二次創作小説(新・総合)

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戦士たちの愉快な日々2
日時: 2022/07/14 07:17
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

こんばんは、女剣士です。
初めましての方は、初めましてですね。

前作のお話が無事完結したので、新しく立てて見ました。
今回は、前作の続編です。

久々に、簡単な注意事項を描きたいと思います。

〜注意事項〜
・この小説は二次小説です、色んな世界の戦士たちが冒険する夢のコラボです。
・ワリオがとある理由で裸族一味に入ってしまったので、笑い過ぎには注意して下さい。
・基本的には主役視点ですが、所々で変わるかも知れません。
・作者に対する暴言や意味不 文句などの辛口コメントは、受け付けません。

↑のように、1つでも当てはまる方がいましたら退場して下さい。

第1章:久し振りの再会 一気に読む>>1-32
第2章:ポップとティナ 一気に読む>>33-72
第3章:少女を守る為に、ポップの決意 前編 一気に読む>>73-123
第4章:俺が本当に守りたい人 バッツSide 一気に読む>>124-155
第5章:対決、宿敵の神・ラヴォス 一気に読む>>156-187
最終章:仲間たちの新たな旅立ち 一気に読む>>188-

101話>>188
102話>>189
103話>>190
104話>>191
105話>>
106話>>
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108話>>
109話>>
110話>>200
111話>>201
112話>>202
113話>>203
114話>>204
115話>>209
116話>>210
117話>>213
118話>>214
119話>>215
120話>>216
121話>>217
122話>>219
123話>>220
124話>>221
125話>>222
126話>>223
127話>>224
128話>>225
129話>>226
130話>>227
131話>>228
132話>>234
133話>>236
134話>>242
135話>>249
136話>>254
137話>>255
138話>>258
139話>>259
140話>>260
141話>>261
142話>>262
143話>>263
144話>>268
145話>>270
146話>>271
147話>>272
148話>>273
149話>>274
150話>>275
151話>>276
152話>>277
153話>>278
154話>>283
155話>>284
156話>>285
157話>>286
158話>>287
159話>>290
160話>>291
最終話>>292
エピローグ>>293

〜コメント〜
ネルさん>>3 >>5
ベリーさん>>53

〜コメント返し〜
ネルさん>>4 >>6
ベリーさん>>54

今後の展開>>24 >>36 >>181 >>289
登場人物紹介 前編>>47 中編>> 後編>>
リクエスト応募>>19
コラボ企画>>27
捜査依頼応募
キャラ紹介>>171
次回予告と見どころ>>32 >>154 >>187
作者の呟き>>135 >>140 >>288
今後の更新状況>>140 >>155
作者とキャラたちの雑談会(裸族編も含む)>>10 >>133 >>212 >>294
味方と敵の区別表 前編>>38
料理対決の主な審査表>>43

〜ゲストキャラ提供者〜

ネルさん作『カオスな日常〜大丈夫ではない〜』より

・ドロッチェ
・ドロシア
・エス

シュウさん作『ポケモン二次創作 最期の足掻き』より

・シュウ
・リゼ
・タツナ
・ミソウ
・レイ
・ユウ

〜取扱ジャンル〜
スマブラシリーズ/星のカービィ/ポケモンシリーズ/ドラゴンクエスト ダイの大冒険/
半妖の夜叉姫など/
スレッド誕生日:4月15日

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.166 )
日時: 2022/06/02 22:25
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

分かりました。
エースなら私も知っているので、頑張って見ます。

リクエストありがとうございました。

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.167 )
日時: 2022/06/03 06:47
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第88話「由希と大切な恋人とイーブイ」

【クリミア国 アイクの家 由希の部屋】

草摩由希「…………」
???「由希先輩。深刻な顔をしていますが、大丈夫ですか?」
草摩由希「大丈夫。こっちにおいで真知、彼らから聞いたある大会について俺が話すよ」

