションに挑戦できるのだが、今回は逃走中verの為、デデデ大王と運営本部によって選ばれた5つのアトラクションとエントランスを繋いだ逃走エリアとなっている。
また、『地下には会場を創ったデデデ大王ですら分からない秘密』があるのだとか…?
エリア詳細 >>1
ミニドラマ紹介 >>2


逃走時間:80分

賞金:48万(1秒100円)

ハンター:初期4体(OPゲーム会場のハンターボックスに2体)


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>3
DTO
ハジメ
ジャック

【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>4
エリウッド
ヘクトル
リンディス

【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>5
チタ・チタ
クレア・スチーブンソン
シェリル・コーエン

【ハイキュー!!】より (3人) 詳細>>6
日向翔陽
影山飛雄
月島蛍

【ぷよぷよシリーズ】より (3人) 詳細>>7
アルル・ナジャ
アミティ
あんどうりんご

【作者枠】 (3人) 詳細>>8
おろさん
Ga.c=evo.
konakun.

【逃走中#02 MVP】 (2人) 詳細>>9
七海千秋
キュベリア

計20名



逃走中#CR04 次回作出場権(シード枠)争奪予想アンケート実施中!
※締め切りました


逃走中#CR04 次回参加者募集中! 逃走&確保MVP投票受付中! 
※締め切りました
作者枠発表 >>135

※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
 版権キャラ応募用紙 >>136 ※5/25(月) 20:00まで


◎AfterBreakTime

 ①『新しい希望の朝』 >>10
 ②『全知全能を司る神』 >>26
 ③『炎の紋章を掲げて』 >>39
 ④『その蒼き目は何を見る』 >>47-48
 ⑤『我ら、虚構の魔術師』 >>67
 ⑥『全知は語る、全能は悟る』 >>72
 ⑦『はじまりの作戦会議』 >>79
 ⑧『幼き姿の神』 >>82
 ⑨『救出作戦、始動』 >>98
 ⑩『道化師と呼ばれた男』 >>103
 ⑪『勝ってくるぞと勇ましく』 >>109-110
 ⑫『打ち上げパーティ』 >>141-142 >>145-146 >>149



以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.117 )
日時: 2020/05/19 21:32
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

【01:00】





~牢獄ルーム~





りんご「残り1分です!」

ハジメ「いよいよっすね…!3人共、油断しないで最後まで走り切るっすよー!」

翔陽「誰も捕まりませんように…誰も捕まりませんように…!」

Ga.「クレアたそが捕まりませんようにクレアたそが捕まりませんようにクレアたそが捕まりませんように…」



ゲーム終了まで残り1分を切りました!牢獄ルームの面々も誰も捕まらないことを祈っています。
現在エリアに残っている逃走者は…。





ジャック「あと1分…。油断したら一瞬で終わる…」



現代をひた走る人工生命体の暗殺者、ジャック。



クレア「もう少しでゲームが終わるんですね…!もう少しの辛抱です、私…!」



ルーントレインを愛し愛される少女、クレア。



アルル「ハンターに見つかったらボクの体力じゃ逃げられない…。見つからないようにしないと…!」



元気いっぱいの魔導師のタマゴ、アルル。





以上の3名。そして、彼らを待ち受ける4体のハンター。





ハンターKI「…………」


ハンターDD「…………」


ハンターME「…………」


ハンターBW「…………」





果たして、3人の運命は―――?!















【00:40】












ハンターKI『…………!!』





ハンターに誰かが見つかりました!ターゲットにされた逃走者は―――




























~あつめて!リンゴマッチ会場~





ダッダッダッダッダ!!!!!





ROCK ON【CLAIRE STEVENSON】





ピーーーーーーーーーーーー





クレア「な、なんでぇ!隠れてたのにぃ!!」



隠れていたクレア!本人は上手く隠れていたようですが、どうやら被っていた帽子がハンターの目に見えてしまったようです!
彼女もハンターに気付き逃げ出すも、ハンターとの距離はかなり近い。一瞬で追いつかれ……。









