完結小説図書館
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~
*112*
一方、ダークライダー...
DG電王
「風魔、遂に完成しましたよ...」
風魔・闇
「そうか、よくやった...」
ブラックナイト
「ハハッ!失敗もしたが、ようやくここまで来たな!!」
風魔・闇
「ああ...長かったな、ここまで。」
DG電王
「ええ...これで巻き返しましょう、ボスの為にも」
ブラックナイト
「ああ!」
風魔・闇
「...ふん、ボスか」
風魔・闇
「カリギュラを滅ぼすのはいいが、こちらも人間が俺たち三人だけになってしまったな」
DG電王
「...それは仕方のないことです、奴等に生き残る力が無かった、それだけです」
ブラックナイト
「コラテカルダメージとかいう奴だな」
風魔・闇
「フン...お前達には分かるまい、俺がどこまで苦労をしたのか...」
DG電王
「...聞いていいですか?貴方は下位のダークライダーだったのに、どこに我々の地位にまで上り詰める程の実力があったのですか?」
風魔・闇
「戦闘能力が桁違いに高かったわけではない...経験だ」
ブラックナイト
「経験だぁ?」
風魔・闇
「DG...お前は時空というものを信じるか?」
DG電王
「なんですか突然?」
風魔・闇
「俺がもし別の世界からやってきたと言ったら?」
ブラックナイト
「頭おかしくなったのかと思うぜ」
風魔・闇
「お前には聞いていない」
DG電王
「...信じられないですが、興味はありますね」
風魔・闇
「世界は1つではない、この時空には似たような世界が複数ある」
DG電王
「宇宙のようなものですか、その中の1つが貴方の世界と?」
風魔・闇
「そういうことだ」
DG電王
「それなら何故貴方はここに?」
風魔・闇
「組織がカリギュラに壊滅させられたからだ」
ブラックナイト
「なっ...俺たち負けるのか!?」
風魔・闇
「俺の世界の話だ、当時下位幹部だった俺は、組織の秘密技術を利用しこの世界にやってきた」
風魔・闇
「計画を遂行出来ずに亡くなられたボスの無念を晴らすためにな」
DG電王
「...なるほど、貴方のボスに対する忠誠心はよく伝わりましたよ」
風魔・闇
「一度見てきたからこそ、ここまで上手くいった...まさか加賀美と飯塚を始末出来るとは思わなかったが好都合だ」
風魔・闇
「しかし、この世界には1つイレギュラーが存在している」
DG電王
「イレギュラー?」
風魔・闇
「俺の世界には...戦場海斗などというヒーローは存在しなかった」