そう言えば、子供の頃の俺ってあまり体調とか良くなかったんだよな。
草摩の1人として生まれ、鼠付きの呪いを掛けられたのがその頃だったなんて知らなかったんだからな。
今俺が読んでいた本は、少し前にコブナが持って来てくれたスマブラX世界の記録がしるされていると言う過去の追体験日記なんだ。
あのミスター任天堂こと、マリオさんまでこの大会に参加していたなんて今まで気づかなかったな……。

【回想:アイクの家 リビング】

コブナ『やった〜、初めて由希様に勝ったよ!』
草摩由希『く〜、コブナは本当に強いなぁ! やっぱり経験者は違うよ』
コブナ『はいっ。いつか来る俺とのリベンジに向けて、しっかり把握して置いて下さい!』
草摩由希『ありがとう。それまでに俺、自分の腕を磨けるように頑張るよ!』

そう、あの時は俺がこの歳になって初のスマブラSPをやらせて貰った時の事だった。
コブナから俺に、英気を養いながらひと勝負をしないかと誘われた時があったんだよな。
その頃は真知と透が夕飯作りでいなかったから、知らなかったかも知れないけどね。
何も経験した事のない俺に、今度はイカダからスマブラSPのサウンドトラックを渡されたんだ。
実際にプレイするだけじゃなく、このサントラを聴くとこれまでの出来事に繋がるってイカダは言ってくれたんだよね。

コンコンっ

倉技真知「…。鍵、かけてないから大丈夫だよ?」
???「あっ、ごめんなさい! でも、わたし……」
草摩由希「大丈夫だよ。君に殺意はないのは分かっているから、入っておいで?」
???「でっ……、では! お言葉に甘えて中に入りますね……!」
草摩由希「うん、大丈夫だから入って来ていいよ!」
???「…………」

ガチャっ ピョンっ(部屋の戸を開き、真知の両膝辺りにイーブイが乗る音)

倉技真知「……ッ!! い……、イーブイ?!」
イーブイ「(首元に何かを巻いている)ごめんなさい。私みたいなポケモンがお話するのって、変でしたか?」
倉技真知「そ……、そんな事……思わない!!」
イーブイ「…。やっぱり迷惑でしたね、なら私はこれで……」
倉技真知「嘘っ!! 迷惑掛けているとか、本気で言ってないから…」
イーブイ「良かった。でも……、本当に大丈夫だったんですか? 折角の貴重な時間を私のせいでおろそかにしてしまいましたが……」
草摩由希「大丈夫。それに君がいつ来てもいいように、少し前にヒュンケルと七代目がこの部屋に来てくれたんだ!」
イーブイ「……? 七代目様たちが……、ですか?」
倉技真知「そう…。確かに誰だってあなたたちのようなポケモンが私たちのように人間の言葉を話すのは不思議に思っているかも知れないけど、私と由希先輩は何も気にしていないから……大丈夫……」
イーブイ「ありがとうございます。それを聞いて、わたしも凄く嬉しくなりました♪」
草摩由希「…。この場合はこのサントラが1番効果的かな?」
イーブイ「あっ! 由希さんが手に持っているそのCDってスマブラSPのサントラですよね? わたし……後半辺りに収録してあるエアリスさんの曲が1番お気に入りなんです!」
草摩由希「いいよ。真知はどの曲をリクエストしたいかな?」
倉技真知「……。あの……由希、私は…光の天使のあの子が駆け付けて来る曲を……お願いします……」
草摩由希「分かった。頑張って探してみるから、暫く待っていて欲しい!」
倉技真知「はいっ……」
イーブイ「…? いつもなら親しみを込めて『由希先輩』って普段から言いますよね…?」
倉技真知「……。あなたが……、イーブイがこうして私と由希の側にいてくれるから……。私だって……変わりたいと……、思っている……」
イーブイ「……。ねえ、真知さん……」
倉技真知「……? イーブイ……?」

