二次創作小説(新・総合)

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もうカオスしかないありふれた日常
日時: 2022/11/11 23:58
名前: 晴哉 (ID: J0KoWDkF)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=29355

皆さん、初めまして。 もしかするとお久し振り、な方もいるかもしれません。晴哉と申します。何か面白い小説を書きたいと思い、他の作者さん達の日常系小説が非常に面白かったので一時期執筆していたのですが、日常生活の多忙さを気にしてしまい前作を休止していました。しかし、何月経とうとも更新を続けている方の姿を見て、もう一度小説を書こうという決心が芽生え、今回リニューアルすることにしました。

※この小説は前作である『カオスがかったありふれた日常』のベースを一部引き継いでいる所が有ります。


 〔 目次 〕

 序章 >>1-8

『神社de情報交換会』>>14-18

『問題児達が別惑星から移住してくるみたいですよ?』前編 >>23-25 後編 >>29-35

『激闘!リベンジをかけた大運動会!』
 ・運営って意外な理由から選定される事って多いよね >>46-50
 ・ギャグカオス展開は開幕でも容赦なくやって来る >>61-64
 ・恋する気持ちと力か技か >>71-75
 ・狂怖の晩餐に少量の角砂糖を添えた昼休みを >>82-85
 ・S.K.ムカデは山も川も越えるのか? >>90-93 >>97-100
 ・カラフルに彩られた譲れぬ戦い >>105-109
 ・運動会の醍醐味は混乱と知能と恋愛で出来ている >>126-131
 ・仙酌絶唱の応援合戦! >>142-146 >>154-157 >>171-175
 ・狂気の裸イブと全終焉 >>189-194 >>206 (詳細 >>209-213)
 ・エンディング >>207

『オリキャラ達のバレンタイン』>>161-163

『幻想入りしたギャグ100連発』>>164-165


  ー 注意事項 ー

・この小説はクロスオーバーが発生します。
・この小説では、独自解釈によるキャラ設定(キャラ崩壊率76573%)がいくつか施されていますので、どうかご了承下さい。また、設定変更の可能性もあります。
・圧倒的文章力(の少なさ)、徹底的誤字数(の多さ)
・キャラ貸し出しも可能です。その際はコメントで許可をお願い致します。
・荒らし相手にはそれ相応の処置を取るのでそのつもりで。
・更新は壊滅的に遅いです。下手すると数ヵ月掛かることもあるので、よほど暇な方のみが読まれることを推奨致します。
・URLの部分にかつてボツにしてしまった私の小説の前作品を入れました。もし暇がありましたら読んでみてください。

↓New!!
・これは人によっては制限されてない様ですが、こちらの小説ではマナーを守った投稿をお願いします。
 (ダメな例:初投稿時に自己紹介が無い、挨拶がない、応募系統の事項しか書かないetc…)


〔登場ジャンル(メイン/サブ/緊急追加)〕
オリキャラ・東方・スマブラ・音ゲー/VOCALOID・ドラクエ・デレステ/FGO




  ― ようこそ、幻想郷NEOへ ―

Re: もうカオスしかないありふれた日常【大運動会編突入】 ( No.69 )
日時: 2017/04/20 09:28
名前: DDデビル (ID: nFzbPnkS)

どうも、DDデビルです!

ちょっw待てwwwww
開幕からもういろいろ起きてんじゃねーかwwww
選手宣誓のゲップに国歌斉唱wwww
音ゲー好きこんなにいたのかwwww俺も多分そっち側の人間ですねw

ポルナレフ「ワルイージ、シン!お前らもおかしくなったのか!?」(一人だけ歌っていない)

リンレンのアルゴリズム体操は、かわいいですwなぜ!?と思いましたがw
DDデビル「かわいい。異論なしだ。」
ワルイージ「忘れてた、Dさんはリンレンだけにはヒール性ゼロで超いいやつになるんだw」

競技の名前無駄にかっこいいですねw
そしてスターターwwwwえwwwww
ラスボスがスターターって豪華すぎるだろwwww

そして、景品なら、うちの3人が意見があるそうです。

ワルイージ「金。500万ぐらいとかどうだ?シンから寄付でw」
シン「おい!」
ポルナレフ「サザンクロスの町の所有権とか」
シン「おい!」(2回目)
ワルイージ「じゃあクッパの砦や城、贈呈するってのはどうだ?」
ポルナレフ「いいな!クッパ400個ぐらい城や砦持ってて持ちすぎだろ!10個ぐらいいいよな。今いらない城ないか確認する!」
シン「10!?1でも十分すごいだろ。」

というわけで、うちからはクッパ(DDデビルサイド)の城の一つの所有権をプレゼントします!(え)
勝ったチームが自由に使えますw
シン(土 地 が 景 品 の 運 動 会 なんてどこの運動会だ!?)

