二次創作小説(新・総合)
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- 戦士たちの愉快な日々2
- 日時: 2022/07/14 07:17
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
こんばんは、女剣士です。
初めましての方は、初めましてですね。
前作のお話が無事完結したので、新しく立てて見ました。
今回は、前作の続編です。
久々に、簡単な注意事項を描きたいと思います。
〜注意事項〜
・この小説は二次小説です、色んな世界の戦士たちが冒険する夢のコラボです。
・ワリオがとある理由で裸族一味に入ってしまったので、笑い過ぎには注意して下さい。
・基本的には主役視点ですが、所々で変わるかも知れません。
・作者に対する暴言や意味不 文句などの辛口コメントは、受け付けません。
↑のように、1つでも当てはまる方がいましたら退場して下さい。
第1章:久し振りの再会 一気に読む>>1-32
第2章:ポップとティナ 一気に読む>>33-72
第3章:少女を守る為に、ポップの決意 前編 一気に読む>>73-123
第4章:俺が本当に守りたい人 バッツSide 一気に読む>>124-155
第5章:対決、宿敵の神・ラヴォス 一気に読む>>156-187
最終章:仲間たちの新たな旅立ち 一気に読む>>188-
101話>>188
102話>>189
103話>>190
104話>>191
105話>>
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108話>>
109話>>
110話>>200
111話>>201
112話>>202
113話>>203
114話>>204
115話>>209
116話>>210
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131話>>228
132話>>234
133話>>236
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135話>>249
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140話>>260
141話>>261
142話>>262
143話>>263
144話>>268
145話>>270
146話>>271
147話>>272
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149話>>274
150話>>275
151話>>276
152話>>277
153話>>278
154話>>283
155話>>284
156話>>285
157話>>286
158話>>287
159話>>290
160話>>291
最終話>>292
エピローグ>>293
〜コメント〜
ネルさん>>3 >>5
ベリーさん>>53
〜コメント返し〜
ネルさん>>4 >>6
ベリーさん>>54
今後の展開>>24 >>36 >>181 >>289
登場人物紹介 前編>>47 中編>> 後編>>
リクエスト応募>>19
コラボ企画>>27
捜査依頼応募
キャラ紹介>>171
次回予告と見どころ>>32 >>154 >>187
作者の呟き>>135 >>140 >>288
今後の更新状況>>140 >>155
作者とキャラたちの雑談会(裸族編も含む)>>10 >>133 >>212 >>294
味方と敵の区別表 前編>>38
料理対決の主な審査表>>43
〜ゲストキャラ提供者〜
ネルさん作『カオスな日常〜大丈夫ではない〜』より
・ドロッチェ
・ドロシア
・エス
シュウさん作『ポケモン二次創作 最期の足掻き』より
・シュウ
・リゼ
・タツナ
・ミソウ
・レイ
・ユウ
〜取扱ジャンル〜
スマブラシリーズ/星のカービィ/ポケモンシリーズ/ドラゴンクエスト ダイの大冒険/
半妖の夜叉姫など/
スレッド誕生日:4月15日
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.121 )
- 日時: 2022/05/19 21:56
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第58話「赤い髪の勇者様の復活⑤」
【クロノの精神世界】
ぺたんっ
ボルト「なっ…。何とか全ての敵を倒し通せたってばさ!!」
幼少期のクロノ『ごめんね。ボクが弱かったばっかりに…、みんなを巻き込んでしまったから…』
ジタン「気にしなくていいんだよ。さあ、大事な思い出ってとこにオレたちを案内してくれよな♪」
幼少期のクロノ『うん。この部屋からだよ!』
あの頃のクロノは確か、8歳辺りだったよなぁ。
今のオレたちが知ってるクロノが、17歳だから……9年前の姿その物だろう。
その扉の先を覗いてみると、10歳位の小さな女の子がいた。
紫色の髪形……、これって幼少期のルッカちゃんか?!