BGM設定:FF7より旅の途中で(別名:真知とイーブイ 〜小さな女たちの新たな絆〜)

イーブイ「(真知の左肩に乗り)だったら、これからは私たちポケモンがあなた方や他の皆さんをお守り出来るように……少しずつ精進して行きますね!」
倉技真知「……。イーブイ……」
草摩由希「ありがとう……。ねえ、真知がリクエストしてくれた冥府界ってタイトルが見つからないんだけどどうしよう〜……」
イーブイ「…。次にわたしがこちらに来るまでに由希さんにも全てが収録しているサントラのトラック番号を覚えて頂くしかないですね、真知さん(汗)」
倉技真知「うん……、そうだね……」

私たちとイーブイがこうして出会ったのも、何かの絆を感じるようになったかも知れない。
本来の私と由希が海原高校に通っていた当時は、私自身がなるべく人と関わる事自体嫌だったけど。
生徒会の会計を任せて貰うようになったその日に……、初めて由希にあった。
あの頃は真鍋がなかば強引に由希を連れて来たんじゃないかと疑ったりもしたけど、当時の生徒会メンバーは彼がいる事で次第に本来の活動などに少しずつ慣れていった。
そして由希が草摩の1人であり、遠い昔から約束されたと言う呪いの絆がある事を……以前由希が自ら私に話してくれた事があったのを今でも覚えているから。

89話に続きます。感想OKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.168 )
日時: 2022/06/03 19:28
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第89話「苦しむ少女」

【クリミア国 アイクの家 ティナの部屋】

???「…。違う、私は……私は破壊を望んでなんかいない……」
巨峰キョホウ「ティナ。あれから随分、かなりうなされている!」
ピッコロ「…。当時この娘と行動を共にしていたオニオンの話に依ると、どうやらティナは自分自身が秘めている力を時々恐れているそうだ…」
青煉セイレン「…。ティナ………」

生まれながらに魔導の力を持つ娘、ティナ・ブランフォード。
神々の闘争では一時だけ混沌の駒として、戦っていた事があるとフナムシから聞いた事がある。
私の見えない所で彼女は2日と少しの間、あの長い穴に閉じ込められていたせいで容体がかなり悪化してしまったのか…。
同じようにこの娘が心配で、父上が静かに入って来た事を察したんだ。
あの頃とは違い、少しずつだけど父上の表情は変化して来ていたんだ。

ガクンっ

アラウミ「…。こんな頼もしいお嬢さんが、強い魔力を秘めていたのか…」
孫 悟飯「はい。しかしアラウミさん、今のティナさんは昏睡状態にまで陥りかけています!」
アラウミ「…。なあ悟飯よ、この娘さんを自由にしない大馬鹿野郎は誰だ…?」
孫 悟飯「…。元ガストラ帝国直属の魔導士 ケフカ・パラッツォです! どうやらティナさんは生まれて間もない頃に帝国に長い間居続けていて、望んでもいない教育を強引に受けていたそうです…」
青煉「…。ふざけるな、ふざけるな!! そんな戦いたくもない教育を無理矢理受けた所で、奴らの思い通りになるだけじゃないか!!💢💢💢💢💢」
ピッコロ「青煉………」
???「ありがとう、青煉さん……」
青煉「…。ティナ、気が付いたのかい? ティナ!!」
ティナ「ええ。でも大丈夫、かつて彼が話してくれた出来事は私の過去だから……」
ピッコロ「よしっ。後は体力を回復すれば、復活は近いぞ!!」
孫 悟空「まずはティナの意識が戻ったんだ。後はオラたちが総動員で彼女の介抱に全力で取り組んでやっぞ!!」
アラウミ「ああ。ワシにも手伝わせてくれ、まずは何をすればいい?」
孫 悟飯「そうですね。まずは氷枕を取り替えましょう、そこはアラウミさんといのさんにお願いします!」
アラウミ「分かったぞ。それに関する件は、ワシとその娘さんの出番だな!」

凄い、あの父上が仲間の為に役立てようとしている。
あの頃の私は結局、回復の兆しが無くて帰らぬ人になってしまったんだよな。
イカダが闘わなくていいようにしたのも、私の責任でもあるからね。
でもねイカダ、これ以上は闘うなとは言わないよ。
これからは私たち一族が生まれ変わって、少しでもボルトたちに贖罪出来る位に強くならなきゃ行けないからね!!

