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ポケモンストーリー ハートゴールド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 215ページ)
関連タグ: ポケモン 冒険 友情 第7世代要素有り 
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第21話「アカネ大ピンチ、ヒビキとツクシの決意のZ技」パート8

ヒビキ現在の手持ち
アリゲイツ(戦闘中)、オオタチ、オニドリル(戦闘中)、ゴローン、アローラゴローン、ウソッキー



 フシギックスが砲台から不規則にれいとうビームを無数に飛ばして来た。アリゲイツとオニドリルは縦横に動いてかわしていった。だが砲台からヘドロばくだんが連射された。二体はこれを必死に動いてかわしていく。
「カメー、バナ!」
 フシギックスがじしんをして二体を怯ませた。からにこもるとこうそくスピンをしてアリゲイツとオニドリルを攻撃、更に回転した状態でれいとうビームとエナジーボールを発射してダメージを与えていく。
 そして怯んだ所で体を出してヘドロばくだんを連射した。ヘドロの爆弾がアリゲイツとオニドリルを直撃してダメージを与えていく。
「どくタイプの技も使いやがるのか?!」
「フシギバナはどく複合だからね」
 一方、ストライクはアローララッタにシザークロスに出たがアローララッタはこれを避けて鎌に噛み付いた。ストライクは膝蹴りをして後退させるとエアスラッシュをして怯ませた。
「ツクシくんも頑張ってるんだ、俺だって!」
 ヒビキの指示でアリゲイツはハイドロポンプを発射した。
「カメー、バナーーーっ!」
 しかしフシギックスは前かがみになって頭にあるフシギバナの花を突き出して花弁でこれを吸収してしまった。そしてハイドロポンプのエネルギーでソーラービームを発射して来た。
「アリゲイツ、アクアリングだ!」
 アクアリングのシールドを張ってガードをしたがソーラービームの威力は高くリングのシールドは破壊されて直撃を受けて大ダメージを受けてしまった。何とか起き上がるアリゲイツだったが体力は多くは残されていない状態だった。
「ぐぐぐ・・・・」
 ヒビキの脳裏にデンジュモクに敗北した時のことが浮かんだ。
「畜生、負けてたまるか!ここでまたやられたら俺のために戦ってるこいつらに面目が立たねえぜ!」
 ボールを一つ手に取るとオオタチをバトルに出した。
「ヒビキくん。ストライク、僕達も全力を出すよ!」
 ツクシも奮起してストライクに指示を出した。一方、フシギックスはタネばくだんを砲台から飛ばして来た。
「オオタチ、掴め!」
「タチ!」
 オオタチはジャンプしてタネばくだんを掴むとそれを砲台に投げ飛ばした。タネは砲台に入って詰まらせてしまった。
「アリゲイツ、もう片方を頼む!」
「ゲイッツ!」
 アリゲイツは腕に力を込めると水のカッターを砲台目掛けて投げ飛ばした。カッターは砲台を切り裂いて使えなくした。
「よし、これでもう飛ばすことは出来ないぜ!」
 フシギックスは頭の花の花弁からソーラービームを飛ばして来た・・・。

続く・・・。

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