【精神世界:過去のルッカの家 1階】
ピッ ザァーーーー……
ララ『ルッカ。パスコードを止めて!』
幼少期のルッカ『分からないわ、お母さん!』
クラウド「パスコード……。この光ってる青い奴の事だな!!」
クラウドはそう言って、かつでヒュージマテリアを回収した頃の経験を活かしながら正しく入力を開始していく。
確か生前のタバンのおっちゃんが書き記したメモの中に、答えが記されていたな。
最愛の人、それは多分ルッカちゃんのお袋さんだろう。
しかし、その人のスペルを見ると『L・A・L・A』になっていたような気がするなぁ…。
プシュゥゥゥゥ……
クラウド「ふぅ〜……」
幼少期のルッカ『ありがとう、金髪のお兄ちゃん!』
クラウド「間一髪だったな。これからは俺のように、機械とかについてしっかり学んで行くんだぞ?」
幼少期のルッカ『はぁ〜い!』
幼少期のクロノ『ルッカ、大丈夫だった?』
幼少期のルッカ『うん。あのね、大きな剣を背負ってる金髪のお兄ちゃんがルッカのピンチを助けてくれたんだ!』
クラウド「…。用は済んだな、俺たちは帰るよ」
幼少期のクロノ『ねえ。兄貴たちが帰るのはそっちじゃない筈だよね?』
クラウド「……? ま、まさか……あんたが!?」
クロノ「(本来の姿に戻る)そう。今まで兄貴たちを導いて来たのは僕だったんだよ、ごめんね…今まで心配かけ…「クロノ!!」わっ!! な、何なのジタン。急に飛び付いて来たら危うく腰抜かしそうだったじゃないか!!」
ジタン「(思いっきりクロノに抱き付き)馬鹿野郎!! 今までオレたちの前から姿をくらませやがってよ、本当に心配したんだぞ畜生!!💢💢💢💢💢」
ルッカ「そうよ。あんたがいない間、どんだけ心配したと思ってんのよこの大馬鹿者!!💢💢💢💢💢💢」
クロノ「ジタン……ルッカ……、そして皆。本当にごめんね!」
ルッカ・ジタン「「うえ〜ん。良がった良がった、本当に良がったよ〜!!!」」
ジタンにルッカ、泣きたい程再会したいのは山々なのは俺たちだって十分に分かるが。
まずは、ダイたちの世界に帰ってからにしようか。
お互い1人1人の手をしっかり握ったまま、俺は脱出魔法・リレミトを唱える。
淡い光に包まれたまま精神世界から脱出すると、気が付いた時には見慣れた場所に付いていた。
そんな俺たちに気付いて駆け付けて来たのはタツナとミソウ レイ リゼ、そしてクロコダインたちだった。
59話に続きます。感想OKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.122 )
- 日時: 2022/05/20 07:10
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第59話「それぞれの気遣いと苦労」
【クリミア国 アイクの家 リビング】
キィィン……
炭治郎「あっ。暁のアイクさん、いつも見回りお疲れ様です!」
暁アイク「ああ、お疲れ!」
炭治郎「……? あのっ…済みません」
暁アイク「どうした?」
炭治郎「えっと……。そのぅ……、あの騒動の後……ジタンとルッカさんはどうしたんですか?」
暁アイク「…。泣き疲れたらしいから飯時まで寝てるとせつなが言ってたぞ、いつ同じ事になりかねないから自分が残ってアイツらの傍についていたいそうだ!」
炭治郎「そうでしたか……。さてと、楽しい雰囲気になった所で全員分の洗濯物をやろうか!」
ハッサン「おっ? 全員分の洗濯物を畳むのか? それなら炭治郎、オレもそいつを畳むのを手伝うぜ!」
炭治郎「えっ…? でっ……、でも……」
ミソウ「私も炭治郎を手伝う。きっとシュウやタツナならそうしているかも知れないから。」
炭治郎「…。ありがとうハッサンさん、ミソウさん!」