90話に続きます。感想OKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.169 )
日時: 2022/06/04 06:11
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第90話「ハイラル国の護衛隊長、アイクの完全復活」

【クロノの世界 王国歴2300年 死の山 最深部】

ググググググっ……

うちはサラダ「よしっ。あのポヨゾー人形のアドバイス通り、抜け殻を押せたね!」
クロコダイン「そうだな。さあゼルダよ、先に登るといい!」
ゼルダ「はいっ!!」

ついに、ついに私たちはアイクさんと再会出来るんですね。
どれほどこの時を待ち侘びたか分からないですが、今は嬉しくて仕方ありません。
目的地の頂上に到着後、時の卵とペンダントは共鳴し合い始めました。
これなら私たち1人1人の祈りは届くと信じていましたが、結局は振り出しに戻されてしまったんです。

パリーン………

うちはサラダ「……ッ!! く、砕けた?!」
うずまきボルト「嘘だろ。時の賢者の爺さんから貰った時の卵が、粉々に壊れてしまうなんて何かの間違いだろ…」
ゼルダ「…………」
クロコダイン「…。ゼルダ………」
ゼルダ「そんな……。私たちは何の為に、此処まで来たんですの?」
うちはサラダ「気を落とさないで下さい。人の命までも、私たちに変えることは出来ないって事なのかな…?」
ゼルダ「……。お願い……、私の声や姿が見えているなら返事をして下さい……」
うちはサスケ「……。ゼルダ姫………」
ゼルダ「……ッ!! アイクさーーーーーん!!」

もう、これ以上待つのは嫌なんです。
この雄叫びこそ、今まで堪えて来た証ですわ。
そのままゆっくりと月は沈み掛けて行き、時が止まった空間に移動しましたの。
この光景はもしかして、あの時の光景その物ですわね!

【タイム・フリーズの中】

ゼルダ「…ッ!! アイクさん?!」
うずまきボルト「クロノ・トリガー…。時の卵、過ぎ去った時間の俺たちなのか? 本当に…、本当に戻って来れたんだな、この瞬間に」
ロック「……。どうやらこの状況で動けるの、今の俺たち位なんだろうな……」
クロコダイン「その様だな。ではロックよ、ゼルダにあの人形を!」
ロック「ああっ!!」
ゼルダ「…………」
ロック「さあ、ゼルダ姫! 後の事はお願いします」
ゼルダ「……。分かりました、それから勝手な事をしてごめんなさい。元の空間に戻ったら2人にさせて下さい…」
ロック「…………」
フナムシ「要するに。此処からは我々の出番はないと言うことですね、分かりました!」
クロコダイン「…。ゼルダ………」
フナムシ「行くぞ獣王よ、我々がいたらゼルダ様が安心出来ないぞ!」
クロコダイン「…。ああ、そうだな……」

それ以上の言葉はなく、今はただゼルダの姿を見守るしかなかった。
ロックが肌身離さず持っていたドッペル人形をアイク本人とすり替えた後、俺たちは先程の空間に再び移動したんだ。
しかし、この険しい道のりを何日かで登り切るのも結構大変だったが…何とか辿り着ける事が出来たようだな…。
俺たち1人1人がアイクの名を呼んだ後、ゼルダの言う通り……此処からは一切関与しない事に決めたのだ!