ではまた!

Re: もうカオスしかないありふれた日常【大運動会編突入】 ( No.70 )
日時: 2017/04/24 20:43
名前: 晴哉 (ID: KQb493NG)

あぁ……… またまた荒らしが増えてきたな……… ………いや、厳密に言うと『最低限の常識が欠落してる人』ってだけであって、当人は多分荒らす気は無いんでしょうけど。それでも、自分の非を認めた上で反省はしてもらいたいですよね、やっぱり。2年近く執筆し続けててもそれが欠落しっぱなしという困った人も居るみたいですし;





>黒猫δさん

初めまして! 1度活動休止する以前から、あなたの事はご存じではありました! しかしながら、実は俺、ドが付くほどのシリアス小説がてんでダメな性分だったもので、ろくに感想を書きに行く勇気が持てないでいたのです;何とも恥ずかしい話です;
対照的なギャグ全快(?)小説ではありますが、笑って頂けてるようで本当にありがたいです!! コーラネタの元ネタ、確かハイ何ちゃらウォー何ちゃらだったような………?

迅「うろ覚えなんですか;」

前回のラジオ体操は流石にやり過ぎました; 下手に取り入れようとしないものですね; そして差し入れ有り難うございます!

龍「オイ、マスター、確か小豆苦手だって言ってたけどよ、杏仁豆腐は大丈夫なのか?」
晴哉「ゴメン、無理。次の種目で不幸な目に遭ってしまった奴にあげようと思う………」



>ゆめひめさん

豪華すぎる関係者の皆様の中で運動会は始まりました! この豪華さはまだまだ続く………?ので、どうぞ今後もお楽しみに!

ロム「しかしうちの作者、よく異世界のSB69組をブチ切れさせかねない展開よく書いてるよな………; 反省する気はねぇのか?」
晴哉「あるにはあるんだけど、困った時に何かと頼りにしてんのはSB69組の皆だからな………;」
クロウ「そりゃどっちの意味で言ってるんだ?;」

クリクリのようかい体操は可愛いに決まってる(真理)

しかし、確かにカキコ版運動会でソニックが徒競走で負けるシーン、かなり多いような………?

優勝商品提供、有り難うございます! 勿論、ジェロームとロランのエイプリルフール限定写真も頂きます←←←


>トクマさん

国歌認定されちゃった音ゲー楽曲や、余りにグダグダし過ぎた選手宣誓など、開幕から爆笑展開ですwww

晴哉「えっ? オリキャラ6人のイメージソング? 基本的には音ゲー楽曲だよな?」
6人『まぁそうですね』
霊夢「えっ、それで良いの?;」

魔界のエンターテイナー、この異名の由来はとある幻想入り動画で実際にゾーマ様につけられたものなのですが、まさか遊戯王に持っていくとはwww

リアルスマブラでは、ソニックはガチで苦手です; 速すぎて場外落下ばかりしてたからな………;

優勝商品の受付は、pixivで昼食回を載せるまでを予定してるので、まだまだ時間はありますよ! なので焦らないでも大丈夫です!

晴哉「最後のフレーズ聞いた瞬間、俺とトクマさんはほぼ同年代だと悟った」


>No@hさん

gdgd過ぎる開幕&とんでもないスターターにより始まった晴哉side版・大運動会、楽しんでもらえて何よりです!

色々と台無しにしまくる展開、そして次回の種目に裸族は現れるのか!? 乞うご期待!

そして優勝商品として魔導菓子の詰め合わせ、有り難うございます! 随分と特殊な物が多いんですね!


>DDデビルさん

開幕からやっぱり晴哉sideは頭が可笑しい展開が満載でしたw 無駄にカッコいい競技名とラスボスターターはもはや突っ込み所満載ですwww

そして優勝商品考案ありg……… ………えっ?

