二次創作小説(新・総合)

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戦士たちの愉快な日々2
日時: 2022/07/14 07:17
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

こんばんは、女剣士です。
初めましての方は、初めましてですね。

前作のお話が無事完結したので、新しく立てて見ました。
今回は、前作の続編です。

久々に、簡単な注意事項を描きたいと思います。

〜注意事項〜
・この小説は二次小説です、色んな世界の戦士たちが冒険する夢のコラボです。
・ワリオがとある理由で裸族一味に入ってしまったので、笑い過ぎには注意して下さい。
・基本的には主役視点ですが、所々で変わるかも知れません。
・作者に対する暴言や意味不 文句などの辛口コメントは、受け付けません。

↑のように、1つでも当てはまる方がいましたら退場して下さい。

第1章:久し振りの再会 一気に読む>>1-32
第2章:ポップとティナ 一気に読む>>33-72
第3章:少女を守る為に、ポップの決意 前編 一気に読む>>73-123
第4章:俺が本当に守りたい人 バッツSide 一気に読む>>124-155
第5章:対決、宿敵の神・ラヴォス 一気に読む>>156-187
最終章:仲間たちの新たな旅立ち 一気に読む>>188-

101話>>188
102話>>189
103話>>190
104話>>191
105話>>
106話>>
107話>>
108話>>
109話>>
110話>>200
111話>>201
112話>>202
113話>>203
114話>>204
115話>>209
116話>>210
117話>>213
118話>>214
119話>>215
120話>>216
121話>>217
122話>>219
123話>>220
124話>>221
125話>>222
126話>>223
127話>>224
128話>>225
129話>>226
130話>>227
131話>>228
132話>>234
133話>>236
134話>>242
135話>>249
136話>>254
137話>>255
138話>>258
139話>>259
140話>>260
141話>>261
142話>>262
143話>>263
144話>>268
145話>>270
146話>>271
147話>>272
148話>>273
149話>>274
150話>>275
151話>>276
152話>>277
153話>>278
154話>>283
155話>>284
156話>>285
157話>>286
158話>>287
159話>>290
160話>>291
最終話>>292
エピローグ>>293

〜コメント〜
ネルさん>>3 >>5
ベリーさん>>53

〜コメント返し〜
ネルさん>>4 >>6
ベリーさん>>54

今後の展開>>24 >>36 >>181 >>289
登場人物紹介 前編>>47 中編>> 後編>>
リクエスト応募>>19
コラボ企画>>27
捜査依頼応募
キャラ紹介>>171
次回予告と見どころ>>32 >>154 >>187
作者の呟き>>135 >>140 >>288
今後の更新状況>>140 >>155
作者とキャラたちの雑談会(裸族編も含む)>>10 >>133 >>212 >>294
味方と敵の区別表 前編>>38
料理対決の主な審査表>>43

〜ゲストキャラ提供者〜

ネルさん作『カオスな日常〜大丈夫ではない〜』より

・ドロッチェ
・ドロシア
・エス

シュウさん作『ポケモン二次創作 最期の足掻き』より

・シュウ
・リゼ
・タツナ
・ミソウ
・レイ
・ユウ

〜取扱ジャンル〜
スマブラシリーズ/星のカービィ/ポケモンシリーズ/ドラゴンクエスト ダイの大冒険/
半妖の夜叉姫など/
スレッド誕生日:4月15日

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.201 )
日時: 2022/06/16 22:04
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第111話「3つのPT編成③」

【アルバーナ宮殿 医務室】

コブナ「…。本当に良かったです、一時期はどうなることかと…」
フィーナ「うん。かなり危険な状態とかもあったから、心配したけどね…」
コブナ「…。確かに……」

フィーナ様は、あの異界での旅を経験して来たから…此処まで強くなられたんですね。
あの騎士候補の1人、レイン様と結婚して家庭を持つようになってからも俺たちと一緒に戦ってくれるなんて凄く嬉しい。
確かクロノ様を介抱している時に、1回だけラスウェル殿下が来た時があったんだよなぁ。
その時に俺、聞いた事があったんだ。