【死の山 頂上】

???「そこにいるのは……、ゼルダか?」
ゼルダ「………。アイクさん、良かった。また会いましたね!」
アイク「ああ……。ゼルダ……、また会えたな……」
ゼルダ「…………」
アイク「…? どうした?」

BGM設定:FF7よりエアリスのテーマ

ゼルダ「アイクさんの馬鹿、本当に心配したんですからね!!」
アイク「……。ぜ………、ゼルダ……?」
ゼルダ「(思いっきりアイクに抱き着き)これ以上……。これ以上私たちを置いてお1人で遠くに行ったら……、本当に許しませんよ……?」
アイク「ゼルダ……、本当に済まない……」
ゼルダ「アイクさん……。あなたがいなくなった後……、色んな事が数え切れない程沢山あったんですよ…? 別の世界のマリオさんが暴走したり、クロノさんが昏睡状態になったりで……本当に大変だったんですから!!💢💢💢💢💢」
アイク「………ッ!!! ゼルダ……、それでもアンタは俺と会う事を信じて……此処まで乗り越えたんだよな…?」
ゼルダ「はいっ。色んな戦いもそうですが、弱くて何も出来なかった私を強くしてくれたのが……他でもないアイクさんがいたからですわ!」
アイク「……。ゼルダ……くっ……、う う う………」
ゼルダ「……。だからアイクさん、今度は私に……。私たちにあなたの事を守らせて下さいね……?」
アイク「ああ。勿論だゼルダ、そして約束するよ! 俺は二度とアンタや……、ゼルダや他の皆の側を離れない事を……此処で再び誓うぞ!!」
ゼルダ「……。馬鹿……、わたくしより先にアイクさんが泣いてどうするんですか!? 本当に……、本当にもうっ!! 何処まで私を泣かせたら気が済むんですか!!!」
アイク「……。あははっ、いつかの時の魔女が言ってただろ? 俺たち2人が泣きたい時は、いつでも泣いてもいいって!!」
ゼルダ「ふふっ。やっと……、やっと笑ってくれましたね…? アイクさん♪」
アイク「…。おいゼルダ、此処まで俺を泣かせて置いて……最後の最後に美味しい所をあんたに持って行かせるとは反則だぞ!!/////////」
ゼルダ「まあ。ふふっ、うふふふっ♪」

本当は、もっと色々な事をお話したかったです。
これ以上2人の時間に浸っていると、「おい、俺たちを空気にするな!」とクロコダインさんに言われてしまいそうですわ。
これまでに私が言いたかった事をやっと言い終えたら、腰が抜けてしまいましたわ…。
ですがアイクさんはそんな私の姿を見過ごさず、あの頃のように優しく手を差し伸べて下さいます。
すると今度はアイクさんが腰を抜かしてしまい、結局はクロコダインさんの頭の方に乗せて貰う事になりましたわ。
……でも、これでは安心しては行けない気がします。
少しずつですが、この冷たい風がこの世界全体を包み込んでいるような感じがしますの!

91話に続きます。感想OKですよ♪

Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.170 )
日時: 2022/06/04 10:11
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第91話「3人の息抜き」

【クリミア国 アイクの家 玄関】

キュッ……キュッ……キュッ……(ポップが自分の靴紐を結ぶ音)

ポップ「……………」
???「ポップくん!」
ポップ「んっ……? おう姫さん、どうかしたかい?」
レオナ「はい。あたしもあれからね、フリオニールやティファに色々指導して貰ったの。今は例の料理大会の審査員として、2人共出掛けてしまったけどね」
ポップ「…。確かダイの奴もそれで気合入ってたんだよなぁ、全く落ち着きがないのはお互い様だよな♪」
レオナ「そうね。こんな事態だけど、時には英気をやしないたいよね?」
ポップ「ああ。じゃあ俺ァ行って来るからよ、後の事は宜しく頼んだぜ♪」
レオナ「ええっ。……そ、それからコレはポップくんたちの無事を祈るお守りよ? 道中でピカチュウたちに会っても…あたしとポップくんだけの秘密なんだから!!///////」
ポップ「あっ……、当たり前だろ! 多分バッツなら、気配で気付くだろうからその辺は上手く誤魔化しとくわ!!////////」
レオナ「そうね。そこはお願いするわ、ポップくん!」
ポップ「おうっ♪ じゃあ暫く留守にすっけど、ティナたちの事宜しく頼むわ!」
レオナ「ええっ、任せといて!」

