二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!!【完結】
日時: 2020/05/26 22:10
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1332

どうもです、灯焔です。
マイペースに我が道を進んでいく逃走中#CR03!前回異世界のゲートが完全復活し、ボルテージも盛り上がりも限界突破中!
今回の舞台は、某カービィの大乱闘ゲーとも呼ばれる『カービィ バトルデラックス!』より『バトルデラックス会場』。デデデ大王がカービィを倒す為用意したエリアで、逃走者とハンターとの駆け引きが三度、始まる―――!

前回、遂に道化師が動き始め緊迫した様子の運営本部。どうやら彼ら、『JOKER』が生きていると断定し魂を消滅させようと動き始めているようで…。果たして『JOKER』、どこにいるんでしょうかねー。
ミニドラマはカービィ&バンワドがバトルデラックスで大暴れ!コピー能力を駆使して、逃走者の力も借りデデデ大王の罠をかいくぐって優勝せよ!
神々、人間、魔族。それぞれの思いが交差し世界は更に変化を遂げていく―――。



<ルール>
逃走エリア:『バトルデラックス会場』 
デデデ大王がカービィをコテンパンにやっつける為、自ら創り上げたアトラクションが豊富なエリア。
本来は10個のアトラクションに挑戦できるのだが、今回は逃走中verの為、デデデ大王と運営本部によって選ばれた5つのアトラクションとエントランスを繋いだ逃走エリアとなっている。
また、『地下には会場を創ったデデデ大王ですら分からない秘密』があるのだとか…?
エリア詳細 >>1
ミニドラマ紹介 >>2


逃走時間:80分

賞金:48万(1秒100円)

ハンター:初期4体(OPゲーム会場のハンターボックスに2体)


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細>>3
DTO
ハジメ
ジャック

【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細>>4
エリウッド
ヘクトル
リンディス

【白猫プロジェクト】より (3人) 詳細>>5
チタ・チタ
クレア・スチーブンソン
シェリル・コーエン

【ハイキュー!!】より (3人) 詳細>>6
日向翔陽
影山飛雄
月島蛍

【ぷよぷよシリーズ】より (3人) 詳細>>7
アルル・ナジャ
アミティ
あんどうりんご

【作者枠】 (3人) 詳細>>8
おろさん
Ga.c=evo.
konakun.

【逃走中#02 MVP】 (2人) 詳細>>9
七海千秋
キュベリア

計20名



逃走中#CR04 次回作出場権(シード枠)争奪予想アンケート実施中!
※締め切りました


逃走中#CR04 次回参加者募集中! 逃走&確保MVP投票受付中! 
※締め切りました
作者枠発表 >>135

※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
 版権キャラ応募用紙 >>136 ※5/25(月) 20:00まで


◎AfterBreakTime

 ①『新しい希望の朝』 >>10
 ②『全知全能を司る神』 >>26
 ③『炎の紋章を掲げて』 >>39
 ④『その蒼き目は何を見る』 >>47-48
 ⑤『我ら、虚構の魔術師』 >>67
 ⑥『全知は語る、全能は悟る』 >>72
 ⑦『はじまりの作戦会議』 >>79
 ⑧『幼き姿の神』 >>82
 ⑨『救出作戦、始動』 >>98
 ⑩『道化師と呼ばれた男』 >>103
 ⑪『勝ってくるぞと勇ましく』 >>109-110
 ⑫『打ち上げパーティ』 >>141-142 >>145-146 >>149



以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.37 )
日時: 2020/04/19 22:05
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

MZD「…まだ起きないの?」

マルス「多分明日過去のぼくを引くまで起きないと思うよ…」

MZD「ドラガリの方でもFEHコラボ近いんだからー。起きろー!」



>>YUMA 様

どうもです。コメントありがとうございます。

マルス「可愛いと思ってもらえたら感無量だよ。あの場面はひたすら『可愛い』を追及して書いたらしいからね…」

アクラル「道化師野郎の目的が『JOKERそのもの』、クソ神が『永久の魔法』で、一応それぞれ目的が別々なんだよな。『永久の魔法』って、確か原作じゃ『この世の理に反する魔法』としか記されていなかったはずだし。…多分、あいつら知ってんだろうけど。教えてくれやしねーよな…」

ニア「神々がエムゼ様に何をなさったのか…。自らの同胞を増やす為ならば手段は選ばない、ということでしょうか…。私、理解ができません、わ」

石丸「みんな1個ずつ入れていたらOPゲームをクリア出来ていたかもしれないが、そうはいかないのが逃走中の醍醐味だからな!慎重に動く人が少なかったことも一因しているだろう!」