かつては俺もこんな風に、禰豆子や弟たちに恵まれていた事があったな。
父さんが病気で早くに俺たちの前から逝ってしまい、その後は母さんが1人で俺たち兄妹の面倒を見てくれていたんだよな。
勿論俺と禰豆子も母さんの負担にならないように手伝っていたけど、『アイツ』が来るまでは幸せだったんだよな。
父さんに母さん……そして大切な弟たち、遠い空の何処かで今も俺の事を恨んでいないだろうか。
BGM設定:FF7よりエアリスのテーマ
ポタリ………ポタリポタリ……
炭治郎「うっ……、ううっ………」
ミツキ「炭治郎……? どうかしたのかい?」
炭治郎「ごめんなさい。こうして皆と楽しく過ごしていたら何か、かつて幸せだったあの頃を思い出してしまったんです……」
サラダ「炭治郎さん……」
炭治郎「…………」
子リンク「…。良かったら全員分の洗濯物、残っている僕たちが引き継ぐよ!」
炭治郎「ありがとう。でも……」
ナミ「その位ならいくらでもいいのよ炭治郎くん。あたしたちは1人じゃないんだから!」
リゼ「はい。私たちは支えあってこその1つのチームです。後は私たちがやって置きますから炭治郎さんはゆっくり休んでいて下さい!」
炭治郎「……。何もそこまで甘える訳には……」
ミソウ「何を言っているんだ炭治郎。お前はこの所疲れている。十分に羽根を休めるのもお前や私たちにとっては大切な事なんだ。」
ハッサン「そうだぞ炭治郎。休める時に休んで置かないと、後で後悔すんのはお前さんの方だからよ!」
炭治郎「…。ありがとう、皆!!」
ナミ「あっ。ねえドロシア、今日までの材料ってまだ残ってるかしら?」
ドロシア「う〜ん……、一応ギリギリって所かしら。後で私、ティファやロビンさんと一緒に買い出しに行って来るわ!」
ナミ「分かった。そっちは任せたわよ!」
ドロシア「ええっ!」
凄い……、それぞれがそれぞれの役割で意気投合するなんて。
いずれ皆には話さないと行けないけど、今はその時じゃないからなぁ。
気分転換に家の外に出ると、囚われていた人たちが戻って来ていた。
…やっぱり、ポップさんやティナさんたちが俺たちを守る為に向こう側に行ってしまったからその必要が無くなったんだろうなぁ。
【家の外】
タタタタタっ
ダイ「あっ、炭治郎さん!」
炭治郎「ダイくん、どうかしたのかい?」
ダイ「あの〜。もし良かったらなんだけど……俺たちと一緒にお花の冠、作ろうよ?」
炭治郎「……? えっ…?」
ロック「実はよ。丁度手際のいい奴を探してたんだけどさ、善逸は緊張感出しっぱなしで全然やれてなかったんだよなぁ」
ダイ「うんうん。かつての頃出会った先で散々な目にあったってトボトボしながら言ってたから、それが相当なトラウマになってるかもしれないんだって……」
ロック「……。まるで、第2のエドガーだな(汗)」
ダイ「うんうん……」
エアリス「コラ2人共。お話するのはちゃんとお互いの作品が出来てからよ? それまでの間、お喋りするのはだーめ!!💢💢💢💢💢」
ロック・ダイ「「はっ……、ハイ………orz」」
あはは、まるでエアリスさんが熱血教師みたいになってるね。
そんな2人に対し、マァムさんと時リンクさんは黙々と仕上げていた。
久々にやったってロックさんが困り始めていると、時リンクさんが彼の元に駆け付けてカバーをしている様子が目に見えたんだ。
あの騒動以降紅葉さんやクロノさんたちがいないけど、気晴らしに何処かへ行ってるんだろうか。
60話に続きます。
はい、炭治郎視点でのお話でした。
今回は本作の一部分を描写内に描いたので、ネルさんにとっては涙目になるかも知れません。
そのアイツとは、間違いなくあの鬼しか考えられません。
果たして、炭治郎の明かされる過去とは一体!?
