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ロストヒーロー計画(完結)/ラストヒーロー計画
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン 
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コズミックFSソウル
『うおおおおおっ!!』

牙幽汽ソウル
『ハハハハハ!!やれるようになってきたじゃないか!!』

....

一方その頃、Baronでは

たくっちスノー
「...お!クリスタルの場所は見つからなかったが、別のものが見つかったぞ!」

ルメール
「ああ?別のものって?」

たくっちスノー
「地下都市だ、もう運用される程度には発展されてるみたいだよ!」

ルメール
「ほーん、どれどれ」

たくっちスノー
「待ってろ、今ビジョンを写すから」

たくっちスノーはパソコンを操作し、地下都市の映像を出す

ルメール
「どれどれ...?」

地下都市は海斗やたくっちスノー達のいる街より規模が大きく、様々な人間が済んでいた

ルメール
「ほーん、規模でけぇなぁ...もうここまで進んでいたか」

たくっちスノー
「うーん、他に何か見れないかな...地下都市には安全なところからヒーローの戦いを見るというコンセプトがあるんだからヒーローを見るところがあるはずだ」

ルメール
「アレじゃねーのか?」

ルメールは大きな建物に指を指す...周りにはお札やゴミが散らばり、汚くなっていた

たくっちスノー
「よし、表示!」

たくっちスノーが建物のなかを解析すると、中は映画館のようになっており、男や女、海斗ほどの小学生から老人まであらゆる人間がシアターに写る戦いを見ていた

ルメール
「なーんじゃこりゃ?」

たくっちスノー
「...ほーん、こういうことか」


たくっちスノー
「メル姉、どうやらこの街の住民は仮想通貨を使ってヒーローを使った賭けや投票をしているらしい」

ルメール
「賭けだぁ?」

たくっちスノー
「うん、次はどんなヒーローが堕ちるのかとか、ヒーロー狩りに狩らせるためにどれだけの賞金を設定するのかとか」

たくっちスノー
「さらに上手くいけば金が向こうにも飛んでくるってシステムらしい...」

ルメール
「要するにヒーローがギャンブルになってるって事だな」

たくっちスノー
「そういうこと...どうやらブラックボックスな情報らしく、ヒーローたちはこの事実を知らないだろう」

たくっちスノー
「これは秩序が乱れそうですな」

ルメール
「おうおう、これはいけませんなぁ」

たくっちスノー
「よしよし、こっそり他のヒーローに貯めてある懸賞金をまとめてゼロにしてやりましょうや」

ルメール
「責任者は大炎上間違いなしだな!」

たくっちスノー
「そうだな!!」

ルメール
「あとついでに架空請求を押し付けてやりな!心配はいらねぇ、時空監理局のお墨付きだ!」

たくっちスノー
「自分よりメル姉の方が鬼畜だな!」

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