ベレス「競技が始まるってなると観客が沢山来るからね。流石に観客の邪魔になることは遠慮したいみたい。薄暗いから、ライトをつけるならリスクも考えないとね」

チョロ松「あのケーキ、カワサキさんの他にうちの料理上手3人組も監修に入ってるみたいでさ。味の方は完璧だって自信満々に僕に自慢しに来たよ。…チームの件はデデデ大王がちょっと抜けてたってことで」

ジョマンダ「全装置のレバーを下ろすのなら本家にもあったよな!今回のミッション①はそれを参考にして作ったんだよ!」





暖かいコメントありがとうございます。
明日になれば天の声が多分帰ってきますのでお待ちください。

Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.38 )
日時: 2020/04/19 22:06
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

【66:11】





~あつめて!リンゴマッチ会場~





キュベリア「zzz……」



ああ、この人は全く…。前回の確保MVPであるキュベリア、またもやエリア内で爆睡しています。
前回は草むらや木々が生い茂っているエリアだった為恐らく運よく後半までハンターに発見されなかった彼女。しかし今回はそうは行きません。
…自然豊かなリンゴマッチエリアを選んで寝ているということは、渋谷の寝心地が随分と良かったんでしょうか。あーあー、まただらしなく鼻ちょうちんなんて出して。



キュベリア「ハンターなんてこねーって……zzz……」



あらら、聞こえてましたか。そんな油断してると誰かがハンターを連れて来たり、なんてこともありえるんですからね?
分かってて爆睡してるんでしょうけれど。―――あれ、爆睡しているのに意思疎通出来ている?



キュベリア「神だから~……。zzz……」



どっかの音の神のセリフを横取りしない!
―――あれ、向こうから誰かが来ているようです。
































影山「くそっ、まさか至近距離でハンターに見つかるとはな…!」



ハンターKI「…………!!」







ダッダッダッダッダ!!!!






ROCK ON 【TOBIO KAGEYAMA】





ピーーーーーーーーーーーー








なんと、先程翔陽達が見たハンターが影山を追いかけていました!
ハンターが視界に捉えていたのは影山だったわけですね。至近距離で見つかったようですが、流石の運動神経を持つ男。ハンターとの距離を引き離しています。

…それにも関わらず地面に横たわって寝続けているキュベリア。この人には危機感というものがいささか足りないように思えます。
影山、横たわっているキュベリアを発見し驚くものの立ち止まっている暇などありません。



影山「―――今は声をかけている暇などない!」

キュベリア「……んあ?」



そのままキュベリアを通り過ぎました!
ハンターのターゲットはキュベリアに移ります!







ダッダッダッダッダ!!!!






ROCK ON 【CUBELIA】





ピーーーーーーーーーーーー








寝起きのキュベリア、やっとハンターを視認!自分が狙われていることに気付き立ち上がるものの…。
既に後の祭りです!









ポンッ








【65:50】
キュベリア 確保 残り17名





キュベリア「―――ふぁ~あ…。…もう捕まっちまったのか…」



自分が確保された自覚をやっとしたキュベリア。相変わらずですね。前回のように上手くは行きませんでした。
寝るなら牢獄の中にしてください。













~エントランス レバー前~












ピリリ ピリリ














おろさん「な、何?!まだ65分は経過してないよ?!」

ハジメ「一応確認するっす。えーと…『キュベリア 確保 残り17名』 確保情報っすね」

翔陽「もしかして、さっき走って行ったハンターが捉えていたのが…」

アルル「でもあの人すれ違った時、寝てたし…。別の人が追いかけていたハンターのターゲットがすり替わったとか、そっちの方が可能性は高いと思うよ?」



エントランスでキュベリアの確保情報を確認した6人。
先程見たハンターが捕まえた可能性が高いことを思い出し、少し罪悪感が募る翔陽でした。
―――しかし、浸っている暇はありません。ミッションの残り時間が1分を切っています。



クレア「みなさん!お話している場合ではありません!ミッションの残り時間が1分を切りましたよ!」

リン「話をするのは電気を付けてからにしましょう!みんな、レバーの位置について!」



クレアとリンが時間が無いことを話し、それぞれに行動を促します。
6人は各々違うレバーの場所に立ち、レバーに手をかけました。



ハジメ「それじゃ、『せーの』でレバーを上げるっすよ!」





そして―――





6人『せーのっ!!!』(ガタンッ!)





勢いよく、レバーを上げました!!!
すると―――








アルル「うわ~!眩しい~!」

おろさん「見て!電気の球が輝いてる!」

クレア「エリア全体に電気を送っているのでしょうかね…?」



レバーからの電気の供給で、電波塔のてっぺんにある黄色い球がまばゆいほどに輝き始めました!
そして―――しばらく経った後、エリア全体がぱっと明るくなりました。電気が無事に通ったようですね!
お見事、ミッション①クリアー!