MZD・晴哉『アイエエエエエエエエ!?オシロ、オシロナンデ!?』
タブー・紫『二人が壊れた!?』
Wハンド『もう……… 何コレ………;』

そしてDDデビルさん、リンレンの大ファンだったんですね! 和んでもらえて何よりです!




さぁ、今から更新しますよ!! 感想は今からは書かないで下さいね!!

恋する気持ちと力か技か ( No.71 )
日時: 2017/04/24 22:00
名前: 晴哉 (ID: ybF6OwlW)

徒競走が終了し、次の第2競技へと移ろうとしていた!



晴哉「それでは第2競技!『食欲全開!パン食い競争』だァァァァァァ!!」
全員『ウォォォォォォォォォォォォ!!』



〜 最低限のルール 〜

・各団2名ずつの参加
・大方のルールは普通のパン食い競争同様ではあるが、取ったパンの種類によっても得点が変わる
・レースとパン、二種類の得点の合計が最終的に獲得する得点となる(MAX:100+100=200) 逆に選んだパンの種類によってはマイナスの物もあるため気を付けるように
・他人への妨害、パン複数個の所持は失格扱いとする
・ちなみにどんなパンなのかはゴールして食べてみるまで全く分からない



ミスティア「ちょっと待って!? 得点がマイナスになっちゃうパンもあるの!? コレ絶対マズイ物よね!?」
オリマー「オマケに食べるまでは一切分からないというのがまた怖いですね;」
紫「どうやら参加メンバーが決まったみたいね。それじゃあ発表させてもらうわ」



深紅団:カービィ・デデデ
瑠璃団:美鈴・天子
翡翠団:影無・ファルコン
琥珀団:王牙・リザードン



デデデ「カービィ、パンは1つしか取ってはいけないのだから吸い込みは止めるゾイ;」
カービィ「え〜〜!?ダメなの!? 食べたい食べたい〜〜〜!!」
デデデ「ダメゾイ!!」(カービィの口を塞ぐ)
カービィ「むぐ!?むぐぐぐぐぐ!?」
美鈴「この辺りで私も行きましょうかね………」
天子「出るからには狙うは優勝よ!」
影無「全力を尽くすのみ………!!」
ファルコン「うむ、良い心掛けだな!」
王牙「この辺りで俺も参加しないと………」
リザードン「やるからには勝ちにいかねぇとなぁ!」

ゾーマ「………うむ、全員がスタートラインに立った様だな。それでは位置について、 よーーい………」



 \パァン!!/



晴哉「さて始まった第2競技・パン食い競争! 出だしはほぼ全員横並びで並んでいるか!? しかしマスハン、デデデはよく機転を利かせましたね〜」
マスハン「カービィだと……… 吸い込みで ……… 失格に…… 成りかねない………」
クレハン「口を……… 塞がせたまま……… 走るなんて……… 随分と……… 器用なものね………」

晴哉「そして今回、8人が目指すパンの前に立ち塞がるのは………!!??」

8人『………………ハァァァァァァァァァァ ァァァァァァ!!??』




















晴哉「長さ20mの巨大な鉄柱だァァァァァァ ァァァァァァ!!!!」
全員『イヤどうやって建てたんだよそんなもん!!??』


なんと彼らの目の前には、高さ20mもの巨大なT字型の鉄柱がそびえ立っており、肝心のパンはというと、T字の横に伸びてる部分にかなり長めの糸を吊るして、そこにくくりつけられていたのだ!?
※糸の長さは2mとかなり長いのだが、それでも地上から18mは離れている


影無「………鉄柱とは言ってたけど、構造はどちらかというと鉄の骨組みに近い形だね。 だとしたら、十分な足場を駆使して登っていけば………」



そう考えた影無は、鉄柱によじ登るためにハイジャンプしようと周りを見回した。

………しかしどうした事だろうか?





