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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*60*
雪
「海斗君!!福井君!!一体何が...」
海斗
「.......」
雪
「ど、どうした!?口も聞けないくらいの物が...ッ!!」
雪が与倉の病室から見たものは...
...
与倉だった物の頭部を潰す黒い...仮面ライダー...
雪
「お、お前....!!」
海斗
「ぉ...ぉぉぉぇ...」
雪
「10歳にこれは...きついよな」
『....!』
雪
「気付かれた...海斗君逃げ...!!」
『.....!!』
海斗
「うぐっ...!!」
仮面ライダーは逃げ出そうとして、うずくまる海斗を蹴飛ばした!
雪
「待て!逃がすか!!!」
海斗
「ぅ...ゅきさん...」
...
『.....!!!』
雪
「待て待て待て!!時空監理局だ!!キャラクター殺害、及び時空秩序法違反でお前を逮捕する!!」
雪
「懲役は1兆だ1兆!!時空監理局の時間がゆっくりなだけでロスヒ世界でいう1000年ぐらいだこの野郎!!」
雪
「ていうか自分が悪役時代だったら問答無用で設定奪ってんだよお前!!聞いてんのかこのモブダークライダーが!!」
雪
「やってくれたなこの野郎!!昔マガイモノで一番タチが悪いと言われていた自分ですら殺しをしなかったのにお前!!たまたまオリキャラ物だったから良かったもののこれが版権キャラだったら大炎上だそ!!!」
『......』
黒い仮面ライダーはそのまま姿を消した
雪
「ちっ、逃げられたか...でもこれで奴は時空犯罪者となった、代理局長の自分から逃げられると思うなよ...?」
雪
「いやいや、今回自分サブキャラか...はぁ」
....
福井
「...それで、仮面ライダーは?」
雪
「ごめん、逃げられた...」
福井
「雪さんが謝ることじゃないですよ、俺たちも油断していたんですから...」
雪
「...海斗君に、アレは結構キツいよね」
福井
「俺たちよりずっと子供ですからね」
雪
「仮面ライダーが爆発して死ぬのとは違って、人間が生身の状態で...だからね」
福井
「与倉...すまない。」
海斗
「...雪、さん。」
雪
「海斗君...もう大丈夫なのかい?」
海斗
「はい...それで、黒い仮面ライダーですけど...見ました、はっきりと」
福井
「本当か!?」
雪
「ああ、僕も咄嗟の事だから後ろ姿しか見れなかったが...」
海斗
「行きましょう、カリギュラに」
雪
「ああ!」