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ポケモンストーリー ハートゴールド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 215ページ)
関連タグ: ポケモン 冒険 友情 第7世代要素有り 
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第37話「vs、四天王シバ!」パート2

ヒビキ現在の手持ち
オーダイル(戦闘中)、コンパン(戦闘中)、アローラロコン、ルージュラ(戦闘中)、ホウオウ、アクジキング


 大望の中から出したであろう掃除機を背中に背負ってカイリキーが飛ばして来る三色の球を吸っていた。
「何い、あのコンパン、どこからそれを?!」
「俺のコンパンは他のとは違うのさ、さあ、吸い込んだ分を飛ばしてやれ!」
「コンパン!」
 吸い込み口を前に突き出して溜めた分のエネルギーをカイリキーに放った。凄まじい爆風がカイリキーを包んだ。
「リ、リキー・・・!」
 今のが決め手となってカイリキーは力尽きた。
「何の、まだサワムラーとエビワラーがいる!」
 サワムラーとエビワラーが走り出した。オーダイルとルージュラも前進する。ルージュラがサワムラーに、オーダイルがエビワラーに向かった。
「サイサイ!」
 サワムラーが足から炎を飛ばして攻撃して来る。ルージュラはふぶきで炎を凍らせた。するとサワムラーは体を横にジャンプさせて雷を纏ってドリルのように回転して来た。ルージュラは胸を突き出してガードした。ふんと鼻息を出して胸を更に突き出してその反動でサワムラーを吹っ飛ばした。
「オーダイル!」
「エビビ!」
 オーダイルとエビワラーはパンチの応酬を繰り広げていたエビワラーがかみなりパンチを振るうとオーダイルは拳に噛み付いて投げ飛ばしかわらわりで地面に叩き付けた。エビワラーが両手に炎と氷のエネルギーを溜めて腕をクロスさせて光線を飛ばすと、オーダイルも拳に冷気を溜めて同じく腕をクロスさせて冷気の光線を飛ばして相殺となった。爆風で煙が漂い、その中からオーダイルとエビワラーがパンチを振るった。オーダイルのメガトンパンチとエビワラーのかみなりパンチ、拳がぶつかり合い激しく火花を散らした。
 せめぎ合いの末、オーダイルのパンチが競り勝ち、エビワラーを吹っ飛ばした。
「ルージュラ、サイコキネシスだ!」
「ジュラ、ジュララ!」
 ルージュラはサイコキネシスをしてサワムラーを宙に浮かせると、ふぶきで凍らせた炎の塊を全てサワムラーにぶつけさせてこれを倒した。
「ようし、決め手はこれで、オーダイル!」
 ミズzのz技を発動、オーダイルはスーパーアクアトルネードでエビワラーを渦の中に沈めて吹き飛ばし、これを倒したのだった。
「無念、俺達の敗北か・・・」
「よし、勝ったぜ!」
「やった!」
 三人目の四天王に見事に勝利したヒビキ達、ヒビキとツクシがハイタッチをした。
「敗けた俺が言う事は何もない、だが、お前とお前のポケモン達の戦いは見事だった。さあ、次の部屋に進むがいい」
 シバが右手を横にして進むべき扉を指した。ヒビキ達はその扉を開けて先へと進むのであった・・・。

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