 も う そ こ に は 全 員 の 姿 は 無 か っ た



晴哉「あ〜〜っとぉ!! 何という事でしょうか!? リザードンとデデデ(とカービィ)の3体は空を飛んでパンを取りにかかるつもりだァッ!」
MZD「天子の方も、空中に小さな要石を階段状に召喚して昇っているな。良いアイデアじゃねぇか!」
タブー「ファルコンと美鈴の方は、ハイジャンプで1度10mの高さまで飛んでから、マリオがよくやる壁キックの要領でさらに飛んで、パンを吊るしている糸をアッパーや足技で切る形で、パンを手に入れているな!」
マスハン「けど……… 壁キックの……… 影響で……… 鉄柱が一部……… かなり弱くなってる………;」
クレハン「大丈夫…… なのかしら……;」
紫「けど、やっぱり極めつけは王牙でしょうね。『空間を入れ替える程度の能力』を活かして、その辺に落ちてた石ころとパンの位置を入れ替える事で、何の苦労もなくパンを手にしたみたいね」



王牙「こんなの楽勝過ぎるよね〜♪」
ファルコン「これこそ将に、日々筋肉を鍛え続けている証だ!」
美鈴「私からすればこれ位は余裕ですね!」

天子「ちょっ!?アイツら早すぎない!? 私もこんな所でうかうかしてられないじゃない!?」

リザードン「クッ………! やっぱり飛ぶよりかは跳ねた方が早いわけか………!」
デデデ「かといって今更方法を変えるわけにもいかぬゾイ。ならば最後までやりきるのみゾイ!!」



恐らく影無は相手が悪かったのだろう……; 他の7人は既に取り終えたor地上10m近くのエリアまで到達しており、ここから逆転を狙うのは至難の技であった………





………ところがこの後、誰も予想してない事態になるとは………………

恋する気持ちと力か技か ( No.72 )
日時: 2017/04/24 21:59
名前: 晴哉 (ID: ybF6OwlW)

それは、地上10m付近での出来事であった。 パンを2個以上食べてしまいかねないから、 という理由で今まで口を閉じられていたカービィが、パンは1個しか食べてはいけないというルールを理解した上で、遂に脱出を試みる!!



カービィ「僕だって何回も同じ事を聞けば分かるよ! だからいい加減に離してくれないかなぁ!?」
デデデ「そう言っておきながらお前は今まで何回も同じ過ちを犯してるゾイ! こっちの世界に来たからといって甘やかすつもりはないゾイ!!」
カービィ「僕だって友達がさらに増えて、なんか成り行きでお兄さんみたいなポジションになって……… その位の踏ん切りはもうついたんだよ!!」 (デデデを突き飛ばす)
デデデ「!!??」


急に突き飛ばされたデデデは、空中で受け身が取れる筈もなく、一気に落ちようとする! ………………しかしその先には!!??


リザードン「何だ!?急にデデデが落ちてきやがった!? つーかこのままだと俺も避けれねぇ………!?」

 \ドガッ!!/

2体『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??』


なんと同じく飛行中であったリザードンが! これによりリザードンまでもがとばっちりを喰らい、2体とも落ちる事になってしまったのだった!!





………………しかしながら、本当の悲劇はここから始まろうとしていた………………





落ちる2体は、そのまま1度鉄柱に衝突。 ………しかしその時、少し妙な音が響き渡っていた。


 \バギギッ!!??/


鈴仙「………? ねぇ、今ちょっと変な音がしなかった?」
衣玖「確かに。普通、鉄柱にただぶつかるだけであれば、あのような軋む音は出ない筈なのだけれど………」

迅「オイ!! なんか鉄柱がヤバイ事になってねぇか!!??」

全員『えっ????』



迅の声に反応し、全員が空を仰ぐ。しかし、 ソコに映っていたのは………………



























……………今まさに、鉄柱の上半分である 10m部分〜20m部分までが折れてしまい、 地上に向かって落下しようとしている瞬間であった。





………そもそも、何故そのような事態が起こってしまったのだろうか?