ポンッ








【00:32】
クレア・スチーブンソン 確保 残り2名





クレア「上手く隠れられていると思ったんですが…見つかっちゃいました。じーくんさん、ごめんなさい…」



もう少しというところでクレア、確保ー!隠れる選択をしてもハンターから視認されてしまえば終わり。
逃走中の恐ろしいところです。





~牢獄ルーム~







ピリリ ピリリ







リン「通知よ!読むわよ。『クレア・スチーブンソン 確保 残り2名』」

Ga.「クレアたそぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

りんご「自分が捕まった時より大きな声で叫んでいませんか?」

konakun.「いつものことだから気にしない方がいいよ…」

おろさん「これで残りは2人になっちゃったね…。うう、残り30秒だけど大丈夫かなぁ…」

シェリル「だいじょーぶ、だいじょーぶ!絶対逃げ切れるよ!わたしの勘がそーいってるもん!」

エリウッド「仮に2人とも逃走成功できた場合…。リンとkonakun.殿も賞金を貰えるんだよね。ペアだから」

リン「ええ。ルール上はそうだけど、お金よりも今は彼らが最後まで走り切ることを信じたいものだわ」

konakun.「…あっ、もうすぐ15秒切りそう」

ハジメ「それじゃ、10秒切ったら恒例のカウントダウン、行くっすよー!ほら、キュベリアも起きて!」

キュベリア「ふがふが~?……zzz……」

DTO「寝たい気持ちは分かるが寝るなー」





アルル『あと、10秒!』


ジャック『ちっ、イチかバチか…!』







【00:10】







チタ「10!!!」







七海「9!!!」







翔陽「8!!!」







おろさん「7!!!」







りんご「6!!!」









アルル『もうちょっと…もうちょっとなんだ…!』


ジャック『この秒数なら…いける!』









ハジメ「5!!!」








リン「4!!!」









【00:03】







『3!!!』







【00:02】







『2!!!』







【00:01】







『1!!!』








































【00:00】GAME SET!!



ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー











ジャック
アルル・ナジャ



【逃走成功 CONGRATULATION!!!】








ジャック「なんだこの音?!……おわ、ってる。走り切ったのか…。……どうだ見たか!!!後でぎゃふんと言いやがれ上司に神ーーー!!!俺はやってやったぞーーー!!!」


アルル「えっ?あっ お、終わった…。ボク、逃げ切ったんだね!やったー!やったよカーくん!やったよみんなー!」













アクラル『ジャックにアルル!本当よく頑張った!逃走成功おめでとう!
     牢獄ルームにいる奴らも全員OPゲーム会場がある場所まで集まってくれよな!』
    
サクヤ『OP会場にて表彰式。そして、次回逃走中の募集等お知らせを行います!お楽しみに!』





ジャックにアルル、逃走成功おめでとうございます!双方大変だった中よくやった!
この後表彰式&次回逃走中の参加者募集のお知らせです!お見逃しなく!

ドラマパート ⑤ ( No.118 )
日時: 2020/05/19 21:33
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

操られているデデデ大王を何とかしようと、彼を操っているアイテムを壊す為片っ端から彼の所持品を壊していくカービィ。…壊す必要のない物も混じっているような気がしますが、そこは彼の『利用料』的なお話なのでしょう。目を瞑っておきましょう。カービィが遠慮なく私物を壊しても何も言わないことから、彼は『本当に操られているのだ』と彼は改めて思ったのでした。

…そして、大王の足を止めているメタナイトを横目で見た時…『あの壺』から何かが飛び出ているのをカービィは発見しました。



カービィ「ねぇねぇバンワド!あれ見てよ!もしかしたら…『あの壺』がデデデを操っている原因なんじゃないかな?」

バンワド「紫色のもやもやが出てきて、大王さまに向かって飛んでいってる…。確かにあの壺怪しいね。壊したら大王さま、元に戻るかな?」

カービィ「分かんない。でも、やってみる価値はあるよ!バンワド、壺の後ろに回り込んで!」

バンワド「な、なんで?!」

カービィ「今メタナイトがデデデを足止めしてくれてるでしょ?でも、デデデちょこちょこ壺の方気にしてるんだよねー。多分、ボク達が壊そうとしてるの警戒してるんじゃないかなって」

バンワド「なるほど。それで…どうしてボクが回り込む側なの?カービィがやったほうがいいんじゃない?」

カービィ「んー…。なんとなく?バンワドの馬鹿力にかけたいっていうか…」

バンワド「ば、馬鹿力じゃないも~ん!でも、やるだけやってみるよ!」



カービィとバンワドは『紫色の壺』破壊に焦点を当て、協力して行動することにしました。カービィの指示で、バンワドがデデデに見つからないように壺の背後に回り込みます。
そして―――



カービィ「おりゃー!『ひゃくれつみじんぎり』!」



素早く壺に向かって剣技を繰り出します!すると、メタナイトと戦っていたデデデがそれに気付き彼を押しのけ壺を奪おうとこっちに向かってきました!