以前ロックから話は聞いていた、かつて自分が本来の世界を旅していた頃にティナが今の彼女と同じ事をしていた時があった。
そんな可愛さに見惚みとれちまうとはよ、俺もロックもまだまだだっただろうな。
現にピカチュウはクロノが心配でリックスに向かっていた筈だったけど、途中でサトシとゴウから連絡が入って代わって貰ったらしい。
コハルも今日は一護と一緒に料理対決を見に行くって前から言ってたから、大抵の仲間が不在なんだよなぁ。
それとページワンからの報告に依ると、ティナの容体もかなり良くなって来ているそうだ。

しゅうぅぅぅん……ごっつ〜ん………

ポップ「いっ………、イテテテテテ………」
???「もしやお主、ルフィくんたちの仲間の者か?」
ポップ「へっ!?」
チャカ「やはりそうか。門番よ、この者はルフィくんたちの仲間の者だ。彼を通してやれ!」
アラバスタの門番「はっ! どうぞお通り下さい、ポップ殿!」
ポップ「……? なっ……、何だ何だ?!」

何故かお得意の移動呪文・ルーラの着地が、砂漠の国・アラバスタとは想定外だわ。
さっきチャカって奴が俺の前でルフィたちの名を出していたって事は、もしかして此処もかつては戦争があったって事かよ!
流石は守護隊長だなぁ、あの人は。
………いやいやいやちょっと待て、それ以前に何で俺の事知ってんだよアイツ。
仮にも俺とは初対面の筈だろ、何で俺が名を出す前にバレてんだよ畜生!!

【アラバスタ王国 客室】

???「どうぞ、ポップ殿!」
ポップ「あっ……、ああ……どうも……「ポップーーーー!!」……ッ!! ま、まさか……この声はっ!?」

ぴょんっ かぽっ

ポップ「……。久々の再会だってのに、無闇に俺に飛び付く癖は相変わらずだなぁ、ピカチュウさんよ…?」
ピカチュウ「えへへっ、一応コブラ殿下にもこれで挨拶したけどね。普通に受け入れてくれてたよ?」
ポップ「……。お前なっ! ちぃたぁ遠慮って奴を少しは学べよ、馬鹿💢💢💢💢💢」
???「まあまあポップ、荒れる気持ちも分かるが……今は耐えろよ?」
ピカチュウ「あっ、バッツさん♪(今度は、バッツの頭に嬉しそうに乗る)」
バッツ「あははっ。今ポップに怒られたばかりだろ? 少しは自重じちょうしたらどうなんだよ?!」
ピカチュウ「え〜。だって「此処は君たちの家みたいな宮殿でもあるから、ゆっくり休みなさい!」ってペルさんが言ってくれたから、嬉しくてね♪」
ポップ・バッツ「「……ッ!!!」」
ペル「やあ君たち。元気そうじゃないか、今も旅は順調に続けているのかい?」
ポップ「はっ……、はいっ!!」
バッツ「もっ……、勿論私たちは私たちなりに楽しく旅をしています!!」

この人、見た目だけじゃなく騎士道に関しても上級者クラスだ。
流石は現アラバスタ王国の守護神・ペル、今の俺らみたいな中級者には到底敵わない人だよ。
俺はともかくバッツが頭を下げる姿なんて、滅多にないぞ。
そ〜いやレナの姫さんからコイツの可愛い所の話を聞いたなぁ、バッツは相変わらず庶民だけど……目上の人とか騎士に関して上の立場の人には礼儀を弁えてる場合があるって。
本来の世界で共に冒険していた頃は、普通の旅仲間として変わらなかったとも言ってたなぁ。

