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ポケモンストーリー ハートゴールド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 215ページ)
関連タグ: ポケモン 冒険 友情 第7世代要素有り 
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第6話ミニコーナー「ヒビキとツクシのポケモン解説」第2弾


ヒビキ「いよう、皆。今日もこのコーナーを紹介するぜ!」


ツクシ「今回取り上げるポケモンは、まずこれ!」


『ギャシャオオオオ!!!』


ツクシ「ジョウト図鑑No.229、かせきポケモンのプテラ。ひみつのコハクと言う化石から復活するポケモンで、今回は遺跡の個体が出現したね」

ヒビキ「おう、炎や氷のビームを飛ばしたと思えば雷を翼から出したりしたよな」

ツクシ「うん、三色のキバの力でかえんほうしゃやれいとうビーム、そして翼から電気を飛ばす能力をもった強敵だったね」


ヒビキ「そうだったな、けどプテラってジョウト地方じゃあまり出ていないポケモンだよな。それに化石が発掘されたって言う報告もないし」


ツクシ「うん、オムスターやカブトにも言えるね。遺跡に封じられた特別な個体だったのか、それとも遥か昔に生存していたのが何らかの影響で蘇ったのか、詳しいことは解らない」


ヒビキ「まあ、謎があるっていうのもロマンがあっていいもんさ。ま、何はともあれ俺とツクシくんのポケモン達の協力で追っ払えたけどな」


ツクシ「そうだね、あの時の君の作戦はバッチシだったよ。さて、次はこのポケモン!」


『マルイト!』



ツクシ「ジョウト図鑑No.32、いとはきポケモンのイトマル。そう、僕が手持ちに入れてるこの子!」

イトマル「イト!」


ヒビキ「お、早速連れてきたのか。で、どんな活躍だっけ?」


ツクシ「ヒビキくん、忘れないでよ・・・。僕のイトマルはヒビキくんの作戦で大きなクモの巣を作ってプテラの撃退に一役かったんだ」


ヒビキ「おう、そうだった。ど忘れしちまう所だったぜ」


ツクシ「いやあ、でもお腹の顔のような模様が何とも可愛いな。この模様はイトマルの機嫌を表しているんだよ。怒っていれば怒り顔になるし、笑っている時は笑い顔にもなるんだ」


ヒビキ「あれま、ぷにぷに触ってやがらあ。ま、次回も楽しみにしてくれよ。次回の話の曜日は金曜日だ!」



<エピソード雑感>
 早速ヒロインが登場しました。今作でのヒロインはアカネちゃんに決定しました。これも、ツクシくんと同じく好きなジムリーダーの一人だったからと言うのが理由です。公式イラストの可愛さに惹かれていて、アカネちゃんを活躍させたいと思ってヒロインにしました。
 今回、敵役でプテラを登場させましたが丁度遺跡に足を運ぶことになったのでそれにちなんで古代のポケモンを選びました。まだ手持ちが育っていない序盤でプテラと言う強敵をしゅつげんさせましたが、それを知恵を使って撃退すると言う演出にしました。
 そしてアカネちゃんはあっさりと自分がジムリーダーであることを話しちゃいましたがこれも深謀遠慮さがあるツクシとは違うタイプのキャラということで彼女の素直さを出そうと早くも正体を明かすという展開にしました。
 これでヒビキくんはアカネちゃんがジムリーダーであることを認識しましたが、この段階ではアカネちゃんのことは、「ジムリーダーだけれども、かよわい女の子だから男の自分がしっかり守ってあげないといけない」と言う感じで、彼女の凄さは当然この時は知っていません。ツクシくんと同じくアカネちゃんとのバトルの展開にも注目していただけたらと思います。  ではこれにて。

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