デデデ『その『壺』は渡さんゾイ…!壺を壊されるとワシが成仏してしまうゾイ!!』

カービィ「やーっぱりデデデじゃない!誰が憑りついてんだか知らないけど、お前もここで終わりだよ!バンワド、全力で壺に『メガトンパンチ』だー!」

バンワド「(…………)」



カービィがデデデが壺に近付くのを止めている間、バンワドは壺を壊す為集中していました。ですが、そんな彼の心にひと時の迷いが。恐怖が。降りかかってきました。

この1回で壺が壊せなかったらどうしよう。この1回が失敗したらカービィまで傷付いてしまう。プレッシャーが彼にのしかかっていました。…本来ならばスマブラに参加して披露する技だったのに、マスターハンドには引かれ、そのせいで候補から落とされてしまったこの特技。
拳に力を込めるバンワドの手が震えます。



バンワド「(駄目だ…無駄な事考えちゃ駄目…!でも、失敗したら―――)」



失敗したら、と不安がり涙目になるバンワド。…そんな彼の背中を、優しく後押しする声が前から聞こえてきました。





カービィ『大丈夫だよ!!バンワドが頑張り屋さんで、諦めずに特訓続けてるのボク知ってるよ!!!だから、ボクバンワドに託したんだ!!自分を信じて!!!』

バンワド「(自分を、信じる…)」





デデデとつばぜり合いを起こしながらも、カービィは背後で震えているバンワドの恐怖に気が付いたのでしょう。大きな声でエールを送ってくれたのです。
…どうしてだろう。彼の声を聴いていると、不思議と勇気が湧いてくる。昔からそうでした。マホロアと敵対してしまった時だって、世界の色が奪われてしまった時だって、ジャマハートにデデデがやられてしまった時だって。彼はいつも隣にいて、応援して共に戦ってくれたではないか。
そんな彼が自分にエールを送って、頼ってくれている。……応えなければ。恐怖は、いつの間にか『勇気』に変わっていました。

…バンワドは無心で右手に力を込めます。そして―――





カービィ『やるんだ!!!バンワド!!!』







バンワド『無限大、『かちわり、メガトンパンチ』!!!!!』


デデデ『や、やめろーーーーー!!!!!』





ガシャン!!!


バンワドが全力に壺に拳を入れた音と、デデデの悲鳴が同時に響きます。壺は強い力に反応し、彼が砕いた場所から粉々に崩れ、壊れてしまいました。
…と同時に、デデデから紫色の瘴気が立ち上ります!



デデデ『ぐお、ぐおおお、ぅおおおおおおお!!!!!』

バンワド「だ、大王さまーーー!!!」

メタナイト「下がっていろ!大王から何か出ている!」

カービィ「うん!」



デデデは悶え苦しんだのち……ばたっとその場に倒れてしまいました。
心配そうにバンワドが駆け寄り少し揺らしてみると、『うぅ…』との呻き声と共に、彼は目を覚ましました。



デデデ「う…あれ、なんでオレ様寝てたんだっけ…?」

カービィ「デデデ!いつものデデデに戻ったねー!良かった!」

デデデ「『いつもの』?どういうことだ一体?」

バンワド「覚えていないんですか?大王さま、今の今まで操られていたんですよ?」

デデデ「そーいや、カワサキに優勝賞品のケーキを作らせるところまでは覚えてるんだが…。まさかその後に現れたヤツに?!」

メタナイト「そんな呑気に喋っている場合ではなかったのだぞ?!会場のワドルディも何体も跳ね飛ばされ、お前が作ったコピーカービィも暴走していたのだからな!」

デデデ「コピーカービィの暴走?!そんなシステムオレ様構築した覚えねーんだけど?!」

カービィ「だからぁ、変なヤツに介入されて、デデデもろとも大会が乗っ取られてたの!バンワドとメタナイトが気付いてくれなかったら、デデデは助からなかったんだからね!」