【回想:アルバーナ宮殿 医務室】

コブナ『あれ? ラスウェル殿下?』
ラスウェル『様子を見に来た。クロノの容体はどうだ?』
コブナ『あっ……は、はい! だ…大分良くなって来ています……』
ラスウェル『そうか。君が介抱をしているお陰なんだな、俺から礼を言わせてくれ!』
コブナ『そ、そんな…。殿下自ら頭を下げる必要はないですよ!!』

それは、ラスウェル殿下らしくもない言葉だった。
かつては、ラピス パラディアという世界を旅して回ったという話を聞いた事があったんです。
そのラピスの世界で、フィーナ様には闇の存在がいなかったと聞いた事があるんです。
どうしてそれさえも気付かなかったのか知らなかったけど、フィーナ様は必死で抑えようとしていたんですね。
それは、この方の過去を知る必要があるかも知れない。

112話に続きます。

感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.202 )
日時: 2022/06/17 07:14
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第112話「いざ、瓦礫の塔へ」

【ユライシャ号 甲板】

ピュピュピュピュピュピュ………

クラウド「見えたぞ、あそこが瓦礫の塔だ!」
セリス「ええ。さあ皆、ラヴォスの所に突っ込むわよ!!」
ポップ「…………」
ハドラー「…? どうかしたのか、ポップよ?」
ポップ「あのさ。確かその…三闘神は幻獣界って場所においては魔法を司る神様みたいな奴なんだろ? 俺たちがその神様を全て倒しちまったらさ……」
アラウミ「……。どうなると言うのだ?」
ポップ「……。よくは、分からねぇけどよ…」
クロノ「幻獣……。そして魔法その物が、この世界から消えて無くなってしまうんです…」
ハドラー「……ッ!!!」
アラウミ「な、何だとっ!? それじゃあ、その魔法自体消えたらどうなるって言うんだ?!」
ポップ「………。フィーナは……?」
フィーナ「……………」

フィーナが何か考えてうつむいているように下を見ている、これにはきっと……理由がある気がするんだよね。
それでも私たちは3つの班に分かれて、各自の目的の為に行動を開始しないと行けない。
イサリの話に寄ると、三闘神たちがいた場所の何処かにラヴォスの所に繋がるゲートがあるって言ってたんだよね。
3つの班のリーダーが、そのスイッチを押せば…次元の狭間の最新部に移動する事が出来る。

ダイ「じゃあ皆、遅くなってしまったけど…3つの班のリーダーを発表するね!」
ヤンガス「おぉ〜! 待っていたでガス!」
ダイ「まずは、第2PTのリーダーは……うちはサラダ!」
うちはサラダ「……ッ!! わっ……、私?!」
ダイ「うん。実は前の夜にね、文淡と巨峰が俺の所に来てくれたんだよ…」
文淡ブンタン「ああ。かぐらの仇を取るときでも、アンタの判断は欠かせなかったからね…」
巨峰「うん…。今回も、サラダがリーダーになってくれると…心強い……」
うちはサラダ「……。2人共……」
???「ねぇ。私は? 私はお留守番って事は絶対にないよね?!」
ダイ「おっ、落ち着いてよファイサリス! 大丈夫だって、ちゃんと君もPTに入れるからそんなに慌てないでよ(汗)」
ファイサリス「やった〜。私は何処の班になっても、ダイが決めたんだったら文句はないよ!!」
うずまきナルト・うちはサスケ「「(心:いやいやいや、さっきまで散々文句言ってただろうが!(汗))」」

確かに、さっきの行動は大人気なかったかも知れないかなぁ。
ラピスの時みたいに、フィーナが不在中の時は仕方ないんだけどね。
これでも私はアルドールとヘスの間に生まれた、たった1つの希望の光でもあるんだから!!
いつぞやのパラディアの世界で、何よりもレインたちの闘いを見ていたのは…他でもない私だからね!