リン「良かった…。これでエリアが明るいまま逃げられるわね!」

翔陽「クリアできるか心配だったけど、出来てよかった~…」

ハジメ「一件落着っすね!ハンターも見えるようになったし!」








【65:37】
ハジメ   ミッション①クリア
リンディス ミッション①クリア
クレア   ミッション①クリア
日向翔陽  ミッション①クリア
アルル   ミッション①クリア
おろさん  ミッション①クリア













ピリリ ピリリ













Ga.「おわっと!何だ?また誰か捕まったのか?『ハジメ、リンディス、クレア・スチーブンソン、日向翔陽、アルル・ナジャ、おろさんの活躍により、エントランスの電波塔のレバーが起動され、エリア全体に電気が通った。よってミッション①クリア』
   急に明るくなったのはミッションをクリアした証拠だったんだな!流石!クレアたそ~♡」

エリウッド「やっぱりリンは頼もしいね。…僕も本当は行きたかったけどね」

アミティ「アルル、すっごーい!早速活躍しちゃうなんて!」



エリア全体が明るくなって一安心の逃走者。これで暗闇からハンターが迫ってくる不安に怯える必要はなくなりました。
ハンターの猛追を避け、逃走成功を目指せ!






~エントランス~



おろさん「…ねぇ。そう言えば通達に『逃走を有利に進めるアイテム』が支給されるって書いてあったけど…。どこにあるんだろう?」

アルル「あっ 見て!レバーの下!何か入ってる!」



6人が上げたレバーの下が開いています。手を伸ばしてみると固い感触が。
そのまま取って出してみると、それは『銀色のトランクケース』でした。



クレア「トランクケース…?」

翔陽「開けますね!……なんだこれ?ベスト?」

リン「これが『逃走中を有利に進めるアイテム』なのかしら?」

ハジメ「6人全員のベストの色が違うっすね。どういうことなんすかね?」




【65:00】 ミッション①終了時 逃走者詳細


確保者 3名


あんどうりんご ヘクトル キュベリア




既存逃走者 残り17名


DTO ハジメ ジャック

エリウッド リンディス

チタ クレア シェリル

日向翔陽 影山飛雄 月島蛍

アルル アミティ

おろさん Ga.c=evo. konakun.

七海千秋





トランクケースの中から現れたのは2枚のベスト。トランクケースごとにベストの色が違います。
…本家のあの回をご存知ならば分かるはずです。このベストが何を意味するのかを…。
MZDが『チームワークが大事』と言っていた意味がそろそろ分かる頃ではないでしょうか?
―――今回はどのような逃走劇が見られるんでしょうか。楽しみですね!


To be continued……

ABT③『炎の紋章を掲げて』 ( No.39 )
日時: 2020/04/20 22:01
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

本日はファイアーエムブレム30周年の記念日です!おめでとうございます!
ささやかながらコネクトワールドでもお祝いの宴が開かれているようですよ!

------------------------



~運営本部 住居区 キッチン~



サクヤ「それでは、不束ながら私が指揮を執らせていただきます。本日4月20日で、ファイアーエムブレムは記念すべき30周年を迎えました!そして、マルスさん、アイクさん!お誕生日おめでとうございます!」

一同『30周年おめでとー!!!』



こちらは運営本部の住居区の中にある大きなキッチン。賑やかな声と共にクラッカーが鳴り響いています。
そう、遂に!遂にですよ!天の声も大好きなゲーム、『ファイアーエムブレム』シリーズが30周年を迎えたのです!併せて、マルスとアイクの誕生日も一緒に祝っています。
いやあ懐かしいですねぇ。天の声が初めてFEに触れたのは12年ほど前、スマブラXでマルスに一目惚れをしてからでしょうか。DSで暗黒竜と光の剣のリメイクが発売されると聞き、知人に借りて面白すぎて何週もやったのは覚えています。そこからですよ。ずぶずぶとFEの沼に嵌ったのは。

個人的な話はここまでにしておきましょう。
え?マルスはともかく何故アイクも同日にお祝いしているのかって?アイクが主人公の作品『蒼炎の軌跡』の発売日も丁度今から15年前の今日なんです。だから、暗黒竜だけではなく蒼炎にとっても記念すべき日なのです。
ちなみに、コネクトワールドの住人で『誕生日が設定されていない人物』に関しては、曲がゲームに登場した日やゲームが発売された日を参照して勝手につけています。そこはご了承ください。