デデデ「そ、そうだったのか…。あ、ありがとうバンワド~!!!」

バンワド「頬をすりつけられても困ります~!」

メタナイト「これにて一件落着…とはいかないな。大会はどうするのだ?」



どうやら操られていたらしいとやっと理解したデデデ。バンワドのお陰だとカービィが助け舟をした後、彼はバンワドに頬をすりすりしました。
…そんな微笑ましい光景でしたが、メタナイトが呆れた顔で一言。デデデははっとして対応策を考えますが、大会を開きなおすスケジュールは作れません。



デデデ「呆れるほど暇なプププランドでも、開き直しってのはちょっとなぁ。…しゃーねぇなぁ。3人の内で一番オレ様を助ける為に頑張ったのは誰だよ」

バンワド「え?そりゃもちろんカ『バンワドだ(よ)』」

カービィ「デデデを操っていた壺壊したのバンワドだし。それに、ボクじゃあれ壊せなかったかもしれないし。勇気を出したバンワドが一番頑張ったよ!」

メタナイト「カービィと意見が一致するのは気が引けるが、実際彼のことにいち早く気付いたのもバンワドだったからな。…ここは彼を立ててあげた方がいいというものだ」



カービィとメタナイトの意見が珍しく一致。当のバンワドはキョトンとしています。



デデデ「じゃあ、優勝は『カービィ&バンワド』ってことで。メタナイトもそれでいいよな?」

メタナイト「実力勝負が出来ないのは非常に残念だが、彼らが優勝ならば私は納得だ」

デデデ「そんじゃ表彰式に移るぞー!さっさとワドルディ達呼び戻して来い!」

カービィ「なんだよー!自分が追い出したくせにー!」

デデデ「オレ様のせいじゃなーい!!!口を動かしてる暇があったらさっさと地上に降りやがれー!!!」



カービィとデデデ、また言い合いを始めてしまいましたね…。そのまま彼らはエレベーターで地上へと降りてしまいました。彼らに続いてメタナイトもエレベーターへと乗り込みます。







バンワド『えっ?えっ?えーーーーっ?!』






静まり返った部屋の中には、バンワドの叫び声だけが響いていたそうな…。










『ご来場の皆様!大会は途中で終わってしまいましたが、デデデ大王さまが直々に優勝チームをお決めになられたようです!それでは大王さま、登壇をお願いします!』



いつの間にか会場には観客のワドルディ達も戻ってきていました。…そして、アナウンス係のワドルドゥの合図で、デデデがステージに登壇します。



デデデ「えー、ご来場の皆様!今回はおれさ…私の不始末のせいで、とんだご迷惑をおかけし本当に申し訳なかった!大会は滅茶苦茶になっちまったし、カービィプリンターはオレ様を助ける途中でカービィの野郎がぶっ壊しやがって大会の再開は不可能だ!」

カービィ「ボクのせいじゃないのにー!」

デデデ「うるさい!話を聞け!と、いう訳でだ!本来なら優勝者にはオレ様と戦うスペシャルマッチが待っていたんだが、今回はそうも言ってられなかったからな!オレ様が独断で今大会の成績優秀者を『優勝者』として表彰することにしたぜ!
    優勝は――――――





『カービィ!そしてバンダナワドルディのチーム』だ!みんな、盛大な拍手!!!」



名前が呼ばれた瞬間、一斉に大きな掛け声が会場を覆い尽くします。
キョトンとしていたバンワドでしたが、カービィが『いこっ!』と手をつないでくれたので、一緒にステージまで行くことにしました。



カービィ「へっへーん!大会が無事に最後まで終わってもボクが一番だったと思うけどね!」

デデデ「フン!今回はテメーじゃなくてバンワド中心で祝うんだよ!実際オマエだって言ってたじゃねーか。『バンワドの怪力のお陰で打破出来た』って」

バンワド「でも…こんな形で良かったのかなぁ…?」

カービィ「いいんじゃない?『終わり良ければ総て良し』だよ!バンワド!」

デデデ「そーゆーことだ!ささ、優勝賞品受け取りやがれ!」



そう言うと、デデデはカワサキに指示を出しケーキを持ってこさせました。
そして…彼らの前に現れた大きなケーキ。カービィとバンワドはその大きさに脱帽し、目をキラキラと輝かせています。