その理由は少し長くなるのだが、美鈴とファルコンが壁キックを行った際、足に余程の力が入っていたのだろうか、2ヶ所で鉄柱がかなり曲がってしまっていたのだ。その後、体勢を失い落下してきたデデデとリザードンが1度鉄柱に接触したのだが、その場所がなんと運悪くかなり曲がってしまっていた部分であったのだ(原爆投下) 重量級ファイター2体の衝撃に耐えられず、これにより片方が完全に損壊。バランスが崩れた事により、もう片方の曲がる部分に力が入り、最終的に両方とも損壊。そして現在へと至るのであった………………;





まさかこのような事態に陥るとは思ってもいなかった運営は、そんな状況下でも確実に言える、ある一言を発するのであった。





晴哉「 全 員 、 今 す ぐ 逃 げ ろ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ! ! ? ? 」



BGM: カ ゲ ロ ウ デ イ ズ



鈴花「えっ!? この状況でこの曲流しちゃうの!?」
ルイージ「状況が状況なせいで、今だと処刑用BGMにしか聴こえないんだけど!?」
シュルク「全くもって穏やかじゃないですね!!??」



作者の避難指示を聞き、全員がその場を離れようとする。ちなみに折れた鉄柱は北の方角へ落ちており、ソコには丁度、翡翠団の陣地があった。


………そんな中、何故か一人だけは逆に倒れてくる鉄柱に向かっていったのだった!? 一体誰なのかというと………………
























妖夢「私が止めないと………………!!」



―――なんと、妖夢であった。



妖夢(私が持ってる楼観剣をもってすれば、 骨組み型の鉄柱くらいの物ならば斬る事は出来る筈………!!)


妖夢「妖怪が鍛えたこの楼観剣に、斬れぬものな………ど………………?」



妖夢は楼観剣を用いることで、骨組み型の鉄柱を斬り刻み、被害を最小に抑えようとしたのだ。………しかしここで、妖夢はある『大事なこと』に気づいてしまうのであった。



妖夢(………アレ? なんで楼観剣が無いの!? だって私……… ……………!?)




















妖夢(………そうだ、家に置いてきちゃったんだ_| ̄|○ llll)



――実は、今回の運動会では、参加者全員が事前に支給された体操着を着用しているのである。ましてや一般人もが普通に観戦可能なタイプの運動会である故に、刀を常時持ち歩いてたりするのは不謹慎なのでは?と幽々子に指摘され、今日は仕方なく刀を二本とも白玉楼に置いてきてしまっていたのだ………





その事実に気がつくまでに、いつしか妖夢はもはや鉄柱の下敷きから免れれない様な位置にまで達していた………!!



 妖夢、 絶  対  絶  命  !

恋する気持ちと力か技か ( No.73 )
日時: 2017/04/24 21:58
名前: 晴哉 (ID: ybF6OwlW)


このピンチを前に他の者達はというと、作者の避難指示を聞いて避難していた為に、救い出すには距離が遠すぎるのであった………!





そして妖夢は成す術もなく………………




落下してきた鉄柱が 彼女を貫いて………




























  ― 斬影剣『鋼一閃』―



 \スパッ!/ \スパパッ!/ \シュパン!!/ \ガキィン!!/





妖夢「……………………………? あれ?」



―――鉄柱は、妖夢の身体を、貫いてはいなかった………………



妖夢の目の前には、斬り捨てられた無数の鉄屑が。そして直前に響いた、無数の金属が切断されたかのような音。一体誰がこんな事を ………? その正体は………………



BGM: 幽 玄 ノ 乱



霊夢「嘘………でしょ………………?」

迅「……………………マジかよ………!!」

メタナイト「…………フッ、強くなったな」




























影無「………ハァ、ハァ、ハァ………」

妖夢「………………………え、影無!?」



………そう、目の前に立っていたのは、斬夜影無その人であった。



彼の扱う斬影剣は、影無の持つ『陰影を操る程度の能力』により自分の陰から作っているので、何処にでも違和感を与えること無く持ち込めたのである。
そして強度の方も、本人の霊力に依るとはいえ、十分な霊力を込めさえすれば綱鉄であっても普通に斬り刻める程の硬さを手にする。
この数ヵ月で、影無は剣術をひたすら学び続け、その努力が、今こうして形となったのであった。
※ちなみに言うと、影無は短距離走だけはソニックにひけを取らないほどに無茶苦茶速い為に、他の皆より近くにいた影無は妖夢のもとへ駆けつけることが出来たのであった(とは言っても持続はせいぜい100mだが)





影無「………フゥ、………………妖夢、怪我はなかった?」
妖夢「えっ……… う、うん//// そ、それよりも!影無の方こそ大丈夫なの!?」
影無「えっ? と、特に目立った外傷は無いと思うけど………………ッ!?」
妖夢「ほら!? やっぱり足捻ってるじゃないの! 応急処置だけでもいいからしっかり済ませないと!」



お互いの無事を確かめあい、影無が軽い打撲をしていたので、妖夢は応急処置を取ろうとする。影無としては、まだ終わっていないレースの為にゴールを優先しようとしたのだが、もう他の7人はとっくにゴールしていたので、黙って応急処置を受ける事にした。  ………勿論、これ程の甘すぎる展開を前に、 NL同盟の皆さんやNL好きの観客の皆さんが<●><●>となっていたのは言うまでもない。





………さて、ここでパン食い競争のレースの順位を確認してみると?