ダイ「まず……、ボスとの戦闘が少ない第1のリーダーにはゴウにおこなって貰うよ! 特に君、この世界自体の闘いは初めてなんだよね?」
ゴウ「ああ。伝説のポケモン・ミュウを捕まえると言う夢に向かう為にも、1歩ずつ進まなきゃ行けないからな!」
ダイ「成程ね…。残った第3のリーダーだけど……、皆にも意見を聞いて貰いたいんだ!」
???「私は……、ダイくんにリーダーを任せても良いと思う!」
ポップ「えっ……!? ティナ?」
ヒュンケル「……?」
ティナ「よく考えてみて。これまでの闘いで私たちが此処まで頑張って来れたのも、彼の素晴らしい判断があったからじゃないの?」
ルキナ「……。言われてみると、確かにそうですね!」
ポップ「ルキナまで、何もティナの言葉に痛感しなくてもいいだろ?!」
ルキナ「違いますよポップさん。ティナさんが生半可な気持ちでこんな事を言ったのではありません!!」
ポップ「……? へっ!?」

BGM設定:FF7よりシドのテーマ(別名:ルキナの決意)

ルキナ「彼女の言う通り。私たちはこれまでの闘いを数え切れないほど沢山行って来ました、その中でも…ティナさんを救うと言う闘いが特に辛かったのを皆さんもご存知の筈ですよね?」
せつな「……ッ!! そうだ、りおんが妖霊蝶に囚われていた時と同じように、ティナも苦しんでいた事があったぞ!」
りおん「はい。確かに私も囚われていた事もありましたが、あの頃はせつなさんがえにしの糸を1つずつ切ってくれた事で…こうして皆さんとお会いする事が出来たのです!」
せつな「……。だが、とわを救い出せなかったのは…私の責任でもある」
???「もう止めろよ、せつな!」
せつな「イカダ…?」
イカダ「やっと俺たちが更に前進しようとしているのに、今更過去のあやまちを気にしても仕方ないだろ?!」
せつな「……確かにそれはそうかも知れないが、しかし!!」
うずまきボルト「せつなの姉ちゃん。闘う前から暗い顔をするのは良くねぇよ、その怒りそのものは自分の心にとどめて置くしかねぇんだよ…」
せつな「…………」
???「俺も。今回ばかりはボルトの言葉に同感だ」
イサリ「別世界のマリオ殿………」
マリオ(ネルさん次元)「確かによ。前までの俺だったら、今のせつなと同じだったかも知れないからな!」
ルイージ(ネルさん次元)「うん。僕たちが経験して来た沢山の闘いが、今の僕たちを強くしてくれた気がするんだ!」
トゥーン(ネルさん次元)「そうだよ。それに僕たちにはイサリ兄を始め、色んな仲間が沢山いるんだ!!」

やっぱり、仲間の絆っていつ見てもいいよね。
もし私がこの状況で、あんな事を言わなかったらどうしていたんだろう。
そうじゃなかったら、皆は不安を抱えたまま最後の闘いに突入していたと思うな。
う〜ん、確かウラドを倒す前のラスウェルたちも今のせつなと別世界のマリオと同じようにも感じたんだよねぇ。
あれは互いの血が反発しあったせいで、共に闘う事を拒んでいた気がするから仕方ないんだけどね。
だからって私も、あの出来事を気にし過ぎたら駄目だ! 今は出来る限り、目の前の事に集中しよう!!

113話に続きます。

はい、最新話を更新しました。
描写は分かりづらいと思いますけど、ファイサリス視点です。
彼女が語る中では、所々にFFBeの経験が入っています。
FF世界のスピンオフの物語なので、未経験の方は是非追体験をして見て下さい。

次回はいよいよ、瓦礫の塔に上陸します。
果たして、小さな勇者・ダイがかなり悩んで決めた3つのPT編成とは一体!?

続きの113話は、本日の正午辺りを目標にしていますので……更新までもう暫くお待ち下さい。

感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.203 )
日時: 2022/06/17 21:55
名前: 謎の (ID: b.1Ikr33)

第113話「お互いの気遣い」

【瓦礫の塔 アルテマウェポンがいた場所では】

しゅうぅぅぅん……

うちはサラダ「うん、何とか倒せたね!」
マリオ(ネルさん次元)「そうだな!」
???「……………」
船戸イカダ「…。ゼルダ様……」
???「行って来い、蒼炎アイク!」
アイク「…。イカダの事は頼んだぞ、アラン!」
アラン「ああ、こっちは心配するな!」

