完結小説図書館
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~
*80*
その日の夜....
海斗
「雪さん!」
雪
「!!」
海斗
「あの...夕べの事、なんですけど」
雪
「...その、ごめん、いきなりキスしちゃって」
海斗
「ええ...本当に酷いですよ」
ぎゅっ
海斗
「変なんですよ、頭の中が雪さんでいっぱいで...きゅんきゅんしてっ」
雪
「か、かいとくんっ...」
海斗
「雪さんのせいですからね?責任とってくださいよ?」
雪
「ご、ごめん、分かったから...もう、海斗君...」
ルメール
「お前ら真夜中でもいちゃついてんのな」
雪
「メル姉!?」
海斗
「...っっっっっっっ」
雪
「い、いちゃついてなんかないよ!!これは、その...!!」
ルメール
「てめぇなぁ!!弟が男といちゃついてるところ見るお姉ちゃんの気持ちになってみろよ!!なんか涙出てきそうだわ!!」
ルメール
「こちとら泣いたのママが死んだとき以来なんだぞ!!違う意味で泣けてくるわ!!自分の方にも責任とれやこの姉不幸者!!」
雪
「お、落ち着いてってばメル姉!!」
...
ルメール
「はぁ、はぁ...」
雪
「落ち着いた?」
ルメール
「どうにかな...で?こいつを呼んだのはいちゃつくためじゃないんだろ?」
雪
「あ、あたりまえじゃん...僕をなんだと思ってるの」
ルメール
「ケダモノ」
雪
「メル姉に対して何かやったわけでもないのに!?」
海斗
「...それで、なんで俺を?」
雪
「...海斗君、この先、近いうちにこの世界はトンデモナイ事になる」
海斗
「とんでもない事って!?」
雪
「分からない...でも、もしこちらも動けるとしたなら全面的に協力することを約束するよ」
ルメール
「いいのかよそんなことして」
雪
「マガイモノが絡んでいたらの話だよ!!」
海斗
「あの...どういうことですか?貴方、本当に喫茶店のマスターなんですか?」
雪
「まぁね...秘密」
海斗
「またそれか...どうして俺に隠すんですか?」
雪
「海斗君が大事だからだよ」
海斗
「なにその理由...まあいいや、今日はもう遅いしここに泊まっていきますよ」
雪
「えっ」
海斗
「もう決めました、雪さんの隣で寝ます」
雪
「ちょっ...そんな....ダメッ!!帰って!!」
海斗
「ええええーー!?」
ルメール
「ウブなのはどっちだよ、バーカ」
【第十一話 END】