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ポケモンストーリー ハートゴールド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 215ページ)
関連タグ: ポケモン 冒険 友情 第7世代要素有り 
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第25話「いかりのみずうみ、赤いギャラドス登場!」パート2


ヒビキ現在の手持ち
オーダイル、オオタチ、アローラゴローニャ、ゴローニャ、ルージュラ、ウソッキー


「な、誰だお前は?!」
「よってたかってお年寄りをいじめるのはよくないかな?ヤナギさん、俺も助太刀しますよ」
「君は、そうか。このみずうみの異変を知って来たのだな」
「ええ、さあ、行きましょう」
 ドラゴンの青年とヤナギはポケモンを出してラムダとアテナに戦いを始めた。


 一方、ヒビキ達は赤いギャラドスのいる湖の手前に来ていた。ヒビキは手に水色のクリスタルを手にしていた。
「・・・・・・」
 氷のような水色のクリスタル、それはバッジと一緒にヤナギからもらったコオリZだった。
『君ならコオリZを使いこなせよう。こおりポケモンに持たせておくとよい』
「ヒビキくん?どうしたの?」
「ヤナギさんからもらったクリスタルだ、こいつであいつを倒す、がこれは決める時にだ。さあて、早いとここいつを落ち着かせてやろうぜ!」
「アカネちゃんはロコンを守ってて!」
 ロコンと一緒に安全な場所にいるようツクシが言うとアカネは首を横に振った
「ううん、うちも戦う!うち、いつもヒビキくんとツクシくんに守ってばかりだから、うちだって役に立てるってとこを見せないと!」
「アカネちゃん、おし、一緒に戦うぜ!」
 オーダイル、オオタチ、アローラゴローニャ、ルージュラ、アリアドス、ストライク、バタフリー、スピアー、レディアン、ミルタンクを出して赤いギャラドスと対峙した。
「ツクシくん、思い切り行くぜ!」
「もちろん!」
「ギャシャオーーーーーーーっ!!!」
 開始早々、ギャラドスがりゅうのいかりを飛ばして来た。
「バタフリー、スピアー、糸を吐くんだ!」
「フリー!」
「ピシャ!」
 いとをはくをしてりゅうのいかりを絡め取った。それをオーダイルとオオタチが掴んで赤いギャラドスに投げ飛ばした。絡めたいかりはギャラドスに命中して爆発した。
「オオタチ、飛べ!」
「タチ!」
 ヒビキの指示でオオタチはアローラゴローニャの砲台に乗った。アローラゴローニャがオオタチを飛ばすとオオタチは赤いギャラドスの額にくっついた。そして電撃を纏ってしびれさせていく。
「行け!」
 ツクシの指示を受けてスピアー、バタフリー、レディアン、ストライクが空を飛び、縦横無尽に動いていく。ストライクの鎌、レディアンのパンチ、スピアーの針、バタフリーの光線が代わる代わる放たれて赤いギャラドスを攻撃していく。
「ギャシャオーーーーっ!」
 赤いギャラドスが暴れ出した。バタフリーはオオタチを掴んで陸地へと避難させる。
「暴れてるみたいやな?」
「ようしそれなら頭を冷やさせてやるか、ツクシくん、次の作戦で行くぜ!」
「うん、アリアドス!」
「アリ・・・!」
 アリアドスがアローラキュウコンの冷気を込めた糸の玉をツクシに渡した。だがそこへ赤いギャラドスがはかいこうせんを飛ばして来た。
「ミルタンク、ツクシくんを守って!」
「ミル!」
 ミルタンクは前に出ると腹を突き出してはかいこうせんを直撃したが、あついしぼうでこれを防ぎ片手でこれを払いのけた。
「今だ!」
 ツクシが玉をアローラゴローニャに投げ飛ばした。砲台に入るとアローラゴローニャはこれを飛ばして赤いギャラドスの口に放った。弾は糸が千切れて氷の塊になりギャラドスの口を塞いでしまった。
「ンゴ、ンゴゴ!」
 口を塞がれて赤いギャラドスはもがいている。飛び回っているスピアーがダブルニードルを、バタフリーがサイケこうせんを、ストライクがエアカッターを、レディアンがスピードスターを飛ばして攻撃した。
「タチーーーーっ!」
 オオタチがかみなりぱんちで電気を溜めている。アローラゴローニャがロックブラストを飛ばして岩をみずうみに向かって四方に打ち込んでいく。そこでアリアドスがくものすを飛ばして赤いギャラドスを覆うと、くものすが岩に引っかかった。
「オオタチ、今だ!」
「タチ!」
「オオタチが電撃をクモの糸に飛ばした。水の滴った糸は電気を通して赤いギャラドスを感電させていく・・・。

続く・・・。

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