カービィ「うわぁ~はぁ~♪ これが『トリプルデラックスデデデンケーキ』か~♪おいしそ~♪」

バンワド「実際に目の前に出されるとよだれがでちゃうよ…。…でもカービィ。ボク、こんな大きなケーキ食べ切れないよ」

カービィ「え?じゃあ残った分は全部ボクが…じゃなくて、『みんなで食べる』んでしょ?」

バンワド「…うん。ボク、みんなでたべたい!」

デデデ「お?おおお?おおおおお?!」

メタナイト「わ、私も食べていいのか…?!」



なんと優勝賞品のケーキをバンワドは『みんなで食べよう』と言ったのです!その言葉にはデデデもメタナイトもおっかなびっくり。彼の言葉の真意を見抜いていたカービィだけが、その場でニコニコと笑っていたのでした。



バンワド「ボク達2人で食べるんじゃなくて、みんなで食べた方が絶対美味しいと思ったから…。ダメ、かなぁ?」

デデデ「ぜ、ぜーんぜん駄目じゃないぜ!それじゃ会場のみんなでケーキ食おうぜケーキぃ!カワサキー!人数分の皿持ってこーい!」

カワサキ「い、今から取りに戻るんですかぁ?!一人じゃ無理ですよぉ!!」

メタナイト「必要ならば私のハルバードを飛ばそう」

カワサキ「墜落するのは嫌です」

メタナイト「…………」

バンワド「あはは…」



こうして、会場のみんなで美味しいケーキを堪能しました。
平和なプププランドのちょっとした『冒険』は、ここでおしまい。ですが、カービィとバンワドの笑顔はいつまでも絶えることはありませんでしたとさ。


めでたし、めでたし。



ミニドラマ『カービィ!バトルデラックス!!』 THE END.

表彰式&次回参加者募集のお知らせ ① ( No.119 )
日時: 2020/05/19 22:02
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

~バトルデラックス会場 OPゲーム会場~



サクヤ「ジャックさん、アルルさん、おかえりなさい。逃走成功本当におめでとうございます!」

ジャック「まさか本当に逃げ切れるとは思わなかった。…これであいつらも少しは俺のことをいじらなくなるだろうしな」

アルル「ありがとう!最後まで諦めなかった結果の『だいしょーり!』だよ!えへへ、やりきったって感じで嬉しいな~」

ミミ「おめでとージャック!本当に逃げ切っちゃうなんて凄いよ!やっぱりジャックはかっこいいや!」

ニャミ「おやおやミミちゃん?惚れてる男に対して随分とストレートですなぁ。でも有言実行できるのって凄いよね!おめでとー!」

DTO「全くだうへー。生徒達にいいところを見せようとしたけど結局捕まったころ」

ハジメ「ジャックは最初から最後まで的確にハンターに捕まらないように動いてたからなー。納得の逃走成功っすよ!おめでとう!」

アミティ「アルル、すごいよー!今頃学校でカーバンクルも喜んでると思うよ?」

りんご「わたし達が続々と序盤確保されていく中、最後まで走り切るなんて感動の極みです!うぅ、わたしも次回があれば初っ端確保なんて屈辱的な思いをしないように頑張れるのですが…」

ヘクトル「それに、この逃走中ではジャックが初めての『男性の逃走成功者』なんだろ?色んな意味で爪痕残しすぎじゃねぇか!いやぁ、俺もそれくらい活躍したかったぜ…」

エリウッド「でも、序盤で君がハンターを引き付けてくれたからこそ、僕はあそこまで生き残れたんだと思う。そう考えると、ヘクトルも十分頑張ったと言えるんじゃないかな?」

翔陽「序盤確保をものともしない、堂々とした佇まい…。カッケー!」

月島「おーさまも結局は最後まで頑張ってたからねー。今回は皮肉言わないで褒めてあげますよ。あーすごいすごい。がんばりましたねー」

影山「棒読みだボゲェ!!」

翔陽「気持ちが全く籠ってないな」

チタ「チャンクレも惜しかったねー!あと30秒だった!」

クレア「最後の最後で油断してしまいました…。うぅ、あと一歩って所なので凄く悔しいですー!」

シェリル「次頑張ればいいよ!次があれば、だけど…」

リン「今回は不運に見舞われて確保された参加者が多かったわね…。運も実力のうち、とは言うけれど。なんだか納得できないわ!」

キュベリア「確かに言えてるかもなー。私なんて寝てたら捕まったし」

七海「寝てる間に捕まるなんて羨ましい…。次から私もエリア内で寝ようかな…」

キュベリア「それならいい場所を教えてやるぜ」(サムズアップ)