マルス「みんな、ありがとう。まさかここで30周年を祝ってくれるとは思わなかった…」

アイク「ああ。…とは言うが、世界が混ぜられてなくともスマブラの方で祝ってくれそうだったがな」

サクヤ「およ、そうだったのですか。…こちらでお祝いするのはまずかったですかね」

ベレス「そんなことはないよ。祝ってくれるだけで充分自分達も嬉しい」

ソティス「わしらはスマブラのメンバーとしても歴が浅いからのう。省かれてしまわぬかと肝が冷えたわ」

MZD「いや、それはないだろ…」

アクラル「後でスマブラ支部からピーチの手作りケーキが届くってさっき連絡貰ったぜ!ピーチのデザート、超美味いから楽しみだな~!」

ニア「あら、それは楽しみですわね…?ふふふ、取り分けたケーキの中にロシアンショゴスを…」

サクヤ「入れないでくださいね?」



祝われたファイアーエムブレムの人物達も嬉しそう。後でピーチ姫お手製のケーキも届くそうです!楽しみですね~。
ささやか、とは言いますが随分と豪勢な料理ですね。…ヴィルヘルム、なんだか張り切りすぎでは?



ヴィル「30周年という記念すべき日なのだから豪勢にするのは当然だろう。…宴の参加者にも中々好評なのだぞ、今日の料理は」

ミミ(j)「お野菜もチキンももう最高よ~!ジャックの上司がいるって聞いてちょっと怖かったけど、こんなに料理上手で気品のある人だったなんて~!あー、自分の世界に帰ったらうちのジャックに自慢したいくらい!」

タイマー(j)「特定の料理だけじゃなくて、オールマイティに超美味しいから凄いよね…。僕、このタマネギのグラタンが好きだなー!おかわりください!」

ヴィル「junris殿の世界のジャックには上司がいないのだな」

MZD「新鮮だよなー。ヴィルがいない世界線のジャックってさ」

ニャミ(j)「あたしもジャックに上司がいるって、この世界に来てから初めて知ったもの。世界って広いのね~」



マルス「…あ、ヴィルヘルムさん。ぼくのあげたアクセサリー気に入ってもらえたんだ。嬉しいな」

ヴィル「5日前は本当に感謝するぞ。魔族である私にこのような素晴らしい贈り物をくれるとはな。…仕事上、着飾ることなどほとんどなかったから、嬉しかった」

MZD「センスも抜群にいいし、さっすが王子様って感じだよなー。…そのピアス持ってオレの元に尋ねて来るとは思わなかったけど」

ソティス「どういうことじゃ?」

MZD「『ピアスを新たな魔力の封印先にしたい』ってなんでかオレの元に来てな?昨日まで三日三晩ピアスにヴィルの魔法を植え付ける手伝いしてたんだよ。二徹までなら世界のバグ直すので結構経験あるけど、三轍は流石にきつかった…」

ヴィル「あの魔法を操るのに適応した協力者がお前しかいなかったのだ。…まあ、あの時はすまなかった」

ミミ(j)「三轍…。うちのMZDなら絶対やらないよ…」

ミミ「14回目のパーティ終わり辺りからMZD超無茶するようになったんだよねー。ラピストリアでもわたし達守るために神の力出しっぱなしでさ。一回神部屋でぶっ倒れて1週間起きなかったことだってあったんだよ?」

MZD「今その話するー?」

ニャミ「しないといつまでも無茶するでしょ!この世界に来てからそれがより激しくなったってテントさんも心配してるんだからねー?」

ニャミ(j)「へぇー、この世界ってテントカントもいるんだ」

ミミ「うん、いるよー!こことは別の『ポップン支部』って所で支部長さんをしてるんだよ!」



…5日前、ヴィルヘルムが誕生日を迎えたことは皆さんご存知でしょう。その時にマルスから貰ったピアスがいたく気に入った彼は、MZDを巻き込んで三日三晩彼の魔法をピアスに封じ込める作業をしていたそうなのです。お陰で彼は仮面を被らずとも魔力のコントロールが更に容易になったとか。

…穏やかにパーティの時間が流れていく中、それを遮る1つの声がキッチンに現れました。



ジョマンダ「サクヤ、パーティ中ごめんな。客人が来てる」

サクヤ「客?一体誰です?」

ジョマンダ「お前達が今まさに話してたテントカント…と、もう一人。超高飛車なお嬢様がいる」

ベレス「超高飛車なお嬢様?まさか……」



やって来たのはジョマンダでした。どうやら客人を連れて来た様子。
その客というのが、テントカントと『超高飛車なお嬢様』だというのです。彼はそれだけ伝えると、彼とは別の足音をキッチンの中に入れました。
そのうちの1人、テントカントはパーティの光景を見て嬉しそうに手を合わせます。