折角、マスターズエイトにまで上り詰めたが。
結局、マノンに悲しい顔をしてしまったな。
この屈辱を乗り越えながら、リベンジを果たす為にも強くならなければならない。
あの大会で、俺はサトシと久し振りに再会を果たしたんだ。
カントーのチャンピオンリーグ以降だから、俺にとっては顔パスその物でもある。

アラン「………」
???「今も身に付けているんですね、Zリング…」
アラン「サラダか。火の番を替えてくれようとしているのは大変嬉しいが、俺は大丈夫だよ…」
うちはサラダ「ううん、そうじゃないんです!」
アラン「えっ……?」
うちはサラダ「…。そんなに強いんですか、ダンテという人は?」
アラン「ああ。流石世界王者と言われる事はあるよ、しかし…ちょっとした弱点があってな…」
うちはサラダ「何ですか?」
アラン「以前サトシに聞いた事があるんだ。強いトレーナーでもあるダンテ殿は、名のあるポケモンの王者なのに…実は方向音痴らしい…」
うちはサラダ「…………。確か、あの2人もそれだった気がします……」
アラン「ああ、あの無自覚と正直な方向音痴と言う異名を持つ三之助と左近のコンビか?!」

しかも、車の運転は危なっかしいとも言ってたな。
そんな人を相手に、俺は悔いのない闘いをしたというのか。
だが、あのポケモンバトルでの彼の実力は本物だった。
再び彼とのリベンジを果たす為にも、俺はこの闘いを終わらせてみせる!!
……全く。俺が折角気を遣ったと言うのに、あの2人の帰りが遅いのが気掛かりだな…。

【瓦礫の塔 中間部】

ギュッ………

アイク「………」
ゼルダ「……? あの、アイクさん?」
アイク「心配するな、何があろうとも俺は絶対にゼルダの側を離れたりしないぞ!」
ゼルダ「……。どうして、そう言い切れるんですか?」
アイク「…………」
ゼルダ「仮にそれが事実だとしても、フィーナさんが消えてしまうかも知れないと言う事には変わりはありません! お忘れですかアイクさん、彼女は異界という世界で…レイン殿下とラスウェル殿下の目の前から姿を消してしまったんですよ?!」
アイク「………ッ!!!」
ゼルダ「折角こちらに戻って来たとしても、また……同じ事になるかも分かりません…「ゼルダ!!」……ッ!!」

ばしーん

マリオ(ネルさん次元)「お、おい! こっちの世界のアイク!!」
アイク「…………」
ゼルダ「…………」
アイク「本当にフィーナが消えるかも分からないのに、そんな事を軽々しく口にするな!!」
ゼルダ「えっ……?」

BGM設定:クロノとマール 〜遠い約束〜(別名:アイクとゼルダ 〜変わらない2人の強い絆〜)

アイク「ゼルダ。アンタはレインがどんな思いでアイツの為に戦っているのかを、真剣に考えたことあるのかよ?!」
ゼルダ「……そ、それは………」
アイク「もう二度と失いたくないから…、1番好きだから…アイツはそれを乗り越えようとしているんだぞ!!💢」
ゼルダ「………。う………、う う う………」
マリオ(ネルさん次元)「なあゼルダ。どうして『この世界』のアイクがキツく言ったか、やっと理解出来たかい?」
ゼルダ「はい。アイクさんも彼のように乗り越えたくて、私と一緒にいてくれようとしていますわ……」
???「うん、その通りだよゼルダ姫!」
ゼルダ「ナギさん……」
ナギ「ボクにはよく分からないけど、あの頃のヒョウ…レインにはアルドール皇帝を倒すと言う大きな目標を叶える為に戦い続けていたんだよ。だけど彼はボクの代わりにあの子を…フィーナを斬ってしまったと言っていたんだ…」
マリオ(ネルさん次元)「な、何だって?!」
???「つまり。そのパラディアとやらの世界であの女の子を斬ったのは……、お前だったと言うのか?!」
ナギ「……。うん、だってボクもあの子と同じ位レインの事が好きだったからね…。でも、それは過去の出来事その物なんだよ!」
アラン「………。何てそんなむごい事を……」
ナギ「大丈夫。フィーナは絶対に消えないよ、そこはボクが保証するよ!」
ゼルダ「……。悲しい事の後は、楽しい事がある…」
ナギ「そうそう。ボクたちはその想いがあったから、此処まで強く慣れたんだよ♪」
アイク「………」
ナギ「………。ほらマリオたち、今は2人に任せてボクたちは先に進もうよ!」
アラン・マリオ(ネルさん次元)「「ああっ!!」」
うちはサラダ「うん、そうだね!!」