ジャック「サムズアップするな。…なぁ、本部で何があったんだよ?最後のミッションなんて、普通じゃありえないような動きしてた気がするんだが」

ミミ「うん…。実は、MZDとソティスちゃんが道化師に捕まっちゃって…。ジャック達は怪我しなかった?」

ニャミ「ヴィルさん達が助けに向かってる途中なんだけど…。まだ帰ってこないんだよね。搖動してた人達は全員帰って来てるし、何かあったのか『遅れてごめん!戻ったよ!』この声は…!」



どうやら一部戻ってきていないメンバーがいるようで、ミミの表情が沈みます。
心配そうにする表情が増えてきたその時、OPゲーム会場に戻ってくる5つの影が。



ソティス「ただいまなのじゃー!」

マルス「救出に少し手間取ってしまって…。遅れてすまない」

ベレス「この通り。ちゃんと2人は助けてきたよ」

サクヤ「一時は通信が完全に途切れていましたし、本当に心配していたのですよ。良く戻ってきてくれました」

MZD「あー、うん。それに関しては…ごめん。魔力の波長がかなり乱れたせいだと思う」

ヴィル「心配させたことについては詫びよう。…処刑場でメフィストと鉢合わせてな。彼らを撃退する為に少々手こずっただけだ」

MZD「…………。…あ、そうだ。オレのサングラス知らない?多分攫われる時に落としたと思うんだけど」

サクヤ「勿論預かっております。幸いどこも割れていませんでした」



サクヤがMZDにサングラスを渡すと、彼は改めて傷の有無を確認しました。傷が無いことを確かめた後、彼はそれをかけ、『やっぱりこれが落ち着くんだよなー』と安堵した表情を見せました。



サクヤ「…それと。えむぜさん、ヴィルさん。打ち上げの際にゼウス様と共にお話がございます。予定しているライブ終了後にメインサーバへと来ていただきたいのですが」

ヴィル「構わないが。……お前にはいくらはぐらかしても無駄なようだからな」

MZD「ゼウスが関わってるってことは、重要な話だろうし。ライブ終わったらすぐ行くよ」

サクヤ「ありがとうございます。…それでは、気を取り直して表彰式と参りましょう。兄貴、よろしくお願いします」

アクラル「オッケー!それじゃ表彰式を行うぞ!
     今回、見事80分の長丁場を最後まで走り抜けたジャックとアルル。そして、こいつらのペアとして頑張ったリンとkonakun.さんに賞金48万円の贈呈だ!4人共、表彰台に上がってくれ!」

リン「そういえばペアでの賞金を貰えるのを忘れていたわ!」

konakun.「それくらい大変だったからねー。ま、でも貰えるものは貰っておきますか」






ジャック、アルル、リンディス、konakun.は運営本部から賞金48万円を手渡された!






ジャック「賞金はどうでもいいが…。この気持ちは忘れないでおく。ありがとう」

アルル「ばっちり逃げ切ってだいしょーりぃ♪賞金、ゲットだよー!」

リン「賞金を手に入れられたのはジャックのお陰よ!今回はありがとう!」

konakun.「結果的にアルルのペアになれて嬉しかったでーす。ありがとう!」






サクヤ「本当におめでとうございます。それでは続きまして、次回の逃走者の『作者枠』の募集と『今大会のMVP』の投票に移りたいと思います。今回ばかりはえむぜさんに頼むわけには参りませんので…ニア、説明をよろしくお願いいたします」

MZD「え?オレやるけど?そんな大怪我してるわけじゃないんだしさー」

ミミ「ちょっと!自分が今の今まで何やられてたか自覚してるの?!そんなんだから無理がたたって倒れるんだよ!」

ニャミ「そーだそーだ!せっかくサクヤさんが『労われ』って言ってるんだから大人しく休めこの社畜神!」

MZD「オレは社畜じゃない!!ただの超真面目な神なだけですー!」

ヴィル「…賑やかすぎるのも困りものだな。だがMZD、ここは言葉に甘えておいた方がいいかもしれんぞ。今はほぼ戻っているとはいえ、神の力を奪われていたのだからな」

ジャック「本当に何があったんだよお前ら」

MZD「お前らの言葉も一理あるかー。しっかたない、今回はニアにお任せしますよっと」

ニア「うふふ…。納得していただけて良かったですわ…。さて、それではMVP説明の方に参りましょう…。
   『MVP』は2種類ございまして、そのどちらも『視聴者の皆様からの投票』で決定してもらう形式になっております。…今回は、逃走成功者が2名おりますので、『逃走MVP』『確保MVP』の2種類募集する形になりますわ、ね…?」