テント「なんて楽しそうなパーティでしょう!こんな宴があるのならば私も呼んでくださればよかったのに!」

MZD「FE30周年を本部なりに祝うささやかな宴なんだから外部の人間を呼ぶわけないだろ。何しに来たのー?」

ヴィル「今回の料理は中々の自信作なのだ。食べていかないか?」(切り分けた料理を皿に盛って手渡す)

MZD「なんでも美味しく食べるからってテントに早速食べ物を渡すな。後にして?」

タイマー(j)「本当だ。テントカントが親し気に話している…」

テント「おやおや?マドモアゼル達が4人も…。まさか貴方達もマジックを?」

ミミ「ノーマジック!テントさん、こちらはjunさんの世界のわたし達だよ!同じに見えてもお姉さんなんだ!」

テント「なんと!異世界のマドモアゼル達でしたか!ご存知かとは思いますが私はテントカント。この『コネクトワールド』のポップン支部で支部長をしております。どうぞお見知りおきを」



テントカントは4人いるミミニャミに驚くも、コネクトワールドのミミの説明を聞いてすぐに納得しました。流石は伝説のマジシャン。
…そういう話ではなかったはずです。一体何しに来たんです?



テント「おっと、そうでした。本日こちらにお邪魔したのはサクヤさんとベレスさんに用事があったからなのです」

ベレス「自分に?」

テント「はい。本日は彼女をベレスさんに合わせたくて一緒に来訪したのです」



そう言うと、テントカントはまだかと待ちくたびれている少女を呼び、ベレスの元へ連れてきました。
…彼女を顔を見てベレスははっとします。どうやら彼女の知り合いのようですね。そして、ベレスは彼女の顔をまじまじと見た後…『良かった』とほっと息を撫で下ろしました。



ベレス「『コンスタンツェ』…!無事だったんだね、良かった…」

エイリーク「彼女を知っているのですか?」

ベレス「うん。知っているも何も、士官学校で教師をしていた頃の教え子だからね。紹介するよ、彼女は『コンスタンツェ=フォン=ヌーヴェル』。魔導が得意なヌーヴェル家の御子息だよ」

コニー「おーほっほっほ!先生、ご紹介ありがとうございます。私は由緒あるヌーヴェル家の子息、『コンスタンツェ=フォン=ヌーヴェル』ですわ!この名を心に留めておきなさい!」

マルス「元気な人なんだね…」

ソティス「あー…。元々そういう小童なのじゃ。それでのう?外に出ると…一気に根暗になる」

MZD「二重人格なんだな…」

ベレス「『おしとやかになる』が正しいと思うよ、ソティス」

ソティス「訂正するのはそこではない!!……そんなことはどうでもいいのじゃ!おぬし、一体何をしにきたのじゃ?」



テントカントが会わせたいと言ってきたのはベレスの『元』生徒である『コンスタンツェ』でした。
…煤闇の章をプレイした方ならば分かると思いますが、彼女屋外と屋内で性格がガラッと変わる二重人格です。今は快活なお嬢様ですが、外に出ると根暗なお嬢様になります。他人の隣に立つのもおこがましいと言い始めます。



コニー「そうでしたわ!実は…先生、貴方に伝えたいことがあってこの方に連れてきてもらったのですわ。…逃走中の催しを行っている会場の近くに、『士官学校の生徒らしき人物』が3名程うろついておられた、と偵察係から情報を得ましてよ」

ベレス「―――えっ?」

サクヤ「士官学校の、生徒…」



行方不明の生徒…。そういえば#CR01のゲーム中、何か話していた生徒がいましたね!



------------------------

ヒルダ「実はね…。ここが逃走中のエリアになるって連絡が来た時…。全員いるか確認したんだけど、マリアンヌちゃんだけ『いつまで経っても来なかった』んだよ。
    あたし心配でさー。どこで何やってんだろ…」



ドロテア「『フェルくんが大修道院から見つからない』って」

ルイージ「フェル…?彼もエーデルガルトさんの学級のクラスメイトなの?」

ドロテア「ええ、そうよ。こんな大きな催し物に彼女が出ると言ったら、彼は絶対に対抗して彼女に会いに行くでしょうから。でも、全然見つからないから心配なのよね。
     エーデルちゃんなら何か分かるかもしれないし、伝えておいてくれないかしら?」

------------------------



ミミ「……あっ!そういえばエーデルちゃん言ってた!『自分の学級のクラスメイトが1人行方不明で、今も見つかってない』って!確か…『フェルディナント=フォン=エーギル』って名前の生徒だったような…」