【バッツとピカチュウの部屋】

キィィン……

チャカ「どうぞ。まだまだ完成には程遠いが、我々も我々で準備を進めている所なのだ!」
ピカチュウ「(いつの間にかポップの頭に乗っていた)わぁ〜。凄く広〜い! でもいいんですかチャカさん、この部屋を僕とバッツさんのお部屋として使わせて貰っちゃって!」
チャカ「ああ。実は以前から七代目様よりこの国を君たちの新たな拠点地にしようと考えていたんだ!」
ピカチュウ「……? 僕たち皆の新しい拠点地??」
チャカ「ああ。それに今この国を前国王であるコブラ様に代わり、あの若き親衛隊長たちが今の玉座になっているぞ!」
ポップ「ちょっと待って下さい! 話を簡単に纏めると、今このアラバスタってテレシア王女とラゼル殿下に依って保たれてるって事ですか?」
ペル「そうだ。かつて彼らは故郷であるジャイワールで士官学校の生徒だったが、その学校も首席で卒業し……今はこの国の王家の一員になっているんだ!」
ピカチュウ「…。確か戦闘実績だとラゼルの方が1枚上手うわてなのに、学級委員長としてのプライドが高いテレシアさんも頑張っていたんですね…」

カサカサカサカサカサカサ………

ポップ・ピカチュウ「「………ッ!!! な、何か変な虫がこの辺を動き回っているよ〜。助けてくれ(下さい)よ、バッツ(さん)〜〜〜!!」」
バッツ「……。全く揃いも揃って、アレだけは苦手なんだなぁお前たちは(汗)」
チャカ「アレか。確かビビ様も子供の頃はよく駄々を捏ねて、イガラムさんを困らせていたなぁ」
バッツ「意外ですね。私たちの仲間だと……、特にアイクの奴が大の苦手なんですよ…」
ペル「何とっ! ゼルダ様のガードを務めているアイク隊長にも、意外な一面があったとは驚きだ!!」
バッツ・チャカ「「…………(完全に呆れている)」」

むしろ2人が完全に呆れてる様に見えるのって、俺とピカチュウだけかな。
それはともかく、そんな裏話を俺らの前で普通に話しても大丈夫なんですかぁペルさん。
確かにチャカ隊長の言う事にも一理あるなぁ、元敵だったバーン軍も今じゃ俺らの仲間だから流石にアイクの家自身が持たないかも知れないぞ。
……とは言うものの、ついつい無意識で俺とピカチュウはバッツにしがみついちまったが……ゆっくりと顔を見上げると優しく撫でてくれていたんだよな。
意外と平気なのか…? 特に俺の知らないピカチュウを沢山知っているから、正直そこがすげぇ羨ましいぜ…。

92話に続きます。

はい、前回のお話ではアイク復帰イベントを描かせて頂きましたけど。
今回はそのイベントから数日後の、3人のお話がメイン回になっています。
主に前半部分は、幸せそうなポプレオ要素がありますけどw
まあ、所々にギャグ要素が入っていますが……良かったら読者の方に笑ってくれるとこの小説の作者である私としては凄く嬉しいです。
あるサイトを見て、アイクにも苦手要素があったんじゃないかと思って……その表現を今回のお話で実現させて見ました。
実際のアニメ・ONE PIECEでも、主要キャラの1人であるナミとサンジが狼狽うろたえていたので今回はピカチュウ&ポップに狼狽えて頂きました。

前回は感動物でしたけど、今回の最新話はほのぼのを目指して見ましたのでよろしくお願いします。
それでは、次のお話まで暫くお待ち下さい。

あ、感想やアドバイスなどありましたら全然OKですよ♪


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