アカギ「それじゃあ、今回決めて貰うMVPについての説明を始めるな…。
    まず1つ目。『逃走MVP』についてだ。今回逃走成功した『ジャック』か『アルル』の2人のうち、『最も活躍したと思う人物』1人に投票してくれ。
    次に2つ目。『確保MVP』についてだ。今回確保されてしまった逃走者の中で、『最も活躍したと思う人物』1人に投票してくれ。…言っておくけど、『自分が好きなキャラに投票する場』じゃないからな…?」

アクラル「前回最初に確保された逃走者に投票したヤツがいたからなー。分かってるとは思うけど、ちゃんと投票の趣旨は理解して投票してくれよな?」

アカギ「…それと、以下の逃走者を『確保MVP』に選ぶことはできない。注意してくれ…」


  ※『確保MVP』として投票が出来ない確保者(敬称略)
    ・おろさん
    ・Ga.c=evo.
    ・konakun.


アクラル「作者陣に関しては他の作者間との不公平を無くす為にこれからも投票対象外になるはずだから、申し訳ないけどご了承願うぜ!」

ニア「投票の結果は、次回の参加される作者様発表時と同時に発表する予定ですわ。皆様…どうぞ、振るってご応募よろしくお願いいたしますわ、ね…?」

サクヤ「また、各MVPに選ばれた2名には次回の逃走中への参加権利が与えられます。楽しみにしててくださいね」

アカギ「…それと、もう1つ。前回の逃走中#CR02までの時に応募してくれた作者さんのステータスはこっちで保管して…あるから、わざわざもう1度書く必要はない。次のスレッドにどの項目を記入して応募すればいいかを明記しておく…から、あんまり気構える必要はなくて…その、気軽に応募してってくれると…嬉しい」

サクヤ「それでは、次のスレッドにて作者様の募集と予想アンケートの結果発表と参りましょう。それと…次回のお手伝いの募集なのですが、少し条件を設定したいと思います。流石に今回はまずいというのが発覚いたしまして…。申し訳ございませんが、ご理解ください」

表彰式&次回参加者募集のお知らせ ② ( No.120 )
日時: 2020/05/19 22:04
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

サクヤ「はい、というわけでまずは予想アンケートの結果発表になります。
    今回は以下の様な結果になりましたよ!」





①逃げ切り達成者
ジャック アルル・ナジャ


②自首成功者
なし


③最初に捕まる参加者
あんどうりんご


④最後に捕まる参加者
クレア・スチーブンソン





MZD「集計の結果…。今回は、junrisさんが2つ、Ga.さんが1つ的中したな!おめでとう!でも、今回も残念ながら3つ以上的中した人は現れなかったな…」

マルス「それじゃあ、次にいくよ。次回の逃走中に参加したい作者様を募集するよ!
    次回も今回と同じように、3人ずつ各ジャンルから呼ぶ予定です。なので、作者チームも3名募集する予定だよ!仮に、4人以上集まってしまった場合は抽選で選考させていただきます。ごめんね…。また、今回参加してくれた『おろさんさん』『Ga.c=evo.さん』『konakun.さん』の3名は、もし4人以上集まった場合には『未参加の作者さん』を優先的に選考させていただくので、そこはご了承をお願いするよ。
    早い者勝ちじゃないから、ゆっくり落ち着いて応募してね。あと、合わせて各MVPの投票もするから是非答えてほしいな!」

ベレス「また、上でも言ったけど前回、逃走中#CR02までに募集してくれた人達のステータスはこっちで保管してあるから、こっちで指定された項目だけを答えて応募をお願いするよ。よろしくね」

ヴィル「締切は5月23日(土)の20時までだ。締め切りを過ぎた時、もし参加者数に満たない場合は延長する可能性があるかもしれんが、基本的には締切を厳守してくれ。
    守れない場合は問答無用で立ち入り禁止だ。厳しいかもしれんが、皆が楽しむ逃走中を作っていく為だ。ご協力お願いする」