コニー「偵察の方からのご報告ですと…。お一方は『橙色の髪の毛で制服を着ており』、もうお一方は『水色の髪の毛を頭上で結んだ女性』、そして最後のお一方は―――『槍を持っていた王子らしき人物』とのことですわ」

ベレス「その情報が間違いなければ、橙色の髪の毛の男性は『フェルディナント』、水色の髪の毛の女性は『マリアンヌ』で間違いなさそうだね。…まさかここで見つかるなんて」

エイリーク「『槍を持っていた王子』…?すみません、もう少し詳しく教えていただけませんでしょうか?!」



コンスタンツェの情報によると、バトルデラックス会場の近くで誰かがうろついているとの報告を偵察部隊から得たそうなのです。
特徴からして#CR01で話していた行方不明の生徒2人、そして……最後の『槍を持った王子らしき人物』は。



エイリーク「髪の色!私と同じではありませんでしたか?!それに、ルネス王家の…」

マルス「エイリーク!落ち着いて!1つずつ聞いていこう」

コニー「そうですわね…。私が実際に見た、という話ではありませんので確実性に欠けるお話ではありますが…。確かに、偵察部隊の情報をまとめると、貴方のような髪の色をしていたとの報告もありましたわね」

エイリーク「―――!やはり……兄上が見つかったのですね…!」



そう。最後の1人は行方不明のエイリークの双子の兄、『エフラム』で間違いありません。
槍を持った王子はディミトリもいますが、そもそも彼は1回目の逃走中に逃走者として出ていますからね。現在もガルク=マクにて学級の生徒を率いているようですし、彼でないのだとしたら…エフラムしかあり得ません。
兄が見つかった可能性が高いことを聞き受け、エイリークは思わずへたり込みます。



ニャミ(j)「だ、大丈夫?エイリーク?」

エイリーク「は、はい…。安心したら何だか腰が抜けてしまって…」

ソティス「じゃが妙じゃのう。何故に会場の近くをうろついておったのじゃ?マリアンヌはともかく、残りの2人はそんな何もなしにうろつくような性格ではあるまい」

コニー「そう!問題はそこなのです!何故会場に入らずに近くをうろついているのか、私にはさっぱり分かりませんわ」

テント「そのことなんですけれど…。もしかしたら私、その件に関して有益な情報を与えられるかもしません」

ヴィル「藪から棒に何だ?言ってみろ」

テント「あのエリアに…曰く付きの古い昔話があるんです。あの大王がバトルデラックス会場を創るずっと昔…『地下に、処刑場のような場所があった』とかなんとか…。もしかしたら、そのお話の3名は『地下の処刑場を探している』のでは―――?」

エイリーク「そんなことはありえません!兄上が処刑などをするはずは―――!」

MZD「…ヴィル。どうしたの?眉間にしわ寄せて」

ニャミ「何か心当たりでもある感じかな?」





ヴィル「あぁ。魔族に伝わる古い話の中にその処刑場がある話があったのを思い出してな。―――魔族、か。もしかしたら彼奴等が絡んでいる可能性があるな」

MZD「また邪魔しに来るのかなー…」

サクヤ「否めませんね。…エイリークさん、メインサーバで会場の周りの様子を見てみましょう」

エイリーク「お願いします。兄上の無事を自分の目で確かめたいのです…!」

サクヤ「善は急げと言いますからね。えむぜさん、兄貴。パーティの管理は任せました」

MZD「おう、任された!ちゃんと兄貴の元気な姿見て来るんだぜエイリーク!」

アクラル「サクヤに任されたからには一肌脱ぐしかねーな!お兄ちゃんに任せとけ!」



見つかった3人の様子が変。そして『地下の処刑場』の噂ですか。
サクヤは早いところ様子を見た方がいいと、エイリークとベレスを連れてメインサーバへと向かいました。





~メインサーバ~



サクヤ「お待ちください。今会場の周りを―――これは……!」



バトルデラックス会場の周りのカメラに通信を繋げました―――が。
そこには、『恐ろしい光景』が映っていました。



エイリーク「あ、兄上……!」

ベレス「フェルディナント…マリアンヌ…どうして…!」

サクヤ「(―――彼らは正気ではない。まさか……『道化師』の介入が既に始まっている―――?!)」



画面には、獣をバラバラになるまで斬り裂き、『何かを探している様子の3人』が映し出されていました。
その眼には―――光など、宿ってはいませんでした。まるで、『意志のない人形』のように、彼らは剣を、槍を、魔法を―――振るっていたのです。





