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ポケモンストーリー ハートゴールド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 215ページ)
関連タグ: ポケモン 冒険 友情 第7世代要素有り 
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第14話「エンジュジム、VSマツバ!」パート2


ヒビキ現在の手持ち
アリゲイツ、オオタチ(戦闘中)、ウソッキー(戦闘中)、オニスズメ、メタモン(戦闘中)、コンパン

キノピコ厨さんへ、返信ありがとうございます。内容からかなり難しいと予測しました。頭の悪い私がどこまで描けるかは解りませんが努力して書いていきますので頑張ります。


「ウソッキー、ロックブラストだ!」
「ウソッキー!」
 ヒビキの指示でウソッキーはロックブラストを一発ゴースに飛ばした。
「ゴース、シャドーボールだ!」
 マツバの指示でゴースはシャドーボールを放ってロックブラストを打ち消した。ウソッキーは走り出して、いわおとしをする。ゴースはこれをひらりと避けると口からあくのはどうを放った。
「ガードだ!」
「ウソ!」
 ウソッキーは腕をクロスしてこれをガードした。そしてゴース目掛けてロックブラストを放った。
「ゴース!」
 マツバがあれだ、と言うとゴースは口を開けてウソッキーの飛ばした岩を口でガブリとキャッチした。そして岩をバリバリと噛み砕いて飲み込んでしまった。
「何じゃあありゃあ・・・」
 岩を食べてしまうゴースにヒビキとウソッキーは動揺した。
「ゴース・・・・グエエエエエップ!」
 ゲップと共に砕いた岩がすなあらしとなってヒビキのポケモン達に放たれた。
「タチ!」
「ゴースト!」
「ウソーっ!」
 流砂が飛んで来てオオタチ達はダメージを受ける。
「うわーっ、口から砂を吐くなんてこんなんあり?!」
「うん、けど他のポケモンも油断はならないよ・・・」
 アカネはゴースの戦術に驚いていた。一方のツクシはゴーストとゲンガーの動きに注意する。
「中々の芸当、かな。さて、ゲンガー!」
「ンガ、ゲーーンガーーーーーっ!」
 マツバの指示でゲンガーは両手に炎のエネルギーを溜める。両手に炎が燃え盛り、それを勢い良く地面に叩き付けた。両方の拳を地面に叩き、炎の衝撃波を飛ばしていく。
「キューン!」
「ゴー、スト!!」
「ウソッキーーーーっ!」
 爆風に巻き込まれてオオタチ達は巻き込まれる。しかしオオタチは体勢を立て直してゲンガーに飛びかかった。ゴーストがこれに気付いて10まんボルトを飛ばして来た。
「ゴース、じゃなくて、メタモ、いやメタモンでいい!オオタチを守ってくれ!」
「ゴースト!」
 ゴーストに変身したメタモンが飛んで黒いシールドを手から出して10まんボルトを防いだ。ゴーストが行けと目配せするとオオタチは任せろ、と相槌をしてゲンガーに飛びかかった。
「ンガ?!」
 転がり合って体勢を直すとゲンガーが両手を地面に突き刺した。
「避けろ!」
 ヒビキの指示でオオタチが避けると、元いた場所から闇の波導が出ていた。ゲンガーは悔しがって両手に電撃を溜めてかみなりパンチに出た。オオタチも拳に雷をまとって駆け出し、かみなりパンチに出た。
 雷の両拳がぶつかり激しい振動が響いた。オオタチとゲンガーは拳を振るって、殴り合いに出る。拳がぶつかり合うたびに電気の火花が飛び散った。
「これは使えるかな?ゴース!」
「ゴースゴス!」
 ゴースはその火花を吸い込むと電気の炎をオオタチに吐いてきた。
「やべえ、メタモン!」
 ゴーストと戦っていたメタモンが咄嗟に動いて両手に何かを念じた。両手を出すとゴースが吐いた電気の炎を絡め取って握り潰した。
「ゴゴゴ・・・!」
 ゴースはシャドーボールをメタモンに向けて無数のシャドーボールを飛ばして来た。メタモンはこれを払いながら、ゆっくりと前進していく。ゴースがニヤリと笑い、超速の、あくのはどうを飛ばしてくると、メタモンはシールドを張ってこれを防ぐ。しかしそこへゴーストがふいうちにでた。
「ウソッキー、守れ!」
「ウソ!」
 ウソッキーはものまねをして、ふいうちを覚えゴーストをふいうちした。ゴーストは地面に落ちるもすぐに体勢を整え、ゴースと共にウソッキー、メタモンと対峙する。
「オオタチーっ!!!」
「ゲンガーっ!!!」
 オオタチとゲンガーは取っ組み合いをする。雷をまとった腕がバチバチと激しくなっていた。手を離すと拳を素早く動かして激しいパンチの押収をした。
「ンガガーーーーっ!!!」
 ゲンガーはかみなりパンチで雷のエネルギー弾を飛ばして来た。
「オオタチ!!!」
 オオタチも負けじと地面を叩いて雷の衝撃波を浮かせてこれを防いだ。
「ゲンガー、あれを使うんだ!」
 マツバの言葉を聞いてゲンガーは両手の甲を二度叩くと三度目でこれを合わせて雷の光線を飛ばした。
「うお、そいつで来たな!だったら、オオタチ!」
「タチ!」
 ヒビキの言葉にオオタチは頷くと体中に雷をまとってゲンガーが飛ばした光線を無力化させた。手をパチパチと叩くとジャンプして体をX字にしてその体勢に合わせた電撃の衝撃波をゲンガーに放った。
「ンガーーーーっ!」
 ゲンガーは直撃してダメージを受けた。すかさずオオタチがかみなりパンチのラリアットで吹っ飛ばした。
「電気と電気の押収やな・・・」
 アカネがオオタチとゲンガーの戦いぶりを見て言った。
「ノーマルとゴーストはお互いの技が通じない、だから効果のある技で対抗したってことか。ここまでは順調だね、皆をうまくまとめてるよヒビキくん。けど、バトルは最後まで解らない・・・」
 ツクシの言う通り、マツバの方も新たな戦術を考えていた・・・。


続く・・・。

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