アイク「次回も今回同様、『運営本部の手伝いをしてくれる作者』を募集する予定だ。『逃走者』と『手伝い希望』を同時に出来ないのも前回と一緒だ。それで、追加の条件なんだが…。流石に『応募だけしてその後無反応』というものがあった。逃走者として参加するならばともかく、『運営本部の手伝い』として応募してもらったのに『それはちょっと…』となってしまったんだ。
    すまないが、『応募項目を除いて直近の逃走中にコメントをくれた』かつ『逃走中#CRに1回でも逃走者側として出場済みの作者』のみ、『運営本部の手伝い』としての応募を可能とする。厳しいことを言うようだが、どうかよろしく頼むぞ」

アクラル「沢山のご応募、お待ちしているからなー!」

応募用紙 ( No.121 )
日時: 2020/05/19 22:05
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

リピカ「こちらの応募用紙に必要事項を書くのさ!くれぐれも締切厳守でお願いするぞ!
    また、一部の作者さんに関しては一部の番号だけを埋めていただく形になるから、ご理解よろしくなのさ!」

【桜木霊歌様 ウィオ様 junris様 YUMA様 葉月様 Ga.c=evo.様 konakun.様 おろさん様】
 ※逃走者としての応募の場合
  ① ⑦(※学級裁判云々のみ) ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯の項目にお答えください。
 ※お手伝いとしての応募の場合
  ① ⑫ ⑬ ⑭ ⑯の項目にお答えください。

【それ以外の応募者】
 全ての項目を記入してください。



☆応募用紙☆


①逃走者orお手伝いどちらに応募しますか?:
(アイクのセリフ参照。逃走中の参加者/運営本部の手伝いどちらかを選択してください。『両方』は駄目です。また、お手伝いとして参加希望の場合、以下の条件を満たした作者様のみとなります。)
※お手伝いとして応募可の条件※
・逃走中#CRに一度でも『逃走者』として参加したことがある。
・直近の作品に『応募用紙系統』以外でコメントをしたことがある。

②【名前】(略称<ある場合のみ。ゲーム中はこちらで表記いたします>)

③性別:

④一人称/二人称:

⑤性格:(なるべく具体的にお願いします)

⑥容姿:(なるべく具体的にお願いします)


⑦プレイスタイル
 ・基本の行動(ミッションが起こっていない間など普段の行動)
 ・ミッションへの参加姿勢
 ・自首はするかどうか
 ・学級裁判での動き ←(?)
 等、具体的に書いていただけると嬉しいです。

⑧ステータス
(当てはまる分を黒の星で埋めてください。
『星の数は合計20まで(ネタ枠は除外)』『★5の能力は2つまで』以上のルールをお守りください。)

走力 :☆☆☆☆☆
体力 :☆☆☆☆☆
知力 :☆☆☆☆☆
運  :☆☆☆☆☆
行動力:☆☆☆☆☆
(ネタ枠):(★5にするほど好きなもの、得意なことをお書きください)

※上記ネタ枠は『神と幽玄紳士狂信度:★★★★★』とネタ(なのか?)で書いてもらっても『記憶力:★★★★★』など真面目にアピールしたい能力でも何でも構いません。好きなように書いてください。


⑨属性:(火/水/風/土/雷/氷/光/闇/無 から1つ選択可能。次回のミッションに使用する可能性がある為、必ず書いてください)

⑩ココロネの色:(赤/青/緑/紫/黄/桃/橙/水色/黄緑/白/黒 から1つ選択可能。自分のイメージカラーを想像してお書きください。次回のミッションに使用する可能性がある為、必ず書いて下さい)

⑪意気込み:(ここに書いたセリフが次回の逃走者のコメントに反映されます)

⑫逃走MVP:(アカギのセリフ参照。1人まで)

⑬確保MVP:(アカギのセリフ参照。1人まで。選べない確保者がいますのでご注意ください)

⑭サンプルボイス:(5つほどいただけると嬉しいです)

⑮裏切り者になれるチャンスがあった場合、なりますか?:(自分の考えをお答えください)

⑯備考:(灯焔に言いたいことがあればどうぞ。灯焔への質問、確認事項もここでお願いします。)





石丸「以上だぞ!締切は上記にも記載したが5月23日(土)の20時までだ。時間はたっぷりあるので、焦って不備を作ってしまわないようにな!
   それでは、沢山のご応募お待ちしています!!!」


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