折角の30周年のお祝いになんて事実が発覚するんですか?!
エイリーク、エフラムと再会できそうだったのに!正気じゃない可能性が高いなんて!あんまりだぁー!
…話を戻しましょう。前回の最後、メフィストが妙なことを話していましたが―――繋がりそうですね。
一体どうなってしまうのやら…。また逃走中の本編に影響が出てしまうんでしょうか…くわばらくわばら。

Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.40 )
日時: 2020/04/20 22:02
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)

【65:00】





~エントランス~



アルル「トランクケースの中にはベストが2枚入ってるね…」

クレア「全員ベストの色が違うみたいですね。一応確認しておきましょう!」



ミッション①をクリアした6人は、レバーの下から出てきたトランクケースからベストを2枚入手しました。
各々が持っているベストの色はこうなっています。

ハジメ:赤
リンディス:緑
クレア:桃色
日向翔陽:黄色
アルル:青
おろさん:紫








ピリリ ピリリ










リン「…次のミッションか、確保者か…。違うみたいね。
   『ミッション①をクリアした6名に、『ペアベスト』が支給された。このベストを着ると、同じ色のベストを着ている逃走者同士が『ペア』となり、片方が逃走成功すると確保された同じ色のベストを着ているペアの逃走者にも賞金が授与される。』
   ……なるほど。このベストはペアを組むのに必要なアイテムという訳ね」

翔陽「『また、1度ペアになった場合のペアの組み換えは不可能なので注意すること。』
   ペアを決められるのは一度だけ、ってことか」



おや、通達が来たようですね!
そうなのです。このベストは『ペア』を組む為に必要なアイテムだったのです。同じ色のベストを着ている逃走者同士が『ペア』となり、片方が確保されてももう片方が逃走成功すると、確保された逃走者も賞金を入手できるというとんでもないアイテムです。
ただし、一度ペアになった場合のペアの組み換え…。ベストを着直すことは出来ません。つまり、この6人がペアになることが出来るのは『1度だけ』になります。
勿論、ベストをどこかに置いてペアを作らない選択肢もありです。



おろさん「ペアかー…。誰と組もうかなぁ?」

ハジメ「ミッション扱いじゃないみたいっすし、ゆっくり考えてから決めてもいいと思うっすよ」





通知①『逃走者同士でペアを組め!』
ミッション①をクリアした6名に『ペアベスト』が支給された。このベストを着ると、同じ色のベストを着ている逃走者同士が『ペア』となり、片方が逃走成功すると確保された同じ色のベストを着ているペアの逃走者にも賞金が授与される。また、1度ペアになった場合のペアの組み換えは不可能なので注意すること。





リン「とにかく!通知が来たのなら固まっている必要はもうないわね!各々ペアに出来そうな相手を探しましょう」

クレア「私、ペアになりたい方がいますので早速失礼しますね!」

アルル「うーん…。アミティと組んでもいいけど、折角色んなジャンルから逃走者が参戦しているわけだし…。ここはスマブラの予習と言うことで別のジャンルの逃走者でもいいかな…」

おろさん「(アルルさんがスマブラの心配をしている…)」



どうやら6人ともペアを組む気はあるようですね。
リンディスの合図を皮切りに、6人は一旦別れペアの相手を探しに向かうことにしました。


















【64:25】





~あつめて!リンゴマッチ会場~





おろさん「…とはいっても、知ってるジャンルの参加者が少ないからなー。ポップンからの参加者がつぎドカメンバーとかユーリ達妖怪バンドとかだったら交渉しやすかったんだけど…」



トランクケースを持ちながらエリアを歩いているおろさん。
自分の世界の仲間と被っている逃走者が少ない上、一番の希望だったりんごが初っ端で確保された為、ペアの相手に困っていました。



おろさん「『通知』だから、逃走者全員にこのことは行き渡ってるはずだよね?…本当にどうしよう」



トランクケースとスマホを眺めながら立ち往生する彼。
―――そんな彼の元に、1本の電話がかかってきました。



おろさん「わわっ、電話が来てる!出ないと…!」



慌ててスマホを耳に当て、通話を待ちます。電話をかけてきた相手は―――





















七海『…もしもし。七海千秋でーす。おろさんさんで合ってるかな?』

おろさん「七海さん!もしもし、おろさんで合ってます!」

七海『良かったー。電話が集中してかけられなかったらどうしようかと思ったよ』



なんと、かけてきた相手は前回唯一の逃走成功者、七海さんでした!
おろさんも知っているジャンルの逃走者である為、ひとまず一安心。



おろさん「…えっと、通知の件かな?」

七海『うん。早速なんだけど、おろさんさん、私と『ペアを組まない』?』

おろさん「はい。ペアを―――ペアを?!」

七海『…あれ、あんまり驚かないと思ったけど。意外だなー…。おろさんさんの世界では、オリジナルの才能を持った超高校級の生徒達がいるって噂を聞いたよ。だから、ダンガンロンパについても詳しいんじゃないかと思って。…君も『知らないジャンルの逃走者が沢山いるしどうしよう』って困ってたところじゃないかな?』