1位:王牙
2位:ファルコン
3位:美鈴
4位:天子
5位:カービィ
6位:リザードン
7位:デデデ
8位:影無



………という順位になった。しかし、ここで終わらないのが、カキコ版パン食い競争の醍醐味である。



晴哉「それじゃあ今から皆には、パンを食べてもらうぞ!」
マスハン「今回の……… ラインナップは……… こちらの……… 通りだ………」



1位:???(100pt)
2位:ピザパン
3位:カレーパン
4位:チョコパン
5位:ピーナッツバターパン
6位:あんパン
7位:スカパン(0pt)
8位:???(-100pt)

※参考として、一部だけ点数を表示させてもらっています



小悪魔「得点がマイナスになるという話も本当だったんですね; ギャンブル要素が感じられますね;」
Fit「しかし、何故1位と8位は隠す必要があったのでしょうかね?」
タブー「それじゃあ、競技参加者の皆はパンを食べてくれ!」

競技者『………………………………;』


  \ パクッ /


カービィ「あんパン美味しーーーー!!」
天子「これって………………チョコパン?」
リザードン「おっ、俺好みの辛い味! コイツはカレーパンだな!」
デデデ「我輩はピーナッツバターパンだったゾイ」
ファルコン「おっ!ピザパンとは運が良いな!」
美鈴「あのスミマセン、私のには中に何も入ってなかったのですが………;」



タブー「どうやら2位から7位までのパンが当たったみたいだな」
晴哉「って事は、残るのは1位と8位だけ、 って事だよな?」


ここで作者は1度、怪我をしていた影無の方を見てみる。彼は、食べたパンを握りしめて固まっていた。


影無(この味……… ………………まさか)


次の瞬間、影無は立ち上がったかと思えば、 ある人のもとへと走り出していた………



影無「………………妖夢」
妖夢「………? どうしたの?影無?」










影無「………このWクリーム(カスタード&クリーム)パンを作ったのって妖夢だよね?」
妖夢「!!?? な、なんで私が作ったって分かったんですか!!??」
影無「えっ?そ、それは………」























影無「い、一緒に何ヵ月も暮らしていれば……… 妖夢の作る料理の味だって、分かる様には、なる、から………………//////」
妖夢「………………!?//////」



影無が理由を探そうと苦し紛れに発したこの発言により、2人共、余りの恥ずかしさで顔が茹で蛸みたいに完全に真っ赤に染まってしまったのであった………







………しかしここで1つ、忘れてはいけない事があるのを覚えているだろうか?



輝羅「ん?ちょっと待てよ? 影無が多分1位だと思われる『妖夢の作ったWクリームパン』だったって事はよ………;」



王牙「」(ヤムチャの例の死体ポーズ)

全員『王牙ァァァァァァァァァァ!!??』
紫「あっ、ちなみに最下位のパンは『私の作ったジャムパン』だったわ; 催しの為とはいえ、本当に王牙には悪い事をしてしまったわ;」
霊夢「今作でも紫はポイズンクッキング錬成者なのね; なかなか見ないわよね、紫のそんな設定;」
鈴仙「とにかく早く!師匠やドクターが待ってる仮設医務室まで行きましょう!? というよりまず歩けるの!?」
王牙「う………、うん………; ほ………んと…… に………ありが…… とう………;」

こうして最下位の『紫の作ったジャムパン』 を食べてしまった王牙は、鈴仙から肩を借りる形で仮設医務室へと向かう事になったのであった;



これにより最終結果は、

1位:ファルコン
2位:影無
3位:天子
(同率)リザードン
5位:美鈴
6位:カービィ
7位:デデデ
8位:王牙

となったのであった。


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