まさか、元アルドールオーダーズの者に背中を押して貰える日が来るとはな。
いつもなら俺は、マノンの勇気あふれる行動に助けて貰ってばかりはいたが。
マノンはユライシャ号の中で、俺の無事を祈っているに違いないと思う。
少しでもアイツの笑顔を取り戻す為に、俺はマノンの分まで大暴れしてやるぞ!!

114話に続きます。

感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.204 )
日時: 2022/06/18 07:48
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第114話「パプニカの女王・レオナの助言とゴウたちとの再会」

【瓦礫の塔 ガーディアンがいた部屋では】

ヒュウゥゥン…… ピカーン……

???「よし、ガーディアンを倒したぞ!」
アラウミ「そうだな。これまでワシらはインフェルノ そしてグリーンドラゴンを倒して来ておるからのう、しかし…残っているのは三闘神のみじゃ!」
ダイ「………」
カワキ「どうした?」
ダイ「上陸する前に、クロノが言ってたの覚えてる? 3体の神様を全て倒してしまえば、この世界の魔法は全て消えてしまうって…」
カワキ「…………」
???「しかし、それが事実とは限らないんじゃないでしょうね…」
ダイ「……。ニコル………」
ニコル「さあ行きましょう。どちらにしても、この先には三闘神が控えていますからね!」
カワキ「いや。肝心のリーダーがあの状態だ、少し小休憩をしようぜ!」
ニコル「ええ。確かに体力を温存するなら、少し休憩をしましょうか!」
ヒュンケル「よしっ。辺りに敵がいないかをオレとネル側のルイージたちで見回って来るから、ニコルとダイたちは休んでいろ!」
ニコル「はい、そちらの方は宜しく頼みましたよヒュンケルたち!」
ヒュンケル「ああっ!」
カワキ「気を付けろ。もしかしたら、強い気配がこの辺りを彷徨さまよっているかも知れねぇから……なるべく用心した方がいいぞヒュンケル!!」
ヒュンケル「分かった。お前の心強い助言に感謝するぞカワキ、じゃあ…オレたちは行って来る!!」
ダイ・ニコル・カワキ「「「…………」」」

そうだね、確かにヒュンケルやニコルの言い分にも一理はあるよ。
それとは別に俺は……、少しだけ彼に嫉妬しているような気がするんだ。
今おれたちがいる瓦礫の塔に上陸する前に聞いてしまったクロノの言葉を思い出してから、マァムは静かに泣いていたからね。
それを間近で見ていたヒュンケルやクロコダインが俺の為に動き出し、彼女を精一杯に慰めてくれた事があったんだ。
きっとあれは……、今の俺に入る余地は全くないと言う証拠でもある気がして……正直悔しかったんだ。

パチパチパチパチ……

ダイ「………」
???「仮にも。勇者様が1人で此処にいるなんて、いいご都合だわ!」
ダイ「……ッ!!!」
???「いや、1人じゃないぞ!」

カキーン………

アリーナ「なっ……!?」
ヒュンケル「オレもダイもアバンの使徒だからな。オレがいる限り、ダイには指一本触れさせないぞ!」
うずまきボルト「おいおいヒュンケルの兄ちゃん。そこは俺にも混ぜてくれってばさ!」
ニコル「さあ。勇者様をお守りする我々6人の本気の闘いを、とくとご覧に入れましょう!!」
ネルさん次元ルイージとトゥーン「「うん、そうだね!!」」
うずまきボルト「さあて。一気に畳み掛けようってばよ!!」

確か、マァムと出会ったのは魔の森だったよね。
アバン先生をデルムリン島で失っていたと思っていたら、バーンパレスで再会出来るなんて夢にも思わなかったよ。
でも、元バーン軍の死神・キルバーンは手強くて…アバン先生だけでは太刀打ち出来ないんじゃないかって思った事もある。
皆がおれの為に戦っているのに、おれはみている事しか出来ないなんて悔しいよ。