感想OKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.123 )
- 日時: 2022/05/20 11:02
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
ごめんなさい、ネルさんからのリクエストは一旦中断します。
60話から学パロ編ですので、ご了承下さい。
※本編で離脱したメンバーもこの時のみいると言う設定なので、宜しくお願いします。
第60話「楽しい学園祭①」
【スマブラ学園 正門】
ギギギギギギ……
クロコダイン「んぐぐぐぐ。これは予想外に重いぞ!」
ハッサン「仕方ねぇ。肩慣らしにいっちょやるぜ! ふんっ!!」
ヒュンケル「流石だな。やはり名のある大工の息子というだけはありそうだ」
ハッサン「あぁん? おいおいヒュンケルさんよぉ、その『だけ』と言うのは一言余分なんだぞ?」
ヒュンケル「済まない。気に障ったなら謝るよ」
各クラスの皆さんも、準備で大変そうでいらっしゃいますね。
こんなにも皆さんが忙しくしていらっしゃるのは、いつ以来なんでしょうか。
私のいた高校では色々な事があって大変な時もありましたけど、昔の記憶から解放されて今は自由に生きています。
それは、私の叶えたかった唯一の願いでもありましたから。
バサリ……
透「ごっ……ごめんなさい、私ったらうっかりしてしまい……」
土井半助「いや〜こちらこそ悪かったよ透さん。此処はワタシに任せて、君は彼の元に行きなさい!」
透「でっ……、でも……」
黒井ななこ「草摩。他ならぬ土井先生からの有難い気持ちを今受け入れんでどないするんや、いつでもソイツと一緒にいられるようにウチら教師が全力を尽くしたるからな! あははははははっ!!」
土井半助「ちょっ……、ちょっと黒井先生! それは流石にマズいでしょう(汗)」
黒井ななこ「何を言うとんねん。既にマスター校長から直々に許可は降りてるんやで!!」
土井半助「……。第2の学園長降臨で、ワタシとしてはこの先が不安です……」
透「あはははははっ………」
確かに、半助先生のお気持ちもよく分かります。
あの高校にいた時でもきっと、私はまた同じ事を考えていたに過ぎませんからね。
その途中シュウくんにあって、夾くんが何処にいるのかを聞いてみたらいつもの場所にいるという事が分かりました。
あの場所は私と夾くんにとって、思い出が詰まっている場所でもありますからね。
【1階廊下】
透「…………」
マァム「あっ、透! 丁度いい所にいたわ!」
透「はい?」
りんご「……。こうなったら、駄目元でも行きますよマァムさん!!」
マァム「ええっ!!」
透「………???」
ぐいぐいっ…… ずりずりずりずりずり………
由希「ほら。ティとダイが血相変えて君たちの事を探してたから、さっさと戻るよ!!」
りんご・マァム「「え〜、これからだったのに〜!!!」」
小狼「駄目だって2人共。急に暴れたら危ないだろ!!」
りんご「ぷ〜〜〜〜〜!!」
マァム「…………。これでも私、ダイの為に頑張っているのに酷いわ!(ボソっと呟きつつも、いいタイミングで邪魔された為不機嫌になっている)」
由希「はいはい。今は自分たちの事に集中しようね?」
マァム「…………。わ、分かったわよ!」
由希くん、いつも助かっています。
肝心な事を聞きそびれましたけど、他の皆さんの出し物って何でしょうか。
私のクラスには夾くんとクロノさんがいて、いつも休み時間は2人で移動する事が多くなっています。
お互いに猫が好きだから、気が合うかも知れませんね。
それでも……それでも私は、切ないです。
夾くんをよく知っているのは、私や由希くんしかいないのにこんなに切ないのは初めてなんです!!
カツカツカツカツカツ………
夾「透!!」
透「きっ……、夾くん! 私、私……」
夾「わ〜。そうやってすぐに泣くんじゃねぇよ馬鹿!!」
透「う、うぇ〜ん……。良がったです〜!!」
夾「……。相変わらず変わらないな透は、今すぐじゃなくてもいいから……その泣く癖を何とかしとけよな?」
透「ごっ……、ごめんなさいです………」
夾「歩きながらでもいいから、話くらい聞いてやるよ!」
透「はい………」
かつて私と夾くんがいた海原高校では、こんな風に2人きりになれる時間さえもあまり取れませんでした。
あの時黒井先生が仰っていたのは、こういう時間の事を指していたんですね。
夾くんは何も言わず真っ直ぐ私を見て、何かを言うのを待っています。
だけど、中々言えずに困っていると私の肩を引き寄せながらこう言いました。
「透。そんなに焦ることはないぞ、ゆっくりずつでもいいから時間を掛けて俺に話せ」と、夾くんらしくもない言葉を聞いたらつい笑ってしまったのは内緒の話ですw
61話に続きます。
はい、まだ①ですがまさかのりんご&マァムがやらかしてしまいました。
