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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*20*
一方、強盗犯仮面ライダーソウルこと、ガオウソウルは山奥の秘密小屋で隠れていた
ガオウソウル
『ハァ...ハァ...ここまで来るんだ、見つかるはずもない.... 』
「そこまでだ!!」
ガオウソウル
『ハウウ!?』
仮面ライダー!!やっぱりヒーローが...!?
加賀美
「ガオウ....ということはあいつか!?」
アクセルソウル
『し、知ってるんですか?』
加賀美
「三年前にタブーを犯しヒーロー権を剥奪された男だ、それ以来姿を見せないと思っていたが...」
...つまり、元ヒーロー...?
ガオウソウル
『お前は...加賀美ィ!!三年前、俺のヒーロー権を剥奪した奴!!カリギュラもお前もぶっ殺してやる!!このガオウの力をナメるなよ!』
加賀美
「お前なんかには絶対に負けない!!ソウルチェンジ!!」
【フィフティ・ブレイブ!】
『辿る巡るRPG!タドルファンタジー!』
ブレイブソウル
『ハアッ!!』
アクセルソウル
『こ、これはブレイブソウル...!?あのカリギュラのエースって加賀美さんの事だったのか!?』
ブレイブソウル
『行くぞ!!』
ガオウソウル
『ウオオオオ!!』
ガキン!!
二つの剣がぶつかり合う!
ガオウソウル
『何故だ...何故俺からヒーローの権利を奪った!』
アクセルソウル
『やっぱりライセンス式だから権利剥奪とかあるんですか...』
ブレイブソウル
『そうだ!お前はヒーローにあるまじき行為をした!だから首になったそれだけだ!!』
ガオウソウル
『それがどうした!?悪を倒すのにいちいち拳を使っていられるか!!』
アクセルソウル
『どういうことですか?』
ガオウソウル
『三年前!俺はカリギュラで将来有望の期待の新人と呼ばれていた!!このガオウの力であらゆる悪を制してきた!...だが、そんな俺をカリギュラは見切った!ヒーロー権を剥奪した!!』
ブレイブソウル
『悪を制す...だが、それは武力ではなく金だった!それにカリギュラが気付かないとでも思ったのか!?』
ガオウソウル
『そいつの何が悪いいいいいいいい!!!悪を倒すのがヒーローの仕事だ、手段なんか知るかああああああああ!!』
ガオウソウルの逆鱗に触れた!?剣をやたらめっちゃらに振り回す!
ガオウソウル
『俺がヒーローをやめさせられた後どんな惨めな思いをしたか分かっているのか!?』
ガオウソウル
『近所の住民に後ろ指指され、ガキ共に笑い飛ばされ、他の仕事も就けなくなった!それがどうしてか分かるか!?カリギュラが【正義の味方】だったからだ!!』
ガオウソウル
『正義の組織から外される男などろくな奴でもないと友人は見切り!女房に捨てられ!!俺はヒーローのせいで全てを失ったんだ!!』
ガオウソウル
『ヒーローなんて所詮ただの強い生き物に過ぎないんだ!!それを正義なんて言葉のいいあやふやなレッテルを貼ってるせいで俺は...!!』
アクセルソウル
『なるほど、だからソウルの姿で宝石強盗を行ったのか、カリギュラの評判を落とすために...』
ガオウソウル
『そうだ...!!正義なんて知るか!俺にとっては自分が正しいと思ったことだけが正義なんだ!もう、それしか頼れないんだ!!』
...なるほどな
アクセルソウル
『そうか...それがお前にとっての正義か、カリギュラに捨てられるのも納得するよ』
ガオウソウル
『何!?』
アクセルソウル
『加賀美さんの言い方からして、あんたは多分賄賂か何かをやっていたんだろう』
アクセルソウル
『人の事は言えないが、お前はヒーローに値する器ではない!...お前はカリギュラの正義に対する...悪だ!!』
ガオウソウル
『な、なんだと!?貴様ァァァァァァァ!!』
ブレイブソウル
『しまった!奴の狙いが向こうに!!
アクセルソウル
『かかってこい悪者.....絶望がお前のゴールだ!!』