ぽんぽんっ

???「それでもねダイ君、あたしたちは戦い続けなきゃ行けないの!」
ダイ「……レオナ?」
レオナ「ダイ君。あたしね……、この長い闘いが終わったら…ポップくんと一緒に色んな世界を見て回ろうと思うの!」
ダイ「………」
レオナ「バーンパレスにいた時はね。マァムと実現したかった未来もあったんだけど、彼が本当に好いているのはマァムじゃなくて…あたしなの!」
ティナ「えっ……?!」
???「アイツはいつも言っていた。いつだってレオナの姫さんに頼って貰えるように、もっともっと強くなり続けたいと!!」
ダイ「クラウド………」
クラウド「このままではヒュンケルやボルトたちが危ない。俺たちも助太刀に行くぞ、ダイ!!」
ダイ「うん。皆……、行こう!!」
クラウド・ティナ・レオナ「「「ああ(うん/ええ)!!」」」

再びヒュンケルたちを守る為に闘う決意を新たにして、少しずつ前に進むと…ヒュンケルたちはカオス軍の幹部・アリーナと闘っていたんだ。
中でも瀕死になりかけているのは、ネルさん次元のルイージとトゥーンの2人のみ。
爆弾やファイアーボールを唱えても、彼女の繰り出す分身拳に寄って弾かれてしまった。
そして最高の技、閃光烈火拳に依って……ヒュンケル以外の仲間が瀕死になってしまったんだ!!

ガクンッ

うずまきボルト「……。くっ……、くそ…………っ!!!」
ルイージ(ネルさん次元)「………うっ。うぅ………、う………」
トゥーン(ネルさん次元)「くっ……。な……、何て手強い相手なんだよ……!?」
ヒュンケル「くっ……。ボルト……、ネル側のルイージ……。トゥーン……」
うずまきボルト「こんな……。こんな所で……、ダイの兄ちゃんさえ守れずに俺は……俺たちは……負ける訳には行かねーんだってばさ!!」

BGM設定:FF6よりアサシン・シャドウのテーマ(FFVII SoundTrackVersion.(別名:ルイージとトゥーン、〜2人の固い絆〜 ※文淡たちが駆け付ける所から暁の戦士に切り替わります))

トゥーン(ネルさん次元)「(自分の力で何とか立ち上がりながらも)うんっ!! 負けない…。僕は……、僕たちは………こんな所で負ける訳には行かないんだよ!!」
ルイージ(ネルさん次元)「(自分の力を粘りながら)そうだね………。僕の力は同じ世界から来た兄さんとは比べ物にはならないかも知れないけど……、僕は……僕たちはどんな事でも諦めたりしないんだ!!」
アリーナ「…………」
うずまきボルト「(ルイージとトゥーンの力を借りながら立ち上がりつつも)なっ……。何だよアリーナの姉ちゃん……、俺たちに何か言いたい事があるなら今の内に言っちゃえよ…?」
アリーナ「…。何で……? 何でそんな瀕死状態になってでも立ち上がれる気力があなたたちにあるの?」
うずまきボルト「約束……したんだよ……。今は訳あって別行動になったサスケさんにまた会う為に、俺は……俺たちは俺たちの出来る事をするって……」
ネルさん次元のルイージ&トゥーン「「…………(コクン、と頷きながら)」」
アリーナ「…………」
ヒュンケル「……? アリーナ??」
アリーナ「……。成程ね…! 今度はそれ自体出来なくなるように、私が使う最高の必殺技・閃光烈火拳をもう1度お見舞いして上げるわ!!」
4人『………ッ!!!』
???「おっと、そんな事は私たちがいる限り……絶対にさせないよ!!」
アリーナ「……ッ!! ぐはっ!!」
ヒュンケル「……ッ!! 文淡、それにゴウたち!!」
文淡ブンタン「カオス軍の最高幹部・アリーナ……。アンタがこれ以上私たちの大切な仲間に手を出そうってんなら、私らだって容赦はしないよ!!」
アリーナ「くっ……、秩序軍の戦士の癖に小癪こしゃくな!!💢」
???「お〜い、大丈夫か? ボルトにネルさん次元のルイージとトゥーン!」
トゥーン(ネルさん次元)「あはは……。あまり、大丈夫じゃない……かも……」
ゴウ「分かった分かった、今回復してやるから3人共じっとしてろっしょ!!」
ルイージ(ネルさん次元)「ありがとう、ゴウくん!」
うずまきボルト「…………」
トゥーン(ネルさん次元)「本当にごめんね…。君たちが来るまでに何とか……、何とか僕たちだけで時間稼ぎをしたかったけどこの有様で………」
ゴウ「いや。十分にいい時間稼ぎをしてたよ、俺たちの為に……そんな状態になりながらも闘っていたんだな!」
船戸イサリ「ゴウ様。後はお任せ願えますか?」
ゴウ「ああ。ヒュンケルやネルさん次元のルイージたちの治療は俺とバッツさんに任せろ!」
ポップ「……。大体のやるべき事は分かったけどよ、俺たちはどうすりゃあいいんだよリーダーさん?」
ゴウ「……。まずイサリと文淡 時リンクとピーチ姫はアリーナの背後から各自が秘めている通常と魔法攻撃で攻めて行き……セリスとポップ リザードンとゲッコウガは空中からの援護を宜しく頼む!!」
ゴウ以外の第1PTメンバー全員『了解でござるぞっ!!』