そんな彼女たちを止める由希と小狼、グッジョブです。
ちなみに本作に登場した黒井先生は、「らき⭐︎すた」からの登場キャラクターです。
土井先生は忍たま、小狼は「カードキャプターさくら クリアカード編」に登場する主要キャラの1人です。
以前再放送や新シリーズとしてやっていたので、ちゃんと言語は把握しています。
勿論、他のキャラも出てくる予定ですので宜しくお願いします。
感想OKですよ♪
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.124 )
- 日時: 2022/05/20 21:25
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第4章:俺が本当に守りたい人 バッツSide
第61話「大切な人への気持ち」
【スマブラ学園 2年A組】
わいわい がやがや
セルフィ「ねえねえコハル〜。一護先輩を好きになったきっかけは何や?」
コハル「……。悪い敵を倒そうとしてる所、かな。前に一度だけなんだけど、彼のいる死神の世界に迷い込んじゃった事があってね!」
リノア「分かる分かる。一目で好きになったって奴でしょ? わたし、その話すっごい好き!!」
コハル「あはははははは…」
柊かがみ「ちょっとリノアさん。いくら彼氏持ちだからって私やつかさを場外にするのはやめてって前から言ってるわよね?」
リノア「いや〜。かがみちゃんにはこの話題に付いてこれない気がしてね?」
柊かがみ「ほう〜? 私が何も知らないと呟くとはいい度胸だな、状況次第では私があなたを罰するぞ?(ゴゴゴゴ…)」
リゼ「だ、駄目ですってかがみさん! 万が一リノアさんに何かあったら、それこそスコールさんが黙っていませんよ。」
コハル「………」
ある意味、嫉妬だろうね。
確かあのオペラ劇場を出し物にしてるのが、隣のB組だね。
ダイくんとマァムは別の役みたいだし、確かあの劇場での戦士役をジタンが演じるって聞いた事がある。
対する王子役をヒュンケルが担当し、最後の女優を攫う役をスコールが担当するみたい。
きっと、私たちにない素敵な出し物になるんだろうなぁ。
ガラガラガラー
エアリス「ねえ、このクラスにコハルはいるかな?」
コハル「エアリス先生。どうしたんですか?」
エアリス「うん。本当はダイ本人が練習する予定なんだけど、何日か前辺りからね……彼自身が風邪引いたみたいだからマァムと一緒に早退しちゃったのよ!」
コハル「……。その代役として、わたしがその役をやって欲しいという事ですか?」
エアリス「そ。ねっ? 貴重な体験だし。中々ないチャンスだとおねーさんは思うんだけどなぁ」
コハル「……。あの、私で良ければやらせて下さい!!」
エアリス「ありがとう。一護にはわたしからちゃーんと話して置くね!!」
コハル「まっ……、待って下さいエアリス先生!!」
本番直前にまさか、ダイくんが風邪を引いてしまうなんて。
中々ないチャンスだからとは言え、強制的に引き受けてしまったけど。
それ以前にわたし、問題の歌詞で歌い切れるかどうかが心配だよ〜。
授業が終わる鐘が鳴り響き、各自解散となったんだけど……どうしても不安でいっぱいだった。
【公園】
コハル「はぁ〜……」
ミソウ「コハル。こんな所で何をしてるの?」
コハル「うん。初めてあの出し物の代役を任されたから、ちょっと不安になっちゃったんだ…」
ミソウ「私は…悪くないと思うわ。」
コハル「えっ……?」
BGM設定:クロノ・トリガーより夜の底にて(別名:ミソウとコハル、〜かけがえのない大切な友人〜)
ミソウ「さっきね。あなたのクラスを通り掛かった時に聞いてしまったの。あなたにも…大切な人がいるんだなって思ったわ。」
コハル「………。やっぱり、恥ずかしいよ……」
ミソウ「エアリス先生の前で引き受けるって誓ったんだから堂々とやりなさい。私から面と向かって言うなら。コハルにはそれが出来るって事よ。」
コハル「……。つまり、私自身が後悔しないように演じればいいって事かな?」
ミソウ「うん。その気になればコハルは大丈夫よ。私はそう信じてる。」
コハル「ありがとうミソウ。私、頑張って見るね!」
ミソウ「うん。また何かあったら言って。私で良かったらいつでも相談に乗るわ。」
コハル「うんっ!!」
初めてだなぁ、リーリエやスイレン以外の友達に相談したのは。
引き受けたからには、最後まで貫き通す!
うん、何だかやる気満々に慣れた気がするよ。
ミソウは私が話してる時もずっと、表情を変えていなかったなぁ。
もし自分がこの役を引き受けたら、シュウに想いを伝えられるかどうかってきっと悩むに違いない気がするから。
62話に続きます。
はい、最新話更新です。
今回はコハルとミソウがメインのお話です。
ベリーさん、いかがでしたか?