おろさん「まさにそうなんだけど…。本当にいいの?」

七海『私も自分のジャンルを好いてくれてる人とペアを組めるのは嬉しいからね!…どうかな?もし先に誰かが先約を取ってたのなら、私は辞退するけど…』

おろさん「いやいや!電話来たのはこれが初めてだし!七海さんとなら組みたい!ペア、組もう!」

七海『良かったー。これでペア成立だね。…えーっと、今おろさんさんはどこにいるのかな?私がそっちに向かうから待っててほしいな』

おろさん「うん、分かったよ!今いる場所は『あつめて!リンゴマッチ』ってアトラクションの会場だよ」

七海『なるほど。割と近いですな。すぐに行けると思うから待っててくれるかな?』

おろさん「分かった。待ってるね」



はーい、という緩い声を最後に、七海さんからの通話は切れました。
良かったですね!早速ペア成立ができそうです!しかも自分の作品で大活躍しているジャンルの逃走者とは!



おろさん「うん、本当に良かった…。でも、凄く緊張した…」



分かります。誰しも交渉する時は緊張するものです。…一部それがない化け物も存在しますが。
しばらくその場で待っていると、向こうから『お~い』と手を振る影が見えました。七海さんで間違いないですね。



七海「ごめんね待たせて。早速ペアを組もうか」

おろさん「こっちこそ電話ありがとう。言葉の通りどうしようかって立ち往生してたから助かったよ…」

七海「初めての異世界だし、仕方ないところもあるよ。…それに、天の声さんも昔創作論破書いてたことあるし、なんか親近感あるんだよね君とは。オリジナルの才能を持った生徒達も沢山いるし…。ここの希望ヶ峰学園にもいたと思うなぁ。『超高校級の知識』の女の子とか、『超高校級のDJ』の男の子とか…」

おろさん「この世界にもオリジナルの才能を持った人達がいるの?!会ってみたいなぁ…!」

七海「苗木君や日向君達とは別行動してるみたいだから会えるかどうかは分からないけど…。ゲームが終わったら日向君に相談してみるね。…おっと、話を戻さないと」

おろさん「これが七海さんの分のベストだよ!」

七海「おっ 紫色ですか。イケてますな~」



…七海さん、昔の事実を掘り返さないでくださいます?確かに昔創作論破書いてましたけれども。
七海さんがこの世界の生徒達の話を振ると、おろさんは話に食いつき興奮しています。―――おーい、主題からずれてますってば。
このまま話が脱線するとまずいと思ったのか、おろさんは早速トランクケースからペアベストを取り出し1枚七海さんに渡しました。



七海「これを着て…っと。よーし。これで私とおろさんさんでペア成立だね」

おろさん「うん、よろしくね七海さん。ゲーム終了まで頑張ろう!」

七海「おー!」



紫のベストを着たおろさんと七海さん、ペア成立!





【63:44】
おろさん  紫ペア成立
七海千秋  紫ペア成立








ピリリ ピリリ










DTO「おっ なんだなんだ?『おろさん 七海千秋 紫ペア成立』…なるほどなー。ペアの成立状況は随時通知されるうへか」

リン「さすがおろさん殿、素早い動きね。私も負けていられないわ!」

クレア「見つかりませんねぇ…あの人…。ですが電話するのも失礼にあたりそうですし…」




【63:30】 ペア成立状況 逃走者詳細


ペア成立 1ペア


紫:おろさん 七海千秋




ペアベストを持っている逃走者 5名

赤:ハジメ

緑:リンディス

桃色:クレア

黄色:日向翔陽

青:アルル





早速1ペア成立!早くしないとペアの枠が減ってってしまいますよ!
次回、続々とペアが組まれ……クレアたそを求めてバトルですって?!暴力は駄目ですよ!

Re: 逃走中#CR03 カービィ!バトルデラックス!! ( No.41 )
日時: 2020/04/21 12:27
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。マリオメーカー2の新しい大型アップデートに驚愕したおろさんです。


少し間が開いてしまいましたがコメントさせていただきます。


・・・何とかペア組めました・・・;


薬子「そういえばこっちのオリジナルの超高校級ってほかにどんな人がいるの?」

菜乃「私に聞かないでください;」←超高校級の便利屋



しかし・・・なんだか嫌な予感が・・・


そう思いながらも次回も楽しみにしています。
それでは。


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