凄い……、何て凄い闘いなんだ。
ヒュンケルやボルトたちのピンチに駆け付けて来たのは、ボス戦の少ない第1PTのメンバーたち。
ちゃんとリーダーであるゴウの指示に随ながら、リザードンはセリスとポップを自分の背に乗せながらも一生懸命に闘っている。
ポップは炎の魔人・イフリートを呼び出し、セリスは召喚獣・リヴァイアサンで攻撃をしている。
そんなアリーナは戦力を削られながらも、爆裂拳で反撃をしようとしているけど…遅かった見たいだ。
新生船戸一族の1人・イサリが新たに得た無属性魔法・アルテマと、文淡が繰り出した究極の白魔法・ホーリーに依って…アリーナはその場で倒れてしまう。
これで……、これでアリーナの洗脳が完全にけてくれるといいけどね……。

115話に続きます。

はい、最新話を更新しました。
最強の中ボス・アルテマウェポンを倒したダイたち第3PT、しかし…闘いで疲れたダイを目がけてカオス軍の幹部・アリーナが現れる。
その彼を守るように元不死騎団の団長・ヒュンケル、ネルさんの世界から来たルイージとトゥーンで時間稼ぎをしようとするが…彼女の放った最強の技・閃光烈火拳に依り瀕死状態になってしまう。
そんな彼らのピンチを救ったのは、幻のポケモン・ミュウを捕まえると言う夢を持つ陽気な少年、ゴウ率いる第1PTだった。
果たして2つのPTの戦士たちは、アリーナを正気に戻す事が出来るのか?!

次の更新まで、もう暫くお待ち下さい。
本編に関する感想・アドバイスなど、いつでもOKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.205 )
日時: 2022/06/18 15:38
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

えっと、次回作のアンケートを募集したいと思います。

①女武闘家マァムとポケモンたちの復興旅物語←FF世界にあるリックスの村や、モブリズの村を始めとする色んな異世界のほのぼの、恋愛 ギャグが篭った作品
②一護とコハルの夢物語 リメイク版
③大賢者見習いの憂鬱←主に、主人公候補者・ポップの回想を含め…スマブラ組やBLEACH組らと再合流するクロスオーバー作品

今はこの3つを考えていますが、他にも「このスレタイで冒険して欲しい」と言う案がありましたらよろしくお願いします。

ちなみに現在の最強タッグは、こんな感じになっています。

〜秩序組の男性軍〜

①勇者エイト&息吹の勇者・リンク
②蒼炎アイク&龍騎衆・ラーハルト
③マリオ&勇者ダイ
④神官クリフト&猪名寺乱太郎
⑤光の戦士バッツ・クラウザー&ピカチュウ
⑥大賢者見習いポップ&軍師ルフレ
⑦サトシ&ゴウ
⑧うずまきボルト&船戸イカダ+ルイージ
⑨アルドール王レイン&ヘスの王ラスウェル

次は、女性軍編のタッグ表です。


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