宜しければ、評価をお願いします。
感想はいつでもOKですよ♪
それでは、次のお話が更新するまで暫くお待ち下さい。
- Re: 戦士たちの愉快な日々2 ( No.125 )
- 日時: 2022/05/21 08:29
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第62話「好きな人へのお返し①」
【スマブラ学園 家庭科室】
ゴウ「………。そう言えば俺、お菓子とか全然作った事がないんだよなぁ〜」
伝説のポケモン・ミュウを手に入れると言う夢があった時は、幼馴染のコハルやサトシと一緒に色んな世界や地方を旅して回った時期があったな。
人とポケモンがこれからも仲良く暮らせるようにするにも、俺にとっては大事な役目でもある。
それ以外だと、俺には何の取り柄もないんだよなぁ。
仕方ない、図書室に行ってお菓子を作る為の本を何冊か借りて来ようかな。
ガラガラガラー
ポップ「おっ? 何だよゴウ、先に来てたのか?」
ゴウ「ぽっ……、ポップ先生!!」
ポップ「何なんだよその顔。俺が入って来ちゃ悪いかよ?」
ゴウ「いえ、そうじゃないんですが…」
デンキ「ポップ先生、先に早退したマァム先輩から連絡があって…ダイくんの容体は更に悪くなって来ているそうです!」
ポップ「分かった。職員室か昇降口の近くにクラウザー先生かピーチ先生がいる筈だ、もし会ったら彼らにそう伝えるといいぜ!」
デンキ「はいっ!!」
今のって、高等部1年の雷門デンキって奴だよな。
雷門カンパニーの息子で、電気関連に付いては彼が特に詳しい。
それって、ピカチュウや他のポケモンたちの能力とかも調べられる気がするな。
そうだ、思い付いたなら自分から行動開始っしょ!!
その後に自分の作りたい物について、探しに行けば何とかなる!!
【廊下】
タタタタタっ
ゴウ「待てよ、デンキ!」
デンキ「ゴウくん。どうかしたの、そんなに息切らして」
ゴウ「デンキ。実は…この学園にも同じ電気関連のあるポケモンがいるんだよ!」
デンキ「歩きながらでもいいなら、もっと詳しく聞かせてくれないかな?」
ゴウ「ああ。勿論いいぜ!」
BGM設定:FF7より旅の途中で
カツカツカツカツ……
デンキ「…。確か2年A組のクロノくんも心の使い手が天だから、一部の蘇生魔法が使えるってクラウド先生から大抵の話は聞いていたんだよね!」
ゴウ「心の使い手?」
デンキ「うん。少し前に同じクラスのミツキくんから聞いた話なんだけどね、簡単に言うと……心の力と言うのは君のいる世界で例えるとその人の主な属性になるんだよ!」
ゴウ「……。つまりクロノ先輩は雷属性ということは……、彼を慕っているルッカ先生は炎属性の使い手って事になるんだな?」
デンキ「うん。心にはそれぞれ天 冥 火 水と言う4つの力があってね、冥=つまり闇属性の魔法を使う人を表しているんだって!」
由希「いたいた。こんな所にいたのかいデンキ、さっきからメタルが血相を変えて君の事を探していたんだよ!」
デンキ「ごめんなさい。代わりにお願い出来ませんか、ボク…どうしても自分の世界にない追体験の話に夢中になってしまったので!」
由希「いいよ。今回は大目に見て置くけど、次からは遅れないようにしてね?」
デンキ「はぁ〜い!」
デンキの奴、ポップ先生の前や由希先輩の前だと満面の笑顔を見せる事があるんだな。
サトシやボルトもそのくらい笑って……、いやいやいや……あの2人はほっとくと好きな趣味とか自身の夢とかを強制に語り出してる最中に暴走しかねないから要注意だろ!!
この学園内には、頼もしい生徒会長がいるんだ。
忍術学園内でどんな不審者にも気配を感知出来る能力を持つ小松田さんがいるから…って言っても、お茶系などの小道具類は危険なんだよなぁ。
う〜ん、どんな時でも的確に判断出来る人と言ったらマァム先輩を置いて他にはいないな!!
63話に続きます。感想OKですよ♪
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